2018年07月15日

久大本線




去年の大雨で鉄橋が流された久大本線では不定期運行が続いていたが本日再開とのこと。

 

ただなー、久大本線ってのは今は由布院をベースにして格好良い路線だけど僕が高校生の頃にはぶん殴り本線だった。

 

毎朝由布院を出る時は優秀な高校生が乗るのだが途中から不良が続々と乗り込み、コイツラが客車ではなく貨車で毎朝喧嘩ばかりしている。大分駅に到着する時でその日の決着を付ける。

 

とにかく完璧に隔離された貨車であり鉄道員もいちいち相手にしていないから不良の帝国である。ただ彼らの帝国は自由出勤なので喧嘩したくなかったら客車に乗れば良いだけだ。

 

高校生の頃にある授業でセンセイが「おい、日本で一番儲かってる鉄道路線を知っているか?」と生徒に聴いた。答は当然「新幹線!」と返ると思ったら生徒の一人が大声で「久大本線!」

 

大笑いであるがすごく受けた。そこ、思い切り赤字路線だし。

 

そう、大分から由布院と言えば「え?毎日そんな田舎まで帰るんだ〜」と感じてた。けど由布院は一つの街でありクリーニング屋とか食堂とか職場を移しようがないビジネスを経営していれば子供だって毎日由布院に帰るしかない。

 

大分の進学校で勉強して良い高校、そして東京や九州の良い大学に通う為には必要な教育を受けること。そのためには1時間の通学は問題ではない。

 

実際に由布院から来てた学生は頭良かったな。なんつか、明るくて利発だ。そして自分で考えることが出来た。

 

そうやって由布院から来た学生は良く勉強して途中で乗り込む不良共は喧嘩三昧である。

 

当時の大分は新日鉄が進出して大きな団地がいくつも出来て大都市。別府も観光客で賑わった。杉の井温泉、白菊、当時の別府では大きな旅館の鍵を持っていればキャッシュ不要である。今で言うエフトポスのようなものだ。部屋の鍵で全ての付けが効くのだ。

 

ところが今では大分の都町も別府温泉も落ち込み、由布院が全盛である。全く時代は都市を動かす。

 

久大本線、懐かしいな。また乗りたいな。けど今は海を越えた外国に住んでるので余程時期を合わせないと乗れないな。

 

それにしても昭和の当時の大分は魚に名前があった時代、喧嘩に節度があった時代、のんびりした時代だったな。



tom_eastwind at 08:12|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月14日

散髪に行く

今どきあまり使わない日本語だろうが、僕はどうしても「散髪」と言ってしまう。

 

日系の散髪屋(これも使わん)に電話して「散髪の予約をお願いします」と日本語で言うと、受付の女性がくすっと笑った感じで元気よく「はい、分かりました!何時が宜しいですか?」としっかりフォローしてくれる。

 

この言葉に勇気づけられて、まだ俺みたいな未開発原人でも相手にしてくれるのだと思い、土曜日に車を走らせて髪を切りに行く。

 

当日お店に行くと5割程度の椅子が埋まっているが日本人は僕だけ。主な顧客は中國人や韓国人である。

 

働いているスタッフは全員が日本人で会話も英語しか出来ないのだが、中には日本語通訳を付けて来店する猛者もいる。

 

一人が髪を切ってる横で通訳が日本語で「あ、そこはこうして」とやってる。

 

そう言えば他の店でもこういう話はきいた事がある。

 

ある時店のオーナーが増える中国人顧客に対して中国人デザイナーを雇うかと思いよくカネを落としてくれる常連の中国人中年女性に聴いた。

 

すると彼女は即座に「ここで中国人を雇うなら私はもう来ないわね。」

 

オークランドでは日本人経営の美容室と言うのは、やはり一定の評価を得ていると感じた瞬間である。



tom_eastwind at 17:24|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月13日

弁護士一件

今日もまた朝から弁護士と頭を突き合わせて1時間の面談だ。お互いに忙しいので一件の面談は1時間以内で済ませるようにしているが、ほんとに移住顧客のための戦略作りが目的なので方向性さえ固めれば後は早い。

 

お互いに付き合いは長いし、人種は違えど同じNZの移民法の上で議論をしているので顧客の希望さえ明確であれば話は進む。

 

方向性を決めてお互いが何をするか決めて面談終了、丁度1時間だ。これで来週までこの弁護士の顔を観なくて済むとなるとほっとする。

 

と言うのも、一番困るのは顧客自身が「私は大丈夫ですよね、自分で移民局サイトをチェックしましたから」である。

 

実は移民局には移民局英語があって表面を読んでも分からない部分が沢山隠されている。

 

例えば資産証明。日本人が普通に考えて「お、おれは自分で財産作ったから大丈夫」と言ってもその証明を求められる。過去の源泉徴収をさかのぼって提出しろと言われて5年程度ならあるけど、じゃあ5年前以前はどうやって資産を作ったのか証明しろと言われても、そんなもの記録にない。

 

資産証明では75歳の会社社長が20歳の頃から働いて自分で会社を設立して利益を出して給与や配当として受け取り55年で作った資産であるが、じゃあ20歳の頃の納税記録を出せと言われてもあるわけがない。

 

しかし真面目な日本人は自分が中國やインドあたりの移民と比較されて同じような条件で評価されることに慣れていない。

 

だからここをどう説明するかは結構大変であるが、ここはもうそのまま具体例を出しつつ説明するしかない。一番時間のかかる分野である。まず顧客にNZルールに慣れて貰う必要があるからだ。

 

色んな代案はある。引き出しは沢山ある。今回の件でどの引き出しを使うかが弁護士との話し合いである。法的な問題、現在のNZ政治情勢、こういう条文に書かれていない部分を弁護士と「最新情報」を確認して方向性を決める。

 

よっしゃ、こっちで行こう、そう決めて弁護士事務所を出る頃には頭がクラクラするが昼飯にとんかつ定食と味噌汁を飲むとほっと落ち着く。

 

今日は弁護士も残業だな、そう思ってたら18時過ぎにメールが返ってきた。オークランド・シティの変化は激しい。今までなら残業なかった職種でも少しづつ残業が出るようになっている。

 

何だか東京が1950年代から30年かけて変化して来た歴史をシティは10年でやろうとしているみたいだ。

 

街が小さいから出来るって話でもあるが、この変化の速さは付いていくだけで一苦労である。



tom_eastwind at 16:03|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月12日

ニュージーランド国籍取得

今日はNZの永住権を家族で取得して既に5年以上経過した元会員ご家族から連絡があり面談を行う。

 

内容としては子供がオークランドで小学生から生活と学校を開始して子供二人共地元大学に入っており、彼らの判断で日本に戻るという選択肢は積極的に「ない」ので、それだったらNZの国籍を取得した方が良いのか?永住権だけのままの方が良いのか。

 

それぞれに利点や不利点があるのでまさにその家族ごとの[個人診断]を行うのだが、これをやる時に注意すべき点はその家族の最優先項目が何かという点である。

 

今回の面談でもここをしっかり聴き込みプランを考える。けどあまりに多岐に渡る要素があるため数日かけてプランを作り込む必要がある。そのためには周辺情報を聴き込む必要がある。

 

ただ最終的な目標が観えているので、そっちに向けて周辺情報を揃えていけばよいので、要素ごとに分散化してこちらの都合の良い回答が出るようにその道の専門家に聴き込み全体像を構築する作業に入る。

 

2020年に向けてNZ国籍取得を本気で考えるご家族が増えている。彼らは原発の前に移住して来た人々であり既にNZに家族で根付いている。

 

日本の国籍を保持したままNZに住み日本の税務対象となるのが良いか、それともNZ国籍を取得して日本国籍を離脱した方が良いか。これはまさに「その人と家族構成と最終目的による」である。

 

今までは「永住権で十分です」という人が殆どだったが、ここ1年で急激に流れが変わったのを感じる。

 



tom_eastwind at 15:24|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月11日

和製英語



僕が30年前にクイーンズタウンの町中のバスデポでマウントクックのガイドとして働いてた時のことだ。

当時のクイーンズタウンであるから運転手は皆農家上がりでトラクターやダンプ代わりに観光バスを運転していたから元気は良いけど荒い。

今では信じられないだろうけど北から飛んできた小型機が空港に着陸するのを観て、それからおもむろにバスを出していたものだ。

僕はそういう荒くれ社員に対して時々「ねえ、次の到着便は日本人グループで、皆クライストチャーチで買ったキャンディー持ってるよ」とやると、ビールと甘いものに目がないキーウィ運転手はいきなり立ち上がって「よっしゃー!」と飛行機がまだ空を飛んでる間にバスデポを出てくれた。

当時はデポからフランクトン空港まで15分程度。これなら飛行機が着陸して荷物を取る頃にはバスが待っているとなる。

まあ何だかのんびりした街でひとりだけ走り回ってた気がするが、ある時運転手待合室に行くとそこにはコーヒーや紅茶が無料で飲めるのだが、壁に張り紙をしている。 “Ok, you don’t smoke, I won’t fart” 「よし、君はタバコを吸わない、僕はおならをしない」

当時から禁煙活動が盛んだったのは良くわかったが、まさに「こうきたか!」である。

 しかし西洋諸国ではもっとお笑いな例がある。北欧のある国ではFartは速度を意味して高速道路を走っているとFart Controlとサインが出ている。英語圏からレンタカーでやって来たご家族はお子様に対して何と説明するのやら。

上品な日本ではこのような事はあまりないけど英語の元々の語彙を少し勘違いして使っている場合がある。

例えばチャンス。これは日本では好機と捉えた使い方をすることが多い。「さあチャンスです!行きましょう!」 けどチャンスChanceの元々の意味は決して好機だけではなくあまり良くない様子を表す時に使う。

チャレンジはもっと明快で、日本では挑戦という何となく格好良い文脈で使われるけど、英語では自分に向かってくるものと戦うとか相手に決闘を挑むとか、比較的一か八かの挑戦というイメージが強い。裁判で相手に訴える時に使うのもこのチャレンジである。

ここまでは言葉のお笑いであるが、僕がどうしても馴染めないのが和製英語である。

特に「コスパ」が流行し始めた時は「普通に費用対効果と言えば?」と思っていた。和製英語を並べることが格好良いとでも本気で信じているなら相当なバカだし和製英語を作り出すことを「ブンカ!」とでも思っているなら絶筆しろ、である。

さらにアラサー、アラフォー等の和製英語が日本で流行り始めて、それがあっという間に下々の権威信者に盲信されていった時は本当にびっくりしたものだ。宗教はこうやって信者を増やしていくのだと思った。

この2つはまず日本語として響きが悪い。「アラ」は掛け声でもあるし「サー」もエッサッサーの掛け声にしか聞こえない。つまり意味がどうこう以前に発音として下品なのだ。 それがどうして分からないのか?

日本で基礎教育を受けたなら分かりそうなものだが、どうも基礎教育を受けた様子がない。 さらにその意味は30代、40代であり、元々の日本語として十分に使える言葉である。それを何故英語をしないといけないのか?素敵な30代、魅惑的な40代、それで十分に通る。

もちろん良い和製英語があるのは否定しない。日本語では形容出来ない表現もある。しかしそれが粗製乱造の理由として使われるのは納得出来ない。

つまり「あらさー」とかって、発音としても響きが悪く意味としても無意味であり結局昔からの日本語を殺しているだけだ。

「よし、僕は和製英語を使わない、君は和製英語を作らない」

そういう気持ちを持とうよ、せっかく日本に住んでいるのだから。


tom_eastwind at 06:51|PermalinkComments(0)

2018年07月10日

西日本が土砂降りだ 2




今回の土砂降りでは山肌が崩れる現象と川の水位が住民居住地域より高い場所で起こった堤防決壊だ。

記事を見てた東京出身のスタッフが「岡山とか広島って、弱いんですね」と言った。



スタッフは現物の岡山も広島も知らないから、瀬戸内海沿いに新幹線を走らせて高速道路を整備して治水対策が出来ている地域と、山の中にある八つ墓村の舞台になったような津山を一つの県としてくくっている。


知らなければ当然だろう、それは僕が新横浜駅から大きな荷物を持って横浜駅へ歩いて行けると信じ込んでいたのと同じだ。


けどなー、実際は岡山も広島も瀬戸内海沿いと山奥では全く環境が違う。今度こそ少なくとも西日本だけでも災害対策を考えて地方都市集中生活をすべきだ。

川の景色にダムを建てるのではなく、ダムはないけど人はそこに住まない。仕事がある時に畑や田圃に通う、そういう頭の切り替えが出来ないものか。







 

tom_eastwind at 19:42|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月09日

弁護士3件




月曜日は朝一番から弁護士と打ち合わせ一人目。この弁護士は屈託のない感じでちょっと世の中を悲観したような顔で話すので、喋っているとこの案件がどうなると予想しているのかよく分からない。けれどその後送ってきた書類を読むとこちらの意見は十分に織り込まれておりかなり強そうだ。

 

二人目はメールでのやり取りだ。移民局の最近の判断は、本当に落とすための審査である。何故ならこちらは移民局が当時作ったルールに従って申請してなおかつビジネスモデルも明確で利益も出ているのに、とにかく何だかんだとイチャモンである。とにかく戦わねば。

 

最後の一人はどちらかと言うとこちらの言い分、つまり論点整理して弁護士に伝えて「あのさ、最初はこうだったろ?でもって今はこうだよね?最初のビジネスモデル構築の時と何も変わってないと主張しようよ」と伝える。

 

けどこんな事やってると、ほんとに国民党から労働党に政権交代したんだなって実感する。僕も過去に何度か経験した。ヘレン・クラークの時はきつかった。

 

労働党になると確実に経済は落ちる。現に英語学校の廃業が出てきているのは留学生の減少が原因だ。同じことを僕も経験した。何で労働党ってあーも気軽に「じゃあお札刷りましょう」という発想になれるのか?

 

第一ニュージーランドは独り立ち出来るほどに内需は育ってない。だから常に一定の外国からの投資が必要だ。この投資を個別案件ごとにクリアーにしようぜって言うのなら分かるが「とにかく全部落とす」が前提なだけにどうしようもない。

 

移民局も政権交代で文句は言えないのだろうが、これが二大政党制のやり方なのかな。

 

それにしてもこうやって弁護士とやり取りすることで最新の情報が入手出来るわけで、それはそれで悪くない。



tom_eastwind at 17:39|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月08日

西日本が土砂降りだ。




去年から何回続けて九州や西日本を襲う豪雨なのか。しかしこれは天候の問題であり人間が解決出来る問題ではない。

ただ人的被害を出さないためには、今までも主張してきたことだが田舎の自宅を引っ越してある程度の街に固めて住んで、医療、教育、災害、治安、そんな事に対応出来る地方都市作りをすることだ。

これを「いや〜、あのひとは引っ越したくないから」と言うなら、そこで政府としてはきっちりと支援打ち切りも伝えるべきであろう。


何故なら現状では公共サービスは納税によって賄われており 支払いが出来るのは一部労働者だけである。その税金に頼って救急車派遣はどうなのか?

これだったら同じ救助費用なら未来のある洞窟の子どもたちに回した方が良いと感じる。 

tom_eastwind at 17:20|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月07日

外国には出たけれど




雑誌の特集やネットで検索すればすぐ出てくる。候補地としては、やはりカナダ、豪州、ニュージーランドが上位に来るが、どこも生活費が高い。現地できっちりとした働けるビザを保持して確実に働ける場所を得ることが第一である。

 

そして問題は、自分は大学院卒業で博士号があって、だから研究職とか統計学とか就職先はあるよと思っても、田舎の社会構造ではそういう仕事は真っ先に地元エリートの子どもたちが得ることになる。つまり学歴が良くてもよそ者が入り込むスペースはあまりないのだ。

 

そりゃ20年前なら生活費はカナダもNZも日本と比べてそれなりに安かったしビザも取りやすい状況だった。日本人というだけでガイドやレストランや旅行会社の仕事もあった。あの頃に移住して足元を固めた人はそれなりに住居も確保しているだろう。

 

しかし今の時代に上記どの国に行くにせよビザと資金は大きく影響してくる。もう古い雑誌の昔話を読んで「夢が叶いそう!」なんて思わない方が良い。

 

自分たちが持っている能力を考えてみよう。英語力。資金。ビザが取れる学歴と職歴。これだけ揃ってやっとスタートラインである。実際に仕事を得るのはますます大変になっている。

 

何故なら上記3カ国はすでにもっと能力の高い人々が行きたがっている国でありあなたはまだ観ぬ諸外国の人々と競争して勝てるか?一般的には難しいと言わざるを得ない。

 

そしてこの状況が緩和されることはこれから数年はないだろう。何故ならこの3カ国は移住者の減少は起こり得る可能性は低く、地震や津波などが起こってしまえばそれこそ「じゃあやめた」である。

 

海外生活を夢みる人がいるけど、実際に可能かどうかは一人ひとりの条件によって違う。「あの子が永住権取れたから私も取れる」ではないのだ。

 

現地に来て弁護士に騙されて恥ずかしくてその事実は認めず結局ビザを取れずに「帰国報告会」というパターンもしょっちゅうである。

 

また永住権は取れたけど家賃や生活費に見合う給料を貰える仕事がない。そして家賃は毎年上がる。こうなると果たしてNZに住む意味はあるのか?という話である。

 

夢を持つことは良い。ただそれは実現可能性がどの程度あるのか、もう一度よく考えた方が良い。



tom_eastwind at 17:12|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月06日

寒いけど締め付けるな





ここ数日の冷え込みはきつい。朝方が3度で日の出が700過ぎ。昼間の会社でもまるで冰室にいるようで、お湯を沸かして飲むのだけど、それでも気温は8度くらい。

 

このビルはセントラルヒーティングなのでこの部屋だけ温めることが出来ない。だもんで女性スタッフは小型温風機を机の下に置いて足元を温めている。

 

小型温風機のない僕はなんだか両手両足がロボット君になったみたいで、こんなの初めてだ。だから一週間程前から面談のない日はジーンズに厚手の上着、内側にはインナーを上下着込むようにした。

 

ところが上下インナーは夜も着用して暖房も少し付けて寝るのだけど、下着インナーは本格的登山用のヤツで締め付けが無茶苦茶きつい。エベレストに登るような体力ある人には良いのだろうが、流石に毎日自宅と会社を往復するだけの筋肉ではきつい。

 

なので昨日から下着インナーを外してしまったら、何と足のロボット君がなくなった。

 

どうやらこれ、足の締め付けがキツすぎて血流不足になっていたようだ。そう言えば僕が日本にいた頃細いジーンズが若い女性に流行した時期があり、そういう女性が母親付き添いで病院に来るのだが、足が動かなくなると言う。

 

お医者さんは若い女性が履いているジーンズをぱっと観て「それ脱いでゆったりしたパンツやスカートにすればすぐ治るよ。」

 

実は上半身もかなり良くなってきた。とにかく朝から冷たいものを飲まないこと、温かい食事を摂ること、これだけでかなり復活して来た。

 

人間の体は正直なものである。正しく養生していれば良くなるし自然の摂理に反するような事をしていればOUT!

 

さあ、週末は自宅で溜まってる雑誌や小説を、暖かくして読もう。



tom_eastwind at 15:04|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月05日

ライター




火を付けるヤツではない、Writer、日本語で言えば「物書き」とでもするか。

 

とにかくインターネットや低俗雑誌では「自称」ライターが激増である。自分のことをそれでしか語れない。

 

例えば東京から福岡までの長距離バスの話を書くのは良いが根本的に良く読書をして有名な作者が旅紀行をどんな視点からどんな風に書いているかを読み込んで、それから自分の文体を作って欲しい。

 

いや、文体以前に明らかな旅先への知識不足が目立つ。博多には福岡市はあるが博多市は存在しない。バスのトランクも「何時ものと違う」のはあなたの生活範囲があまりに狭すぎるからだ。つまりあなたの観ている「何時もの」は世間では視野狭窄で認識不足とか常識不足というのだ。

 

それでいて「ライター」と自称するのは、それしかないからだ。大体において「アタクシ」が[オサレ]と書いた時点で子供の頃の日本語教育の酷さを感じさせる。

 

それは例えて言えばロンドン在住フリージャーナリストとかニューヨーク在住フリーカメラマンが「アタクシの外国生活」を「オサレ」に過ごしているというようなものだ。

 

一体誰がいくらで仕事を発注しているのか知らんが、ライターはまさに他に自分を表現する方法がない能力不足の目立ちたがり屋が他人に認めてもらいたいために付ける最後の肩書である。



tom_eastwind at 14:27|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月04日

せんざい




あるブログで離島の田舎のレストラン、てか定食屋さんを紹介した際にキッチン側上部に短冊式メニューがありその写真を撮ってた。


地元で出してる珍しいラーメンやうどんを中心に、続いてカツカレー、カレー、白ごはん、せんざい、、、?せんざい300円って、ここは自分で食った皿を洗って洗剤も買えってことか?

 

なんじゃこりゃ?と思いもう一度メニューを写した写真をよく観ると、料理名の上の部分が切れてたりする。そこで考え直してみると、あ〜あれは「ぜんざい」だったことが分かる。

 

そう、日本語もひらがなを上に伸ばしたりクセ字があるからこのメニューを書いた人はぜんざいの「ぜ」の濁点をかなり上に付けていた、だからカメラで斜め撮りした写真だと全体が写り込まないのだ。

 

これから出てくるAI技術では器械に何度も同じものを観せて深く学習することで人間と同じような判断力を持てるようになる。

 

しかしそこに直感はなく「あれ?何かおかしいぞ?」と思うだけの「心の遊び」がないから、レストランに洗剤は付き物、だから洗剤は300円となるのだ。

 

人間は生まれ持った直感と本能がある。だから赤ちゃんは生まれてすぐに生き残る本能を発揮する。しかし器械には直感も本能もないので最終的におかしな判断をすることになる。

 

手塚治虫の「火の鳥」でロビタというロボットが出てくる。彼は旧式ロボットとも言われたが人間の感情をよく理解して、時にはオーナーに対して諫言さえした。

 

本来ロボットはアシモフのロボット三原則により人間に逆らうことが出来ない。

また人間を殺すことも出来ない。ところがこのロビタはある時人間を間接的に殺してしまうのだ。

 

そして言う「私は人間だ!」

 

これからロボットが増えて便利になることもあれば面倒臭いこともあるだろう。ただこれからAIやロボットと離れて生きていくことは現実的に難しい。

 

ならば今のうちにアイザック・アシモフのSF小説を読み(特にお勧めは「われはロボット」「ファウンデーション・シリーズ」)当時のSF作家がロボットをどう観ていたか、そして手塚治虫の火の鳥を読むことで神と不死と人間とロボットの何が違っててロボットに「何をやらせて何をやらせないか」を考える時の試金石にすればよいと思う。



tom_eastwind at 10:56|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月03日

潜在意識

ここ数日「仕事の基本」のような話ばかりだが、潜在意識についても語っておきたい。

 

これは多くの経営者が言ってることだが、悩んで悩んで悩み詰めてどうしても答がでない、そんな時にその悩みをふっと忘れて暫くすると、いきなり新しい答が出てくることがある。

 

特に真夜中まで悩み抜きつつそのまま寝た翌朝に歯を磨いていると急に頭の中にぽっかりと答が出てくるなんて事がある。

 

これは僕も何十回も経験した事であるから明確に言えるが、脳みその多くの部分は眠ったままであるから、これを潜在機能として有効活用すべきなのだ。

 

ただし人生を生きる上で考えつくすとか悩み尽くすとかには限度がある。だって現在の脳みそをフル活用していないし本気で考え悩むという思考回路に到達していない場合が多いからだ。

 

ではどうやれば脳みそのフル活用が出来るか?それが潜在意識を使うことだ。そのためには悩み尽くすこと。そのためには悩み尽くすための要素となる歴史と教養を身につけることだ。

 

またも歴史と教養になるが、歴史は「今自分が生きている時代と場所は世界の歴史の中のどこと同調するか?」である。

 

歴史には必ず後日の答がある。その答を理解すれば自ずと行動は観えてくる。

 

教養、これは全く飯のタネにもならなければ学歴にもならない、役立たずだ。ただし唯一、歴史の中になかった事が起こった場合には役立つ。中國4千年の歴史の中で書かれた史書には実に意味不明だが滋味な言葉がある。

 

こういう歴史と教養を学べば悩みが具体化して潜在意識に働きかけてくれる。

 

もしゴミ箱を蹴ってる君がこれを読んだら「努力すべし、学ぶべし」である。だって努力と学びに損はないのだから。



tom_eastwind at 14:10|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月02日

プロの矜持

ビジネスの場面で他社に仕事を取られたビジネスマンが悔しそうにゴミ箱を蹴るとか部下に「何やってたんだ!」とか怒る場面がある。

 

ただ僕は、どうも仕事の上で起こった事は一切腹が立たない、つまり怒らない。

 

何故だかわからないがこれは子供の頃からの癖のようで、仕事とは理屈と期待する論理と幸運が交錯する交差点で起こることであるから、どんな突拍子のない不確定要素が入ってもそれは仕方ない、他人に怒る理由にならないのである。

 

仕事を自分なりに吟味して組み立てて世間の実情に時間的に合ってるか確認して、後は実行するのみであり全ては自己責任。

 

その上で担当者を決めたら仕事は任せる。それで上手く行かなかったら自分の責任であると思う。

 

「給料払ってるんだから言うこと聴け!」とか「お前は何の努力をしてるのか!」などと言うのも、なんか野暮である。

 

だって自分が企画して自分が採用して任せた仕事なんだから責任は自分にあるよね?それがどうしてゴミ箱を蹴ることになるのか?

 

ビジネスにおいて怒りとは自分が期待することを相手が実行しなかった場合であり、それは自分が期待することを相手にきちんと伝えられなかった自分に問題がある、そう考えられないだろうか。

 

仕事は信用が全てである。

 

客は買ってくれない。

仕入先は売ってくれない。



tom_eastwind at 14:06|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年07月01日

北大路魯山人

中央公論社が昭和1020年後半に発行した「魯山人味道」は実に面白い。田螺に始まり猪や猿やその他野生動物まで食べる様子を実に美味しく語る。

 

魯山人は京都に生まれ自分を「東京人」と明確に区別しながら東京で生活をして料理談義を語る。そして時々東京人の舌の不味さを批判するが、その語りが真に面白い。

 

 

日本料理は京都で生まれ大阪で育ち東京出店で世界に知られるようになったがその真髄は京都にある。

 

これは食を語る日本人であれば読むべき一冊である。



tom_eastwind at 15:00|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月30日

出前一丁。

今日はちょっとおもしろい街ネタ。僕は1990年代の香港で生活してて出前一丁は定食屋でよく食べてた。 その出前一丁が東京で食えるとのこと。

 

http://blogos.com/article/304920/?p=2

 

ハムとタマゴ入りの出前一丁は880円。おいおい、インスタントラーメンかよ?となるだろうが、実際に香港人にとって出前一丁は高級ラーメンである。

 

出前一丁の麺は使うがスープは自前の鶏出汁をベースにするしハムも卵も高級品である。だから定食屋に行っても出前一丁はその名前を主張して「他の中國麺とは違うんだ!」とばかりに高級路線に走った。

 

もちろん食べる側も味が分かるのでこの主張を受取り出前一丁は高級インスタントラーメンとなったのである。実際に、美味かった。

 

僕はこの時期香港側の金鐘(アドミラルティ)オフィスで約2年、九龍チムトン側のオフィスで約4年働いたが、どちらでも路地裏にある定食屋で出前一丁を食っていた。

 

だから今になって東京の中華料理屋でインスタントラーメンが880円と言われても「出前一丁でしょ」と思ってしまう。

 

他にもカップヌードルがあった。

 

これは出前一丁のように座って食うものではなく、オーシャンパークとかでカップにお湯を注いでもらいお箸を使って蓋を押さえて3分後に立ち食いするものであった。

 

ただまあ、これが旨い。夏空の香港で汗をかきながら食うのだが、臨場感溢れるというか、実に旨い。レストランで行列に30分も並んでテーブルに付いて料理注文して出てくるまでに30分かかり味は大したことがない。

 

これなら注文して3分後に確実に食えるカップヌードルの方が良い。麺は歯ごたえがあるしスープは旨いし中の具も肉やエビや、どれも旨い。

 

そんなこんなで1990年代には随分日清にお世話になったものだ。

 

正直、今の東京で出前一丁880円が通用するか?正直疑問である。無理かな〜。日本では安くて美味しいものがたくさんある。300円でフルサイズの弁当が買えるのだ。

 

けどなー、やはり香港の路地裏で麺を食った人間からすれば「出前一丁」は高級品なのである。



tom_eastwind at 16:12|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月29日

コーヒー談義

最近は健康に関する記事をよく見かける。赤ワインが体に良いとか、コーヒーはガンになりにくいとかである。

 

やはり年寄りが増えたのだろうか、何かと健康談義に花が咲き、とにかく咳一つすればやれあれだどうしたとか、とにかくうざい。

 

君たちは何の為に生きているのだ?

 

長く生きることが善い生活ではない。善い生活の結果として長生きすればそれはそれで良いが、咳一つしただの膝が痛いだの、そんな事で一々国の保険を使って病院に行き待合室でお仲間とだべる。

 

そこで話している事はどうやって長く生きるかでありどう善く生きるかではない。なのでそのへんの連中は皆が浅ましくなり家族を信用しなくなり最後は引きこもりのようになるが、それでも強制呼吸器付けて生かしてくれと言う。

 

おいおい昨日まで疑ってた家族を自分が入院する時だけは頼むのか?

 

君は何のために生きているのだ?

 

やれコーヒーが体に良いとか赤ワインが健康に良いとか病院の待合室で週刊誌読みつつ生きるそんな生活にどんな楽しみがあるのか?長生きする生活にどんな未来があるのか?

 

これから日本が医療の仕組みを根本から変えようとしている。医療報酬の点数を下げる事で保険適用請求額が低くなり、薬はジェネリック、そして今後出てくるのは寿命が来たら延命治療は止めて素直にあの世に行こうねってことだ。

 

医療の中でも生活に直結する眼科や皮膚科はこれからも必要だが、果たして老衰で亡くなる人に治療は必要か?



tom_eastwind at 15:41|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月28日

フェイクニュース2 騙されない為に。

歴史と教養って帝国大学でも戦前は重視して教えていた。例えば東大は元々政治家や官僚を輩出するための大学であり日本の政治のトップになるためには自分なりの羅針盤を持つ必要がある。その羅針盤が歴史と教養である。

 

例えば昭和8年京都大学の入学試験の英語テストでは下記のような文章が出てくる。おいおいちょと待て、戦前の帝国大学って、凄まじいレベルの勉強してたんだな。

 

Take care to get what you like or you will be forced to like what you get. Where there is no ventilation fresh air is declared unwholesome.

(好きなものを手に入れることができるよう努めなさい。そうしないと、手に入れたものを無理やり好きにならなければいけなくなるだろう。換気のない場所では新鮮な空気が不健康であると言われてしまうように。)

 

日本はどうあるべきか?哲学であり過去の世界の歴史を振り返り日本がどうあるべきかを大学生が自分で考えようぜって事で、結果的に失敗したが現在の日本官僚組織よりは個人の品質では戦前の方が上質だと思う。

 

何故か?それは戦後の旧帝大が道徳や哲学や歴史や教養を軽んじて暗記教育に没頭してそこに答があるものと言う前提で左翼思想に浸かったからである。

 

従って子供の頃は神童と呼ばれても次第にその個性は切り取り削られ最後は東大でところてんになってしまい、卒業する頃には自分が何を目指していたかさえ忘れてしまう。

 

本人は覚えている積りだけど、まさに上記の英文のように換気のない場所で長く生活をしていたから子供の頃に吸っていた自然な空気を忘れているのである。

 

だから官僚になって現金受取はブラックだけどノーパンしゃぶしゃぶはOKと自分たちだけで基準を作った、それが世間からどれだけ外れているかも理解しないまま。

 

歴史的に言えば戦時中にインパール作戦でビルマで多くの兵を餓死させながら牟田口など高級将校連中は自分たちだけ毎晩昭南島(シンガポール)で芸者を上げて飲めや騒げをやってて、戦後これが暴露されると牟田口などは必死の抵抗をしたが事実は事実で、部下が死にゆく中、配下の師団長による抗命も公表されて事実は確定した。

 

別にノーパンがどうこうとか芸者がどうこうとは言わない。必要があれば騒げば良い。ただそこに哲学はあるのか?一国の政治を司る人間として矜持はあるのか?

 

ただこれとは別に一般人でも目の前で起こっているのが事実かどうかを調べる方法はいくらでもある。それはクロスチェック、つまり情報の交差確認である。

 

例えば「火星人襲来」の時は落ち着いた人は新聞でラジオ番組をチェックして「あ、これはドラマだな」とか、他のラジオ番組にチャンネルを変えて「何だ、どこもやってないな」と分かる。

 

他にも「火星人襲来」では米国の具体的な地名が出てたのだから、そこの警察に電話すれば分かる事で、要するに情報のネタは素人でも取れるのだ。

 

これはインターネットが発達した現代でも全く同じであり、クロスチェックは常に可能である。

 

だからまずニュースがあればネタの発信源、発信時間、発信者をチェックする。それから発信源、つまり一次情報を確認する。発信時間を確認する。そして最後にその記事はどこが発信しているのかを観る。

 

例えば最近の新聞メディアで言えば朝日や毎日は完璧に左寄り、ハニートラップに引っかかったのが相当数いるのだろう。

 

逆に産経や読売は右寄りであるから朝日を読んだらすぐに読売を読んで毒抜きする必要がある。それでやっと真ん中、真実に近いものが観えてくる。

 

例えば高速道路で事故が起こった時は客観的な証拠があちこちにあるので真実に近いものが報道される。しかしそれが夜中のアパートで女性が殺された、これだけでは何が真実か分からない。

 

古い話で言えば19973月に渋谷道玄坂で起こった「東電OL殺人事件」である。あれなどは今も真犯人が見つかっていないが事件の背景を考えれば相当に根が深そうであるから何が真実なのか何時まで経っても出てこないのかもしれない。

 

しかしクロスチェック、証拠の再審査をやれば少なくとも犯人でないことは分かる、そんな事件だった。

 

いずれにせよフェイクニュースは自分が引っかからないだけの世間常識と、世間常識から外れた自由な発想が必要である。テレビや新聞が公表した「大本営発表」は健全に疑うべきだ。



tom_eastwind at 15:25|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月27日

フェイクニュース1




人間誰しもどこかから情報を得て行動のきっかけとする。それがメディアなのか他人の話なのか自分の目や耳など6感なのか、いずれにしても様々な情報入手方法がある。

 

例えば関東大震災時は多くの流言が飛び回った。「被服廠跡!」とかとにかくそこかしこに流れる多くの人々の流言によって人々は彷徨い、ある人は火事に巻き込まれて死んだが、ある人は自分の目で空を観て助かった。

 

最近の問題でフェイクニュースというのがある。

 

例えばロシア政府が堂々と報道するような国際ニュースから、テレビでやる誤報、マスコミの悪意ある偏向報道、そしてインターネットで流れる出所不明の摩訶不思議ネタまで。

 

特に去年の米国大統領選挙に大きな影響を与えたフェイクニュースであるが、これは多忙な米国人が何気なくテレビのテロップだけ観て「これはテレビ局のニュースである」「テレビニュースに嘘はない」と信じて引っかかっってしまった例であろう。

 

1970年代くらいまでであれば情報と言っても基本的には上から下へ制御された情報が降りていくだけだった。だから多くの人々は降りてきた情報のみを信じて行動した。一部の人々は上からの情報を読んで対策を作った。日本そのものが経済成長している時代はそれで良かった。

 

ところがインターネットが発達して世界の端っこの情報が瞬時に手元に入る時代になると情報の重さが変わった。

 

メディア各社が違う事を書き、テレビでは解説委員と呼ばれる人々がテレビだけを見る人に分かりやすく説明するようになり、これに対する地下反対意見としてインターネット言論が発達した。

 

こうなると市民は今までと違い自分で判断する必要があるがその判断力を持たないためにどのニュースを信じて良いか分からず右往左往することになる。

 

「それまで金科玉条としていたテレビ様がどうも何だか最近おかしい。大手新聞様も昔は大本営発表だけを横一列で掲載していたが最近は新聞ごとに言うことが違う。」

 

「おいおい真実は一つって言ってたのはあんたらテレビや新聞だろ?それが今になって“たくさんの見方がある”なんてんなら、最初から真実は一つなんて嘘言うなって話である。」となる。

 

しかしだからと言ってインターネット記事をそのまま信用するのもどうなのか?「地球がまもなくフォトンベルトに突入〜人間はより高い存在になれる」

これをまるで科学的学説のように書けばインターネット黎明の時代であれば人々は「えー!そんな事、誰も教えてくれなかった〜」とこのような新興宗教にハマる。

 

そして本人は今まで自分で情報を学ぶこともないまま生きてきたから結局情報弱者となり、周りに振り回され洗脳されて、まるでビリヤードの球のようにあっちに飛ばされこっちに弾かれ、時間をかけて毟られて、最後は骨と皮になっていく。

 

情報の大切さは今も昔も変わらない。それでも昔はある意味8割の人間と同じような動きをしていればよかった。ただ今の時代はそれだけでは弾かれ食われてしまう。

 

現代の方が情報が多様化して来ておりその分判断材料は増えた。そして今度は材料が増えすぎてどれが正解なのか分からないという状態に陥った。

 

しかし今の時代、情報は「知らなくてよい」で済む時代ではなくなったのだ。「だって聴いてなかったんだもーん、学校でも教えてくれなかったしー」では通らない時代、自己責任の時代なのだ。

 

ではそんな時代をどうやって生きていくか?

 

まずは歴史と教養を学ぶことである。誰かが大きな声を出したからと言っても間違いは間違いである。自分の頭で冷静になって考えること、その時に歴史的に同じような時期がなかったかを考える。次に健全な疑問を持つための教養を持つこと。

 

ラジオニュースで「火星人襲来!」と言われて真に受けたのは1938年の米国である。少し考えれば分かる事なのだが周りが騒ぐからどうしても自分を抑えることが出来ない。その結果として「助けて!火星人が近づいてる!熱い!」等と消防に電話したりする。

 

これはHGウェルズのSF小説を脚本してニュースのように仕立てて大当たりしたラジオ番組なのだが、火星人が襲来するなら同時に何が起こるか、それが起こっているか、それだけを考えてチェックするだけでこれが良く出来たラジオ番組だなと分かって安心して聴ける。

 

そうでない人は自分の無教養を棚に上げて周囲が騒いでるから自分も騒ぐとかまさに「火星人に襲来」されて真夜中までパニクっている。

 

フェイクニュースも火星人襲来と同じレベルであり、日頃歴史を勉強して少しでも政治記事を読むようにしていれば分かる事である。

 

洋の東西を問わず個人が生きるには歴史と教養をまず身につけるところからだろう。



tom_eastwind at 08:23|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月26日

壊し屋トランプ




G7
を無茶苦茶にして米朝会談では何を決めたかも分からずEUに対して輸入関税をかけるに至っては、遂に米国伝統企業であるハーレー・ダビッドソンが自己防衛策=国外生産を選んだ。

 

ハーレー・ダビッドソンは大型モーターバイクを生産しており1960年台には米国人の自由と開放の表現とさえ受け取られ、日本のような暴走族ではなくシティで働く弁護士や経営者等が週末を楽しむために皆でツーリングをしていたものだ。

 

その後日本製バイクとの競合になり一時期は苦しかったが今ではすっかり盛り返して往時の名声を取り戻している。

 

ところが今回はその古巣で本拠地の米国政府の関税戦争でとばっちりを喰らいこのまま米国内で製造した場合EU30%課税をされて商売として完全に立ち行かなくなる、なので仕方ない、EU向けのハーレーは米国以外、例えばタイで作ると発表した。

 

これに噛み付いたのがトランプだ。「お前はこの戦争で最初に白旗を振った奴だ!」

 

いやいや、戦争を仕掛けたのは国民の意思も議会の決定もなしでいきなり関税強化を打ち出したトランプでありそんなもんうちの知った事じゃないってハーレーは考えているだろう。

 

それなのに今度は「いいか、もしハーレーが米国に輸入するなら強烈な関税をかけてやる!」だと。

 

ハーレーからすれば前門のEU、後門のトランプと、どっちに転んでもろくなことはない。少なくともこの問題はハーレーが自分から何か引き起こしたわけではなくすべて他人の事故に巻き込まれたようなものだ。

 

映画イージーライダーは1969年制作、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが気持ちよく乗り回すバイクは1965年製ハーレーダビッドソン。たった34万ドルで作った映画の配収は6千万ドル(全世界)。2014年にはこのバイクがオークションで約145百万円(バイクとしては最高価格)で売却され、如何に米国人の心を掴んでいたか分かる。

 

こういう名門企業を敵に回してまでトランプがやろうとしていることは何か?まさに世界と米国の既存体制をぶっ壊す事である。

 

トランプが目指す世界新体制は3極体制である。アメリカ大陸、欧州大陸、アジア大陸、それぞれで自由にやろうぜ、俺たちゃ世界の警察を降りるからな。

 

僕ら日本人が注意すべきは3極体制が出来るまでの過程で自分がどの立ち位置につくのか、国防はどうするのか、等などの準備である。



tom_eastwind at 02:55|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月25日

恐怖の報酬

 

 

 

福岡で有名ブロガーが一般ブロガーに刺殺された。

http://blogos.com/article/306646/

 

これは強烈だな、今まではあくまでもお互いに「言い合い」をしていただけの仮想社会が現実社会に移動してリアル殺人事件を起こす。

 

加害者は引きこもりでありブロガーを殺しても金銭的に得られるものはない。失うものばかりなのに犯行に及んだ。

 

加害者は40代の引きこもりで「はてな」をやってた。彼は武器を用意してブロガーが会場から出てくるのを待ちながらどきどきしていただろう。相手が何も知らないんだから何時止めても誰もわからない。

 

なのにドキドキしながら待ち続け本人が出てくるとチンピラのように飛び出して相手の体のあちこちを刺し続けて刺された方はほぼ即死。

 

犯人はそこから3時間後に警察に出頭して逮捕されたが、逮捕されるまでの3時間はどんな気持ちだったろう。「もう、これでいいや。俺の人生もう終わり。」

 

どうなんだろうな、ネットと言う仮想世界でお互いを批評して時にはその批評があまりにきつくて現実世界で仕返しをする。

 

でもなー、これだと今後被害者側のネット記録を調べれば被害者を憎んでいた人を見つけ出せる。そうなると犯人確定、はいあなたの人生残りは悲惨なものよとなる。

 

実際には実世界で行動を起こすことの恐怖、犯罪に対する裁判の結果、そして何より「むしゃくしゃしてやった!」等と言っても、その行動から得るものはない。

どうせなら彼は言語能力を磨いて自分の得意分野にこのようなプロを引き釣りこんでネット社会でのみ戦う方が勝ち目があったのかも。

 

とにかく人を刺すなど「これ以上後戻り出来ない犯罪」を犯すほどの価値があったのかどうか、それは本人の価値観次第であるが、あったとしても今になって後悔すれば無意味である。



tom_eastwind at 20:53|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月24日

もりかけよりも強力パンチ

1999年当時の山口県下関市の選挙で行われた選挙妨害。その後妨害実行者とも更に揉めてしまい結局妨害者に濡れ衣を着せて刑務所へ放り込んだ事件がある。

 

この時安倍首相の秘書には元警察官がおり裁判でも負けるわけはない。

 

他にも当時の安倍首相は北九州のヤクザとも面識があり、何やらごちゃごちゃやっていた。

 

選挙妨害の件は山口県警の調査では当然無罪だろうが、もしこの事件が他の県で扱われてたら結果は大きく違っただろう。

 

1999年当時は誰も安倍首相が今のように強くなるとは思ってもおらず選挙違反にしても選挙妨害にしても国政レベルで掃除をしておらず、あちこちに剥がせないゴミがくっついている。

 

これらすべてを集めればもりかけなんて見飽きた漫才ネタよりもずっといけるし、上手く行けば首が取れる。

 

野党も当然こういう事実を知っている筈なのに、そこは官房費をもらって口封じでもされているのだろうか。

 

もし野党が官房費で口封じされているなら政治体制は何も変わらずだし、むしろもりかけを前面に出すことで与党が要求する法案はささっと通過させているのかもしれない。

 

もし野党が口封じされてないなら、何時までたっても蕎麦屋の丁稚みたいなことはやらず、早く本陣に突っ込むべきだろう。

 

しかし総選挙をやっても今の野党に全く勝ち目はないわけで、55年体制以来最低の実力と組織力になっているから、今更本気で攻めるより蕎麦屋の丁稚で麻生さんあたりに「うむ、お前のそばは、旨いのう」と目をかけてもらい暖簾分けさせてもらうほうが良いのかもしれない。



tom_eastwind at 20:48|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月23日

ビットフライヤー 新規申し込み停止

 

 

 

いよいよ金融庁が動き出した、それも仮想通貨制限の方向で。反社の資金が入ってないか?とかマネーロンダリングに使われてないかとかが理由であるとの事だ。

 

がもちろん本音は世界で最初に仮想通貨を法的に金融制度の中に入れる、そのためにはまず合法化という網をかけてそれからゆっくりと制度の中で上手く使うという都合だったのだろう。

 

ところが世界の政府が仮想通貨に対して否定的でありましてや法制化をするなんてどうなのよって足踏みをする中で結局日本だけが突出してしまいビットコイン保有者の60%が日本居住者といういびつな形になったところでどっかーん!通貨の大幅下落や取引所から盗まれるケースが出て来た。

 

それにしても日本の官僚とは特別に頭の良いバカとしか言いようがないな。大学まで一生懸命勉強して法律も経済も学んだ筈なのに上から言われたら「御意!」で走り出す、その先に見える景色が何であっても突っ込む、とにかく先輩の決めた政策は金科玉条であり天皇陛下の命のようにごまかし解釈はきかないから命令を実行するために命を惜しまず働く。

 

先日も書いたが日本の通産省で企画したシルバーコロンビア計画も現実には大本営の参謀部の中尉クラスの連中が思いつけば内容を精査されることなく実行される、そうちょうどガダルカナル島で相手の兵隊の数も知らないまま日本軍がやった兵の逐次投入のようなものだ。

 

今回の仮想通貨規制がどこまで市場を健全化させるか興味がある。



tom_eastwind at 20:18|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月22日

日本語読解能力

「日本語を読めない日本人」という記事が出てたので読んだら、なるほどですねと感じた事がある。

 

それは掲示板の書き込みなどによくあるが、最初に投稿した記事の内容を全く把握せずに「あいつが嫌いだから記事も嫌いだ!」と社会党反応。

 

つまりアベガーである。だから途中で何度論破されても論点を変えては攻撃したり最後は「あんたは何も分かっちゃいねえ」で文章が終わる。

 

その次の、投稿した記事の文章を読まずに一部の単語だけを観てその言葉に対してだけ徹底的に攻撃を仕掛ける。この場合は脊髄反応と言える。

 

単語にびくっと反応して全体を読んでないから何を書き込んでも争点ずれてる。

 

それから会話が不可能なタイプ。これは、一応相手の文章を読んでいるのだろうから自分の要点のみまとめて返すけど肝心の質問に答えないので会話が前進しない。

 

どのタイプにしても日本語という文字や漢字は理解出来てるから厄介である。見かけは国会議員みたいにまともなのにおかしなことを言う人々。クレーマーにも共通点があるが要するに本人に社会性がないのだ。

 

それは通常子供の頃に親とどのような会話をしたか、図書館でどれだけ本を読み込んだか、議論や討論の場に参加した経験があるか、そういう社会経験を積んでいないから日本語でもまともな会話が成立しない。

 

そしてこのような人々は実社会に出て来た時がやばい。国会議員が好例である。

 

そして国会議員以外では、掲示板に変なことばかり書き込んでネット民にバカにされて、それでいて昼間の仕事は上手く続かずどうしようか、そんな時に何かの一言あるいは神の啓示で新幹線で人を刺す。

 

もう彼らのような人々と会話を図ることは不可能になっており、事件は起こるべくして起こるのだ。

 

警察も最近はネット対策班が充実しており昔に比べれば調査方法も随分と変化しておりネット犯罪も過去を調べることは出来る。

 

しかし問題はこれから発生するであろう事件をどう止めるかという予防が公安の仕事であり刑事の仕事はすでに発生した事件をどう解決するかが仕事であり、この2つの部門の流通が悪い地域では仕事もなかなか前に進まない。

 

いずれにしてもネット犯罪はこれからも実社会において発生する。自分が巻き込まれたくないなら、道を歩いてる人を常に注意して何かブツブツ言ってないか、ポケットが妙に膨らんでないか等を観ておくことだ。そして何かありそうなら、とにかく逃げろ。



tom_eastwind at 13:44|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月21日

受動喫煙

何で国会にわざわざ肺がん患者を参考人として呼ぶかがまずよく分からない。国会の中にも外にもガンガンタバコ吸ってる連中がいるわけで参考人の意見を聴かなくても喫煙連中と受動喫煙連中がそのまま議論開始出来るだろうに。

 

なのにそうやって招致された参考人を今度は国会内でやじを飛ばされた等と、何かもう無茶苦茶な状況ですな。

http://blogos.com/news/No_smoking/

 

2019年のラグビー、2020年のオリンピックに向けて受動禁煙取締のためにとくに現在は飲食店が協議されているが、これがまたいい加減アナヌケだ。

 

例外措置でちっちゃな店はこれから喫煙を認めるというがその件数は全体の店舗数の何件を占めるのだ???そんな中途半端な「足して二で割る」政策をするから世界から観たら相当バカっぽい法律に見えるのだ。

 

ニュージーランドは段階的に禁煙を進めていったがある時バーの禁煙はどうなのかと問題になり、此の時ばかりはバーの店主も頭に来て抗議行動をやっていた。

 

しかし、せーのどん!で導入してしまえばどこで飲んでも同じことである。これで売上が低下することなく禁煙が導入出来た。日本も同じように店の規模や歴史にかかわらず店内禁煙をせーのどん!で導入すればよいのだ。分煙にするなどと言うから「じゃあ壁の費用は?」等と細かい穴熊になってしまうのだ。

 

次のNZの目標は歩行喫煙の取締に入る。今のクイーンストリートでは実に多くの路上喫煙や歩行喫煙が発生しておりこのうち外国から来た若者が吸ってる場合はNZの常識を知らないので平気でポイ捨てをする。

 

ましてや歩行喫煙ではタバコの火が丁度3歳位の子供の目の位置にある。これなぞ犯罪未遂で逮捕してもよい。NZは将来的に完全禁煙国家になると国会でも言われている。同時にマリファナ解禁の話も出ている。タバコが地下に潜りマリファナが浮上する、そんな時代が間もなくやってくるかも知れない。



tom_eastwind at 11:42|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月20日

米朝会談

シンガポールでの米朝会談を終えて金正恩が習近平に挨拶に行った。

 

金「兄貴、無事に終えました。非核化も段階的にやります。」

習「そっか!良かったな、トランプは核廃絶後に支援と言ってるが?」

金「大丈夫、あんなもんその場の口約束だし、約束したけど守るなんて言ってない。」

習「そっか、じゃあ何時もの通りだな。ところで核爆弾は何発くらい隠す積りか?」

金「そこは適当にやりますよ、任せて下さい!」

習「そうか、ただ気を付けろよ、お前があんまり弾けると殺すしかなくなるぞ」

金「・・・」

 

とまあこんな会話が交わされたのだろうと推測するが、朝鮮戦争を通じて中国と北朝鮮はまさに「盟友」となった。

 

しかし当時の戦争を知る人は少なくなり、むしろ北朝鮮の扱いをどうすべきかという議論が中国政府内でも出ている。

 

韓国と合併させて朝鮮半島を全て中国の支配下にする。在韓米軍はグアムに撤収。

 

または北朝鮮内で武力革命を起こして金正恩体制を崩壊させる、もちろん中国主導である。

 

いずれにしても一番困るのは金正恩体制がある日突然自然崩壊して中国が準備する前に難民が中国に流入することである。

 

次に困るのは米朝会談を無事乗り切ったと言いながら、トランプは毎日言うことが変わる。金正恩があんまり突っ張っていると、いつ軍事行動を起こされるか分からない。

 

様々な問題があり前途未定であるが、日本は当初のようにまず拉致問題解決、それから核廃絶を確認出来た時点で次の交渉に移る、この姿勢をかえる必要は全く無い。



tom_eastwind at 05:55|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月19日

積水ハウスから祇園辻利まで。

最近は豪州に進出する日系建設会社が急増している。積水ハウスではクイーンズランド州サンシャインコースト北部やるーんばびーちでウエスティンホテルを建設することが決まった。

 

運営はスターウッドがやるわけだが、それにしてもメルボルンでも大型ビルの建設が進んでおり、まるでバブルよもう一度!てか、建設会社からすると今回は日本政府の後押しもあるから「よっしゃ!もう一丁」なのだろう。

 

ただこれは現時点ではニュージーランドに波及はしていない。実はこの件で去年の今頃大手住宅建設会社に住宅開発の話を持っていったのだけど幹部会議で却下されたらしい、さすが日本企業、右へ倣え精神は徹底している。ちなみに建設方法、建築資材、日本人が得意とする地盤なども影響してたようだ。

 

そう言えば1980年代にシルバーコロンビア計画という経産省主導の豪州集団移住計画、今で言うリタイアメントビレッジ構想があった。日本の老齢化する人々を豪州の青空の下で楽しんでもらうって企画だったけど1年でポシャった。

これも表面上は受け入れ側からすれば「おいおい日本は老人まで輸出するのか?」とかいろんなケチがついたが、原因を追求すれば建設会社同士の根回しの失敗でどこも「や〜めた」となったのである。

 

建設会社に限らずNZでは最近日本のビールメーカーが酒店の棚を取るようになっている。

 

そう言えば「祇園ちじり」がまもなくシティに開店するようである。レストラン業界も狭い日本を飛び出して海外に出ることで従業員自体も誇りが持てるわけで、これで出店してしっかり売上を出してくれればいうことはない。



tom_eastwind at 05:52|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月18日

起業家2014

当時は総選挙の年であり世の中がざわついてた。国会議員が移民の手助けをして永住権を取ったりして、揉めにもめてた。

 

そんな時期に当社の顧客もビザ申請をしたのだが移民局からの返答なし。移民局トップから来たメールは「今はじっとしとけ。舞い上がった砂埃が地上に落ちるまでは様子を観ておこうぜ」と、まるで西部劇の撃ち合いの様子であった。

 

総選挙が終了して国民党が継続して政権を保持する、そしてビザが発給されるようになった。

 

ところがその後もメディアと野党は何かと国民党の政策にケチをつけていく。

 

国民党としては今北半球のパワフルな人々がニュージーランドに興味を持っている間に来てもらいたい。そしてこの国を気に入って住んでくれれば経済発展は持続する。

 

実はNZはまだ内需経済だけで食っていける国ではない。だから外国から投資を受け入れ優秀な若者にはビザを発行して働いて納税してもらう。若者は労働者であると同時に消費者である。

 

消費者が増えて内需が拡大すればNZは良い意味での戦後の日本のような発展を起こす。つまり国家主導によるインフラ整備自体で雇用を生みインフラを利用したビジネスを立ち上げてもらいここでも雇用を生む。

 

立ち上げたビジネスが軌道に乗れば社員を増加することも必要だ。最低賃金は毎年上昇するのでこれに伴ってビジネスの商品価格が上昇する。

 

そうなると社員は「物価が上昇したのだ、給料を上げてくれ」となる。そして給料を上げると次は物価が上昇する。

 

この繰り返しがNZの人口増加、内需拡大、新しいビジネスの立ち上げとなる。だからこそ起業家ビザを作ったのに、今では落とすための審査しかしていない。

 

これでは外国の新鮮なアイデアで経済成長が出来ないだけでなく、もしここで外国からの投資が急減するとNZはまた昔のような国に戻るし、オークランドは市内の商業ビルがスカスカになるだろう、2008年の頃のように。

 

労働党政権下では政府が支配する社会であれば良いから外部から力を借りる必要はない。金が必要なら印刷すれば良い。そしてインフラ整備も自前の資金で細々とやれば良い。

 

労働党はもう忘れたのか、通貨発行により激しいインフレが起こった事を。そしてまた技術力も資金もないままダムを作ってみたら「あれ?これ満水にしたらダムが崩壊しますよ」と指摘されたことを。

 

国家が成長する時は主義主張だけではない、何が譲れて何が譲れないかを政党として明確にした上で政策を作る必要がある。労働党は「何でも反対!」しておけば良いと思うかも知れないが責任ある政権として健全な経済発展を願うものである。



tom_eastwind at 02:41|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月17日

家族が共に暮す権利 その2

 

 

 

ちょっと時間軸がずれるけど内容にずれはない。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20180621-00086762/

 

米国では違法移民問題がトランプによって取り上げられており「容赦なし」の姿勢でいくとの事。

 

問題は不法移民である父親が何とか米国で生活基盤を作った後に子供を呼び寄せる場合だ。

 

親子は一緒に住むものと考える米国ではこの場合子供を受け入れる。ところが父親は不法滞在である。親が当局に見つかればそのまま留置場に入り強制送還される。

 

しかし米国に残った子供はどうするのか?保健福祉症の監督下に置かれる。これで親子切り離しだ。

 

ただこれは昨日のブログでも触れたがキリスト教では家族は共に暮すという法の精神があり、その法の精神を逆手に取ったのが不法移民である。

 

だから米国として対応するなら家族を呼び寄せ出来る人々をビザごとに整理して不法移民からの申請は受け付けないとすべきだろう。まず自分のビザを正当なものにしてから呼び寄せ出来るようにする。

 

ここでは法の精神が歪められるが精神とは言っても宗教的なものであり多民族国家である米国がキリスト教の精神だけを大事にするよりきちんとした法律を定めて対応すべきだろう。

 

ニュージーランドでも同様な事件が発生している。一人の中国人がオークランドに移住して仕事を見つけて生活が安定すれば家族の呼び寄せを認めるというものである。

 

問題はこの制度を利用して多くの家族が仕事もないのにNZにやって来た、もう一つは本当に家族か?ってことだ。中国人が呼び寄せ申請を行う際は当然ながら英語で行われる。そうなると漢字の発音が一つくらい中途半端でもキーウィから観たら書類上は全く分からない。

 

こうやって家族じゃないのも入ってきてオークランドに住んでいる本当の家族と一緒に暮らし始める。

 

だもんでNZ移民局は呼び寄せビザを廃止した。家族が共に住む権利を悪用するんならビザ自体を廃止してしまえとなったのだ。

 

米国が今後呼び寄せ問題にどう対応するか分からないが法律上は不法移民の「家族が共に暮らす権利」を認めておいて逮捕したら親が強制送還では矛盾した状態である。

 

いっそ今まで無事に米国に渡り生活の拠点を作った人々に対しては永住権を発給するなど何か全員が幸せに暮らせる環境創りは出来ないものか。



tom_eastwind at 18:42|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年06月16日

家族と共に暮す権利




ある永住権申請の話。

 

ご主人は日本で働きながら奥さんと子供がニュージーランドに渡航してワークビザを取得して3年後に永住権申請をすることになった。

 

永住権申請の際に主申請者と付随申請者ってのがあり、通常はここにパートナーや子供を入れる。

 

すると移民局から手紙が来た。「あなたとパートナーの関係は純正ではない」。

 

英語で書くとgenuineとなり「純正」とか「真」とかになるが、え〜、一体何がおかしいのかと聴くと「パートナーってのは一緒に生活している相手である。一緒に生活していなければパートナーとして認めない」

 

う〜ん、そう来たか。これはもうキリスト教基準としか言いようがないな、「家族とは一緒に住むもの」

 

世界が西洋基準で作られててNZもその基準で動いているから「単身赴任」を理解する土壌がない。

 

戦後の日本だと単身赴任が普通である。江戸時代の参勤交代では下級武士は1年単位の単身赴任をしていた。

 

だから好き合っていても別居というのはごく普通の感覚。

 

それがNZでは認められない。ただしその理屈は分かる。家族とは一つなのだ。別々に暮らすのは家族ではない。

 

たしかに分かる。この国では家族と政府が直結している。途中に会社も無ければムラオサもない、直結型である。

 

しかし世界がこれだけ広がり様々な道徳基準が入り込んでいるのだから「単身赴任」をもって結婚は純正ではないとか言う前に申告者の国の事情をちょっとばかり調べようよって思うのはぜいたくだろうか。

 

いずれにしても彼らは同居を開始すれば永住権申請が出来るので問題はないが。



tom_eastwind at 17:12|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌