2007年12月

2007年12月31日

1996

オークランドに来てこの会社を始めたのが1996年だから2008年で12年目だが、毎年新しい事をやってるので、あまり時間を経過したって感覚がない。

 

毎年、あっという間に始まって、あっと言う間に終わる。勿論、「あ〜」を24時間365日発声できるわけではないの、これはモノの例えだが。

 

それにしても、元々は一人で観光タクシードライバーから始めた仕事が、ここまで大きくなるなんて、誰も想像もしてなかったし、やってる本人が一番びっくりかもしれない。

 

戦国時代じゃないけれど、とにかくよく戦ってきたな。

 

毎日いろんな事があったけど、仕事仲間や友達にだけは恵まれて何とかここまでやってきた気がする。

 

常に現場にいる、そして現場の流れを理解して先読みして顧客が必要とするものを見いだして商品化する。それが生き残れた理由の一番大きなものではないかと思う。

 

「真の権威とは勇気を忘れない人に与えられる」

 

仲間と家族を守って戦う勇気を、来年も持って生きて行きたい。

 

皆さん、今年も有難う御座いました。

 



tom_eastwind at 17:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月29日

Sea World

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本日も曇り空の中、シーワールドに行く。

 

ここでも、見かけるのは中国人、オージー、韓国人、その他欧州から来た白人って感じで、ニホンジン観光客は殆ど見つからない。

 

ディズニーランドのような驚異的な混み方ではなく、どこも20分程度の待ち時間で入れるので楽だ。その分、楽しさ少ないかもってのはあるけど、僕からすれば1時間待ちのディズニーで絶叫マシンに乗るよりも、丸太の河下り程度で丁度良い。

 

ムービーワールドには垂直に落ちて無重力を楽しむ奴とかジェットコースターがあり、このシーワールドにもジェットコースターはあったけど、僕はあの手の「絶叫系」には全く興味がない。何でカネを払って人に脅されなければいかんのだ。

 

日頃生きてる事自体が実は大きなギャンブルなのであり、一日を無事に生き延びたら、寝る前に神様に感謝しなくっちゃと思ってるくらいだし、朝起きたら、「おお、今日もまた一日生きていける」と喜ばなくちゃいけないと思ってる僕からすれば、絶叫マシン等は全く必要がない。毎日絶叫しながら生きているようなものだから。

 

まあ、他人が絶叫あげるのはどうでも良い。

 

それよりは、ホッキョクグマを目の前(とは言っても10メートルほど離れているが)で見たり、鮫やエイが悠々と泳ぐのを水面下から見たりしてるほうが楽しい。

 

絶叫マシンに興味があるんなら、柵を乗り越えてホッキョクグマと握手したり、鮫の泳いでる池に飛び込んで鮫と競泳大会をやるほうが、余程面白いと思うのだが。これなら、やる奴はかなりな大金もらえるぞ。

 

3時過ぎまで遊んで町に戻ったら、少し小腹が空いたのでラーメンを食べようと言うことになった。実は昨日も豚骨ラーメンやに行ったのだ。その時の雰囲気はとても微妙だったので書かなかったが、今日食べてみて、その微妙さがやっと言葉になった。

 

ここから先、一応文章は書いたのだが、そのままUPするとかなりやばくなったので、ぼかして書く。

 

この街に住む日本人は二つの層に分かれる。一つは現役及び元ワーホリ層で、殆ど皆が1年程度で日本に帰り、それからも懐かしくてやってきたり、何とかビザを取って残ったりする人々だ。

 

ゴールドコーストは一時期、旅行傷害保険金詐欺が連続して発生した街として、オセアニアの旅行保険の世界では有名な話だ。

 

保険金詐欺の件は5年ほど前に東京海上火災シドニー支店で聞いた話だが、真似する人が出ると良くないので詳細の手口は書かないけど、実際に何十件も発生して、保険会社が地元の探偵を雇って日本人ワーホリ犯罪者を見つけ出して、告訴の代わりに全額返還をさせて、その噂を豪州全体に流して、二度とそのような不正をしたら許さんぞ、次は刑務所だぞって認知させて納まったのだ。

 

勿論こういう事には例外もある。良い人もたくさんいる、ハズだ。詐欺をするのは一部の人間であり、他の大部分の人は、毎日しっかり英語を勉強したり、生活費を稼ぐ為に一生懸命お客様の事を考えながら働いたり、自分の将来をしっかり見つめて今を生きてる、ハズだ。

 

お土産やで給料を貰って働いているのに、客がいても店員同士でだべって、客が「ちょっとすみません」と声を掛けると、うざったい顔をしながら仲間に「ごめん、ちょっと行ってくるわ」みたいな目線を交わしてから、だら〜っとした顔でこっちの目を見もせずに「はい、何か欲しいんですか〜?」って聞くような人種は、例外なハズ、だ。

 

客が行列を作るような忙しいちっちゃなラーメン店で。

 

先にキャッシャーで注文と支払いをしてテーブルに座って待つ形態なのだが、テーブルが満席なので注文が出来ない。かと言って行列を作ってもらうような誘導もしてない。

 

て〜ことはバブル時代のスキー場のレストランのように、食い終わる客を席を捜す客が見つけ出して、その後ろに立ってろってコトなのか?4人家族が、他の4人掛けのテーブルを見つけて、彼らが食い終わるのを待てってのか?

 

あのさ、一応ゴールドコーストだよね。そんな日帰りスキー客みたいな対応か?だってラーメンは単価が安いんだもんなんていいわけだ。それならサービスを良くして行列担当を置き、その代わり客単価を上げるべきだろう。ゴールドコーストはそのマーケティングが十分通用する街だ。

 

ところが日本から来た人々は、自分が日頃日本で受けてたサービスや提供したサービスレベルをそのまま持ち込んでくるから、全く客との心理的交流が出来てない。つまり、今ゴールドコーストでサービスを提供している相手がどう感じるかなんて、全く理解出来ないのだ。

 

その時点で、ああ、やっぱりゴールドコーストを選んだ日本人の層がこうなんだなと認識した。実はこれが、昨日とても微妙に悩んだ点だったのだ。

 

別にそれが悪いと言ってるのではない。誰しもどんなサービスを提供するかは、結局は店側の決めることなのだ。客側は、それに対して「行かない」と言う選択があるので、お互いに平等なのだ。

 

ただ、今この街に住んでいる人々が、自分たちが日本で過ごしてきた世界をそのまま持ち込んで生活をしているなってのが、とてもよく分かったのが勉強になった。

 

その店、客がセルフサービスで水や高菜を取る店なのに、肝心のコップも小皿も置いてないから、テーブルに座ってラーメンを待ってても、水も飲めないし高菜も取れない。洗いが追いついてないのだが、洗いと片付けを担当するスタッフが食事を終わった客のテーブルをのんびりだらだらと片付け、ガムをくちゃくちゃさせながら、客の見える場所でとろとろと皿洗いをする人がこの街全体の標準とは思いたくない。

 

ただこの人たちも、日本の自分が生きて生活をしていた世界では、それでOKだったのだ。それがゴールドコーストのオージービジネスとどれだけずれていようが関係ない。

 

彼ら日本人からすれば、オージーは透明人間、彼らの視界には全く入ってないし、ましてや客としてやってくる日本人など、更に視界に入ってないのだ。

 

客単価ってか、彼らの店からほんの数分離れた中華料理店では、新鮮なあわびを使ったしゃぶしゃぶ料理を150ドルで、3kgほどのマッドクラブ一匹を普通に300ドルで注文を受け、それを普通に香港人に食わせてる。

 

日本でも繁盛するラーメン屋は、有名人が訪れて手形を残していく。そういう店の客単価が他のラーメン屋より100円高くても、文句を言う人はいない。この店は、ラーメンが十分食える段階に来てるのに、何故単価の見直しとサービス向上を考えないのか?

 

客が「コップないんですか?」と聞くと、「はい、すぐ持って行きます」と、彼だけは忙しく働いているような責任者らしき人は言うのだが、ディッシュウォッシャーから出したばかりのコップを持ち上げた瞬間、あまりに熱くて取り落とし、厨房近くのお客の半パンとスリッパの足元にガラスの破片が飛び散る。

 

彼は、客に謝るより先に、ばたばたとほうきとちりとりを持ってきて一生懸命床を片付けてるのだが、客に全く目が行ってない。お店の中のすべてのお客の視線が彼の行動を不思議そうに追っかけていた。お店に三分の一くらいいた中国人でさえ、珍しそうにじっと見てた。ほ〜、日本人でも俺らみたいなことをするんだなって思ってたんだろう。

 

「すみません、足元掃除しますから」って意味は、足どけろって言ってるんだね。てか、最後までお店のお客にお詫びの言葉はなかったような気がするのは、僕の耳が悪くなったのかもしれない。

 

空気読めないってのは、君らの世代が流行らせた言葉ではなかったか?あの時の店に流れる空気、読もうね。

 

ついでに僕らのラーメン。注文をする時にねぎ抜きでってくどいくらいに確認したのに、やっぱりねぎを入れて持ってきて「ねぎ抜きって言いましたよね?」と聞くと、「あ、そうだった〜!」とか言いながら引っ込む。

 

じゃなくて、「すみません」が最初でしょ。そのラーメンは勿論次の客が待ってたのですぐ捌けたからよかったけど、皆が見てる前でいっぺん引っ込んだラーメンが10秒後に次の客に配られたら、何かいう事あるでしょ。

 

僕が書いてるのは僕の目から見て感じた、僕的な主観の感想なので、私の友達は!なんて例外を持ち出さないで下さいね。

 

あくまでも、ゴールドコーストの空港やホテル、レストラン、お土産や等で働いている日本人や、街を薄汚い髪とだらけた服装でタバコをだらだらと吹かしながらうんこ座りをしている自分をかっこいいと思い込んでる日本人を百人程度見ただけの感想なので、主観です。

 

たまたま僕が歩いた場所が悪かっただけで、遭遇した人が悪かっただけで、それは僕の生活態度に問題があるのでしょう。

 

だから、僕はきちんと生きていると思ってるあなた、この文章はあなた宛に書いたものではなく、あくまでも僕が自分の日記として書いてるだけなので、このような駄文に反論せずに、今の素晴らしい人生をそのまま歩いてください。

 

もう一つは、1980年代にこの街に移住して、そのままお土産やとか旅行会社、レストランなどを運営している経営者層。この人たちが、クライストチャーチやオークランドの一部やバンクーバーで見かけた経営者層とぴったり一致しているのだ。

 

国が変わっても日本人の持ってる特質は変わらないのだろう。何故そこにいるのか?今の時代をどう生きるべきか?これからどういう方向で自分の仕事を進めていくべきか?そもそも、何故人は働くのか?

 

そういった根本的な部分を、前頭葉を完璧に紛失したのだろうか、全く考えてないまま毎日を過ごす人々。

 

彼らの一番の特徴は、見事なまでに日本の悪いところと外国の悪いところを取り入れて、とてつもなく突然変異したみたいな化け物になるって事だ。

 

観光で来た日本人に、あんた英語も出来ないの?って見下した態度で、そのくせ何かを買ってくれるとなると、ごみみたいなものを高値で押し付けて、買わないって言うと発狂したように「何でですか?!Qどうしてですか?!Q」みたいな態度に豹変する、自分をまったく反省しない人種。

 

そのくせ自分が喋る英語は、ほぼパングリッシュ。いまだ持って、「Hey, you can do this よね〜?」と、必ず語尾に日本語が付く。(恥ずかしながら僕の男友達にもそういうのがいるが、彼の場合は例外的に愛嬌で通る。経営会議でも堂々と使って、相手を染めてるからね)

 

おどろくばかりである。そして、そんな連中が外国に住む日本人だと思われて、それにこっちまで巻き込まれたら、たまったもんじゃねーな。

 

勿論そうじゃない経営者が殆どだ、なはずだ。僕が見たのは、ほんの一部の経営者であり、それがすべてと思わないし、サーファーズパラダイスを紺のスーツを着て歩くのも仕事だし、殆どの人は立派な仕事をしているのだろう、はずだ。

 

たまたま僕の生活態度が悪くてそういう人に会えてないだけで、悪いのは僕の方なんだ、そうやって一生懸命自分を納得させようとした。

 

ところでこのラーメン屋。昨日も思ったのだが、味は良い。勿論福岡でカネを貰って食わせるにはきついが、ゴールドコーストでこれだけのモノが食えれば、それほど文句はない。メニューはそれほど多くなく(10品以下)、普通の豚骨ラーメン一杯8ドル50セントで、高菜は自由に取ってよい。

 

繁盛店のようで、午後4時だと言うのに満席。そして、今日は僕ら4人が最後の客。スープが売り切れたのだ。僕らのすぐ後に来た中国人やフィリピン人のお客は、肩を落として引き返してた。

 

客がいる間が花だ。頑張ってほしいな。

 

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tom_eastwind at 01:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)NZの不動産および起業 

2007年12月27日

Q1

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今回ゴールドコーストで泊まったのは、Q1と呼ばれるアパートメント型ホテルだ。5泊するので、朝食等が自分で作れるようにと選んだのだが、年に一回の家族旅行でもあるし、みゆきとりょうまにとっては初めてのゴールドコーストなので、高層階の海の見える部屋にしてもらった。結構散財だが、皆さんご満足頂いた、得点!

 

 

2ベッドルームにリビングキッチンが付いて140平方メートルの広さなので、かなりのんびり手足を伸ばせる。このホテルは今のところ世界で一番背の高い、78階建てのアパートらしい。僕らの部屋は45階だったので、ゴールドコーストの海岸線に白波が打ち寄せるのが良く見えるし、ゴールドコーストから南側の街の広がりが良く見える。

 

 

Q2夜景がまた良い。香港で生活をしてた頃に、山の上にある自宅のアパートから見えた香港の景色を彷彿させるような感じだ。

 

 

 

 

でも、良いのはここまで。ここまではハードの勝負なのでよいのだが、ソフトが案の定無茶苦茶。

 

部屋に入ると備え付けの金庫があるのだが、そのドアが閉まってる。使えないジャン。フロントに電話をすると、すぐに誰かを送るからと言って約1時間。何も起こらない。再度電話をすると「おお、そうか、じゃあ今度こそすぐに」と言われて、それから30分後にやっとおじさんがやってきて、にこっと笑ってさっさと開錠していった。

 

インターネットを使いたくてケーブルとパスワードを貰ったのは良いが、インターネットケーブルをさす場所がない。リビングルームやワークデスクの周りを見渡しても、ない。ベッドルームにあるわけないよなと思いながら一通り壁沿いに見てみるが、ない。

 

それではと、まさかとか思いながらクローゼットの中も見る。何故なら、もらったケーブルが長さ5メートルもあるんで、とんでもないところにあるのではと思ったのだ。

 

それでも見つからずにフロントに電話すると、「おお、君の部屋は2ベッドルームだよね、だったら子供部屋の方にあるよ」って、けろっと言われる。

 

おいおい、子供部屋はもう見たよと思いながらも、ここは豪州、もしかしたら思って再度子供部屋を探す。今度は、壁際のベッドを押しのけてみるが、ない。備え付けの大きなカウチ(昼寝のできるソファ)を、思い切ってぐいっとずらしてみる。

 

あった・・・・。やっぱりな。

 

カウチの足がカーペットをしっかり押しつぶして、ずらしても元に戻らないほど長い間、誰もインターネットを使わなかったのか?てか、普通にワークデスクのところに差込口をつくろうよ。

 

翌日も、みゆきの歯の矯正器具の調子が悪いのか、少し頬のあたりが痛いと言うのでレセプションで「すみません、ホームドクターいますか?」と聞くと、いないけど、町の医者の居場所なら分かるよ、でも、今日はもう午後4時だからどこもやってないし、明日からどこの医者も年末休暇なんで、行きたかったら1月3日まで待ってね、だってさ。

 

あのね、普通のホテルならホームドクター、いるでしょ。少なくとも痛み止めとか消毒とか、何か出来ないの?

 

するとレセプションの若いお兄ちゃん、「いやいや、その痛みは矯正の問題だ、だから普通の医者では駄目だ、「ぴりおでんてすと」とか「おーそでんてすと」とか、そういう専門の歯医者でないと駄目で、だから君の娘が病院に行っても診てくれないし」

 

「もちろん公共の病院は北に車で10分ほど行けばあるけど、そこは緊急専門で、予約も出来ないし並んで待たされるし、どれだけ時間がかかるか分からないし、診てくれるかどうかも分からないよ、やめといたほうがいいね」

 

てか、君は医者か?医者のローテンションの管理もしているのか?娘の歯が痛くてちょっと見てもらいたいだけなのに、何でコトがそこまで大きくなるの?

 

親切で探してくれるのは分かるのだが、そこ、違うんですよ。

 

もういいよ、後は何とかこっちでするから大丈夫、ありがとね、そう言って部屋に戻ると、今度は冷房が壊れてる・・・。

 

またも受付に電話すると、「ええ?どうなってるんですか?」てか、こっちが聞きたいから電話してるんですけど。

 

この人はその後20分以内に来てくれたが、こちらが必要なのは技術者であって受付でチェックインを担当する人ではない。案の定どうにもならずに退散。今日の夜の時点では、クーラーは使えない様子。

 

幸いにも今日も涼しいので、窓さえ開けておけば寝るには困らないが、これが普通の太陽燦々だったら、一体どうなるんだろね。

 

それでも、全体的には過ごしやすい気分だ。やっぱり、受付の人も、悪い人ではないのだから、一生懸命さはしっかり伝わるし、だらけているわけではないから、文句をいう事もない。

 

Q1

 

他にインドアプールもアウトドアプールもあり、サウナ、スパ、それに何とりょうまくんのdaisukiなゲームセンターも、ちっちゃいながらある。

 

 

町の中心地から歩いて5分程度、海から100メートルなので、場所も良い。これからQ1のような高層アパートメントが続々と建つようだ。街のど真ん中にあるRaptisPlazaも取り壊して、そこにヒルトンホテルが2010年頃に建つ予定。街の不動産屋も商店街の一等地に店を構えて、にこにこと揉み手をしながら店の入り口で、道行く人に声をかけてた。

 

結局ここの不動産を買うのは外国人、またはシドニーから来た金持ちと考えているようだ。

 

昼間はゴールドコーストで短パンにTシャツとラフな格好をしていても、地元に帰れば高級スーツにネクタイで身を固める投資家やビジネスマンが、家族を連れて気を緩めてのんびり歩いてるのだ。不動産業者から見たら、飛んで火にいる夏の虫だろう。

 

店の中にはヒルトンホテルやその他の物件の建設予定図や、高さ1メートルくらいの模型を用意して、にこにこしながら街を歩いてる人が飛び込んでくるのを待っている。

 

でもま、ここは確かにそんな雰囲気にさせる街だ。アパートの一番安い部屋で65万ドル。それでもQ1の成功を見た投資家が、ヒルトンやその他物件に投資していくんだろうな。

 

これも結局は転売狙いの投資だが、自分の居住地ではない外国に不動産物件を持つことの税務的利益を理解している資産家からすれば、それほど高い買い物ではない。

 

クリスマスからお正月に向けて、街を歩く人は子供の手を引きながら、皆にこにこしている。

 

今年もうまくいったぞ!そう思ってにんまりしているおじさん。ビール片手に友達と大声で話しているおじさんたち。子供を連れて、今日ばかりはお母さんも許してくれるって感じでおもちゃを子供に買ってあげるおじさん。

 

ここって、おじさんが自分の成功を果実として味わい、一年の終りに家族とゆっくり過ごし、来年もまた頑張るぞ、でもとりあえず今は、太陽の下でプールでのんびりしたり、子供を連れてテーマパークに行ったり、美味しいものを食べたりするとこなんだ。

 

こりゃ、ふところも緩むわな、アパートの一軒でも買ってみようか、そう思うおじさん達の気持ちも分かるような、ゴールドコーストの一日だった。

 

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tom_eastwind at 22:43|PermalinkComments(1)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月26日

恵みの雨

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ゴールドコースト到着。

 

初日から曇り空で、今日はスコールのような土砂降りが何度かあった。ただ、空気が乾燥しているので、濡れても気にならない。

 

てか、ここ最近激しい旱魃に見舞われているゴールドコーストにとっては、恵みの雨だろう。ずっと雨が降ってるので、気温も20度前後と、半そでではヒンヤリするくらいだ。

 

ムービーワールドに行き、豪州のサービスレベルを再確認。問題ないじゃんか。やっぱり彼ら、やろうと思えばやれるのに、やらないんだな、このやろう。

 

今回の旅行、書きたいことは一杯あるのに、毎日朝からなんとかワールドめぐりで、夜は酒飲みに出てるので、またも時間不足なり。

 Gold coast beach

写真は、晴れのゴールドコースト. 写真を借りてきました。

 

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tom_eastwind at 17:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月25日

シドニーシャングリラホテル

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今回泊まったシャングリラホテルは、元々は香港の九龍半島にあるカオルーンシャングリラホテルが最初で、それから現在の旗艦ホテルであるアイランドシャングリラホテルが出来て爆発的に有名になったホテルグループ。

 

 

なのでシドニーのシャングリラは、グループとしてはかなり後発のほうだ。元々が全日空ホテルだったのが、全日空が撤退した後に入ったのだ。

 

そして今、世界中にグループ展開をしているこのホテルは、ビジネスよりもどちらかと言うと別世界的イメージを優先して、ホテルの中に入れば、そこはシャングリラですよって嗜好だ。

 

HKGシャングリラロビー1991年から6年間過ごした香港で、アイランドシャングリラは、随分お世話になったホテルの一つだ。特にこのホテルは、日本人スタッフがホテル全体の音楽選びをやっていたし、最初の2年間働いていたオフィスはアイランドシャングリラと繋がってたので、ちょいと一足で行けて、随分親しみを感じたものだ。

 

海外に出て、例えば和食のシェフとして認められるのは簡単だが、クラシックを聴き分けてホテルの中のそれぞれの場所で適切な音楽を流すと言うのは、競争相手が日本人ではなく、本場の欧州人なので、かなり大変ではないか?などと思ったりもしたが、ご本人、あまり気負いもなくやってたな。

 

香港のアイランドシャングリラホテルは、高層階を使い、香港側から九龍の夜景が見えるという、素晴らしい眺望である。

 

HKGシャングリラレストラン

 

最上階にある、床から天井まですべて一枚ガラスで香港の夜景を楽しめる高級フレンチレストランも含めて、今でも政界や財界が利用する、香港でもトップクラスの一つだ。

 

 

 

今回のシドニー滞在は、元全日空ホテル、現在はオーナーが変わったシャングリラホテルに泊まる。シドニー湾のROCKS地区にあるホテルで、小奇麗で窓からの景色も良いので、結構好きかも。

 

ただ、次に泊まるかどうかと言われると、結構疑問系。何故なら、それだけ次々と良いホテルがシドニーに進出してきて、シドニーのホテル全体の質が向上しているからだ。オリンピック以来、景気の良い話である。

 

それにしても、全日空も日航も撤退して、ますますJapan Passing である。そんな中、このホテルは今でも日本人客が当時のイメージで団体旅行に来るようで、旗フル添乗員やロビー玄関で待つ小型バスが日本人団体客を誘導する姿を見かけた。

 

しかしそれでも、ホテルの中心となる客層は中国、香港から旅行客と白人である。日本人はいつまで経っても外人に対して堂々と接することが出来ず、エレベーターの乗り方も分からず、楽しむ方法も知らないまま、ひたすら「外に出たら危険ですよ」と連呼するガイドの指示に従って部屋にこもってるだけだ。

 

シャングリラバーどれだけ国際化と言っても、外国での遊び方を知らない。それは結局、安全をあまりに追求するあまり、旅の楽しみの大きな部分=ハプニングとの遭遇を旅行会社が出来るだけ避けてしまうと言う点にあるだろう。これが国民性でもあるが、ちょいと悲しいな、もっとリスクを取って楽しむことも出来るのに。

 

 

ロックスのフリーマーケットに行く。家族を連れて何も言わずにす〜っとテント内に入ると、最初の付近にあるジュエリーショップに、女性二人が釘付け!動かなくなったのだ。

 

実はこの店、前回も寄って買い物とおしゃべりをしたので、あっちのオーナーが覚えててくれた。

 

今回は家族旅行なのでお遊びの積りが、キラキラ系のジュエリーを売るお店のオーナーと話しこんでしまい、次に会ったら昼飯食おうと言うことになった。うむ。彼の商品なら、日本で売れるよな。そんな貿易ビジネスもいけそうだと感じる。

 

彼の商品なら、日本のセレクトショップに卸していけるのではないかと思ったので、年明けにきちんと考えてみよう。

 

結局女性陣は、このキラキラショップで2時間、立ちっぱなしで商品を選んでた。女性は時々、恐ろしいほどの力を発揮しますね。

 

僕とりょうまは、する事もなく二人でマーケットを歩いてたら、楽しそうなオプショナルツアーがあったので寄ってみた。

 

Easy Rider」と言う名前は、1970年代に青春を過ごした人には、常に心に残る名前だろう。ピーターフォンだとデニスホッパーの名作。

 

3人乗りのイージーライダーみたいなチョッパーバイクでハーバーブリッジを渡ると言うオプショナルツアーだが、短いコースだと15分てのがあるので、早速これを申し込む。

 

「クレジットカード使えるかい?」と聞いたら現金のみって事なので、りょうまくんを置いて隣のビルのATMマシンに向かう。便利なことに、NZANZのキャッシュカードがそのまま使えてお金が下ろせるのだ。

 

二人で揃いのフルフェイスのヘルメットと革ジャンパーを着て、気分はすっかりイージーライダーだ。腹を揺るがすような爆音と共にツアー開始。

 

途中、橋を渡る時は周囲から珍しそうに見られるが、バイクツアーってのは、乗ってる本人が一番楽しい。

 

前方に車もないのにりょうまくんがしきりにピースサインを出すので、ナンだろう?と思ってよく見ると、バイクのサイドミラーに映る自分を見てピースしてるのだ。

 

橋を渡って途中の景色を楽しみながら、ツアーが終了したところで女性陣と合流。

 

夕方、チャイナタウンに家族で食事に行く為にロビー玄関でタクシーを待ってると、隣にいたラフな格好の白人が親しげに「ハイ!ニホンジン?」とみゆきに声をかけてきた。

 

「うん、私の隣にいるお父さんはニホンジンだけど、ここに居るお母さんは香港人で、だから私はミックスなんだけどね、私はニュージーランドで生まれ育ってるから、なんだかな〜」ってけろって言うと、その位置関係に理解をするまで5秒ほどかかったおにいちゃん、そのうち笑い出して、「WONDERFUL“!!」って喜んでた。何が面白いんだかよく分からん。

 

写真はりょうまくんとハーバーブリッジを渡ったオートバイです。

 

まだまだ話はたくさんあるのだが、とりあえず今日はここまで。

 

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tom_eastwind at 18:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月24日

6ドル50セントのどんべえ

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シドニーでどんべえを買った時の話。1AUSドルを100円とすれば、650円のどんべえだな。それも、大盛りではなく普通サイズだ。

 

普通、シドニーに家族旅行に行ってるのに、どんべえなんか買うなって話もあるが、下手な朝飯を高い金払って食うくらいなら、どんべえや韓国のてんぷらうどんの方が、よほど美味しい。

 

健康に悪いでしょって言う人もいるだろうが、毎日の生活の中で楽しく生きようと思えば、ある程度の危険性も甘受する必要もある。

 

どんべえ食わない代わりに、汚い空気に晒されたり汚染された野菜を食ってるって事もある。

 

結局どんべえがある程度限定された危険性であるから「読める」のに比較して、中国の大気汚染をもろにかぶって、それが将来どのような被害を人間に与えるか誰にも分からないような「読めない」危険性もある。

 

シドニー大都会 

健康を問題にするなら、生命の問題であるから、どんべえが人間に与える危険性と、福井県に住んでて原発が溶解して即死する危険性と、どっちが高いか?いっぺんどっかの学者に計算してもらいたい。

 

または、いつクビになるか分からない状態で給料を下げられて、毎日どきどきしながら言いたいことも言えない状態でストレスが溜まり、それが結局家庭不和を生んでしまい離婚なんて事になったら、どんべえの被害とは比較のしようもない。

 

中国の大気汚染や原発や離婚と、シドニーでどんべえを食べる危険性の比較はあまり言い訳にはならないが、元々言い訳をするつもりもない。はは、開き直った。

 

閑話休題。

 

確かにどんべえの外側には英語表示があるし、成分表も英語で作られているので、余分に原価がかかるのだろう。もしかして日本で作って船便で送っているのだろう。

 

それにしても、オークランドでさえ、高い時でも5ドル、安いときなら3ドル程度で食える(つまりAUSドルなら4ドル、または2ドルだ)のに、こうなるとこの価格差は、小売店の利益率、特に小売店が支払っている原価=家賃や人件費に大きな問題があるような気がする。

 

シドニータワーオフィスや店舗の家賃は、大体オークランドの2倍程度である。つまりオークランドのレストランで一ヶ月8千ドルの家賃(大体50席程度)なら、シドニーでは1万6千ドルだ。

 

人件費は、大雑把に1.5倍くらいだと思う。オークランドでレストランの最低時給は11.25ドルだが、シドニーでは細かく分かれているものの、大体13ドルくらいと言われてる。ここでの差はそれほど大きくない。

 

 

ただ問題は、シドニーに住む腕の良いバーテンダーが稼ぐ時給は25ドルから30ドルだし、オフィスで働くビジネスマンの年収は、もしかしたら1.5倍以上の差があるかもしれない。

 

と言うのは、シドニーでは大企業のマネージメントの仕事と言う特殊かつ高給が取れる仕事がたくさんあり、高学歴の人材を多く集めて、年収10万ドルなんてのはざらであるのに対して、ニュージーランドでは、もっと現場に近い泥臭い仕事が多いので、歯医者とか独立しない限り、10万ドルの年収を取るのはかなりきつい。

 

要するにニュージーランドでは、大企業がとても少なく、社員に10万ドルも払っていたら社長よりも高級取りになってしまうという現実があるのだ。

 

だから、金儲けをするならシドニー、と言うことでキーウィのシドニー詣でが発生するのだ。出稼ぎである。

 

 

シドニー客船そのような労働市場や好景気がどんべえの値段にまで波及するのだろう。

 

クリスマスイブに、何でどんべえの話かって感じだけど、定点観測ってのは、情報産業で働く者としてはとても大事なことです。

 

 

当社の仕事は「お客様に情報を有料で提供すること」なんですが、どのような情報が有料で販売出来るかを知る為には、まさしく市場を知らねばならない。

 

つまり、今の世の中がどうなってて、どのような情報に価値があるのかを正確かつ最新で収集しておかねば、仕事が成り立たないのです。

 

どっかのメーカーのように、「良ければ消費者が買ってくれる」と思い込んで、自分勝手な理想論を並べてはいられないのです。

 

だからどんべえの値段も大事だし、街角の乞食とごみの散らばり方も大事だし、ロックスで食事を提供するイタリアンレストランの価格やサービスの質も知っておく必要があるし、とにかく世の中のあらゆることに関心を持つ必要があるのです。

 

てか、どんべえ一個でそこまで理屈に拘るなよって話、ですよね。

 

それでは皆さん、誰の上にも、クリスチャンじゃないし既存の宗教は一切付き合いがないし、ひねくれもんの僕ですが、一年に一回はKYってことで、メリークリスマス!

 

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tom_eastwind at 09:47|PermalinkComments(1)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月23日

吉井

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気さくな人柄の吉井さんとは、もう3年くらいの付き合いだ。

 

とは言っても、シドニーに行った時に時間が合えば彼の店にすしを食いにいくくらいだが、同郷でもあり年も近いこともあり、外国でのレストラン経営と言う点でも話が合う。中州や銀座の話をすると、お互いに止まらないほどのネタを持ってる。

 

「美味しんぼ」でも紹介された彼だが、ここは間違いなくシドニーで一番のすし屋である。うにの軍艦巻きに、海苔の代わりにキュウリを使った独創性など、普通のすし屋では思いつかなかった料理を作る。

 

特に「うに玉」は、日本人の心を幸せにしてくれる、この店の看板メニューだ。

 

卵の上の部分を切り取って白身を抜いて、半生の黄身にかつおだしとウニを入れて温め、スプーンで混ぜて食べると言う方法は、世界で初めて彼が創造した料理方法だ。

 

家族は香港舌なので、どうかな〜、今日の料理はどこまでOKかな〜とか思ってたが、割合最初からうまくいった。

 

うにの味がsandyさんからすると少し臭みを感じたようだが、料理方法自体はすごい面白くて、喜んでもらった。

 

香港人はとにかく魚の新鮮さに拘る。日本人は魚を少し腐らせて発生する香りを楽しむ。干物が良い例だ。香港人は、とにかく匂いのする魚は駄目で、だからすし屋でもサーモンやトロしか注文しない。

 

杉板焼き青魚に至っては、彼らからすれば発狂するような生臭さである。

 

こりゃもう仕方ない、母親の舌(mother tongue ) の問題だから、議論の対象にならない。多くのフランス人が干物を臭がり、多くの日本人がトリュフに匂いを感じないのと同じだ。

 

そういえば青酸カリのアーモンド臭を感じることが出来るのは、遺伝子によると言う話も聞いたことがある。

 

それでも、みゆきもりょうまくんもすごく楽しんでくれて、ただ唯一の困りが、この店に6時丁度に入ったのだが、食事が終わったのが9時だったって事。

 

普通の大人であれば、食事をしておしゃべりをしてワインを傾けてと、丁度良い時間配分なのだが、子供からすれば「とっとと出せよ、早く食わせろ」となるので、みゆきは途中から眠たくなったみたい。

 

それでも出てくる料理は美味くて、ぱくぱく食べる。僕は昨日呑み過ぎたせいもあり、今晩は肉より魚が美味しいと感じた。

 

豆の碗蟹を筍で包んで枝豆ソースで絡めた「アサヒガニと衣笠茸の鳴門蒸し ずんだ餡かけ」料理は、アサヒガニは日本の食材、衣笠茸は、実は中華料理で高級食材、ずんだ(枝豆)餡かけは、キーウィが日替わりスープで良く出すメニューなので、日中豪の合作料理と言うべきか。

 

 

とても美味しく感じる反面、子牛メニュー二つは、今日はどうかな、みゆきに食わせた。みゆきとしては「お父さん、何で日本の牛肉はこんなに脂っぽいの?」と言われた。

 

赤身の旨味を基本としている人からすれば、日本の牛肉は脂っぽ過ぎて口の中がにちゃにちゃする感じで、旨味を感じないだろう。

 

そりゃそうだ、魚のトロの脂と違い、牛肉の脂は融点が高い。だから口の中で溶ける旨味もなければ、脂が口の中で溶けずに、にちゃにちゃ感が残るだけなのだ。

 

前日の夕食で食ったまま放置していたすき焼き鍋の中の肉に浮かんでる、白い脂を美味しいと思うだろうか。

 

ただ、日本では霜降り信仰が強いので、お店としてはメインのお客である日本人向けに和牛を使わざるを得ないのだろう。

 

合計で3時間だが、大人としては退屈しない。

 

吉井さんちっちゃな量の食事がちょこちょこ出てくる中で、メニューの説明をお店の人や吉井さんご自身からしてもらいながら、適当に最近のシドニーの話題等を話してもらう。たこ焼きの店がどこにあるとか、吉野家は最近商社が手を引いたとか。

 

至福の時間。

 

今日はお酒を飲むのは僕一人だったので、グラスワインで食事を進める。オーストラリアのピノグリも美味しいな。口当たりが良く、適度に軽い。

 

結局りょうまくんはサーモン寿司を10個くらいと、サーモン海苔巻きを2本食って降参宣言。でも、それから1時間くらいしてから、更にいくらの軍艦巻きとか食ってたけどね。

 

初日の昼間はチャイナタウンからピットストリート、ロックスまでと3時間ほど歩いて、シドニーは初めてのみゆきは、速攻で「この街、嫌だ」と言ってた。こいつ、やっぱり親父のDNAに近いな。

 

悪い街ではないのだが、香港を知悉しているみゆきからすれば、「中途半端な田舎ものが、何を威張ってるの?あんたもオークランドも、五十歩百歩よ」と言う感じだろう。

 

オークランドの「田舎の優しさ」を失い、でも香港の「都会の洗練さ」も身に付けてない、それでいて自分の田舎モノ加減を分かってない、そういう中途半端さ、と言うか、勘違い野郎が放つ独特の臭さがいやなんだろう。

 

吉井さんデザート

 

それでも、吉井で寿司を食ってる彼女は、楽しそうだった。料理の出る速度は遅くて、途中、「もう眠い〜」とか言ってたが、デザートまで結構食ってた。

 

明日はジムで運動ですね。

 

 

 

ホテルに戻り、子供を部屋に残してSandyさんとホテル最上階のバーに行く。子供を部屋に残せる年になったのが嬉しいねとか言いながら、足の踏み場もないほどの人の間で、ガラス壁に取り付けたガラススタンドに肘をついて、立ったままジョニ黒を飲みながらハーバーブリッジの景色を楽しむ。

 

バーで注文するだけで10分ほど待たされるほどの込み合いようで、バーテンダーに「いつもこんなに混んでるの?」と聞くと、あっさりと「今日は暇なほうだよ、君ら予約なしで入れたでしょ」だって。

 

立ち飲みバーでも予約が必要なくらい、最近は忙しいらしい。周りを見渡しても、バーカウンターでは普通に100AUドルが飛び回っている。

 

鉱物資源景気万歳!ですかな。

 

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tom_eastwind at 08:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月22日

シドニーの空室率は0.2%

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今日からシドニー。クリスマスの家族旅行だが、あいにく天気が良くない。

ホテルに着き、まずはインターネットで地元情報を調べると、シドニーは賃貸用物件の家賃が上がり、おまけに物件が少なく、空室率0.2%との事。

そういえば前回来たときに、シドニーに住むキーウィが「僕はシティから車で30分も離れたアパートに住んでるけど、2部屋しかないのに週400ドルだよ、それにまた家賃が上がるようだ」と嘆いてた。

日本でテナントを探すのは苦労らしいが、このシドニーでは、物件を探すテナントのほうが苦労している。

そう思うと、やっぱりビジネスってのは景気の良い街でやるべきだと思った。景気さえよければ、少々ハズしてもどうにかなる。物価が下がり景気の悪い国や地域では、どれだけ頑張っても大して儲けられない。

厳しい現実である。

雨交じりの曇り空の中、家族でチャイナタウンを歩く。

昼食は地元で人気のあるマリゴールド中華レストランに行く。広い店内は随分と混んでおり、10分ほど待たされてからテーブルにつく。

ワゴンに乗った飲茶料理が次々と運ばれてくる。ずいぶんとお腹が空いてたので、早速「豚肉スペアリブ蒸し」を食べるが、???な味。

まずいのではなく違うって感じ。

次にシュウマイ、海老餃子、牛の胃袋等を食べるが、どれも、家族みんなで???な顔になる。

とにかく味が変なのだ。どの料理にも、本来の味以外の味付けがされている。

スペアリブは豚肉の甘みが出るはずなのに、何故か一切れを飲み込む最後の時に、酸っぱい味がする。

鳥の足は辛すぎる。これは本来甘辛い料理である。

シュウマイも、途中で味が苦くなる。

こりゃ何だ?

結局5皿頼んで半分残して店を出た。家族全員で不思議だな〜と言いながら、チャイナタウンを歩く。

ここ、美味しいお店だと思ってたのに、前回の恵比寿の龍天門に引き続き、家族の信頼を無くしてしまった。

シドニー夜景

今晩は「吉井」だ。ここでまた外すと、命取りだな〜。次からは企画担当者クビである。

 

 

 

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tom_eastwind at 15:29|PermalinkComments(1)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月21日

2007 Summer Christmas

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夏、である。天気は一進一退だが、夏空が広がって、例年に比べて湿気が強いものの、日本の湿気と比べればそれは軽いもので、これからは良い季節が始まる。

 

今年の営業は今日で終り。来年は17日から再開だ。

 

毎年そうだが、始まったと思ったら、もう一年経ってるってのを、何年繰り返したやら。10年、か。

 

毎年、思わぬことが起こる。良いことも悪いことも、何でも起こる。大概の事にはおどろかなくなった。

 

多分、関東大震災が来ても、「お、きたか、よっしゃ、」って感じだろう。

 

今年は随分とたくさんのお客様に訪れて頂いた。

 

そして新たに、以前から描いていた不動産業にも乗り出すことが出来た。

 

来年は、ほぼ毎月日本へ出張するようになる。

 

Christmas tree

 

Many Christmas Card from Client

 

いよいよ日本が、大きな政府、規制強化の道に入り始めた。

いつか来た道、なのだが、バカ官僚は、いつまで経っても現場の実情を知らずに会員制の官僚風呂に浸かりっぱなしで、仕事をした気になって国民の首を絞めてる。

 

 

 

多分、ここ10年の規制緩和が1945年から10年続いた日本の無政府状態とすれば、これからは55年体制による国民の締め付けが始まるだろう。

 

そしてこれから暫くは、この体制が続くだろう。何故ならこの締め付け体制は、自民党だけでなく、もし政権を取れば民主党にとっても有難い仕組みであり、官僚にとってはどっちの政党が政権を取っても有難い仕組みで、困るのは自分に関係のない下々の人々ってなるんだから。

 

皮肉な話だが、そんな時代だから外国に移住しようとする人が増える、その結果ニュージーランドが候補地として選ばれ、うちの商売に繋がり、僕の出張が増えるというわけだ。

 Queen street crossing

これからの増税は、本当に怖い。政府は、何かやるとなったら、法律を変更して自分を合法な立場にしたうえで、本来正しい倫理で生きてきた人を非合法に追い込み、潰しにかかる。公正なルールなんて、あったものじゃない。憎まれて狙われたら、それで終りだ。

 

締め付けは増税だけはない。実は、一番大きな、将来において日本の国力に影響を与えるのは、教育だ。

 

 

 

今の日本の教育を日本人に説明する必要はないだろう。

 

今日お会いしたお客様との会話が、とても印象的だった。超一流起業の高位の地位で、日本も海外も見て歩いた方だ。

 

彼が言う。

 

「tomさん、10歳の子供を夜の11時まで子供を塾にやって、それで何とか学校で上位に入れる。でも、それで行ける大学なんて、たかがしれてる。ましてや、目標も自分のやりたい事も分からないまま会社に入っても、大学までに身に付けた知識なんて、社会じゃ何の役にも立たない。それよりは、こっちの学校で伸び伸びと育てて、バイリンガルになってもらい、こっちの大学を出て世界に通用するような器になって欲しい。下手な学校の知識よりも、“お、お前、英語ネイティブか、じゃあ次の会議にアメリカ人が来るから、通訳とアテンドを頼むよ”と上司に見いだしてもらったほうが余程良いよ」

 

まさにそうだと思う。

 

入社試験にしか役立たない無駄な知識を得るために、子供時代を何の感受性も持たないまま過ごして、社会に出ても自分が何をやりたいか分からずに、3年も経たずに退職するような人間を生み出す教育が、果たして正しいと言えるのか?

 

2008年がどのような年になるか、誰も分からない。もしかしたら、ニュージーランドの方が地震で沈むかもしれない。

 

ただそれでも、自分が選んだ道だから、後悔をする事はないと思う。

 

来年も、前向きに生きていこうと思う。

 

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tom_eastwind at 00:51|PermalinkComments(1)TrackBack(0)NZの不動産および起業 

2007年12月20日

タカプナ=葉山?

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僕は葉山に行った事がないので詳しくないけど、お金持ちが一杯住んでる、海辺の街らしい。ヨットも盛んだとのこと。

 

おお、それならタカプナに似ているな。ここも古くからお金持ちが豪邸を構えて、何せビーチのすぐ横に家を建てているのだから、自宅から水着のまま、雄大なタカプナビーチに出られるのだ。シティまでは車で15分程度だ。

 

おまけに歩いて5分のところには商店街があり、買い物にも不自由しない。自然と街が一体化している、オークランドでも屈指の高級住宅街だ。

 

あんまりきれいに撮れていないが、ビーチ沿いの住宅。売りに出てる物件もあるが、大体このビーチ沿いあたりだと3億円はくだらないだろう。

 

近くには22億円の物件もあると聞いた。最近は特に、欧州や米国のお金持ちが別荘代わりに買っていくらしい。米国から時々プライベートジェットで飛んできてオークランドの夏を楽しむのであろう。

 タカプナ豪邸売却

それにしても不動産市場、てかオークランドのアジア人市場で目立たないのが日本人だ。

 

バブルの頃は、ドル安のせいもあり、日本人が大挙して不動産を購入していたが、最近では人知れずひっそりと生活をしながら、NZでの将来の見通しも立たないから日本に帰ってしまおうと言う人が増えている。

 

その代わり、韓国人がこの地域では活発である。不動産の売買やビル投資に韓国人仲介業者が増えているのが特徴的だ。

 

ビーチを歩いてると、中国人よりも韓国人の姿が目立つ。中国人にとっては、歩くのも金の無駄といったところだろう。韓国人にとっては、こんな素晴らしいビーチ沿いの家を買えたのだから、歩かねば損と考えるといったところか。

 

今、タカプナで2ベッドルームのアパートを借りるだけで、月に1600ドル、大体14万円近くかかる。それでもこれから家賃相場は、まだまだ上がるだろう。だから、日本人はあまり見かけない。

 

毎月の家賃を14万円取っても、表面利回りで5%いかない物件が多いのも、この街の特徴だ。このあたりで投資をする人は、売却時のキャピタルゲインを狙っている人が多い。家賃は、税金の不要なキャッシュジョブ、お小遣い感覚だろう。

 

もう一つの面白い特徴は、タカプナの近くにはリタイアしてこじんまりした自宅で悠々と住む人々は、自分の家の路線価が上昇するのを嫌うと言うことだ。

 

何故?評価が高くなれば、含み資産が増えるではないか?

 

ところが悠々老人からすれば、今住んでるのは終の棲家、だから他人がいくらと評価しようが、売る気持ちはない。

 

と言うことは、路線価に応じて決まる固定資産税が上がるのは、持ち主にとっては何の意味もないどころか、余分に税金を取られて損をするだけなのだ。

 タカプナ豪邸

住宅も、メインの道路に面したものよりも、クルードサック(フランス語らしい)と呼ばれる、メインから一本奥に入った行き止まりの道のほうが人気がある。

 

大通りを歩く人に覗かれずにプライベートを守れるし、車の往来も少ないから静かだし、泥棒だって忍び込みにくい。

 

このように、日本とニュージーランドでは不動産の見方が随分違うのが面白い。

 

僕はニュージーランドで初めて不動産の仕事をするので、こっちのルールのほうが合理的だと思うのだが、日本の場合は行政による規制があり、結局自然な形ではなく、お上のルールによって不動産価格や価値が決まるのではないかと思う。

 

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tom_eastwind at 00:53|PermalinkComments(1)TrackBack(1)

2007年12月19日

Pursuit Happyness

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「あんたの言い訳は聞き飽きたわ。“大丈夫だよ”って、子供が生まれた時も、そう言ったわよね」

 

そう言って、いたいけな5歳の男の子を残してニューヨークに去っていった女。

 

残された男と子供の生活が始まる。 

 

 

Pursuit Happyness」 はWill Smithの新作である。本当は最新作と書こうと思ったのだが、既に次作が出てるので、新作。

 

つづりが違うってつっこまないでね、原作がこうだから。意味あるし。

 

幸せを追いかける権利は誰にでもある。でも、何もせずに幸せを受け取る権利はない。追いかけてジェファーソン、頑張った人間だけが受け取れることが出来る。それが資本主義だ。

 

物語のそこここにアメリカ建国の父の一人、ジェファーソンの言葉がちりばめられている。

 

資本主義が正しいかどうかは別にして、その場所で生きている限り、その場所のルールで戦うしかない。そんなルールはおかしい!って言うなら、他所に行けよ。

 

幸運ってのは、本当にあるんだよね。でもそれは、道端に転がってるんじゃなくんて、一生懸命努力している時に、突然転がり込むんだ。

 

そいつを掴む勇気のある奴だけが、生き残れる。右手で綱を保持したまま左手で次の綱を掴むことは出来ない。右手の綱を手放して飛んだ奴だけが、初めて左手で次の綱をつかめるんだ。

 

俺に出来るかどうかなんて考える余裕はない。父と子供、生き残るにはその道しかないのだ。

 

貧困で不安定なセールスマン生活の中、パートナーに見捨てられ、住んでいた家の家賃も払えず夜逃げし、モーテルに逃げ込む。

 

これでは駄目だ、子供と二人、ずっと将来がない。そう思った彼は、家族の再生を賭けて起死回生の勝負をする。現在の医療機器セールスをしながら、大手金融ブローカーの門を叩くのだった。

 

一日が24時間しかない中、医療品セールスのかたわら、金融ブローカーのインターンシップ(6ヶ月間無給だ)を受け、同時に5歳の子供の託児所の送り迎え、そして料理をして洗濯をして掃除をして営業をして仕事を覚えて、それでもその仕事が6ヵ月後に正式採用になる確率は20分の1以下。

 

これがどれだけ大きな賭けか、分かるだろうか?

 

第一、インターンシップに参加することさえ狭き門なのだ。そんな中、彼は何とか智恵を絞って狭き門を潜り抜ける。

 

ところがそれだけ頑張っている時に運悪く、政府の税金が払えずに銀行口座を差し押さえられる。時の政権は俳優上がりのレーガン政権、福祉に大きなしわ寄せが出た時代だった。

 

ついにはモーテルも追い出され、ホームレスになる。

 

自分の5歳の子供を守る為だけに、インターンシップの仕事が終わって真っ先にシェルターに駆け込む。ある晩、たった4つしか残ってないシェルターに何とか間に合うが、そこで割り込みする男と喧嘩になる。

 

「ここは俺の番だ!俺は順番に来た、仕事を終わらせて駆けつけたんだ!お前が割り込んだんじゃないか!」

 

そうやって何とか一晩のベッドを確保する、すべては子供の為に。4人用の部屋で、他の人に気を遣いながら、ちっちゃな洗面台の水で子供の体を洗ってあげるうちに電気が消える。

 

消灯だ。子供をベッドに入れた主人公は、「お父さんは外で待ってるからね。ドアをちょっとだけ開けておくから、ゆっくり寝なさい」と言う。ちっちゃなシングルベッドを子供の為に確保してゆっくり寝かせた後、主人公は将来の為の勉強に、部屋の外に出る。

 

たまにはシェルターを確保出来ないこともある。そんな時は電車や駅のホームで朝を待つ。

 

 Pursuit Happyness necktie

女性と子供だけを預かる施設で、「あなたは駄目よ」と言われた父親はどうするだろう?僕なら、子供だけ泊めて、自分は野宿で十分だ。それなのに、主人公は、「駄目だ、俺と子供はいつも一緒なんだ!」と言い切る。愛、かな。

 

 

 

子供へ向けた愛がずれてないから良い。自分の考えの押し付けではなく、子供を守ってきちんと育てたい、そのキモチが物凄く伝わってくる。

 

いたいけな子供が、そんな父親を愛おしそうにじっと見守る。この映画の一つの売りは、実の子供が映画に出てるってとこだ。Will Smithの実の子供が共演しているのだ。

 Pursuit happness bus 1

 

子供に対する愛と、親の気持ちを押し付けて自分のコピーを作ろうとする自分勝手の違いを、子供は見事に見抜いている。だから、この子はお父さんをdaisukiだ。

 

 

 

冷たい大都会の下で、父子二人が肩を寄せ合って生きる姿は、映画の中で女性シンガーが歌う「明日に架ける橋」とかぶさって、実に印象的だ。

 

現代社会の極限の状況に追い詰められて、それでも自分をきちんと守りながら戦っている人って、どれだけいるんだろう?

 

今の日本は血を流さない戦争と同じ状態だ。

 

1960年代にベトナムのジャングル戦で神経をすり減らして戦った米兵が、時たまの休暇にタイや沖縄で女を買い、ピストルを腰に下げたまま飲み歩いてた。そんな連中と今の日本のサラリーマンは同じだ。

 

神経をすり減らし、ぼろぼろになるまで働き、それでもちょっとした失敗で人生を失い、家族を守ることも出来ない精神的負担に疲れて、夜の街に走る。

 

そして家庭は崩壊して、一体何の為にここまで生きてきたのか分からなくなる。

 

そんな状態で立ち直ろうとする精神力は、おそらく日本人100人のうち、99人は持ち合わせてないだろうな。

 

主人公は、そんな状態から戦いを始めた。子供を守る為に。

 

実話に基づいた映画らしい。どこまで実話か分からない。しかし、今も奥さんに逃げられそうな旦那は、是非見ておいたほうがいい。自分が主人公の立場になった時、どこまで戦える?

 

終りがうざくない。さっくりと、これからの将来を見せるだけで終わってる。余計なことをだらだらと書かない。気持ちよい終わり方だ。

 

映画を見終わった後、テレビを見ながら今日買ったおもちゃを組み立ててた竜馬に、思わず”Hey boy, it’s time to go to bed, you must wake up early’n tomorrow morning” と、つい英語で話しかけてた自分に気づいた時、かなりこの映画にのめりこんで観てた自分に気づいた。

 

 やばいし。それでも、人に勧めたい、特に結婚しているカップルに勧めたい、素晴らしい一本でした。一発の銃弾も飛ばない映画を褒めることは滅多にない僕の推薦です。

 

ちなみにうちの奥さん、「まあまあね」とほざいてた。ちぇ。もっと頑張るよ。

 

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tom_eastwind at 00:45|PermalinkComments(1)TrackBack(0)最近観た映画 

2007年12月18日

The enemy’s enemy is a friends

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なんか先週の週末はいろいろあったな。なのでちょっと時間は前後するが、りょうま君とアルバニーショッピングセンターに行ったのが先週土曜日の昼。

 

ショットガンと狙撃銃と短銃身マシンガンを2ドルショップで購入。

 

 

合計金額は9ドルだ。どれほどプラスチックのおもちゃとは言え、ちゃんとゴムの矢も飛ぶし、マシンガンの音もするのに、一個300円ですかい?

 

 

ちょうど同じくショッピングセンターに来てた、現在はハミルトンに住む元EWの社員たちとコーヒーを飲みながら、「男ってバカね〜」と笑われる。

 

 

マシンガン

そりゃそうだ、りょうまくんは喫茶店でいきなりマシンガンを持ち出して、あちこち撃ちまくっているのだから。

 

←がマシンガン。

 

 

 

 

 

 

 

ショットガン

その後、ショットガンを撃ちまくるガンマン少年に「人に向けるな音を立てるな」だけ注意しながら、元社員たちと最近の生活の話をする。←がショットガン

 

 

 

 

いやいや、週末のショッピングセンターでこんなゆっくりコーヒー飲むなんて、しばらくぶりだ。いつもなら、目的とするものをさっさと買って、余所見もせずに自宅へ帰るだけなのだ。

 

 

その後、ニューワールドで今晩の食事の材料を買い込む。いやいや、ここのニューワールドは随分品揃えが違うな。シティのニューワールドも結構上等な品揃えだが、ここの方がもっと上だ。

 

ハミルトンから来た人も、アルバニーの発展ぶりにびっくりしていたようだ。

 

街の色が変わるのは早い。たった2年で全然街の様子が変わり、人の流れが変わり、そして商品が変わる。

 

シドニーほどではないが、オークランドも段々都会化している。その悪い意味での証拠が、クラクションだ。

 

以前はシティでもクラクションを鳴らす人などいなかった。ところが今では、交差点で青信号で止まっていたら、普通にクラクションを鳴らされる。昔はそんな事はなかったけどな。

 

良い意味での証拠は、このアルバニーだろう。高速道路網が広がり、住宅が増えて、これならノースショアから橋を渡ってシティに出てくる必要がないくらい整備されている。実際、週末にシティに出てくる理由もないくらいだ。

 

人々が上品である。常に唇に笑顔を浮かべて、機会があれば笑おうとしている。健康診断するよりも笑う機会を増やすほうが正解かもね。

 

友達の子供は3歳だが、機関車トーマスがdaisukiで、自分の家でもおもちゃの車の中に寝ている。りょうま君と言えば、野戦用のテントの中で毎日ライフルとkatanaを持って眠っている。DNAの問題だろう。

 

楽しい買い物が終わると、今日は早めに自宅に引き揚げて、5日ぶりのお風呂に入る。シャワーは毎日浴びてたが、やっぱりお風呂のほうが疲れが取れてよい。キーウィには、この喜びは理解出来ないだろうな。

 

夜はハウスバーモントカレー中辛を食いながら(家では鳥手羽と豚肉を使う)、大型スクリーンで映画上映会だ。

 

Snake on the Plane ,

 

Alien VS Predator ,

 

Tomb Raider

 

と、日頃女性陣がいる時は観られない映画を、昼間買ったショットガンでお互いにバンバン撃ち合いながら楽しむ。

 

銃があるから撃つんでしょと言われても、男の仕事は戦いですから、その日のための訓練は欠かせません。こっちがどんなに平和主義を貫こうと、相手が銃を持ってれば戦うしかないのだ。

 

平和を愛するから武器を持たないなんて理論は通じません。人は、その気になったら家庭用の包丁で旦那を刺せるし、指を使って人を絞め殺せる。つまり、人間が手にするものの殆どは武器または武器に転用出来るものなのです。

 

だから、相手がその武器を使用した時に、こちらが自分の身体を守るのは、相手よりも強力な武器を持って、相手が戦う気を起こさせないことです。

 

もし相手がナイフならこちらは刀を、相手がkatanaならこちらはGunを、相手がGunならこちらは自動小銃、そうやって武器が進化してきて、現在はミサイルから原爆まで開発された。しかしこれは、作ってみて、実際に使える武器じゃないという事は誰しも分かっている。

 

ただ、国家として抑制が効いてれば使える武器じゃないと分かっているけど、相手が持っている限りこちらも手放すことは出来ない。

 

こっちが武器を捨てれば相手が捨てるなんて甘い話は、ロマンス小説の中だけだ。

 

そうなるとこれが夫婦喧嘩ならまだしも、相手はわけのわからん国家、それが隣人として住んでる場合、今回の佐世保の射撃事件じゃないけど、キチガイを相手にするのだから、相手がこっちに攻めこみたくなるような武器を持たせてはいけない。または攻めて来た時に防衛できるだけの備えが必要だ。

 

そうは言っても、相手の国が勝手にやることだから、武器を持つなとはいえない。今回だってそうだった。個人の自由になってしまってる。

 

僕は個人的には、銃の個人所持は認めるべきではないと思う。猟銃も含めて、銃は専門の機関によって管理されるべきだ。ただ、国家の場合は武装すべきだと思う。

 

「武器があるから使ってしまうんでしょ」なんて理屈は個人間の話であって、国家間では通らない。まあ、この理屈は世界の歴史、特に戦争の歴史をきちんと学ばない限り、理解は難しいかもしれません。

 

いずれにしても人間に欲望と衝動がある限り、防衛は国家運営の要になるのだ。

 

だからまあ、平和の構築と外交交渉は女性に任せて、男性は毎日戦いの訓練です。こちらが武器を使って相手の国に攻め入ろうと言ってるのではなく、あくまでも防衛の為の武器です。

 

エイリアン対プレデターで、敵の敵は味方と言うせりふが出てくる。秀逸な哲学だし、その通り。最初に言い始めたのが誰か知らないが、中国では紀元前から知られていた戦争のルールの一つである。

 

国家の基本は国民の生命と財産の保全であり、その為に外国からの防衛の基本は外交=話し合いだ。その時に上記の理論が生きてくる。

 

例えばちっちゃな国が弱い軍隊しか持たずに隣国から攻め込まれそうになれば、その時は隣国を敵視する国を見つけて、そこと共同で戦えばよい。

 

そして誰もが、腹の中ではナニを考えているにせよ、やはり他人にけなされたくない。だから侵略戦争であっても「大義」を持とうとする。前回のイラク戦争で米国が取った手法だ。

 

しかし、結果的にイラク戦争は大義なき侵略戦争だという事が暴露され、米国に付き合った英国、豪州は恥をかかされた格好だ。逆に、国連決議を守って参戦しなかったニュージーランドは「や〜い、豪州の、ば〜か!」って言える。

 

まあ、こんな戦争論の基本など書く必要はない。

 

てか、クラウゼウィッツと、彼を解説、分析した本を読めば、近代の戦争の事はすべて分かる。戦争の根源を知りたければ、中国の古典を読めばよい。孫子などが最もよいのではないか。

 

そんな理屈は横に置いておいて、男の仕事は、必要な時に外に出て戦うことだ。それだけ分かっていればよいと思う今日この頃。昨日銃剣を手にしたからこんな事考えてんのか?

 

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tom_eastwind at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月17日

日曜の奇跡

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日曜の奇跡

 

話は、昨日のブログから続きます。

 

実は日曜日に、とんでもない事が起こりました!

 

ブログを書き終わり月曜日分にUPすると同時に、りょうまくんが海から戻ってきた。

 

11時頃だったので、ついでならと思い、りょうまくんを連れて日曜日のタカプナフリーマーケットに行くと、何と信じられないものが売ってました!

 

大概のことにびっくりしなくなった僕でしたが、「それ」は農機具やねじ回し、ゴルフセットなどに混じって、普通にぽんと放置されていたそれ!

 

あり得ん!英国陸軍が公式採用していたエンフィールド小銃の銃剣なのです!

 銃剣写真

 

 

 

おいおい、これ、1950年代はニュージーランド軍に正式採用された武器でもあるだぞ。この銃剣、長さは、刃渡りだけで30cm以上あるんだよ〜!

 

それも、激しい白兵戦闘(つまり兵士同士があまりに近すぎて小銃を使えず、お互いの銃剣で殺しあう距離です)の使用に耐えられるように、刃は分厚く、先は日本刀のようにそりがあるのです。

 

30cmのイメージが湧かない人は、A4の紙の縦の長さを見てください。刃渡りだけでこれより長く、おまけに握りの部分を入れれば、家庭用の電子レンジの横の長さくらいになります。

 

PC前の銃剣

 

それだけ長いのを、体に対して真っ直ぐ入れてみてください。脇に挟んでも良い。ほ〜ら、あなたの胴体を簡単に突き抜けるでしょ。

 

胸から入って、背中に突き抜けて、更に10cmくらいは先っぽが出てしまいますよ。僕のPCより長いのだ。

 

 

 

そんなものを、フリーマーケットで売ってるのか?!

 

最初はびっくり、次は恐る恐る、そこにいた出展者の白人のおじちゃんに聞いた。

 

「ハイ!これって売り物〜?」わざと明るく聞く。

「そうだよ、55ドル」さらっと返された。

「あのさ、これ、Bayonet(銃剣)だよね?」

「そうだよ、見ての通りだ。ほら、ここに1981って数字が彫ってあるだろ、歴史ものだよ」

「それと、その横にあるのは第二次世界大戦当時の米軍が使ってた山刀だよ、よく切れるよ」

 

そのあたりになると、思わず周囲を見回しながら、そろりと聞いた。

「ね〜、これって、違法じゃないの?」

「な〜に、全然問題ないさ。手入れをすれば、背の高い草を刈るのにもよいし、鹿撃ちに行く時に持ってっても、普通のナイフより使い勝手がいいよ」またも、けろっと言う。

 

「へ〜、これでも、確かに考えてみればナイフだもんね、ナイフなら持つこと自体は合法だモンね」

「お前、これに興味あるんだろ、買っていけよ、骨董品だぜ」

 

いや、それは間違いない。イギリス陸軍が使用してたエンフィールドライフルは、実に由緒ある名銃だし、その銃に装着していた銃剣であれば、これも名剣だ。

 エンフィールドライフル

これを買いたい。

 

でも、持って帰って奥さんに見せたら、おそらく「そんなあぶないもん、捨てなさい!」と言われそうだ。

 

 

 

 

そうなると、この銃剣くんは、キーウィのお年寄りが第二次大戦を思い出すヨスガに置いてたほうがよいのではないか?

 

ちなみに、今のエンフィールドライフルは自動小銃に代替わりしている。上の写真がそうだ。

 

でも、更にそこから他のものを見ながら5分ほど考えたら、やはりどうしても欲しい。これだけの骨董品に出会えることは、おそらくないだろう。

 

日本でもエンフィールド小銃の複製は売っているが、実際にニュージーランド陸軍が使用していた銃剣を入手出来ることはあり得ない。

 

歴史の重さ、なのだ。

 

結局更に5分考えたが、やはり買うことにした。

 

「で、鞘はあるの?」お金を渡しながら、あまり期待せずに聞いた。

「ちょっと待ってろ」彼は地面に落ちてた段ボール紙を丸め始めた。

「ほら、鞘が出来た。見えないように持って帰れよ、途中で見つかると、うるさいかもしれんぞ」

 

知ってるよ、そんな事。君、高速道路で警察車4台に前後を挟まれて止められて、ホールドアップ!って言われたこと、ないでしょ。

 

NZでは車の中にナイフがある場合、警察に見つかると、合理的な理由を説明せねばならない。それが出来ない場合、または疑われた場合は、警察に同行という事になる。

 

例えば僕がこの銃剣を持って車に乗り込む姿を見かけた市民が、警察に通報するかもしれない。

 

高速道路の時が、まさに「市民からの通報」で止められたのだから。

 

そこでダンボールでくるみ、更に近くにあったPropertyPressの厚い雑誌で包み、車の中に持ちコンだ。

 

りょうまくんには言わずにとりあえず机の中の見えないところに押し込んでるが、裸の鉄の持つ独特の金属の匂いが出てくるのは防げない。

 

銃剣を装着する側のばね式ボタンは今も動くが、握りの部分の木の古さがとても気になる。26年前の木とは思えない、まるでオークランド博物館に飾られてるような、100年前の上等な木がひび割れした感じ。

 

これって、30年程度でなるようなひび割れじゃないよな。そう思って反対側を仔細にわたって見てると、そこには、何と!そこはかとなく1907と言う数字が見える。

 銃剣の握り全体像

もしかして、1981の方がその年のこの銃剣の製造通し番号で、製造年月日が1907年じゃないか?それならこの木のひび割れも納得できるし。

 

でもそうなると、この銃剣は第一次世界大戦以前の作成と言うことになる。それって、恐ろしいほどの骨董品ですぜ。どう転んでも55ドルの世界ではない。博物館行きだ。

 

エンフィールドライフルってのは第一次世界大戦以前から英国の正式小銃で、1960年代まで英国で使われてたので、1907年が制作年代でも、歴史的にはおかしくない。古さも合う。

 

もしかして俺、とんでもないもんを買ったのか?

 

研磨を見るとかなり雑で、右と左の削り幅が全然違う。忙しいから、ばたばたとグラインダーで一気に削ったような感じだ。正直、こいつ、一度は血を吸ったことがあるかもしれんな。

 

さて、二人が香港から帰ってくるのは火曜日だ。う〜ん、それまでにうまい説明を考えておかないとな。

 

それにしても、びっくりしたな〜。さすがニュージーランドのフリーマーケットである。

 

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tom_eastwind at 11:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 | NZニュース

2007年12月16日

Takapuna lifesaving course

410615c6.jpg

 

日曜はりょうまくんのLife saving courseだ。

 

Takapunaビーチで午前中を過ごす。ついでながら、このブログはビーチの横の無料駐車場の僕の車の中で書いている。テレコムのワイアレスモデムを使っているので、たった今ケータイで撮ったばかりの写真をパソコンに送り、写真を見ながらブログを書いてUPしている。

 

 現在の時間が午前10:45分だ。

 

日本だと、日曜のビーチでこんなに簡単には駐車場も見つからないだろうし、駐車料金も高いだろうな。インターネットの速度は遅いとは言え、僕の自宅から車で15分で行けるところにビーチがあり、そこで一日ただで過ごせるのだから、こりゃ贅沢と言える。

 

 

ただし、何せニュージーランドにはモノがない。ぼろい。高い。おまけにサービスが悪い。この国にお世話になっていながら申し訳ないのだが、僕もこの国では、食料品や日用品以外は、ほとんど買わない。大体日本か香港で購入している。

 

値段、品質、サービス、すべてにおいて日本や香港が圧倒的に優れているのだから仕方ない。更に幸か不幸か、今の日本は劇的に物価安になっているのだ。昨日奥さんから来たメールでは、PS3が4万円程度で買えたそうだ。オークランドで同じものを買えば、今は800ドルくらいする。

 

まあ日本では物価が安い分が賃金や雇用に逆転嫁されて、いつまでも給料は上がらず金利も上がらず、国民の99%が苦しめられているのだが。それはまあ、理解しているかどうかは別として、99%の日本国民が受け入れて反乱も起こさずにいるのだから、僕がどうこう言う必要はない。

 

9時からのライフセービングコースに参加して、曇天大風の中、10歳前後の子供たちが一生懸命に救命具の使い方や人の救助方法を勉強する。

 タカプナサーフボード

おう、たいしたもんだ、塾には行かなくても、こういう事は10歳くらいから教えるって仕組みがこの国にはあるんだね。それだったら、下着がぼろで高くても、生活はこっちでしようかなって気になる。

 

結局、毎日使う食料品などはNZで買う、長期利用の品はアジアで買う、生活はニュージーランド、仕事は日本って事ですな。

 

 

 

すんごい曇り空で、波もビーチ辺りで1メートルくらいあるのに、子供たちはじゃんじゃん飛び出していく。元気いいね〜!

 

小型のサーフボードや救助用の浮き輪付ロープとかを肩に掛けて、二人一組になってお互いに救助するのだが、それ以外にも砂浜で30cmくらいの短い棒を刺しておいて、子供たちに探させるゲームもしている。水上に浮くサインをすぐに発見する訓練だろう。

 

この国は、命を大事にする事と、人生を楽しむことの順番が合っているような気がする。楽しみの為に海に行くが、同時に命を守る為の自衛手段も身に付けさせる。それで事故が起これば、悲しいけど仕方ない、そう考えているようだ。

 

日本人の論理って、つい突っ込み過ぎて、本来の目的と手段が逆転してしまう事が多い。海に行って事故に遭うなら、最初から海に行かないとなる。

 

でもって、たまに「人生を楽しむんだ、自由なんだよ」てのに限って、全然訓練をしないままに無謀な荒波の海に出て行って事故に遭う。

 

 

 カイトサーフィン

そういえば先週、アルバニーショッピングセンターに行った時のこと。

 

アルバニーショッピングセンターは、最近出来た商業施設の中では、群を抜く設備の充実さである。Westfieldというオーストラリアの会社が開発して作ったメガモールだが、

 

 

 

おお!ここはすごい!なんじゃこりゃ!もうびっくりまーく連発で、これで本当にニュージーランドかって思うくらい、品物が多く、びっくりした。

 

品質、サービスも、本来ならこれは期待出来ないが、最初から期待してないので後悔する事もない。日本の良いものをそのまま輸入した店とかCDショップなら品質は考えなくて良い。サービスも、あれだけクリスマス商戦でスタッフを導入していたら、何とか耐えられる程度だ。

 

りょうまくんと二人で、あちこち見て回る。りょうまくんは「お父さん、僕、最近はさ、古いゲームのほうが好きになったよ」という。

 

 Albany shopping centre 2

どしたの?って聞くと、新しいゲームは面白くないらしい。それはねりょうま、新しいゲームが、売らんが為に不要な機能を付けたり、面白くもない商品を量産しているからだよ。

 

古いゲームは、ゲーマーの為に作られている純粋な思想があるってのか、今でもインベーダーは面白い。テトリスは永遠の名作だ。

 

 

 

結局、ゲームがその娯楽性よりも、いかにたくさん売るかという視点から作られるようになってしまったのだろう。

 

だから敏感な子供は古いゲームを楽しむ。そしてゲーム業界は段々縮小していく。

 

これも目的と手段が逆転化した一例ではないか?

 

何かこの辺に、ソニーのPSの売上が落ちて任天堂DSが伸びた理由を感じる。こ難しいのは、誰も嫌いなのだ。簡単で楽しいのがよいのだ。

 

日本であまり小難しく考えて苦しんで生きるより、こっちの生活の方がストレスがたまらなくていいやさ。

 

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tom_eastwind at 06:41|PermalinkComments(1)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月15日

It's a Christmas !

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連日の飲み会である。Christmsaとは言え、奥さんとみゆきがいない時に、竜馬と二人で毎晩どんちゃん騒ぎだ。

 

 

 

「全く、男ってのは馬鹿だな〜」と、遠い海の向こうで思われているだろう。まあ、捨てられないだけよし、としよう。

 

 

そう言えば、結婚なんて最初は美しい誤解で、愛情も勘違いで、最後は同情だけで続く家庭ばかりだと言ってた人がいたな。

 

結構事実かもね。ただ、アジア式の考え方で言えば、結婚とは自分の一族の発展の為であり、二人の問題だけではない、本当の愛である必要はないってのも分かる。だから同情でもよいのだ、一緒にいて家庭を守ってくれればってことになる。

 

だから有責主義と言う、つまり結婚したらどちらかに責任がない限り、簡単に別れることは出来ないよって習慣(日本では法律)がある。

 

それに比べて破綻主義を取るニュージーランドでは、「愛がなくなれば別れればいいじゃん、じゃね〜、ばいばい」となる。

 

「はい、財産は半分っこね、誰が作った財産なんだって、やぼなことは言わないでね」

 

「え?別に新しい男が出来たんじゃなくて、あなたを愛せなくなったと言うだけよ」

 

「どうしてって?その原因をあなたが分かるくらいなら、私は今でも貴方を好きよ」

 

という事になる。

 

じゃあ日本人同士がニュージーランドで結婚して離婚することになったら、どっちの法律が適用されるのかって事になるけど、勿論話し合いの上では有責主義が優先されるだろうし、感情的にも理解されやすいけど、財産分与とか親権となると破綻主義を取るニュージーランドの法律が優先される、てか適用される。

 

まあそんな事はどうでも良い。

 

問題は、連日の飲み会で頭がぼーっとしており、金曜日は、二日酔いではないのだが、朝からゾンビー状態。

 

人の話が全然耳に入らない。いつもなら、入力された話を前頭葉で演算して、側頭部に記憶のメモリーを残した上で、口で出力するって言うコンピューター事務作業をするのだが、この日に限っては、目や耳がデータ入力をするのだが、前頭葉が止まっており、ナニを聞いても反応しない。

 

「ま〜だ酔ってんですか〜?」と聞かれたが、金曜日に僕に話しかけてきた皆さん、申し訳ないです。

 

おまけに山水で開催した金曜日の会社のパーティは超にぎやか、取引先やお客様に来て頂き楽しく盛大にやったのだが、その分飲酒量も半端でなく増えた。

 

やはり取引先やお客様を御呼びしているので、その場ではきちんとする必要がある。特に今回は大事な取引先やお客様に来てもらってるのだ、社長が酔うわけにはいかん。

 

2次会では会社の近くのドンキー(てか、オークランドシティは狭いので、飲むには好都合)に行ってカラオケ大会をやったのだが、そこでは僕はついに(てか、いつものように))酔いつぶれ、竜馬君が一人でカラオケを歌いまくってた、らしい。

 

記憶の最後のほうには、竜馬君と何か一緒に英語の歌を歌った記憶があるのだが、あれれ、りょうま、一応歌えるじゃんか。これ、みゆきよりましだなと思った記憶も、ある。

 

結局シンデレラタイムを過ぎての帰宅。今日はりょうま君をプールに連れて行くはずが、結局寝過ごしてしまい、目が覚めたのが11時だった。

 

 

上の写真はスカイタワーの夜景。下の写真は、土曜日にりょうま君と行ったアルバニーショッピングセンター。物凄い人で、まるで日本ですか?と思うくらい。

 

でもそこはニュージーランド、ちゃんとオチがあります。登りのエスカレーターが壊れてて、皆さん普通に階段を登るように上がってました。写真見たら、エスカレーターを上る人の膝が曲がってるでしょ。

 

 Albany shopping centre 1

まあ、大体のおっきな仕事は一通り目処がついた。後は来年やることばかりなので、これでよしとしよう。

 

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tom_eastwind at 16:01|PermalinkComments(1)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月13日

投資家グループ

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今週来られているお客様は日本からの投資家グループだ。

 

日本の将来、特に今後の重税、企業への締め付け、政府からの圧力を考えると、日本でこれ以上仕事をするのは政府を儲からせるだけで何もよいことはない、もう日本政府の奴隷でいるのはやめようと言う考え方の人たちの集まりである。

 

日本は形式上は移動の自由も国民の財産生命権を認められているが、生まれてからの長期洗脳に侵された日本人の多くは、実はそんなものは存在しないのに、今も見えない壁に縛られて、寄らば大樹の陰とばかり長いものに巻かれて喜んでいる。

 

まあ、人間は環境に慣れる適応性を持っているので、縛られる事が当たり前と感じているから、今更政府がどんな悪いことをやろうが、それが当たり前と思ってしまう。

 

ちょうど、家庭内暴力を受ける奥さんが、最初は抵抗していたのに、いつの間にか何の抵抗もせずに「ああ、またか」と思いながら暴力を受け入れるようなものだ。

 

ただ、日本人と言ってもそんな人間ばかりではない。おかしい事を率直におかしいと感じて、自分の住処を海外に求める人も増えている。

 

彼らは最初は恐る恐る一歩を踏み出す。海外ってどんなんだ?怖いところなんだろ?俺らでもやっていけるのか?

 

ところが、いざ踏み出してみると、ニュージーランドと言う国は拍子抜けするほど陽気で明るくて、政治は安定しているし、政府は企業や国民に優しい。

 

そんなはずはない、どこかに落とし穴があるはずだ、そう思って探すけど、見つからない。時々見つけるのは、キーウィが仕事よりも家庭を大事にするって事と、仕事のミスが多いって事くらい。

 CHC空から

その結果、2回程度下見をしてニュージーランドを気に入り、この国の不動産や銀行へ投資をするという事になる。

 

日本で貯金をしても1%以下の金利しか付かない時代に、ニュージーランドでは8%以上の高金利がつく。

 

 

おまけに海外での預金は日本の税務署から補足されにくい。

 

住宅も、売買に対する課税もないし、現金で受け取る家賃はそのまま大家のポケットに入り、税務申告はしない。勿論ホテルとかの宿泊施設は別だが、フラットメイトやホームステイ程度なら、まず課税されることはない。

 

おまけに相続税が不要なのだから、日本で重税感を感じていた人からすれば、あまりの仕組みの違いに唖然とするだろう。

 

でも、この税の仕組みが普通で、実は日本の方が異常だと気づくと、今まで自分がどれだけ「ぼったくられていた」のかを実感するようになる。

 

何せこれだけ安い税金でも国家財政は黒字だし、セーフティネットとしての社会保障も充実している。

 

この国に来ると、日本の毒気が抜けると言う方もいる。

CHCトラム

 

来年も年明けから投資家がやってきて不動産購入を予定している。日本政府の海外資産の捕捉は、まだまだ本格的には行われていない。

 

 

 

 

 

まずは国内資産の捕捉が先で、海外に目が行くのは、来年の半ばくらいからだろう。そして再来年くらいから本格的に海外資産の法的規制や捕捉が始まると思う。

 

それまでに資産移動をした人は、丁度ナチスドイツがユダヤ人をゲットーに放り込み始める前にアメリカに逃げ切ったユダヤ人のように、自分の生まれ育った祖国の同胞が、時の政府によって経済、言論共に潰されていくのを、対岸にいながら見ることになるだろう。

 

写真は3枚ともクライストチャーチ。普通の人でも、これだけ綺麗に撮れる。カメラが上等と言うよりも、被写体がきれいなのだ。

 

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tom_eastwind at 13:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0)NZの不動産および起業 | 諸行無常のビジネス日誌

2007年12月12日

大物新人デビュー

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連日の飲み会である。ちょうど奥さんとみゆきが香港に里帰りしたその週に、固めて飲み会が続く。一つ一つの飲み会はきちんと意味があるのだが、それにしても固まったな〜。

 

日本から来たお客様とのアテンドもあり、りょうまくんの学校の送り迎え、夜はパーティに行ってる間は山水で預かってもらい、9時過ぎに迎えに行ってタクシーで帰ると言うパターンだ。

 

昨日は、お客様との飲み会が遅くなったので、りょうまくんを連れてカラオケバーに行くことにもなった。りょうまくん、夜の世界への初デビューである。

 

店に入るなり、いきなり「からおけ歌いたい!何でこの店には、壁にカラオケマイク置くとこないの?」だって。将来大物になるぞ。

 

写真はりょうまくんが通うWarHammerの会場。最近、益々この手のゲームや遊戯王ゲームが人気である。

 

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tom_eastwind at 11:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年12月10日

Dock of the Bay

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クライストチャーチの夜は長い。何故なら、遊ぶ所が少ないから、自然に仲間が集まって、毎晩どんちゃん騒ぎをするようになるのだ。

 

結局金曜日の夜も、意味不明?な連中が次々に集まり、どんちゃん騒ぎ状態。勿論、意味不明の代表は僕か?

 

 

 CHC Hotel

土曜の朝に目を覚ますと、おお、もう6時かって感じ。

 

 

短時間睡眠なので、遅くまで飲んでても結構早く起きられる。基本的にカーテンをあけっぱなしにして寝るので、太陽さんと同じ時間に起きてる。

 

 

 

 

 

なんじゃかんじゃとごそごそしながら、結局8時過ぎに朝飯。

 

同行スタッフの「あの後、また男性陣で遅くまで飲んだんですか〜?」と斜め視線で言われると、出来るだけ聴こえないふりをして無視しながら、ベーコンとスクランブルドエッグの朝飯に目を落とす。この人に言われると、すぐへこむのだ。

 

出来るだけ仕事の話に戻るように、今回のマネージャー会議や不動産のネタなどをふるが、結局、「あ〜、あの時の話、やっぱり覚えてないんですね」と冷たく切られる。

 

皆さん、針のムシロに興味があれば、いつでも当社にどうぞ。

 

何とか同行スタッフの視線を避けながら分かれて、昼前の飛行機でオークランドに戻り、空港の駐車場に泊めてあった自分の車でシティに戻る。駐車料金は二日で54ドルと高いが、空港までタクシーで行くと70ドル近くかかるし、ましてや運転手との会話が疲れるのだ。

 CHC空港

あ、そう言えば、国際線の長期駐車場も、屋根付は、1日36ドルするのに、いつもほぼ満車だ。景気が良くなったというよりも、利便性とタクシー代を考えれば、自分の車で移動して駐車するほうが合理的だし快適なのだろう。

 

タクシーの運転手と普通に会話出来ないなんておかしくないかと思われるかもしれないが、そして仕事をしている僕を知る人間からすれば、よく喋る人間と思われてるかもしれないが、実は僕は、知らない人との会話がとても苦手だ。

 

特にあまりよく知らない人との目的のない会話には、生理的な苦痛を覚える。だから、知らない人との会話は、お金を払ってでも積極的に拒否している。タクシーに乗るときなどは、読みもしない本を持ち込んで、行く先を言ったらさっさと本を開いて読んでるふりをする。

 

この生理的苦痛ってのは痛い。ほんとに、時々吐き気がするくらい辛い。だから、自由な時間を買う為に自分の車で空港に行ってると言っても過言ではない。

 

本来なら、タクシーを使えば、帰りの飛行機の中で酒も飲めるのだが、おお、要するに僕の大好きなお酒よりも、生理的苦痛を和らげることを優先している自分がいる事に気づく。

 

家に帰る車を走らせながら、何故か、

 

「歯車に、指を挟まれた、ギヤー!」

 

「魚の影におどろいた、ギョエイ!」

 

等と、しょうもない数十年前のギャグが頭の中をくるくると回りつつ、自宅に戻る。

 

何故かこの夜は、いつも聴いてるオーティスレディングが、ちょっときつく感じてしまい、綾戸ちえにした。

 Otis Redding

「ふるさとのジョージアから離れて、フリスコベイに向かって行ったさ、それでも何もやることがなくてさ、ドックオブザベイに座り込んで、波が洗われ転がるのを見つめてるしかないさ」

 

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tom_eastwind at 18:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月09日

クライストチャーチ出張1

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金曜からクライストチャーチに行く。

 

今回は来年のクライストチャーチオフィス運営に関する出張が半分(夏場にシルバー層が多く集まるので、ロングステイ市場と賃貸不動産の合体が出来ないか)、スタッフの旦那さんがレストラン「巽(たつみ」」を開業したので、そのお祝いが半分で、要するに半分は飲み会みたいなもんだ。

 

金曜の朝会社に顔を出してちょいと書類をまとめて、それから同行のスタッフと一緒に僕の車で空港に向かう。オークランドは日本の空港のように交通手段は発達していない。大体空港行きの電車が存在しないのだから、その程度が理解出来るだろう。

 

その代わり車が発達しているので、自宅から空港に車で行き、長期駐車場に泊めてから出張する人が多い。

 

飛行機の時間は1時間30分程度だ。以前はスナックも出てたが、最近はクッキーとかコーヒーで終りだ。まあどうせ、フルミールでも食わない事が多いのであまり気にはならないが、航空会社もいよいよ「古きよき時代」から、原価をきっちり計算したビジネスに移行しているのだなと思う。

 

それにしても前回のシドニーと違い、空港スタッフの笑顔が、少しはましだ。ただ、プロとしてのサービスの酷さは相変わらず。

 

空港のチェックインカウンターで、こっちは優先搭乗の列に並んで待ってるのに、僕のところから5メートルほど離れた、普通搭乗用列で案内をしているマオリ系のお姉ちゃんが、自分の列のお客をどんどん優先搭乗用のカウンターに流しているし、それを受けてる優先搭乗窓口の連中も意味不明。

 

別に優先搭乗を威張ろうなんて思ってない。でもこれって、あんたがたが乗客囲い込みの為に始めたサービスだよね?ここに並んだら早く乗れるよ、だからいつもAIrNZを使ってねという事でしょ。

 

ナノに何故、優先搭乗カウンターには8人の行列、普通搭乗の行列は誰も順番待ちなしで、誰も疑問を感じないの?

 

何でちらっとでも、優先搭乗カウンターの人はこちらを見ないの?何で普通搭乗で案内をしているお姉ちゃんは、自分が優先搭乗のカウンターにお客を送るとき、こちらの行列をちらっとでも見ないの?

 

瞬間湯沸かし器としては、足元にカバンを置いて速攻で姉ちゃんのところに行き、「あのさ、君は僕の顔が見えないの?あっちには行列が出来てるのに、何でこっちばかりながしてんの?少し頭か目がおかしくないの?あんた、本気で気をつけたほうがイイヨ!とにかくあっちでお客が並んでるんだから、頭使えっつうの!」と、大勢の前で怒鳴り挙げた。

 

姉ちゃん、最初は訳が分からないようで、半分おどおど、半分は今まで人に怒られた事がない人独特の反応でもたつき、そのうち、「え〜っと、あたしの担当はここだから、他の行列の事は良く分からない〜」だって。

 

「君さ、制服着ている限り、君は会社を代表しているのだよ。サービスってのが理解出来ないなら、Back to the school! 」と怒鳴ってから、更に列の伸びた行列に戻った。僕のすぐ後ろに並んでたキーウィらしき白人のおばさんが、何か恥ずかしそうに目を伏せていた。

 

この解釈は二つあるだろう。

 

一つは、「行列ごときに待たされたくらいで文句言うなんてみっともないアジア人ね」

 

もう一つは、「何でアジア人に指摘されなきゃいかんのか?でも、言ってることは正しい。あたしだって待たされて怒ってるんだから」

 

もしかしたら、デンセンしたストッキングが気になって足元を見てただけかもしれない。

 

結局その後、優先カウンターに座っているキーウィ女性が、やっと僕らの存在を見つけたようで、こちらにEye Contactを送ってきた。

 

そんな、NZを再認識する事件の後に国内線にある日本食フードバーの「葉山」でさっさと席を見つけて座る。

 

角煮うどんを注文するが、同行スタッフによると、豚肉が普通にローストしただけで、本来の甘みのある角煮になってないとの事。

 

ここのオーナーは僕も知ってる人だが、なんじゃこりゃとか思いながら、出発まで10分しかなかったので何も言わずに搭乗口に向かう。毎回喧嘩は疲れるのだ。Yさんみたいな性格になりたいな。

 

搭乗口は案の定、AirNZの会員に入ってても優先搭乗はなし。てか、最初から並んでればあるんだそうが、途中からゲートが団子になってしまい、誰でも先に来たら優先搭乗になるそうだ。

 

キャセイとは随分違うなと思いながら、狭い通路を押しめきひしめき、座席に向かう。

 

機内ではコーヒーとマフィンが出てくる。どっちも不要だが、僕の断り方は、うちの奥さんからすると、とても冷たいらしい。「あ、不要、ばち!」と切ってしまうので、一緒にいる人がかえって気まずくなるらしい。

 

なので一応コーヒーを貰う。そんな時は普通にThanks!が言えるのだ。まったく自閉症、食い物や注文にまで問題ありだ。

 

あ、そういえば、後の話になるが、りょうまくんが最近受けた定期健診の結果が病院から手紙で来てて、自閉症の症状の変化なしだって。要するにバカのままか?まあいいや、親父の自閉症のほうが絶対に酷いって自信があるからね。

 

クライストチャーチに到着すると、予想通りに寒くて(14度、夜は更に寒くなる)、冬用のジャケットが正解だった。

 

荷物があるのでまずはタクシーで15分程度のホテルに向かい、チェックインする。最近はミレニアムホテルに泊まるケースが多い。ここは日本人ツアーも多いが、地元のパーティでもよく使われるホテルで、雰囲気が良い。一応、朝食会場にはBuffet形式でご飯と味噌汁、漬物なんかを置いてたりする。

 

それからオフィスに向かい、マネージャーと来年の方針などや人事の話をしながら、街の様子を聞く。大体2時間ほど打ち合わせをしてから17時頃に一旦ホテルに戻り、シャワーを浴びてから次の目的である、マネージャーの旦那さんが開店した店を訪れる。

 

丁度この時は偶然に、オークランドからクイーンズタウンに2ヶ月ほど駐在するスタッフ夫婦がクライストチャーチにいたので、4人で一緒に飯を食う。

 

このスタッフ、実は僕と同じ旅行業で長いこと飯を食ってた人間で、話が早い。奥さんは添乗員、旦那さんは企画と営業と添乗。

 

オークランドでも、何か企画が必要となったら、真っ先に彼に声をかけて、こっちの趣旨を説明すると、大体一日で企画が出てくる。仕事が早い。日本にいてもやれたろうにと思うのだが、それは他人の人生、とにかく今は、当社に来てもらって有難いのみである。

 

旅行業の生い立ちから、1980年代の添乗員登録と派遣ビジネスの成立の話をしながら、楽しい時を過ごす。

 

と、そこに、前回のクライストチャーチ出張でも出現した飲み仲間が現れる!こりゃ一体なんだ、この狭い街!この人、前回オークランドでも会ったんだよね。ところが、その時はこっちが酔っ払ってて、会ったことさえ記憶にない状態。こりゃやばいっす。

 

結局11時過ぎまで8人くらいでドンちゃん騒ぎ、焼酎を飲みながら色んな事を話す。後半は、一体誰の為のレストラン訪問だったのかも忘れて、和服姿でサービスする当社のマネージャーと半分酔っ払っておしゃべりしながら、夜は過ぎていった。

 

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2007年12月08日

ハーバーブリッジ

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ハーバーブリッジが壊れかかっている。

 

1959年に建築されたハーバーブリッジは、ノースショアとシティを結ぶ大動脈だが、この橋、当初は上下2車線づつ合計4車線だった。

 

それが、交通量の増加に合わせて、数年後に橋の端から張り出すように作ったのが、橋の両側にそれぞれ2車線づつで、現在は8車線ある。

 

ところが最近の調査で、この張り出しの部分の強度不足が指摘された。すぐに落ちるとか崩壊するとかではないけど、早急に修理が必要だとの事で、予算が付けられて工事が開始するとの事。

 

その為、写真にある「張り出し」の、一番左側、つまり、そこの隣は海ですよって車線が、大型車の通行禁止になった。

 ハーバーブリッジ

これから工事をするのだが、その記事を見て以来、一番左側の車線はちょいとびびる。特に渋滞で橋の上に泊まっているときなど、下を見ると結構どきどきする。

 

ちなみに橋の張り出しを作ったのは日本の石川島播磨である。

 

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tom_eastwind at 00:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2007年12月07日

シドニーまとめ3

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結局、突き詰めていけば、僕にとってシドニーとは、個人的には、数ヶ月に1回の定点調査をする為の場所ではあっても、自分でビジネスを興す場所ではないという事。

 

なぜなら、NZのような田舎をバカにする国でありながら、自分が東京や香港よりも遅れてると言うことを認識していないからだ。好きになれないな。

 

 

あ、別にシドニーに住む日本人に対する問題ではないですよ。その土地が醸し出す雰囲気ってのか、後天的であり制度的なものなので政府や政治形態が変われば変化するものだと思う。

 

例えて言えば、エタヒニンなどと同じ日本人をバカにする、どうしようもないバカ連中が日本にいるけど、それはあくまでも後天的なものであり、実質的に何かが違うわけではないと学べば、問題は永久的に解決するって事だ。

 

シドニーもいずれ、大いなる田舎から大都会に、キモチも含めて変化すると思う。そのときにはきちんとしたビジネスルールも定着すると思う。ただ、それは今ではないし、今それがないからと言って非難する積りもない。誰だって成長の途中には醜い部分をさらけ出すこともあると思う。

 

ただ、今のシドニーでは商売する気になれないってだけだ。

 

つもいう事だが、無知の知である。自分のバカさ加減を分かってる人間が一番賢い、逆に言えば、自分が偉いと思った瞬間に、その人は終りってこと。

 

さて、オージー。

 

まず、仕事が甘い。ミスが多い。それも、仕事全体に影響を及ぼすようなミスを平気でやりながら、自分は労組で守られているという勘違いが、国民全体を横着にしているような感じがする。こんな国ではサービス産業の発展はない。

 

中国でもそうだった(今はかなり違いますが)し、要するにサービスをしようとしまいと、貰えるお金が同じであれば、人間はどんどん横着になるという原則が、AUSでもそのまま生きているのだ。これは日本でも、昔の国鉄にあてはまる。

 

この点、ニュージーランドとは随分違うなと感じた。NZでは1984年の経済改革、そして国民党が政権を取って労働組合を排除してから、サービスは随分と良くなった。

 

勿論昨日も書いたとおりまだまだの田舎国だが、それでも、今回シドニーで感じたサービスの悪さとは質が違う。人の良さとプロフェッショナルとしてのサービスの違いだ。

 

僕が鉱物資源を扱っているビジネスマンなら評価は違うのだろうが、サービス業に働く日本人としては、オージーのレベルは、かなり耐え難いことがある。

 

今回の旅では、オージーを怒鳴った、と言うか威嚇したのは2回くらいだが、それでも事前の手配をしっかりやっておいたからこれで済んだだけで、もしこれが突然の出張だったら、これでは済まなかっただろうと思う。

 

一番笑ったのが、実は初日に空港からホテルまで、現地の旅行業の手配状況を確認する為にわざと手配の難しいストレッチリムジンを頼んだのだが(実は費用は、普通のリムジンと50ドル程度しか変わらない)、そのリムジン、ホテルの車回しに何とか入ったものの、あんまり長すぎて出ることが出来ない。

 

 

リムジン

要するにお客様の予約の内容と現地情報(どこのホテルは車回しがどうなっているか等)をリンクさせて把握していないのだ。

 

車回しまで入らなくても、正面入り口で停まっていればよかったものを、そういう点はあふぉである。

 

 

これだけでも視察の価値あり。要するに、人々が偉そうにストレッチリムジン扱ってますと言いながら、それに付随するソフト、つまり知識が全く欠如しているのだ。

 

次の仕事に間に合ったのかな?忙しいとか言ってたけど、ロビーでチェックインしている最中も、まだ出たり入ったり切り替えししていた。

 

意外と皆さん知らないが、香港人でもポイントさえ間違えずに指摘すれば、彼らはちゃんと謝る。日本人においては、自分が悪くなくても謝る。ところがシドニーでは、誰も謝らない。

 吉井 デザート

 

謝らない理由が、結局オージーの仕事は保護されてるから、または謝ったら負けだと教えられているからだとさ。そりゃNZでもそういう事はあるけど、それ以前の段階で、NZの方が人に優しいよ。全くバカみたい。

 

 

 

ただ、この国に眠っているウランや金などの鉱物資源がある限り、南アフリカ、中東、AUSと、これからも発言権を強めていくだろう国に、そんな礼儀を求めるもの間違いなのかもしれない。

 

カネがあるのだ、礼儀なんて必要かよ!ってところかな。

 

キーウィとして生活するのに、ナニが一番大変ですか?と言う質問に、NZから来たごご主人は、自分似の可愛い男の子をあやしながら、「スポーツですね」と、かなりマジで答えた。

 

キーウィは田舎の国だが、ラグビーは実力世界一のオールブラックス、ヨットはアメリカズカップで実質世界一、世界で始めてエベレストに登頂したのはヒラリーだし、とにかくスポーツにはこだわる。

 

そんなシドニーに住む彼らが、前回のラグビーワールドカップで審判のミスジャッジ(NZではこの認識が常識、他国では多分違うと思う)で負けた時、周囲の英国人やオージーは、ぎゃんぎゃん言って騒いでたらしい。「え〜、あんたら負けたの〜プププ?うっそ、オールブラックスって強いんでしょ、どうしたの〜?」みたいな、バカにされた言い方。

 

ところがその翌日オーストラリアチームが負けると、ぐったりと首を曲げて落ち込むオージーの中、一人で笑ってたのが英国人だ。どいつもこいつもヘコむ中で、一人で大笑いである。

 

アングロサクソン同士のスポーツなのにそこまで熱くなるのかと、この辺の感覚は日本の野球にもサッカーにも興味のない僕には意味不明だが、とにかくすごい。

 

まあ、アングロサクソン世界では、どんな事を言っても格式がある。まずは親である英国。ナンにしても、一番偉い。理由はない、とにかく偉いのだ。そして、今元気の良いAUSが来る。すぐ後に大人しい弟分のカナダかな。それからかなり距離を空けてNZって感じだ。

 

NZから次に来るのは南太平洋の小島とかアジア諸国などの旧植民地かな。いずれにしても白人直参と言う意味では、NZが一番下ではないか?

 

でも、それにしても住みやすい国だ、ニュージーランドってのは。今回のシドニー視察で、ほんと、そう思った。

 

「贔屓目じゃないですか?」と聞かれたが、元々NZを好きで住み始めたわけではないし、偶然の手繰りよせでこのオークランドと言う街に住んでいるだけなので、何の贔屓もない。

 

贔屓なしに見てもNZの方が、人間らしく生きるって面では答が正解に近い。勿論答は、100万人いれば100万個あってよいのだ。ただ、その方向性ってか、なんてのか、持ってるものとやってる事の一致さが、僕にとってのNZは丁度良い。

 

シドニーを回って一番感じたことは、哲学や倫理観のない成長は、個人にせよ企業にせよ、いずれ潰れるって事。そして同時に、哲学や倫理観では食えないと言う、当然の理屈。

 

実に学ぶことが多かった出張だった。ビジネスに裏道はなし。王道を歩くのみ。そして、短期の景気で物事を判断せず、地道にやっていくこと。

 50ドル札

シドニーで見たオーストラリアの50ドル札が、ロシアの元大統領エリツィンに見えたのは、僕だけだろうか。

 

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2007年12月06日

シドニーまとめ2

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もしかして、僕は神様に歯向かうような事をしたのか?

 

昨日からドツボにはまっている。今度は家庭内不和だ。国際結婚なのに、お互いにその時の都合の良い言葉でやりとりして、意味が伝わってるから、かえって怒りが増すのか。

 

こっちには言い分があるが、相手には大義名分がある。勝ち目なし。結局夕食も食わずに酒飲んでフテ寝た。

 

今週は、どこまでもドツボが続きそうな予感。今からかなり憂鬱だ。

 

たぶん神様が「もっと学べ、お前はまだ甘い」って言ってるんだろうな。くそ、これだけ一生懸命に生きてるのに、まだ不足かよ!

 

とか言っても仕方ない、神様だって忙しいのだ。自分の人生だ、神様任せにするわけにはいかん。

 

結局、シドニーの街を2泊3日でゆっくり面談先5件ほど回って、時間を掛けて色んな情報を得る。

 

同時に、足が痛くなるまで街を歩き、例えば紀伊国屋で売られている週刊誌の値段は日本の定価の2倍とか、香港のアサヒ屋書店より高いかとか、ランチの値段は持ち帰りだと9ドル、でも最低価格35ドルと設定している店もあるなとか、最近どんなビジネスが伸びているかとか、色々見て回る。

 

やはり、書籍やインターネットで取る情報と、生情報は違う。基本的な情報や数値などは公式発表でも分かるが、それを実際に生活する人々がどう感じているかは別だ。

 

例えば、最近オーストラリアでは減税があって国民に歓迎と言うが、良く見ると、現在でもNZよりも10%程度高い。税金が少しだけでも下がったのだから高いよりはましだが、NZのほうが最初からもっと安いというのが分かる。

 

経営者に話を聞くと、税金払う為に働いてるみたいなんて苦言が出る。なるほど、NZではあまり聞かない言葉だ。

 

特に感じたのが、5年前だとワーホリビジネスが盛んだったのが、最近はすっかり影をひそめ、地道な商売、と言うか、地元民に人気のあるレストランとか、美容室、人材派遣会社、メーカー、商社など、地元に密着したビジネスが伸びている感じ。

吉井 豆碗

 

以前だと、日本のど田舎のしょうもないなんちゃらくそったれ議員が、自分のぼんくらのガキを手に負えないからって(ほんとは親が悪いんだけどね)中学の頃からシドニーに送り込み、そのくそがきは親からもらったカネで毎日マリファナに染まって、それを自由と勘違いして道端のゴミ箱を蹴っ飛ばして喜んでた。

 

 

そういう漢字もまともに書けないくそがきも30過ぎるとさすがに自分の居場所がなくなるので、親にねだってカネを出してもらい、シドニーで会社を作り、xx旅行、とかxxセンターとか、格好だけつけて他人に自分を社長呼ばわりさせる。

 

ばかおや議員も智恵遅れなもんだから、どれだけ自分のガキがバカかもしらず、喜んでカネを送って、自分の選挙区には「うちの息子は海外で起業して社長して〜」と吹きまくる。最高の勘違いと自己陶酔の世界。

 

ところがそんなバカで漢字もまともに書けないあふぉ〜は、もちろん商売をしてもうまくいくわけはない。xxプレスとかに出てる新規広告を見てはすぐその猿真似をして、ビジネスのポイントを理解しないまま「よそより安い!」の一本やりで商売をする。

 

勿論そんな叩き売りビジネスがうまくいくわけもなく、結局市場をかき回すのみ。

 

その結果、市場全体が潰されてしまい、誰も儲けが出なくなり、お客はサービス低下に怒り、会社は利益が出ずに万年赤字、社員はいつまでも給料が上がらず、ただ同然でこき使われて、仕事も満足に覚えないままに退職、結局誰も幸せになれない状況を作った。

 

そのような市場もかなり淘汰されたのだろう、今回シドニーを回る限りでは、かなり改善されたような気がする。もちろん、まだまだヤバイ業者もいて、絶対にリピーターが取れないビジネスなんてのもあるが、これは基本的に減少傾向。来年には更に市場が良い方向に変化すると思う。

 

 多文化市場2

 

 

やはりシドニーの日系社会も安定期に入り、シドニー自体が大きな田舎から、本当の意味でのニューヨークや香港やロンドンや東京などの、都会の仲間入りを始めたのだなと感じた。ただし、あくまでも「始めた」だけであり、まだまだどうしようもないレベルの低さは至るところに残っている。

 

 

 

最終日のお昼は、シドニーに移住したキーウィ男性&日本人女性のカップルと昼食を取りながら、普通のビジネスマンの生活の様子を聞く。

 

 

2年前に28歳でシドニーに渡った大卒の彼は、専業主婦の奥さんと1歳の子供を抱えて、シドニーを本社とする保険会社で働き、日々保険ブローカーへの営業(奥さんいわく、シドニーでは営業の事を飲み会と言うらしい、どこの国も男の言い訳は変わらんな)をして、もう2年目に入る。

 

AUSの永住権は取っていない。取る為には今の会社からのサポートレターが必要だが、レターを出してもらうと雇用契約の延長が必要になり、長期で縛られる為に、それはないかなって感じ。

 

NZパスポートであればAUSで働くのは問題ないけど、永住権がなければ、教育や医療が有料になる。AUSのほうがNZよりは少し余分に貯金が出来るからよいけど、一生ここにいるかどうかは分からないので、今のところは永住権申請は考えていないらしい。

 

人口400万人のシドニーに、キーウィは40万人くらい住んでる。彼らは、例えば東北から東京への出稼ぎ感覚で出てきて、東京が気に入ってそのまま住み着くようなキーウィもいれば、NZの地元で家が買えるくらいのお金が溜まった40台後半にNZに戻ることもあるようだ。

 

キーウィにとって、どこの国のお墓に入るかってのは、あまり気にならない。親が死ぬくらいの時は帰国するかもしれんが、おじいちゃん程度では、あまり帰国する理由にはならないようだ。

 

これも宗教観、文化の違いだろう。NZで生まれてAUSで死ぬ人もいるようだ。

 

出稼ぎでやってきたキーウィが最初に受ける洗礼は、キーウィ発音だ。

 

「あんた、NZから来たの?」、その言葉の裏に、少しの笑いを感じるキーウィは多い。てか、殆どのキーウィがそう感じているのでは?と思う。

 

それは、決して白人間の人種差別ではないが、例えば青森の八戸あたりから20歳前半で名古屋に出てきて、自動車関連の工場で働く若者が感じる、差別ではないけど、ちょっとバカにされてるかな、まあ、利口な兄貴がバカな弟を笑いながら標準語を教えてあげるって感じだ。でも、それも結局名古屋弁なんだけどね。

 

田舎のNZからシドニーに住む幼な友達の結婚式にやってきたキーウィは、普通に友達の同僚のビジネスマンがBMWとかに乗ってるを見て「おいおい、ナンなんだよ、この国って!?」と感じる。

 

彼ら、夢に燃えるキーウィは、高級車に乗って豪華なレストランで食事をする、そんなオージーの生活を見て、「俺もこんな生活したい!」と思い、住居をシドニーに移すが、現実はそんなに甘くない。

 

キーウィでさえ、オージーとの生活の中で毎日彼らのルールを学びながら、少しずつシドニーという街の水圧に耐える力を身に付けていくのだ。その中で、力の有る者だけが成長して、資産を作っていく。

 

シドニーのシティから電車で45分かかるという郊外の街に住んでいる彼らの家賃は、一週間でAUS400ドルだ。つまり4万円。毎月16万円の家賃が必要で、これ以外に食費などで、毎月の支払いは家賃を含めれば32万円程度。

 

これが若いカップルの標準だろう。それでも彼らは大手の保険会社で働いてるし、1年に1回は地元のNZか日本に里帰りも出来るから、随分上級の生活と言えるだろう。

 シドニー夜景

何となくNHKの「新日本紀行」を思い出した。

 

東京に出稼ぎに来た父親が、東北に帰る夜行電車に乗る前に、家族へのお土産を探す。

 

半年も会わなかった自分の子供や奥さんに、出来るだけ良いものを買いたい。

 

「このかんざし、嫁に合うかな?このアニメの服、子供が好きだろうな、でも、あんまり買いすぎると、出稼ぎで稼いだ金がなくなる、さあ、どの程度のものを買ってあげようか」、財布の中身と相談しながらの、少し胸が痛くなるような買い物だ。

 

どこの国でも、若い人たちが自分の生活を創り上げるのは、全く同じだ。田舎から出てきた人が都会でカネを稼ぐ方法も同じだ。そして自分の生活を確立させて、ふるさとにいる家族に知ってもらう時。

 

「お父さん、僕シドニーで稼いできたよ。結構大変だったけど、何とか彼女と二人でお金を作って、やっと家も買えるようになったよ、お父さん、今までありがと」

 

続く

 

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2007年12月05日

シドニーまとめ1

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以前も書いたが、うちの会社では日常の社内連絡はチャットかメールを使う。

 

電話はあまり使用しない。

 

必要があれば使うが、基本はチャットかメールだ。声に出さなくて良いので、回りに知られずに話が出来るし、記録に残るから後で読み返すことが可能。

 

 

 

ところがこれが、どうしても通常の会話と比べて、1テンポずれる。そしてまた、まるで話している感覚で書き込むから、ついつい、相手もわかっているだろうと言う感じで、省略して書く。

 

これが時々問題を起こす。

 

特に、決定的なタイミングで決定的な読み間違いとか打ち間違いをすると、かなりトラブルの元になる。

 

 

基本的にはビジネスの話なので、話せば問題は解決するのだが、中には少し感情が入って仕事の議論をする事がある。

 

そんな時に、文字で出てきた「ちがうし〜!」とか、「〜でもよいのでは?」とか、こっちは熱くなって書いてる時に、相手から冷めた返事が来ると、「要するに嫌なんですな、了解!」 空気が一気に抜けた風船が空中を飛び回るみたいに、世界最大の飛行船「ヒンデンブルグ」がめらめらと燃え上がって地上に落ちるように、破裂するやら燃えるやら萎えるやら、とにかく苦しみの三重奏みたいな事になる。

 

勿論分かってる・・・。商売なのだから、dealは簡単ではない。

 

そして僕は怒りの炎となってしまうのだが、実は、その怒りの原因がチャットの勘違いと分かった瞬間に、どうしようもない、今度は、自分に対する怒りが噴出してくる。

 

もう、1秒以下ですな、この熱くなって凍りつくまで。自己反省の怒り。ぶつける相手がいないもどかし・・・さ。もうやだ、このまま、そのへんのバーに入って一杯飲んで、頭を冷やさなきゃ、そんな気分。恥ずかしくて、パソコンの前に戻れない・・・。

 

もしバーに行ったら、ほぼ90%の確率で喧嘩相手を見つけて、また揉めるだろうな。下手したら、また警察か?もういいよ、飽きた。

 

たかが仕事、熱くなるなと思うのだが、特に日頃しょっちゅうチャットをやっているのに、決定的瞬間にツボにはまったようなせりふを「サインの読み違い」すると、ぶち!といってしまう。

 

元々瞬間湯沸かし器な僕は、その意味であまりチャットに向いてないのか?今回謝る。goめん、なのだ。これから克服していかんと、いかんな。人間、成長が止まったら終りだもんな。がんがろっと。

 

閑話休題・

 

シドニーのまとめを書いている。3日間だったが、ちょいと不足したな。今回回ってみて、後一日は欲しかったと思う。

 

特に不動産。かなりの値上がりをしているが、では購入の条件は?ローンはどこまで組めるのか?誰が借りられるのか?

 Opera house

鉱物資源による好景気であるが、では国内の格差をどうクリアーしていくのか?ポーリンハンセンが一時期台頭していたが、今はオーストラリアの国内世論はどうなのか?

 

まだまだ学ぶべき点は多い。

 

一般的に中小企業では、接待交際費や出張費用の8割は社長が使うものらしい。うちも考えたら似たようなものだ。

 

日常のビジネスは現場の人間が出来る。でも、会社の舵を右に切るか左に切るかって時は、大所高所に立った視点が必要で、その為には情報は絶対に必要不可欠で、その為には常に最新の情報を入手する必要がある。

 

会社の舵取りをする人間にとって、情報収集とは、まさに経営方針を決める為に最も大事なことなのだ。

 

明治時代初期、多くの日本人が欧州に視察に行った。一度行けば半年から一年は戻ってこない。日本の警察をゼロから創り上げた人、帝国軍隊の形を作った人、法律を作った人、建築を学んだ人、多くの優秀な人々が欧州を手本として日本を作り上げた。

 

その情報なしでは、今の日本は存在し得なかっただろう。

 

シドニー出張、その意味で、出発前に予想したよりも多くの生情報が入手出来て、とても役に立った。これからも最低、半年に一度は見てみる必要がある。

azuma lunch

社長の仕事は、水道の蛇口を開いて会社に仕事を流し込むこと。スタッフの仕事は、流れてきた仕事を処理すること。

 

次にオークランドで流行るビジネス。キーワードは「高級」ですな。

 

明日からまとめを掲載する予定。

 

社長、あなたも、もっと海外を見て回るべきでっせ!

 

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2007年12月04日

シドニー3日目

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人々の忙しさを見る。

 

皆お金を稼ぐ為に一生懸命だ。無駄口なんて叩くヒマも聞く暇もない。NO MONEYNO TALK、である。

 

レストランに電話で予約を入れる際も、店員は無茶苦茶早口で、レストラン業務について自分の熟知していることを、シドニーの食習慣も文化も何も知らない外国から来た人間に対して機関銃のように打ち込んでくるんだから、そら意味を理解するのに疲れるわ。

 

てか、そんなに忙しいの?

 

タクシーに乗っても、平気で乗車拒否するようなのが目立つし、サービスが全体的にがさつになっている。ニュージーランドもサービスはがさつだが、それは単純にプロとしてのサービス精神がないだけで、人間的には優しい。

 

シドニーの場合は、プロサービスの技術はあるのだが、サービス精神を持ちあわせてない拝金主義者が、一生懸命社会の底辺から引きずりあがろうとしている感じ。

 

だから、良いホテルやレストランに行くと、サービスは洗練されたものがあるし、料理も、高級レストランと呼ばれるところでは非常に良い。

 

て〜ことは、シドニーではきちんとしたサービスをする事が出来る人も多いけど、そうじゃない世界もあり、要するに上から下まで何でもありなんだなって思った。

 

結局、誰もが時代の波に追いついて乗っていこうと一生懸命なのだ。今、大きな波の中にいる、今この波に乗らなければ、次の波がいつ来るか分からない、そんな焦りが、彼らを駆り立てるのだろう。特に、多文化主義を標榜しているこの国では、欧州からの移民が多い。彼らの焦燥感が、このシドニーを益々熱くさせているのだろう。

 

多文化市場

 

シドニーの不動産も、オークランドと同じようにどんどん上がっている。一般庶民がなかなか買えない水準まで来ている。オーストラリアのほうがニュージーランドよりも給料が20%程度高いが、その分住宅価格も高い。可処分所得で見れば、もしかしてあまり変わらないのでは?と思う。

 

ところがここに!大裏技でマンション不動産を購入した連中がいるのは、昔のシドニーを知っている連中からすれば有名な話だ。そして今そいつらは、マンションを高値で転売して大もうけした。

 

どうするのか?

 シドニー高級アパート

まず、シドニー湾が見渡せる高層アパートの高層階のワンベッドルームを見つける。30年ローンくらいで契約をして、毎月のローン支払いを2千ドル程度にする。

 

次にCheers等の日本語無料新聞に求人広告をうつ。「可愛い日本人女性を募集中!高給です!最低時給100ドル保証!」とかやる。

 

シドニーでは20歳代前半の、貞操観念のない女性が多いから、結構こういう話に飛びついてくる。

 

そして同時に、シドニーに住むオージーは、日本人女性の優しさとかを知っているから、日本人女性に興味を持つ、これでビジネスは成立するのだ。

 

一日の売上が、1時間の客単価300ドルとして、一日で結構2400ドルくらいいく。部屋清掃のスタッフをアルバイトで雇っていれば対応可能。

 

そうすると、家賃を払っても十分元は取れる。おう、経済は回る。シドニーの日本人経済は、結構こういうところでも回っていたのかなと思う。

 

こんな不動産投資とチン貸ビジネスもありですかと思う。

 

街のエンターテイメント度合いで言えば、これは間違いなくオークランドよりも格段に上だ。失礼だが、オージー女性とキーウィ女性の外見比較は、釈由美子と森三中の比較のようだ。三人いても敵わない。

 

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2007年12月03日

シドニー2日目

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何となく思った。街が持つ魅力とか、重力とか。

 

その街に一度住んでしまうと、その街が持つ独特の重力に引っ張られて、他の場所に行けなくなる。長い時間を掛けて地元の人たちが創り上げてきた、その土地だけが持つ重力。

 

ワーキングホリデイなどでオーストラリアに来て、ビザの期限が切れて東京に戻ったら、以前は何も感じなかった東京の水圧を感じる。そこに住む人々の情念、気力、圧迫感、とにかく駅の改札口をくぐって満員電車に乗り、ぎゅうぎゅう詰めの中でなんとか自分を守ろうとすると、他人に冷たくなるしかない。もろに心を開いていると、水圧が体を押しつぶしそうになって、息が出来なくなる。

 

水圧に対しては、東京で生まれ育った人は、子供の頃から自然に対抗する手段=他人に対する無関心、を覚えるが、一度他の街に行ってしまうと、その水圧のなさに慣れてしまい、今まで心に作っていた防御壁が崩れ落ち、自然な自分、素直な気持ちで他人の手助けが出来るようになる。

 

「おばあちゃん、どうしたの、何か手伝おうか?」、「あ、ここ座ってください、お腹の赤ちゃんが大事ですからね」東京では到底出てこない言葉が、自然に出てくる。善意に、てらいとかとげがなくなる。

 

それがオーストラリアの大自然が持つ特徴だろう。あ、これはニュージーランドも同じか。

 

そうなった状態で東京に戻ってしまうと、朝の通勤時の駅に立った瞬間、「え?」って言う、くらくらしたショックを受ける。心が無防備な状態で、朝から出勤しようとする人たちの情念が、そのまま自分の心に入ってくるからだ。

 

「今日こそあの仕事、絶対に成功させてやる」、「何よあの子、あばずれのくせして生意気に私のターゲットに声かけてさ、今日こそ失敗させてやる」、「なんだよ、今日もまたあの上司と顔つきあわせんのかよ、やだな〜」、「ふ〜、初出勤、緊張するな〜、いくら中途採用が普通になったからと言っても、やっぱ何か気になるよな、うまくやっていけんのか、おれ?」

 

そんな、すさまじいまでの情念の水圧が、一気に心の中に流れ込む。

 

そして、気がついてみたら、また飛行機に乗ってシドニー空港に降り立っていたと言うことになる。

 

日本での生活が合っている人もいる。賑やかで騒がしくて楽しくてコンビニがあって、色んなストレスがあっても軽〜く乗り越えて戦っていける人たち。

 

でも、世の中には、それが出来ない人もいれば、出来るけどやりたくないって人もいる。

 

シドニーとオークランドの精神状態を比較すると、てゆ〜か、東京が10の水圧だとすると、シドニーは5くらいでは?オークランドは1、かな。

 

この街に魅了されて、この街の持つ重力につかまった人もたくさんいる。

 

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2007年12月02日

シドニー1日目

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昼下がりの空港に着くと、濡れた毛布が体に巻きつくようなむっとした空気がよどんでいた。

 

気温は25度で曇り空なのだが、何故か蒸し暑い。予約しておいた車に行くまで、ターミナルビルから5分ほど歩くが、それだけで汗が出てくる。

 

そしてハエが多いのにも気づく。歩いてると、体の回りをぶんぶん飛んでいるのが不快。

 

「いや~、今日は忙しいよ。お客もたくさん来るし、仲間は休みを取るしね〜」そういう運転手に「商売繁盛が一番でしょ、しっかり稼げるときに稼がなくちゃね」と答える。

 

今日はシドニー出張初日(11月29日)。いろんなところにアポを入れて、シドニーの市場調査。

 

興味がある項目は山盛りだ。

 

1・時給と税制

2・市場の動向

3・最近の流行

4・昼の街のビジネスマンの動きと会話

5・夜の街のレストランでの消費動向

6・日本人社会の動向。地元の進歩に追いついているか。

7・不動産市況。特に個人向け住宅。

8・ハワード長期政権からの移行を人々はどう捉えているか。

 

他にも興味のある事てんこ盛り状態で、とにかく街行く人を見る定点調査、目に見えるものをすべて頭に叩き込む。

 

オーストラリアは5つの州で構成されているが、経済的には、ニュージーランドは第6番目の州と言っても過言ではない。

 

AUSとNZは1980年代に経済緊密化協定(CER)を締結、これ以降は、AUSとNZの物の移動はすべて国内物品扱い、つまり関税がゼロになり、人の移動はすべて自由、つまりNZのパスポートを持っていればAUSで自由に働けると言う市場を作った。

 

AUSの人口は2000万人、NZの人口は400万人、丁度20%なので、NZはよく20%経済の国とも言われる。要するにAUSの経済圏なのだ。

 

食料品等はNZは自前で食べきれないほど作れるが、歯磨き粉、洗濯粉、歯ブラシ等の小物から、家具、建築資材などの大物まで、かなりのものはAUSからNZに輸出されている。

 

要するに、無茶苦茶高性能である必要はないけど毎日使うものってのは、近くて安いAUSから送られてくるので、NZのスーパーに並んでいる日用品はAUS産が多いのだ。

 

NZで作っても良いのだが、所詮400万人の市場で何かを作るより2000万人の市場で作った方が原価が下がるし、輸送費を含めても国内市場扱いで税金がかからなければ、AUSで作ってNZに船や飛行機で送った方が安上がりだ。

 

こうしてNZは、経済的にはAUSに組み込まれている。ドル為替でも同じように、大体1NZドルは80AUSセントと、20%の差がある。

 

賃金を比較しても、AUSのほうがNZよりも20%程度高い。

 

何をするにしても、AUSとNZを比較すると、20%と言う数字が出てくるのが面白い。

 

シドニーオリンピックに向けて街の再開発を行い、その後も順調に発展していくシドニーだ。夜の街に出ると、もうすぐ11時だと言うのに、まるで渋谷の雑踏並みに人々が歩いている。

 

これはもう、街に活気がある証拠だ。「こんな遅くにどうやって家まで帰るの?」と聞くと、NightRiderって言う深夜バスとかフェリーを使って帰るとの事。24時間深夜族に対応するインフラが出来上がってるんですね。この点、オークランドはまだまだです。

 

シドニーは、行くと必ず訪れる日本人バーがある。Kairiと言うユニークなお店で、何がユニークかと言うと、やっぱりオーナーのKさん。

 

もう17年だっけ、随分長いことバーをやっているんだが、シドニーの主のような人で、彼女に聞くと大体の事は分かる。1970年代にシドニーに移住、そのまま、この街の発展と共に生きてきた人だ。

 

この日も、色んな話を聞かせてもらう。中には1970年代に、シドニーから船で!オークランドに行き、その田舎振りにはびっくりしたわよ〜なんて話もある。

 

シドニーも景気が良いとは言うが、決して甘くはない、それなりに競争も厳しいし、これから先は政権も変わったから、どうなるか分からないわよと言ってた。

 

1980年代にAUSではシルバーコロンビア計画と言う名称で、通産省とか外務省と大手商社が組んで、早期リタイアメントした日本人技術者などをAUSに送り込んでいた。

 

元々はAUSを商材として、金を持った日本人にAUSの土地を売りつけ、人材をAUS起業に派遣して、などなど、民と官がセットになって金儲けをしようと作った財団放任、じゃなかった、財団法人なのだが、その当時やってきた日本人も、今では60過ぎた人たちで、続々と日本に帰っているらしい。

 

「やっぱね、健康に心配があるとさ、いくら英語出来るからって、やっぱり不安じゃんか、誰でも日本に帰ってみたいと思うよね」Kairiさんが言うことはよく分かる。NZでもそれは同じ。やはり日本で生まれ育った人は、海外生活は長期旅行の一つであり、本当の意味での移民ではないのだ。

 

日本で一生懸命働いて、海外で生活する事を夢見て、それが現実のものとなり、海外で家を買い、仕事をして、家族と過ごす。それでもやはり、死ぬときは日本なんだよね〜。それが殆どの日本人のイメージではないだろうか。

 

戦前の移民ならまだしも、最近の移住者の場合、悲壮な雰囲気で海外で金を稼ごうという雰囲気ではない。日本でのマネーリッチな生活を捨てて、給料が下がっても良いからマインドリッチな生活をしたい、そういう人が海外生活をする時代だ。

 

こうしてみると、シドニーの移住者もオークランドの移住者も、あまり大きな違いはないな。いずれ日本に帰ることを前提とした移住。

 

ただ、シドニーで生活する日本人の方が、在住者人口がオークランドの3倍くらいいるので、その分成功者の数は多い。レストラン、芸術家、ファッション、色んな分野で日本人が活躍しているのを感じる。

 

色んな話を聞かせてもらった後、夜中に道路に出ると、タクシーがなかなか止まってくれない。てか、乗車中のが目立つ。やっと見つけたタクシーの運転手が、もし5ドル程度の近距離だったら今にも逃げ出しそうな顔つきで「どこまで!!」と聞くので、すかさず助手席の窓に10ドル札を突っ込み、「近くて悪いけど、シティホテルまで!」と怒鳴り返すと、にやっと笑って乗せてくれた。

 

景気の良い街だ・・・。

 

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2007年12月01日

円建てローン

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現在のニュージーランドは人口増加による好景気で住宅市場が盛況。

 

政府の方針により、現在の人口約400万人を、100万人増加させて500万人にしようと言う計画の下、オークランドを中心に、受け入れ先となる住宅建設が開発業者によって行われ、これに合わせて新高速道路の建設、空港の拡張など、オークランド200万都市に向けた計画が着々と進んでいる。

 

このような状況の中で、銀行金利は8%と非常に高く、お金を預ける人には非常に恵まれた環境だが、住宅をローンで購入する人にとっては、ローン金利が大きな負担になる。

 

そこで考案されたのが、香港上海銀行による円建てローンである。

 

これは日本に居住する日本人のみに認可された金融商品だが、その特徴は、

 

1・日本の安い金利(2007年11月時点で3%)で円建てで住宅購入資金を借りる。

2・ニュージーランドで不動産を購入して高い利回り(家賃平均粗利6%程度)で運用する。

3・住宅の価値が上昇する数年後に売却する事で、キャピタルゲインを得る。

 

という商品だ。

 

今の日本では、不動産価格が上昇するというのは、東京都心の一部だけで、全国的には、土地は下がり続けている。だが、1980年代半ばまでは、東京や地方の大都市で人口が増える街は、確実に家賃が上昇してた。それと同じ現象が今、オークランドで起こっているのだ。

 

そしてこれは、バブルの話ではない、実は世界でもベスト3に入る最大手銀行である香港上海銀行オークランド支店では、お客様がニュージーランドの住宅を購入する際に、円建てでローンを組み、日本の安い金利で支払いが出来るという、画期的な仕組みを作っているのだ。

 

実際にこの仕組みを利用して、多くの日本人投資家が住宅を購入している。システムを簡単に説明すると、下記のようになる。

 

1・香港上海銀行にローンの事前許可を取る。

2・物件の決定。

3・HSBC(香港上海銀行の略)にローンの申請をする。

日本で定期収入がある事を、給与証明、確定申告などで証明する。

一軒屋の場合は60%程度、アパートの場合は50%程度がローンで借りられる。

この場合の金利は90日ごとの変動金利だが、日本の金利に準ずる為、現在は約3%である。

この住宅は投資用であることが条件だが、ニュージーランドで会社を設立して、その会社の所有にして、自分が名義上はテナントとして住む事が出来る。

 

例えば購入価格が100万ドル(約8千万)だとする。手元に現金が100万ドルあるとする。

 

この場合、50万ドルを即金で払い、50万ドルを定期預金にする。そしてHSBCから50万ドル借りる。

 

HSBCに払う借り入れ金利は3%、受け入れ利息は8%なので、5%のスワップ金利が発生する。

 

なので、為替が大きく円高に振れない限り、1年後には4万ドルの受け入れ利息に対して支払い利息が1万5千ドルなので、2万5千ドル、つまり5%の利回りが保証されるのだ。

 

こんなおいしい商品はないが、何か落とし穴は?それが為替である。受け取り金利はNZドルだが、支払い金利は円建てなので、もし為替が、借り入れ時よりも50%以上下がった場合は、赤字になる可能性がある。

 

ただ、現実的に1年で為替が半分になるとは考えにくい。今回のサブプライムローン問題でも、値下がりは30%以下であったから、そう簡単に起こるとは思えない。

 

もう一つ言えば、これには予めヘッジがかかっている。そう、最初に預けた定期預金を解約して、ローンを一括支払いすれば良いのだ。元々全額を購入するだけの資金はあるのだから、最初の予定通り現金で一括支払いすれば、結局リスクは全く発生しないという事になる。

 

このような面白い仕組みは、実は円キャリートレードと同じ仕組みなのだが、日本では現実性のない商品だ。どうしても海外を噛ませていかないと、面白みが出ない。

 

写真はファンショーストリートから眺めるシティの景色。

 

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tom_eastwind at 00:46|PermalinkComments(0)TrackBack(1)NZの不動産および起業 | 諸行無常のビジネス日誌