2014年10月

2014年10月30日

「光見えるまで」

最近ずっと繰り返して聴いてる曲がある。CCR”Long as I can see the light”だ。携帯電話に入れてここ一週間自宅にいる時は朝から晩まで聴いてる。ちなみに先週はニーナ・シモンだった。そういや先月ランチミーティングしてた時にもニーナ・シモンがかかってたな。

 

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルCreedence Clearwater Revival、略称CCR)は1970年代から聴いてるので僕にとってはもう40年近いのだがいつ聴いても心が洗われるようなドキドキ感がある。ビートルズと同じで本物の独創性と創造性だけが創り出せる音である。

 

”Long as I can see the light”は和訳では「光ある限り」と訳されているけど、僕には「光見えるまで」と読める。ちょっと解釈が違うな、光はそこにあるものではなく取りに行くものだ。

 

1840年代にシドニーからやってきた帆船がニュージーランドに向かっていた。銀を探す旅だったが嵐に巻き込まれてStuart島(NZの南端)の南東300km離れた小島に流れ着いた。南極に近い。

 

そこには水も肉(Seal)もあり食っていける。しかし5人の男に最も必要なのは希望であった。優秀な水夫であった彼らは壊れた船の部品を集めて小舟を作りセイルを立てて、たった2名で北北西300km離れたStuart島に向けてちっちゃなコンパスと羅針盤と少しの水で乗り出した。

 

途中に嵐に遭い小舟は何度も沈没しそうになったがついに5日目の朝、彼らはStuart島に辿り着いた。彼らは自分で希望の灯を点し自分で考えて行動した。そして命を勝ち取った。その後救助隊に同行して残った仲間を救助した。

 

多くの日本人は「どこかに希望、ないっすか?希望、ありませんかー?」って思ってる。希望って誰かが与えてくれるものだと思ってる。けど現実は違う。希望って、自分で自分の心に火を灯すことなのだ。

 

自分の中に常に燃える火を持つ。例え強風で一瞬消えそうになっても自分の中でまた火を強く熾す。人生における希望って、自分の心の中の火に「現実」って冷たい水で消されてもまた自分で火をつける、その繰り返しなのだ。

 

だから他人任せにしていては自分の人生の問題解決には繋がらず本当の力強い希望は自分の心に根付かない。

 

そう、希望は自分で作るものだ。どこかに転がってるものじゃない。そういう、道端に転がってるものは自分の身に付いてないから自分に転がり込んで来たらばかみたいに喜ぶがそれは宝くじのような幸運であり、そんなもんはある時突然どこかに去って、いなくなる。

 

その時あなたの心は恐怖で閉ざされる。心の周りがすべて恐怖になり自分で考えることが出来なくなり今まで自分で描いてた希望と思ってたものが消滅した事に気づく。何も残ってないことに気付かされる。そう、何故ならそれは希望ではなく他人頼りだけでしかない自分の逃げだったからだ。

 

これからどうするのか?答は出ない。だって自分が今まで答を探さず逃げまくってずる賢く立ち振る舞ってどうにかなるって思ってたんだから。

 

離れ小島はStuart島から南南東に約300km離れた場所にある。流れ着いた人々は小島に残っている限り水と食料はある。それでも命を危険にさらして大海に漕ぎだした。死の恐怖に耐えつつ希望を捨てずに戦った。

 

人生は一回こっきりだ。長くだらだらと夢も希望もない生活を続けるよりも希望の光を持って力強く生きることだ。このドキュメンタリー番組を見ながらそう思った。

 



tom_eastwind at 16:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月29日

これがおいらの法治主義

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【北京時事】中国の習近平共産党総書記(国家主席)は、28日に共産党第18期中央委員会第4回総会(4中総会)の「法治全面推進の重大問題決定」が公表されたことを受け、「中国の国情に立ち、実情に基づき社会主義法治を歩む」として共産党の指導堅持が前提と強調した。その上で「他国のモデルをそっくりまねたりしない」と述べ、中国の法治は西側諸国が基本とする「司法の独立」「三権分立」とは一線を画していると強調した。(2014/10/28-22:34

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何故か政治ネタが続くなー。けどここ大事で中国における法治主義とは何かって、中国共産党政治の根幹に関わる部分の話だから書いておく。

 

まず西側諸国で使われている言葉の「法治」だけど古そうに見えるこの言葉も歴史的には19世紀のドイツで発展した「法による統治」である。当時はまだ領主とか教皇とか国王とか教会とかいろんな「法を超えた人々」がおり、彼らを法の支配の下に押しこむ為に作られた法律である。英国で人民が国王の権利を制限した「権利の請願」が17世紀である。

 

その概念は欧州において共通の価値観、つまり「言わなくても分るよね」的なものであり社会は個人の集合体と理解して更にその個人の根っこにあるのがキリスト教で、個人の独立を徹底する社会的合意が存在した。

 

その結果として西側諸国ではごく当然の帰結となる「司法の独立」や「三権分立」が成立した。個を出発点として国家権力を3つに分けて一人だけ強いってのは作らせない。互いが平等であり互いに監視することで誰も多数派にならないから悪いことを出来ないよねって発想だ。

 

ある意味究極の「お互いに逃げられない、海のような国境もない大陸で地続きの国家同士」が友好条約を結び「戦ではなく話し合いでいこうぜ」の発想だろう。例えばABC3つの国家があったとする。ABを攻めればCAを攻める。どこも特別強くない陸続きという地政学で引き出された「別の国家だけど皆で見張りつつ仲良くしようね」的解答であろう。

 

その集大成がEUである。それまでの欧州の国家という概念を米国の州議会程度にまで引き落として欧州議会が欧州という合州国を運営することになる。イスラム国並みの団結ではないが1900年代から連綿と続く欧州の人々の叡智によって作られようとしている新しい国家である。

 

結果的にこの法律が欧州での戦争を減らしたのは事実であるし米国では早い時期から各州が独立して南北戦争もやったけどそのうちに「だったら米国はすべての州が土地続きなんだし州を統一しようよ、そのほうが外敵に対しては強いじゃんか、いや勿論普段は地方議会が自分たちの国=州の決定権を持っていい、ただ外交とか戦争は一貫性があった方がいいから議会で決めようねってなった。

 

ただそれは大きな意味で同一の価値観を持てたから成立した。世の中には全然違う考えの文化や文明も多く、その一つが中国でありインドであったが19世紀以降西洋はそんな法治主義を世界に輸出して全く違う文化の国を引っ掻き回していった。

 

中国の政治は基本的に寄せ集め国家ではない。常に一つの同族国家であり統一国家である。だから中国は古くは中原での漢族同士の争いでどちらかの国家が飲み込まれ次第に統一されて最後は一つの大きな国家になった。

 

一旦内側が制定されると皇帝が周囲の蛮夷を支配統一にかかる。南はベトナムからタイなど東南アジアに広がり北は北京から東北地方まで版図を拡大していった。

 

では何故戦争を仕掛けて支配した国を同化させるのか?

 

それは中国では古代から「ただ一人の皇帝が世界の人民を幸せにして戦いをなくして人々が安心して生活出来る唯一の道が天下統一への道」だと考えているからだ。隣にいる民族が別の民族では必ず争いになる。だから天下統一をして唯一人の皇帝の下に一つの国民としてまとまる、これが究極の中華麺、じゃない中華思想である。

 

国家とはひとつであり統一することで平和が守られると古くから考えられているここが西洋と決定的に違う。個人を認めずにまず国家から入るのが中華的平和統一なのだ。この点個から入る欧州とは全く違うアプローチであるが目的はどちらも「平和」なのだ。

 

「え?中国が平和?ばかこけ!腹ガチャを沸かすぞ!」と思う方も多いだろうが、100年単位で考える中国からすれば今は平和統一の為の行動をしているわけで道半ばで現れた欧州が中国を荒らしまわったのはけしからんのである。

 

だからこそ今中国は軍事大国になったので世界平和のために領土拡大、南シナ海から太平洋に出ようとしているのだ。西ではウイグル地区の同和政策、東では朝鮮半島から日本が視野に入っている。必要なら戦い相手を潰して同化することも厭わない、それが平和への近道だと信じてるからだ。

 

だから中国は常に隣にあるものを飲み込みながら拡大していくしかない宿命=(民族性)にある。しかしここで注意して欲しいのは、中国という国家においてはABを飲み込もうがBAを飲み込もうが関係ない、中国の統一が進んだとかんがえるのだ。

 

分かりやすい例を言えば漢族が中原を支配してた時代に満族が何度も攻めて来てその度中国は清朝になったり明朝になったりしたが他地域から攻めに来た民族もいつの間にか中国に同化されていった。つまり民族が何であれ中国という大地に飲みいこまれて中国になっていったのだ。

 

極端な話をすれば日本人が中国に攻め入り中国を完全に支配して中国で生活をすればいずれ50100年で中国になるってことだ。そして日本民族が名前は日本民族のまま中国を統治することも厭わない。

 

つまり中国というのは政府の名前が共産党でも清朝でも明朝でもMS明朝でもMSPゴシックでもなんでも良いのだ。中国の崑崙山脈を源流とする大いなる気が満ちている中国の中原を支配するものが常に中国なのだ。

 

中国は西洋人がまともな政治制度や文化や文明を持つ数千年も前から近代国家だったんだ、ここ100年くらい調子悪かったって、今まで本気出してなかっただけだよって話になる。三権分立とか司法権独立とか、お前らそんな妥協ばかりだからしょっちゅう西洋人が地方統治に失敗しては戦争になるんだよ(笑)。

 

そういう国家では三権分立など権利の分散は仕組みが複雑になり動きが遅くなり政治的駆け引きばかりに没頭して国民の幸せが見えなくなる。

 

お前らの統治は妥協の産物、犬と狼の混血に過ぎない。正しい統治ってのは中国のように全てを国家の犬、じゃなかった一騎当千の狼に仕立て上げ血統も統一する。そこ一切妥協をしない唯一の皇帝が天下統一してすべての権利を握って王道を持って支配することなんだよ。

 

お、ちょっと待て、習ちゃん家の西でテロが起こってる(苦笑)、あ、やば、解放軍が勝手にドンパチやってるよ、あ、かと思ったら皇帝に賄賂渡さずに中抜きしてる中堅幹部がいる、やばい、おれの権力揺らぎ始めてんじゃん。

 

だーから三権分立なんて嫌なんだよ、共産党総書記、中央軍事委員会主席、中華人民共和国主席なんて3つも席があるからそれぞれの組織で反乱が起きるんだ、席は一個でいいの。世界を支配してた唐の時代が懐かしいぜ(笑)。



tom_eastwind at 18:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月28日

これがおいらの「民衆主義」

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川内再稼働に市長も同意 「事故責任、国が負うべき」

 九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は28日、市議会の臨時議会後の全員協議会で「国の責任の下で再稼働することを立地自治体として理解する」とし、再稼働に事実上同意を表明した。

 その後の記者会見で「日本の経済発展で国が責任を持って再稼働させられる原発は動かしてほしい」と強調。ただ将来的には廃炉が必要との認識も示し、「原発に依存していては日本が成り立たなくなる。次世代エネルギーの研究も進めないといけない」と語った。

 川内原発で重大事故が起きた際の責任には「一義的には電力事業者だが、最終的には国が負うべきだ」と述べた。

http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102801001960.html

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(他の記事ではインタビューで語ったことが少し違ってるので比較参考)、

「安全性を国がきちっと整理したと思う。早く結論を出すべきだと思っていた」。岩切秀雄・薩摩川内市長は28日午後に会見を開き、再稼働への同意理由を淡々と語った。」

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となっている。どっちにしても一義的には九州電力に、最終的には国に丸投げ、自分は間に立って同意しつつ何の責任も取らないって話ですね。

 

昨日書いたネタがまたも今日使えるとは、なんて素晴らしい民衆主義でしょ(笑)。一粒で何度も笑わせてくれる。それはこの記事が捏造でないことを前提に書いてるので、後になって朝日新聞みたいにハシゴ外さないでよって話であるが(苦笑)。」

 

どうやらフクシマに続いて鹿児島県川内市も「民主主義は自己責任で考えて判断して皆で決めるけど最後は自分で責任を取る」って言う民主主義の根幹を全く無視してまず原発再開ありきで既得権益団体が利益を得てロケットの第一弾は終了。その後原発が吹っ飛んで何かあれば「想定外」であり一義的に悪いのは九州電力、最終責任は政府、市議会は無責任って話だ。あ、そうか、次の金稼ぎで「被害者意識の会」でも作るつもりでいるのかもしれない。

 

そして市議会をそのように動かしたのは利害関係のある市民、または政治に興味を持たず何の活動も行動も思考も起こさなかった市民が責任を取ると言う事である。

 

こういう権利と義務の基本的な関係を理解していないから「民衆主義」として笑われるのだ。「七人の侍」に出てきた笠智衆のように、権力に頭を下げ何もなかったかのように目をつぶり、まるで「おらは関係ねーだ、おらはしらねーだ」と、砂に頭を突っ込む鳥のように恥を晒す。

 

民主主義を理解してない市議会。さらに、そのような馬鹿を選んだ一般市民のいうことは何時も同じで「だって、あたし一人が何か言ってもねー」で日本的民衆主義の一丁上がりだ。

 

やるのはお上、あたしたちゃ付いて行くけど責任は取らないよ、これこそまさに日本的民主主義、つまり民衆主義である。しかし世の中そんなに甘くない。実際に原発が吹っ飛んでみろ、そこに住めなくなるのは川内市民だ。責任取らないなんて逃げ道はないのだ。そこが分かっているのだろうか?

 

今の日本で原発が必要なのか?ほんとに国民同士の対話が必要だ。間に政治家とか電気会社入れるから振り回されるのだ。国民が正しい情報持ち冷静に対話をして原発の費用対効果、万が一の際の危険性、交通事故で亡くなるより少ない死傷者。様々な視点から検討する必要がある。その結果として市民が原発を受け入れればそれが自己責任だ。

 

後は万が一原発が吹っ飛んだ場合の避難場所確保など現実的な対策を、ここはプロである政府や自治体主導で作成すれば良い。つまり国家にとって大きな決定はまず国民全体の議論をするがその結論を実行するのが政治家と官僚組織、それこそが本来の民主主義の在り方である。そして国民も自分が判断したことなら自己責任となる。

 

フクシマの原発の被害だって主な原因は地震と津波である。何もなければ今も無事に稼働していただろう、見えない人々の命(例えば定期点検で掃除してた浮浪者)を奪いつつ、耐用年数が来て原子炉が自然崩壊するまで。たまたま今回は津波で原発の危険性が判明したわけで元々危険性の高い発電所だったのだ。

 

けどその危険性が例えば黒部ダムの真下で直下型地震が起きてダムが崩壊してみんながびっくり「へー、ほうかい?」なんて言ってる間にダム上部にいる人々や下流にいる人々を巻き込んで多数の死者を出すってのとどう違うのか?

 

昭和の昔はタコ部屋ってのがあって山の中で電気作りに一生懸命だった。いや何もタコが足を振り回して電気を作ってたわけではなく険しい山の斜面と流れる川を利用して何年もかけて水力発電ダムを作った時代、一夏を山の中で、時には雪の降る冬もたこつぼのような飯場で生活をしていた労働者がいた。彼らのおかげで電気がある。

 

更に電力の効率化を計ったのが原子力発電である。だから原子力だって最初は夢のエネルギーであったのだ。だから原子力そのものの技術を攻めるのは違うと思う。

 

ただ費用対効果を考えて自分なりに勉強して、自動車の方がたくさん人は死ぬけど自動車は必要で、原発はそんなにエネルギーが不要になったからあまり人は死なないけど止めようとか、とにかくなんでも良い、いまは自分の頭で考える時代なのだ。 



tom_eastwind at 12:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月27日

複雑な気持ちの2014年福島県知事選挙

今日はニュージーランドはLabourDayというお休みらしい。昨日の日曜日にある記事を読み「え?もしかして月曜って休み?」と疑問になりNZHeraldを見てもLabourWeekendと書いてるだけで休みと書いてない。

 

金曜日の夕方、いつものように「じゃあ、良い週末を♪」と言ってオフィスを出ただけで誰もLabourDayの話なんてしてない。

 

なのに世間の雰囲気を見てると“LabourDayも当店はオープンしております”なんて看板がfarroやシティのレストランに書き出してあり、あれ?うちって何やだっけ?あ、そっか、レストランもやってるな、じゃレストランは開店しているのか、けどうちのオフィスはお休みなのか?

 

不安になったのでオフィススタッフにテキストを送ると「大丈夫、月曜日はお休みですよ」との事。テキストを受けたスタッフも「こいつ、馬鹿か?」と思っただろう(苦笑)。

 

さてフクシマ。

 

投票率40%台。自民党と民主党の相乗り。候補者が原発廃止、県民の民意を組んで誰もが原発停止か・・・。争点なしの選挙だから投票率も低いのか元々政治に期待していないのかお上がどうなろうと下々が意見表明など傲岸不遜というのか。

 

県民人口200万人で有権者が約160万人、投票率が約46%だから80万人、そのうちの約49万人が相乗り候補に相乗りした格好だ。んー、だったらわざわざ高い金と時間を使っての選挙など止めてしまえばどうなんだろ(笑)?

 

福島県の各党が県議会で談合して自分たちで県知事を選出する。例えば2回自民党が続いたら次はバランス取って民主党とかさ、自民党と民主党で話しあいだから選挙の費用がかからない(笑)。

 

その費用で県民福祉でもやれば良いのだろうが、そうなると代議士の皆さんは「いやいや、これは県議会の努力なので節約出来たカネは議員の“餅代”や“お車代”にすべきです。何?県民は反対、関係ない、議員立法で通せば“合法”だ〜」(笑笑)。

 

じゃあ311前はどうだったの?誰もが原子力発電所大賛成、スーパー安全で雇用が生れて超ハッピー、原発に反対する「戦う知事」だった佐藤栄佐久元福島県知事は県議会によって倒され収賄で告訴され2009年には東京高裁で有罪判決を受けたが何と収賄額ゼロという意味不明な内容で、法治主義には程遠い内容である。

 

ところで原発大賛成と言ってみたりそれが吹っ飛んだら大反対となり、じゃ何でフクシマで作った電気をわざわざ遠い東京に送るの?ほんとに安全なら皇居に作ればいいじゃん、そんな単純な疑問は子供しか持たないってか(笑)。

 

勿論そこには大人の理論がある。東京のように有効利用出来る土地が限られてる場所に原発作っても電気しか作らない訳でそれよりはオフィスビルを建てて外国企業を呼びこみ国内企業の本社を東京に吸い上げ東京の一極集中を強めて、生産性のないフクシマの海岸沿いには原発を作るほうが効率的でしょ、なーんて理屈が出てくるのだ。

 

原発吹っ飛んだ後の選挙が誰しも廃炉である。確かに民意だろう。しかし民意の皆さん、もう少し自分の頭で考えることをしないのだろうか?結局いつもお上の言うことだけを真に受けて自分で健全に疑問を持って考えずに事故が起こったら脊髄反射である事に疑問を感じないのか?それともそれが「仕方ないよねー」って大人の対応なのか。

 

民主主義とは国民の絶え間ない民主主義を守ろうと積極的に行動する時のみ初めて効果を発する。お上に守ってもらい自分で考えることをしない民主主義など馬鹿の集会所でしかなく、民衆の何もしない事の言い訳「だって俺一人が何か言っても民主主義でしょ、何も変わらないよね」って言い訳の拠り所でしかない。こういうのは「民衆」主義と呼ばれる。

 

民主主義ってのはほんとに時限爆弾のように扱いの難しい制度である。チャーチルの言うように最も下らない政治制度であるが、しかしそれ以外の制度に比べれば「まだましだ」って程度であるが、そうは言っても毎日の生活に政治は必要なわけであって、その意味で福島県の選挙も必要である。

 

ただこのような選挙であればお金が無駄なだけで「選挙で選ばれた」って言い訳作りに過ぎない。

 

だったらいっそ大胆に世界に向かって「見よ!これが日本型民主主義である。選挙をしてるふりをして実は政治のすべてを長老達の談合で決定する、長老たちは民衆の欲しいものをよく解ってるからお互いに空気を読んで調整し予定調和が出来上がり、空気読めない知事は失脚で、いつの間にか世の中はうまく回っているのだ」と公式発表でもすれば良い。



tom_eastwind at 20:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月26日

原理主義者

僕は糖質制限原理主義者ではない。まるで禅寺の坊主のような断食などにも興味はない。ただ糖質制限をやってみると即効でみるみる体調が良くなったので継続しているだけだ。

 

1日一食は食ってる。朝は水を飲むと丁度気持ちよく昼は忙しくて食べる暇がなく、けど夜はしっかりフルーツと肉と野菜を食べており胃腸が気持ち良い。何より朝の二日酔いがないのがとても良い(笑)!

 

それに最近は休日のお昼にバタバタして何か速攻で食えるものってんで即席麺なんかも買いためて時々食べてる。これはこれでそれなりにやっぱり便利だな。2月以降約40年の「即席麺を食う」習慣をぱったりと止めてたが、原理主義者でもあるまいし糖質が多いからって一切食わなけりゃ餓死するわけで、そんな「主義者」ではない。

 

まさに日本人が忙しくなった昭和30年代に発明された頃の気持ちで食ってるが、2月以前のような懐かしさがないのが体質変化の証明かな。即席麺一つが大体60g前後で160グラムがしっかりパターンとの事でおお、おれは病気治療しているのか???おっかしいな、おれは3ヶ月毎に血液検査やって尿酸値は見事に基準値だぞ(笑)。

 

ははは、どうでもよいが原理主義者ではないので空腹で体壊すよりも少しくらい糖質があってもいいやと思って今日はエースコックのワンタンメンに海苔と卵を落としたのを食う。

 

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しっかりパターン(糖尿病治療が目的の人) 1日60/糖質量  1回の食事の糖質量 20g未満

 

ノーマルパターン(血糖値を下げたい人) 1100/糖質量  1回の食事の糖質量  3040g未満

 

マイルドパターン(ダイエットが目的の人) 1180/糖質量  1回の食事の糖質量  5060g未満

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さて今日は転職の話で面白いブログを見つけた。

http://blogos.com/article/97233/forum/

 

人間にはすべて個性と体質があるので何が合うか合わないかは本人次第である。一番馬鹿らしいのは他人に言われたことを真に受けて苦しいのに一生懸命やって結局病気になったりする人である。

 

これはほんとにみっともない。昔話でも、老人と子供とロバの話があった。周囲に振り回された挙句に結局何も生産的なものは残らないっていう、お馬鹿な話である。

 

転職も同様で転職未経験者からも「大いに納得かつ共感」「ああ耳が痛い」「もっと経験買わなきゃ」という声があがる一方で、「年収が下がる転職」には簡単に踏み切れない、という意見も少なくない。

「ごめん、無理ー」「霞食っては生きられないよ」
「なかなかそうもいかんでしょ、現実的に考えると」
「泥水飲みに行って失敗するリスクを軽視しすぎじゃ」
「茹でガエルな俺←だが、鍋から飛び出してもアスファルトで干からびガエルになる予想がー」

総合商社の孫会社で中間管理職を務めるという人は、NewsPicksに「凡人はせっかく乗れたレールから逸脱しない方が結局得なケースがほとんど」とコメント。

 

これも分るなー。人間って所詮は集団の中で生きている。それぞれ得意とするものも違う。そんな中で一人の人間に全ての面での完璧を求めることは間違いで転職も同様、出来る人と出来ない人がいるわけだ。

 

うちの社内でもよくある話で、経営判断は出来ないけど社内ランチルームのご飯を毎日きちんと炊いて副食も用意してくれるスタッフも大事だ。ぼくは経営判断をする、スタッフは社員の食べ物を用意する、これで適材適所である。

 

大事なのは自分に合った職場か?自分に合った仕事か、であろう。皆が自分を必要としてくれる職場は大事である。だって皆と仲良くやれるんだもん。転職も同様で、何か自分がとても優秀で今の会社では評価されないからもっと良い会社に転職なんて言っても自分の勘違いの場合もある。

 

転職は移住にも繋がる。よく見かけるのが、随分自信あり気な顔でにやっとして「おれ、大丈夫っす、現地にキーウィの友達がいてワークビザもらえるんで、おたくのサービス不要ですから〜自分で出来るもんね」なんて思ってニュージーランドにやってきても、そのキーウィは英語もまともに喋れない、自分にとって何の利益もない日本人なんて雇うはずもない、所詮はリップサービスでしかないのにそれを真に受けて家族全員でやってきて、蓋を開けば「あれー?」って話である。

 

大事なのは、自分は誰なのか何なのか何が出来るのか、本当に周りからどのような評価を受けているのか、それを客観的に考える力があるかどうかだ。もし自分を客観的に考える力がないのなら、転職も移住も止めた方が良い。

 

転職せずにゆでガエルになるにしても、茹でられるまでの時間はあなたの味方だ。深鍋と言えどまだ熱くなってないのに飛び出して、落ちた先が真っ赤に燃えてるフライパンでは洒落にもならない。



tom_eastwind at 16:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月25日

日韓議員連表明

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【ソウル時事】超党派の日韓議員連盟と韓国の韓日議員連盟は25日、ソウルで開いた合同総会で共同声明を発表し、「国交正常化50年の来年、両国関係が一層発展する飛躍の年になるよう努める」と表明した。今回、従軍慰安婦問題が初めて正式議題として取り上げられ、「当事者の名誉が回復される措置が早急に取られるよう共に努力する」ことも明記した。 声明は「両国が、歴史を直視しながら未来志向の関係を構築しなければならない点で意を共にした」と強調。日韓首脳会談の早期実現の環境づくりに、両議連が努力する考えを示した。 これに関して「日本側は、河野洋平官房長官談話や村山富市首相談話など歴代政権の立場を継承することを再確認した」としている。(2014/10/25-19:07

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そうかそうか、良かったな、超党派の日韓議員連盟と韓国の韓日議員連盟は25日、ソウルで開いた合同総会で共同声明を発表し、「国交正常化50年の来年、両国関係が一層発展する飛躍の年になるよう努める」と表明した、つまり日本と韓国が仲良くしようと表明したんだな、、、、あれ?けどすでに仲良いよね、民間レベルでは。

 

日韓関係を邪魔してた在特会は逮捕したし観光業界でも韓国からのツアー受入であちこちの観光地に韓国語の表示も出ている。ちょっと逸れるが例えばAucklandでは韓国人は中国人よりも日本人に親近感を持ってくれてる。

 

「両国関係が一層発展飛躍」ってのは、あ、そうか、政治の世界ですな・・・。勝手にやっておけ。

 

お、けど次の文言は良いな、「今回、従軍慰安婦問題が初めて正式議題として取り上げられ、「当事者の名誉が回復される措置が早急に取られるよう共に努力する」ことも明記した。

 

てことは韓国政府もさすがに朝日新聞が捏造記事を認めて謝罪した事で日本人と日本の名誉が回復される措置を早急に取るように努力するってんだから「そうかいそうかい、そこまで詫びてくれるなら、まあお手をおあげなさい、そこに座って、まあ一杯マッコリでも飲みましょうや、おいばあさん、何かツマミこしらえてくれ」てな感じだ。

 

さらに「 声明は「両国が、歴史を直視しながら未来志向の関係を構築しなければならない点で意を共にした」と強調。日韓首脳会談の早期実現の環境づくりに、両議連が努力する考えを示した。

 

つまり日韓は歴史を直視して安重根をテロリストと位置づけ日韓併合が韓国側の意志もあった事を認めて日韓首脳会談をやろうよって事ですね、、、、?あれ、けど朴さんって未だ「土産持ってこい」って記事を最近も見かけた気がしたけど、おれの読み違い?

 

「 これに関して「日本側は、河野洋平官房長官談話や村山富市首相談話など歴代政権の立場を継承することを再確認した」としている。(2014/10/25-19:07)」

 

ああ、つまり河野洋平さんが韓国側と事前根回ししながら作成した文書を維持するってことはその時の韓国政府と決めた「韓国は名を取り日本は実を取る」立場を継承するってことですね、、、、あれれ、何だかわからんくなったぞ。

 

いつまで経っても意味不明な日韓政府関係ですが、上は上で適当にやってくれ、民間、特に外国に出てしまえばどっちも同じ顔のアジア人である。

 

それぞれにアイデンティティはあるけど世界の中ではアジア人であることは間違いないわけで目くそ鼻くその違いを見つけてぎゃーぎゃー騒ぐより肌の色や使ってる言葉や、隣国でありつつも400年以上戦争していない隣人ではないか、もう少し共通点を考えていこうぜ。

 

これが外に目を向ければ例えばキプロス戦争では古代からの大国であるトルコとギリシアが戦争したわけだしイランとイラクも10年戦争なんて言う殺し合いやってる。彼らに比べればいかに韓国との関係が平穏であったか。韓国と北朝鮮が今も国境地帯で鉄砲撃ちまくってるのに比べればいかに仲が良いことか、よく考えてみて欲しい。

 

こういう目くそ鼻くそレベルの違いを持ちだして政治家や一部左翼がギャーギャー言うのはそれだけ暇って証拠だ、本気で怒ってるんなら殺し合いしろっつーの。そういう気持ちにならないレベルで愛国とか正義とか、おかしくて腹ガチャを沸かすぞ。やるなら腹括れよ。



tom_eastwind at 15:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月24日

ベッドのどっち側?

昨日は弁護士事務所で30分で3件をたてつづけに打合せする。既存案件なので一つを10分で終わらせて無駄話にならないようにさっさと進める。そんな中であるキーウィ男性と中国人女性の結婚話が出た。

 

中国式結婚というのがある。地元中国系新聞に「徴婚」と掲載して「僕NZの永住権あるよ、お金持ちさん結婚しませんか?男でも女でもOK!」なにせこの国は同性結婚がOKなんだから(笑)。

 

他にもインド式結婚ってのがあって、これは親の命令で子供の頃に結婚させられて自宅用の奥さんはいるのだけど本当に好きなのはこの人です、なんてのがあって、ややこしいのは彼らがニュージーランドで結婚する時だ。これは重婚か(笑)?

 

勿論移民局も馬鹿ではないからこういう時は申請は受理するものの審査はとてもユニークである。

 

ある審査では、結婚を申告した中国人カップルを呼び出し移民局でそれぞれ別の部屋に入れて全くおなじ質問をする。

 

「あなたはベッドのどっち側に寝てますか?」

 

これは冗談でも何でもなく本当にやってる質問だ。カップル両方とも「右」と答えると移民局は「これは虚偽申請ですね」と判断する。けれど中国人もそこは慣れたもので「いいえ違います、いつも重なって寝てます」と答える(これはジョーク、笑)。

 

ただ最初に書いた永住権や市民権を持つ中国人が自分のビザを売り物にしているのは事実だし移民局の関係者が虚偽申請書類を作って金儲けして事件になった事は数知れない。

 

世界一汚職が少ない国家で最も多い汚職が移民ビジネスである。日頃くそったれに生意気で意味不明な質問をぶつけて来るバカヤローが自分たちは金儲けの為に汚職しているのだから腹が立って仕方がない。けど彼らは役人という壁に守られて常に塀の外である。

 

国家としては本当に政治的に清貧であるが、それはあくまでも他国との比較論であり絶対的に汚職がないってわけではない。

 

ぼくはこの街で日本人として18年、現場で自分の手で様々なビジネス、医療、教育、飲食、ビザ、不動産、金融、税務、食品流通、旅行、ほんとにいろんな事を手掛けて来たが常にそこにあるのは既存権益団体の存在だ。自由に視えて意外に自由ではない、視えない壁にぶつかることがよくある。

 

そんな時に感じるのが所謂白人でも契約主義に基づいて公平平等に判断出来る人間とそうでない人間、白人以外でも利権にしがみつき暴力的に利権を支配してる連中がいて、こんなちっちゃな国でもやはり溝のマンホールの蓋を開いてみればどろどろしたものが流れているって事だ。

 

「ベッドのどっち側」笑い話でいられるうちはまだ良い。現場に来てみろ、すごいから(笑)。



tom_eastwind at 16:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月23日

税務調査


 

知人に税務調査の日程を漏らしたとして、京都府警捜査2課などは23日、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で、大阪国税局伏見税務署(京都市)の上席国税徴収官、佐土原桜茂容疑者(48)=同市山科区竹鼻扇町=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。同課は同日夜、伏見税務署を家宅捜索した。 同課は、佐土原容疑者が情報漏えいの見返りに金品を受け取っていなかったかなどについても調べを進める。 逮捕容疑では、佐土原容疑者は上席国税調査官だった昨年9月25日、知人の60代男性に対し、税務調査の日程を漏らした疑い。 捜査関係者によると、知人は当時、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の京都府商工会支部の幹部だった。 税務調査は約1カ月後に予定されていた。佐土原容疑者は担当ではなかったが、日程を知っていたという。(2014/10/23-22:14

 

税務調査を大好きな人はいないだろうが、確定申告をする人は誰しも納税の義務を理解している。けれど課税方法についてあまりに理不尽であり理論が通らず、税務調査の際には「お土産を渡さないと帰らない」というまるで暴力団のみかじめ料のような仕組みに納得がいかないから何とか節税に走るのだ。

 

しかしそれは自然人として当然の行動ではないだろうか?理不尽である、不公平である、不平等である、これは人間であるかぎり自然と感じる気持ちである。

 

だからこそ理不尽と思われる行動を取る税務署職員は警察官と同様に公僕として襟を糺すのが当然なのにやってることが守秘義務違反とはあまりにお粗末でありどこに倫理観があるのかって話である。

 

選挙で選ばれた政治家でもないのにやってることはまるで政治家以上に国民に様々な強制力を持ち時には政治家でさえ潰す程の力を持っているのに、やってる方に義務感という認識がなく、たまたま税務署に就職したら周囲の皆が下々から金を巻き上げて偉そうにしているのを見て自分も偉いと思い込んで民間企業に土足で踏み込んで金を持っていく。

 

一体何様だ、こっちはリスク取ってビジネスしてきちんと納税しているのに君らは何のリスクも取らずこちらの後ろにひっついてこちらがリスクを取って稼いだらそこからリスク無しで利益の半分をがさっと持っていく。暴力団よりひどいよね。いいよ、じゃあ赤字になったら去年払った税金を返してくれるんだなって言うと、そういうことはしない。

 

昔うちのお客様で永住権を取得された方が言ってたのが面白いが、現金商売であるレストラン経営者の場合は税務署は最初から「抜いてるな」、つまり売上から一定金額を抜いて税務申告していると決め打ちするそうだ。

 

だから税務調査に入った場合は最初からいくら取るか決めてる。何の証拠がなくてもとりあえず課税する。だから「おみやげ」なんて変な習慣が出来上がったのだろう。しかしまじめに納税している方からすれば腹が立って仕方ない、それで移住してきましたとのこと。

 

移住の目的にもいろいろある、これも色々の一つだけど、青色か(笑)?



tom_eastwind at 15:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月22日

「ケモノの城」  誉田哲也

凄惨・・・。新堂冬樹を思わせる残酷な暗さだ。宗教ではない洗脳。人を精神的な檻に閉じ込め恐怖と一筋の灯りのような逃げ道を見せつつ更に暗みに追い込み、何度も繰り返すうちに段々洗脳者の言うことしか聞かなくなる。

 

家族や親戚の説得にも応じず何を話しかけられても「相手の理屈が通ってるか」なんて思う瞬間は必ずぜんぜん違う事を頭に思い浮かべて目の前にいる家族の話でさえ耳をふさいで一切何も聞かない自分を作る。

 

僕はふだん「きく」って漢字は「聴く」を使う。これは耳の徳(マイナス人偏)であり、聴くとは学ぶことである。しかし洗脳や宗教の「きく」は耳を門で閉じる「聞く」である。

 

自分の都合の良い宗教の真実みたいなもんは「聴く」けど都合の悪いもの、宗教を否定するような話は意識的に「聞く」だけで耳に入れない。

 

北九州で起こった監禁殺人事件などまさにそうであり、恐怖という宗教で人を支配して次々と家族や友達を巻き込み監禁して金を奪い金がなくなれば殺してまた次の獲物を探しまくる。探す時は被害者であるべき人々も洗脳しているから協力者となる。

 

この恐ろしさって何だろう?家族でさえ殺すために差し出す。けど誰かが話しかけても無表情に「知りません、分かりません、今は言えません」しか言わない。

 

オーム真理教にハマった人々は随分賢い若者たちだったと言われている。最初はサークルのようなふりをして皆が楽しそうに活発に踊ったり歌ったりして、いつの間にか自分もそのサークルに入って一緒に歌ってる。団結感、仲間意識、生きてるって感じ・・・。何だろう、頭が良くてお人好しだから引っかかったのか?

 

「ケモノの」城、昨日の夕方に何気なしに読み始めて本当なら夜9時過ぎには寝るはずなのにあまりのストーリー展開にびっくりしてしまいベッドの中で夜中過ぎまで読んでしまい今朝は8時起床。

 

やばしやばし、けどこんなに引っ張り込まれる本は久々だ。あ、ただしさすがに誉田哲也である、新堂冬樹の「無限地獄」のようなほんとのどろどろさがないだけに読みやすい。筋書きはどろどろなんだけど「無限地獄」のような読んでて体に粘りつくような恐怖はない。

 

先ほど読了。これも明日から会社文庫入りです。 



tom_eastwind at 18:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 | 最近読んだ本 

2014年10月21日

またも「出国税(Exit Tax)」について

ちょうどあるお客様から問い合わせがあり税務大学校研究部教授による研究を引っ張りだして話をすることになった。まずは米国の現状である。

***

4)出国税等(出国に係る税)の課税等

イ 米国

()旧制度(2008616日以前(5)の国籍離脱・永住権放棄)(内国歳入法877)
 国籍離脱・永住権放棄者が、過去5年間における年間の平均所得金額が一定金額以上(例:2008年は139,000ドル)、正味の財産が200万ドル以上、過去5年間の米国連邦税の納税義務履行について宣誓証明していないことのいずれかに該当すれば、国籍離脱・永住権放棄後10年間にわたり、拡大した国内源泉所得に対してネット・ベースでの累進税率による課税と通常の非居住外国人に対する課税のいずれか大きい方を課税対象とする(非居住外国人として課税)。

()新制度(2008617日以後の国籍離脱・永住権放棄)(内国歳入法877A)
 要件は旧制度と同様であるが、新制度では国籍離脱・永住権放棄する前の日の時価により財産が売却されたものとして、時価評価課税を行う点で大きく異なる。

   **

 

そして税務大学教授の意見(結論)が下記である。

***

3 結論

 非居住者における居住性の判定(居住者・非居住者の判定)方法については、現行の制度を維持することが適当であると考える。
 国内法又は租税条約の規定により、出国後に株式等の譲渡による所得等が我が国の課税対象から外れることを利用した租税回避は問題であるが、これに対する対応策としては、出国に係る税の導入が効果的である。
 そして、我が国に導入する場合に、租税条約の改訂を行わずに国内法による対応で実施可能であること、出国側の課税と入国側の課税の二重課税の調整を行うこと、「出国税」方式の場合には、未実現段階での課税であることから、一定期間内に譲渡が行われなかったときや価額の下落に対する措置を行うこと及び納税資金に対する手当て等の必要があることを考慮すると、上記の三つの方式が候補として考えられる。
 この場合、いずれの方式でも、上述のとおり、一定の適用除外基準を設けるとともに、執行可能性を高める上述の施策を講じることが適当であると言える。
 また、出国税等については、二重課税の調整等、国際的なルールの構築が必要であり、我が国もそのルールに沿った制度の確立が望ましい。

http://www.nta.go.jp/ntc/kenkyu/ronsou/65/04/

 

とーっても明快で楽しいですね、思わずスキップ♪、だって「出国に係る税の導入が効果的である」なんですから「おい、ここ出て行くんならカネ置いて行きな」である。

 

完璧かつ根本的な間違いは国家と国民の在り方に対する政府側の認識のずれである。まず政府は国民が代行業者として設立したものである。次に政府は国民に委託された作業をする為に最低限必要な費用を請求する。これが税金である。

 

例えば公共の為の道路や橋を作る時を考えてみよう。Aucklandにもう一本橋を架けようって時にウェリントンの国民に「ね、カネ頂戴よ、Aucklandに橋架けるから」って言ったら「あんた馬鹿?ウェリントンだって幹線道路整備必要なのに出来てない、そんな時に何で私に関係ないAucklandの橋のためにあたしがカネ出すのよ?」って話だ。

 

だから全体を調整しつつ今年はAucklandの為にウェリントンの税金使うけど来年はAucklandの税金でウェリントンの幹線道路整備するよ、そうやって調整するのが政府の仕事だ。但しその総原価は常に正当であり支払側である国民に透明でなければいけない。

 

次にサラリーパーソンであるが彼らは常に源泉徴収や所得税という名目で日本なら最高55%課税されている。例えば野球選手が毎年1億円の収入があれば55百万円納税している、わお!である。ところが選手が体を壊して収入がなくなると「何ですか大の大人が生活保護ですか、みっともない」と市役所窓口でお断りである。

 

これが公平かどうかはちっちゃい問題だが、考えてみれば健康で働いてる時は最高税率なのに体を壊して保護申請をすると「働け!」となる。これって公平か?だって生活保護の人々の分も含めて納税してきたのにいざ自分がもらう番になるとNOってか?

 

そして何よりも問題なのは税金の二重課税である。税金というのは本来収入を得た時点で税率が決まり納税すれば後は自由に使える資本主義に基づく仕組みである。ところが日本では相続税や贈与税など、一旦税金を払って自由に使えるはずのお金に再度課税をしている。

 

もしこのような二重課税が認められるようになれば、例えば貴方がNHK見てて徴収員が来て「あ、今年2万円ですねー」って言われて払った翌日にまた次の徴収員が来て「あ、今年2万円ですね^」って言うようなものだ。おいおい、もう払っただろ、何でまたカネ取るんだ!と言うと「あ、法律で決まってますから〜」みたいなもんだ。

 

国際条約において二重課税が発生しないように「二国間租税協定」が存在するわけだが、その租税協定の下位にあたる国内法においては平気で二重課税を行っているのが現在の日本である。それは所得税と相続税であるが、今回はそれを更に広げて出国税を導入しようとしている。

 

一旦この法律が導入されれば相続税対策をいくら考えても意味はない、出国する時点で課税されるのだから出国の意味がなくなる。こういうのを一般的に座して死を待つと言うが、ほんとに死刑場に引き出されて首を切られるのを待つようなものだ。誰か楽しい人、いるか?



tom_eastwind at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月20日

火のない所にけむり立つネット時代。

ぼくが馬鹿だなーって思うのは偉そうに常用語や諺を使ってるけどその諺がその状況に合ってるのかを考えずに、ただその瞬間に思いついたから口から出たってパターンである。

 

特に「火のないところに煙は立たぬ」などはネット時代の今では死語である。何故ならマッチポンプと言うネット語が既に定着しているからだ。

 

自分で軽く火を付けておいてまずは煙を上げさせ「日のないところに煙は立たぬ〜」などと言って議論に参加して次にポンプでガソリンを撒いて大きく炎上を始めて楽しむ、これがネットのマッチポンプである。

 

つまり「火のない所に煙を立てる手法」が普通になってる現在、本来なら「マッチポンプ」を重視すべきである。

 

これを昔からやってるのが米軍である。狙った国に産業スパイやCIAスパイを送り込み、例えば相手が南米で欲しいのがバナナ畑ならBonitaのスパイがその国の国民や政治家の一部を唆して「この国はおかしい!」とやらせる。

 

すると政府が「いやいやそんな事はない」って反論するとすかさず「ふざけるな、ここに政府に反対する国民がいるではないか、火のないところに煙は立たぬ!」とやって国家転覆を行いその後治安維持の為として米軍がやってきて傀儡政権を作る。

 

欲しいのが石油であれば米系メジャースパイが乗り込んで「おい大統領、失脚して死ぬのと石油の権利をうちに売り渡すのと、選ぶのはお前だぜ」とやる。勿論これもバックはCIAと軍隊付きである。

 

これを軍隊が独自でやったケースだとイラク戦争だろう。大量破壊兵器を持ってないってサダム・フセインが言ってるのに一切無視して「ほら、こうやって報告書来てるんだ、出せよ大量破壊兵器!」とやって「いや、ないんだ」と言うと「ふざけんな!」で侵略である。

 

欲しいのイラクの石油と大きな戦争を一発やることで儲かる軍産複合体。

 

こういうのは普通に世の中をみてれば分るのだが、未だもって偉そうに「煙のない所〜」なんて言ってる輩を見ると、お前は屁か?と言いたくなる。

 

昨日はシルバーデールで買い物。ちょっと遠いのだけどここでしか手に入らないものがあったのだ。手に入った。それにしてもアルバニー付近の交通渋滞は週末でもひどいな、車が物凄い勢いで増えている。

 

そう思いつつそっか、それは住宅も同様なのだから当社のランドバンキングビジネスも成立するわけで文句を言う筋合いではないな(苦笑)なんて思う。

 

今日の月曜日は社外の予定は入れてなかったのだが案の定社内の案件が続々と出てきて今日も昼飯抜き。うまくいけば“Hi Thereのカツカレー食えるかと思ったが甘かった、朝から次から次へと舞い込む案件でパソコンの前に座りっぱなしである。何せ返信するメールよりも受信するメールの方が多いのだから仕事がぜんぜん進まん。

 

それにしても時代が変わったな、ごろって音をたてて去年から変わった。おお、ここがターニングポイントか、そんな感じである。可愛かった男の子が成人になってヒゲを生やすようなもので「あの時の可愛い子はどこにいったの?」状態であるが、それが現実だ。

 

皆さん、古い諺にだまされないように、です。



tom_eastwind at 18:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月19日

「正義を振りかざす君へ」 真保裕一

久しぶりにまともに一冊本を読んだ気がする。2年くらい前はもっと頻繁に本や映画ネタ書いてたけど最近の忙しさはぼくから映画を見る時間と本を読む時間を奪っている。よくないな。

 

この作者も息が長いな、良い作品を次々と出している。「ホワイトアウト「から始まり「アマルフィ」みたいなのもあるし、次々と舞台とテーマを変えてるが筆致が衰えない。

 

「事実を知らされず、ずっと人を恨み続けるのと、真実を知って乗り越えていくのとでは、どちらが尊い生き方かは考えるまでもないと思うんです」主人公の一言。

 

「けど同時にゴミの投げ捨てという小さな正義の問題ですら、大人たちは多くの場で見て見ぬふりを決め込んで仕方ないと自らを慰めている。むなしい現実を嘆いて終わる。」

 

「正義とは、果たされて初めて成立し、人から認められるものだった。掛け声倒れの正義の方が多く、だから大げさに声を上げて語る者を前にすると、警戒心が強くなった。」

 

貴方の正義は貴方の正義、しかし他人にも正義がある。100人いれば100個の正義があるのだ。お互いに正義と信じて他人の正義を否定すれば争いになる。他人の正義はそう簡単に否定できるものではない。

この事実を理解しない限りこの物語の物悲しさはなかなか理解出来ないと思うが、それが現実である。明日から会社の本棚入り。



tom_eastwind at 16:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 | 最近読んだ本 

2014年10月18日

ショートランドストリート

金曜日は3件の外部会議。こうなると昼飯なんてのは夢のまた夢なんて思いつつよく内容を確認すると最後のはランチミーティング、やったねカツカレーである。あとは時間間に合うかってのが唯一の心配事。

 

出社して水を一杯飲みつつ朝ミーティング終わらせてすぐに飛び出してキツイ坂道のショートランドストリートの大手弁護士事務所に行く。ここは筋の良い事務所で政府に対して力を持っており道の王道を歩くスタイルだ。

 

人によってはうちがどこか特別に個別の弁護士とだけくっついてると思ってるようだが、うちは常にお客様側に立って一緒に弁護士に会いに行ってるだけで、弁護士なんてはっきり言ってだれでも良い。うちが司令塔になりその一部が弁護士で弁護士なんて山ほどいるわけで、あとは腕が良いかこちらの話を理解してもらえるかだけである。

 

だから今でもよく使う弁護士事務所は4つあるけどその数が増えれば増えるほど選択肢が増えるわけで増えることには何の問題もない。1980年代の中洲でボトルを置いてた店がどんどん増えるのと同じことだ(笑)。

 

この弁護士事務所では絶対に大丈夫と言わない。けれど君のために戦うと言ってくれる。けど実際にここで去年取り扱った案件は100%通っている。難しいのは彼ら弁護士をどう納得させるか、物語の作り方である。

 

この「物語の売り込み」が実は僕らのビジネスで最も重要な点である。弁護士と言えど南半球の小島に生まれ育ち「地元じゃプレスリー」であるが所詮人生経験が薄い。だから北半球の話をそのまま持ち込んでもうまくいかない。

 

実は多くの日本人が直接弁護士と話をして契約をしてビザ申請をして落とされるのは「物語」を作るのに失敗しているからだ。相手にわかるように砕いて説明する、これは日本人が最も苦手とする点であり世界中誰も得意でない部分でもある。

 

物語を作ることが出来るからこそ僕らの仕事が成立するのだ。その為には弁護士費用と別に当社の費用が発生するが、それを無駄と思うかどうかはご本人の判断次第である。先日も書いたが当社は最後までついてきてくれたお客様は100%の確率でビザを取っている。投資家ビザで却下された方はどのように申請したのだろうか。

 

この弁護士二人は地頭が良い。だからまず僕が全体像を説明してこの家族の移住ってのはどういうことかを説明して僕らの立ち位置を説明すると、すっと飲み込んでくれて「そうか、香港の法律がそうであれば問題はない。一国二制度だしNZ移民局は他国の納税についていちいち口を挟む立場ではないな」と理解してもらった。ふー、まずは一息ついた。

 

その後具体的なビジネスモデルを白板使って説明する。面白かったのが弁護士二人共すっとケータイ引っ張りだして白板を写真に撮ったことだ。これはぼくもよくやる方法で、いちいちメモを取らなくても良いので便利だ。ケータイのこういう使い方ってのはケータイを発明した人は思いついてたのだろうか。

 

ランチミーティングでは全員地頭の良い人間と話が出来て面白かった。前の会議が長引いて30分ほど遅刻したがここで今週初めてカツカレーを食べることができた、はは。

 

皆付き合いが長いメンバーだ。ああそうか、彼らは彼らなりに考えてビジネスモデルを作ってる、ただ節税となると二カ国間の税務知識が必要で彼らも彼らの税理士も現場の知識を持ってないって事が分かった。

 

だったらいいよ、日本とNZの租税協定を基礎にしながらどうやれば合法的に節税していけるかの説明。ここは日本とNZの間の取引であるので僕が2年前に提案したのはそこに香港を入れることで合法的な節税をすることだった。彼はその案を実行して今も継続してうまくいってる。

今回は別件で話を聴いたが、ちょい複雑。イスラム送金なども考えたがちょときつい。ちょと宿題。 

 

歯医者にとって患者の歯を治療するのは毎日の作業であるがめったに歯医者に行くことのない患者からしたら何が本当か分からないから歯医者の言われたとおりにするしかない。信じてプラントやって失敗したら、そりゃ医療過誤で訴えたくもなるわ。

 

ただその前に外部助言、セカンドオピニオンを取るって事は可能です。節税も同様で、誰かに噂話で言われた事や本に書いてたことをそのまま自分で実行したら失敗したなんてのはよくある話だ。なんで?だって本に書いてるような事はすでに世間に広まっており税務署だって把握しているからだ。タイムラグです。

 

節税に必要なのは常に税務署より2年先を行くことだ。資本主義はもともと海をまたぐ海賊であり英国発祥の経済ビジネスモデルは国境を超えていた。更にスピード感がある。陸にしがみつく国家には手が出せない部分が非常に多い。だからいかに資本主義を使ってスピード感を持って節税するかがポイントである。

 

資本主義国家と言いつつ陸を越えられない国家は21世紀では通用しなくなる。20世紀の印象の国家は21世紀後半には思いっきり変化するだろう。

 

さ、ついていけるか?けど今世紀、面白いぞ。Big Wednesday ! 



tom_eastwind at 10:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月17日

クイーンストリート

今日は2件の外部会議で外出。1日にオフィスにいる時間が5時間30分しかなく1件の外出会議は移動時間を含めると1時間15分なので2件で2時間30分。残りがオフィスワーク、つまりスタッフとの打合せ等なのでほぼ昼飯を食う時間がない。今週は一日3件の外出が続き結局一週間昼飯抜きだ。

 

まあいいや、昼飯抜いても人は死なない。夜はがっつり食ってるし今週の定期健診でもお医者さんがびっくりするほど健康だ。血液検査した時の針から出る血液の勢いの良さには看護婦さんも思わず「あらー!」だからどうやら「一日3食きちんと食べなさい」ってのは僕の体には関係無いようだ。

 

もともと13食なんてのはどっかの誰かがいつか言い出した話であり歴史的な根拠も生理学的根拠も感じないので昔から気にしてなかったが、ただカツカレーのお店になかなか行けないのは残念(笑)。

 

最初の外部会議はいつもの弁護士事務所でランドバンキングの最新版についての提案を受ける。投資家ビザ取得のためには不動産投資が認められたのが今年だがそれも条件が付いており既存住宅の購入は駄目、あくまでも建設が必要。ここをどうクリアーするかが難しい話で彼らとしても取り扱い案件を増やしたい為に色々と案を練っていたところ、一つ面白い方法が出てきたとのこと。

 

それは転換社債の発行による投資適格を得る方法である。話をする弁護士からしたらまるで「ねえ!ぼく、お月様を見つけたよ!」的なバカ話である。そんなもん北半球ではとおおっくの昔からやってることでこっちとしては「おい、そんな事でクイーン&ビクトリア交差点を渡らせたのかよ」って感じで白ける。

 

やっぱこの国、田舎だなって思いつつクイーンストリートを下って次の案件に移動する。

 

これは債権回収案件で面倒で時間がかかるのだがやるしかない。うちは“なにや”だ?って感じだが(苦笑)香港時代でもこういうことをやってたので、やっぱり「何でも屋」だなって再認識。

 

当然こういうビジネスでは相手は古狸。あーだこーだ言って最後には「けどカネないよ」となる。けどこちらも素人ではない。早いうちに相手の会社の決算書を取り寄せており在庫のチェックをしている。

 

そこでこの在庫でいずれ期限が切れそうになる部品を無償提供させて現金化って方法を提案すると相手も乗っかってくれて何とかまずは一割程度回収で話がまとまる。残りの回収については次の手法で相手に協力させていくことで合意。カネにならない紙切れよりもまずはいくらかでもカネになる方が良い。よっしゃ、一体おれって何屋だ(笑)?



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2014年10月16日

宣戦布告

***

「名古屋セミナー 01/10/2014」にコメントがありました。 http://tom.livedoor.biz/archives/52174613.html#comments -- Posted by newzealand email: URL  : IP   :126.91.90.25  お前のような奴に生きるしかくはない 病気に甘えて何をいってもいいと勘違い そのくせ自分を少しでも否定されるとまるでガキのように相手を攻撃 お前の病気のせいで、まわりの人間がどれだけ不愉快かを理解していない ああそうか、お前の脳内では自分は病気で苦しんできたから、他人に不愉快な思いをさせてもそれは当然の権利となっているんだったな まるでどこかの先住民と同じだ(笑)  お前みたいに、独りよがりの長い駄文を書いて)悦に浸る趣味はないから、もう書かないけど  お前に生きるしかくはない

 

こーいうの、書いている人の心ってどれだけ曲がってるんだろうな、ある意味可哀想である。また同時に自分が書いた事が世間に晒されるって考えてないのだろう。個人名を入れてないだけましだけど。

 

けど晒します。これが僕のやり方です。喧嘩上等です。

 

自分の正体を隠して影から他人の足を引っ張る奴は人間とみなしませんので縁日の馬鹿者小屋、じゃなかった化け物小屋の見世物「親の因果が個に祟りー」って奴で化け物として晒します。

 

今後もぼくは何かあれば世間に晒してお客様の客観的な判断に期待します。

 

今までそうやって、例えば2004年のインターンシップ事件で大手メディアで叩かれたりトラブルがあった時も移民局と労働局相手に喧嘩して勝ちましたがその時も結局はすべてを公開してお客様の協力を頂いて乗り切りました。

 

当時どこの留学会社もインターンシップを取り扱ってたのですが当社が記事に書かれるとすべての留学会社がインターンシップを一斉にウェブサイトから削除して、当社の濡れ衣が晴れて販売を再開するとまたもすべての留学会社が後追いで再開するって情けない話でしたが(笑)。

 

このインターンシップ事件の背後にいたのはクライストチャーチの労働組合である。彼らは自分がまともに働きもせずにカネと休みばかり要求してクライストチャーチに当時あった工場などが次々と撤退していった。

 

そしたら今度はホテルで働いて頑張ってワークビザを取ろうとしていた日本人を騙して新聞ネタにして挙句TVまで乗り込んで取材させた。その目的はよく働く日本人を追い出して自分たちの天下、既得権益を守ろうとすることだった。

 

何でこいつらこんな事仕掛けて来るんだ、自分たちの既得権益守りたいだけじゃないか。もっと人を自由にさせろよ、お前らって結局労働貴族、まじめに働く会社と労働者にたかる寄生虫じゃねーか、彼らに寄生して血を吸って宿主が死んだらまた次に行くよな卑劣な連中こそ無産階級だ。ほんっとに腹がたちました。

 

そんな時「tomさん仕方ないよ、世の中にはそんなちくる輩もいるけどtomさんやってることは間違いじゃないよ」そうやっていつも結局はお客様が助けてくれました。

 

ぼくがやってることが「生きるしかくがない」のかどうか、堂々とやりましょう。けどあなたは何をやってるのですか?

 

表に出てこなければ議論にもならないので、このブログを読んでるようなので自分の名前を出して表に出てきてくださいよ。まさか闇討ち専門じゃないでしょうね。

 

Aucklandに限らずだが日本人社会ってのはほんっとに足の引っ張り合いが大好きだ。自分は何も出来ず何もしようとせず、けど他人が何かするのはむちゃくちゃ頭にくるようでこんな下らん書き込みをする。あのさ、今日はランギトト山も視えてるんだけど、他にすることないの?てか友達いないの?

 

まあいいんだけど、今後喧嘩を売ってくる人間は相手にしますよ。いい加減頭を下げるだけの事はもうやめだ。下げた頭を叩かれるような真似をされて黙っているってのは僕の辞書にはありません。



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2014年10月15日

若者に告ぐ

ぼくは28歳だ。頭に毛がないだけだ(笑)。いやほんと、お花見の翌日の月曜に久々の取引先と会った時に「あれ?日焼けしました?」と聴かれた。

 

え?ウソッでしょと思いつつ、あ、そうか、お花見に行って太陽の燦燦と輝く中、頭髪という防壁がないまま直射日光で脳天焼けたなーと思い出す。確かに自宅で風呂に入る前に見たら見事に焼けてる、はは(笑)。

 

けど気持ちはいつも28歳である。日本を出た時の気持ちから体格まで何も変わっていない。だって28歳の時に買ったスリーピースが今でもピッタリ!(笑)。

 

そういえば日本でお客様と雑談をしていた時に「お幾つですか?」と聴かれて思わず普通に28歳と答えたらお客様が唖然としてた、多分こいつ頭おかしいなと思われたと思うが、ほんとニュージーランドに来ると年が止まるんだからどうしようもない(笑)。

 

日本社会でのお付き合いと言えばまず相手の年齢と職業と住まいを聴いて社会的にどちらが上か下かを考えて言葉を選ぶ習慣がある。警察の職務質問かと思うがそれが当然となっている社会では「若い」とは未熟の意味も含まれる。

 

ところがNZのように相手の年齢を聴かない文化、人に生まれ持っての上下関係を認めない、つまりすべての人に平等な基本的人権が与えられてる社会では相手が何歳だろうが関係ないから年齢を聴く習慣もないという事になる。

 

逆に言えばいくらパスポート年齢が若くても頭の固い連中など若年寄である。英語でもYoung in Heartって言葉があるくらいで若いって基準がパスポート年齢じゃない事は(若さの定義の問題もあるだろうが)一般社会で認識されている。

 

これはほんとニュージーランドに住んでるとよく見かける、60歳過ぎでも目をきらきらさせて毎日を楽しく積極的に生きている人(例えば、スキー場でもガンガンジャンプしている60過ぎを見てると若さって年齢とはあまり関係ないなって思ったりする。

 

若者に告ぐ、君が例え20歳でも人生に選択肢を持たず頭が硬ければもう人生の終盤にいる年寄りだ。ぼくは50歳過ぎてるが常に時代に合わせて自分を変化させて多くの選択肢を持ちそれを実行しているから、心はいつまでも若者である。さあどっちが若い?(笑)。てか君もいつか年を取る。その時に若い頃の気持ちを維持出来るか?

 

閑話休題、今日は奥さんと話してて世界の二極化を考えた。香港で起こってる占拠事件、日本で起こる奇怪な殺人事件、ニュージーランド、特にAucklandで急増する薄汚い乞食、これは世界で同時多発的に起こっているものだ。

 

定点観測をしない人たちには気づきにくいが今の世の中はコンピューターとインターネットの猛烈な増殖により世界が同時多発的に物凄い変化をしている。この波を乗りきれるか?

 

世の中の変化は個人が元に戻すことは出来ない。これは人に変えられない。自分が変わるしかない。そこに気づきさえすれば社会の変化に応じて生きていける。

 

今回の二極化は大きい。世の中の2割が生き残り8割が低層に押し込まれるのだ。どちらに入るかは今持ってるお金や家の格式など「自分の外側に張り付いたもの」ではなく自分の内側にしっかりと張り付いた「内側にしっかりと抱え込んでいるもの」である。

 

あなたは自分の内面に何を持っているか?あなたが今28歳であれば確実に新しく幸せな人生を送れる。もしどうすれば良いのか悩むなら「悩むな、中村天風を読め」である。

 

28歳なら今からでも変われる。今は弱くても強くなれる。最初はだれだって弱いし知識も智慧もない。けれどそれは学ぶ事で身に付けることが出来るものである。別にビル・ゲイツや孫さんになれって話ではなく日本人約1億人のうち2千万人に入れるように学べば良いだけだ。

 

世の中がどれだけ変化しようが「原理主義」を持たない天風の考えは風にそよぐ柳のように時代に応じて変化しつつ、同時にしっかりとした自分を持ち人生を積極的に生きることで幸せを呼びこむ術を知っていた。幸せとはカネではなく心の内面の落ち着きでありそれが自然とあなたを光らせる。

 

この術とは自分を縛らない事である。これしかないあれしかない、多くの人は自分の側の事だけ考えて悩みくよくよして自ら選択肢を失う。けれど天風は僕の理解では合気道みたいなもので相手に合わせてこっちが相手の力に乗っかって投げ飛ばす。ある意味「原理主義的な拘る自分」を持たないから強いのだ。

 

何かに拘った瞬間に人は弱くなり他人の言葉に振り回され選択肢を失い判断を間違い不幸になるが、その不幸は自分が呼び込んだものである。

 

天風はあまり有名ではないがそれは彼が宗教を作りたくなかったからだと思ってる。何も考えず疑問を持たずただ信じるのみの宗教は心や頭の弱い者には良いだろう、しかし天風が考えたのは例え少数派であろうと自分の頭で考えて健全な疑問を持つ事が出来る強い人達の集まりである。天風は弱い人の為には存在しない。

 

11月の説明会の予定が段々固まってくる。先週末まで日本で一昨日はお花見で来月の中旬からはシンガポール、香港、日本である。忙しいけど動きまわってる時が一番頭が回るし楽しい。



tom_eastwind at 18:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月14日

いつかきたみち 年金

昨日の記事で少し触れた年金の日本株運用だが、これまた偶然というか最初から狙ってたというか厚生労働省に安倍首相の「お友達」の塩崎厚労大臣が選ばれて早速張り切って国民年金を株式市場に投入することになった。

 

***

厚生労働省は14日、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のガバナンス(組織体制)改革を集中的に議論するため、検討作業班を立ち上げる方針を固めた。

 

社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会の下に置く形で、少人数で機動的に検討を進める。年末までに年金部会で改革の方向性をまとめ、来年の通常国会に関連法改正案の提出を目指す。

 

 GPIFのガバナンス改革をめぐる議論は、厚労省が15日に開く年金部会で実質的にスタートする。改革に強い意欲を示す塩崎恭久厚生労働相も出席し、あいさつする予定。大臣の部会への出席は異例だ。 年金部会には大学教授や企業経営者、経済団体、労働組合の代表など計21人が所属している。

 

大人数のために頻繁に会議を開くのが難しい上、公的年金制度の見直しについても議論する必要があり、GPIFのガバナンス改革に割く時間が少ないことが課題となっている。このため、厚労省は検討作業班を設置し、改革の議論を加速させる必要があると判断したもようだ。(2014/10/14-20:47

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では「この記事はこう読む」をやってみる。

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厚生労働省は14日、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のガバナンス(組織体制)を政府の直接管理下に置いて自由に年金を使えるような改革を集中的に議論するため、政府に同意する厚労省官僚を中心とした検討作業班を立ち上げる方針を固めた。

 

社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会の下に置く形で、世間に知られないように少人数で秘密会議を行い国民に気づかれた頃には法改正終了ってくらい機動的に検討を進める。年末までに年金部会で改革の方向性をまとめ、来年の通常国会に関連法改正案の提出を目指す。勿論投資ポートフォリオは予定通り変更している。

 

 GPIFのガバナンス改革をめぐる議論は、厚労省が15日に開く年金部会で実質的にスタートする。改革に強い意欲、つまり国民年金の自由利用をしたい塩崎恭久厚生労働相も出席し、あいさつする予定。大臣の部会への出席は脅かしだ。 年金部会には大学教授や企業経営者、経済団体、労働組合の代表など外部の人が計21人が所属していて情報漏れが困る。

 

なので言い訳として「大人数のために頻繁に会議を開くのが難しい上、公的年金制度の見直しについても議論する必要があり、GPIFのガバナンス改革に割く時間が少ないことが課題となっている」から、このため、厚労省は身内だけの検討作業班を設置し、株式市場活性化の議論を加速させる必要があると判断したもようだ。

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うちのお爺さんの時代、戦前に海外で働き蓄財して日本に戻った。敗戦後政府がバンクホリデイをやり通貨交換をやり一生生活安泰の筈だった資産が吹っ飛んだ。いよいよ年金財源も大変なことになりそうだ。

 



tom_eastwind at 17:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月13日

いつかきた道

【ソウル=中川孝之】米国のデビッド・シアー国防次官補(アジア太平洋担当)とダニエル・ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が6日、ソウルで尹炳世ユンビョンセ外相ら韓国政府高官と相次ぎ会談し、新しい日米防衛協力の指針(ガイドライン)中間報告の概要を説明した。

シアー氏らは、自衛隊の役割拡大への懸念が根強い韓国側に配慮し、日本に先立ち訪韓。韓国政府高官によると、韓国側は、日本の集団的自衛権行使を巡り、「朝鮮半島の安保に影響する場合は、韓国の要請や同意が必要」との立場を伝えたという。シアー氏は会談後、記者団に、日米両政府が8日にも公表するガイドライン改定について、「米日関係だけでなく、地域全体の平和と安定も強化するものだ」と語った。

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何がいつか来た道かっていうと軍国主義化である。それも今回は前回と違いかなり速度が早い。

 

戦後約60年平和ボケしてた国民とその国民に対して腹の中で怒りを覚えていたおじいちゃん思いの政治家や「大東亜戦争よもう一度!」の勲章大好き人が墓に行く前に一気にアクセルを踏み込んだ感じでまさに鳥獣戯画だか、それとも手塚治虫の描く比丘尼の世界か(笑)。

 

どっちにしてもやるほうは自分が戦争に行かないんだから見てて喜劇、やられる方は自分が決めたわけでもないのに戦地に送り込まれる悲劇という悲喜劇であるのは間違いない(苦笑)。

 

安倍首相は経済活性化を訴えてるし消費税増税をあまり積極的に突っ込まないのもとにかく消費の冷え込みを避けたいからだ。何故ならそれこそ国民の目を経済に向けさせ唯一彼の軍事大国願望を叶えるものだからだ。

 

人は腹一杯になれば政治を気にしなくなる。食えれば良いのだ。だから安倍首相は取れる経済政策や手段は何でも取る。株価維持政策の為にいよいよ国民の年金を管理する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金を株式市場に突っ込む。

 

今までGPIFでは国内株式12%と政府によるポートフォリオ規制があったのを「20%台」に引き上げる事で45千億円の国民の年金掛け金が株式市場に流れ込む。さらにポートフォリオ乖離幅20%を容認する運用方針が決定すれば更に13兆円の追加資金が流れ込む。

 

これは東証一部に上場しているすべての建設業の株価の時価総額を軽く上回り同じく一部上場の食料品会社すべてを買い取ることが出来る金額、東証にある株の総資産価値の約5%にあたる。

 

これで経済を活性化、言葉を変えれば国民のたださえ不足気味の年金財源を博打場に放り込むわけだが、政府からすれば消えかかってる焚き火に国民の札束を放り込んで暖を取る「いいじゃないの〜今が良けりゃ政策」である。これで一時的に国民に暖を取らせてる間に軍備増強である。

 

ちなみに偶然であるが株価維持政策をPKO(Price Keep Operation) と呼び、国連軍として外地に戦争に行くのも PKO(Peace keeping Operation)と呼ぶ。誰が付けたんだこの皮肉(苦笑)。

 

経済を鈍化させず国民に経済のみに目を向けさせてる間に空母(強襲揚陸艦)を2隻に増やしオスプレイを配置することで中国大陸の法人救出だけでなく相手国の国内動乱を鎮圧に行くという理由で空母に乗せて陸上自衛隊の送り込みも出来る。

 

と、途中まで書いて放置してた1006日時点の記事。すると続いて1012日という国民が連休でいなくなる隙を狙って、またも「キター」ですよ。

 

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政府は集団的自衛権を含む一連の安全保障法制整備で、自衛隊の米軍後方支援や海外任務拡大について新たな恒久法の制定を含む2案を軸に自民、公明両党に示し、与党に判断を求める方向で調整に入った。集団的自衛権行使は新法でなく武力攻撃事態法を含む現行法改正で対応する方針だ。早ければ11月にも法制の骨格を与党に提示する。政府、与党の関係者が12日明らかにした。
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どーです、一連の動き、見事ですね。鬼のいぬ間のなんちゃらですか(笑)。最初は自衛隊の海外派遣実現、その段階では周辺事態とか言いつつ中東へ派遣されれば後備と言いつつ実際に戦闘が始まればそんな事は言ってられない。今までは戦後の復興建設部隊として中東に派遣されたが今回は違う。今回は使える武器を持っていくのです。

そして自衛隊員が殺されれば国内世論が出てきてそこには必ず一定の「戦うべきだ、自衛隊員の命を無駄にするな」とか「世界に対して日本だけが尻込みして逃げたと言われない為に戦う」とか色んな理屈が出てきて、要するに戦うための理屈が大本営発表として新聞やテレビで発表される。

すると新聞やテレビしか見ない多くの人々はそこに空気を感じて「こりゃ従わなくちゃKYって言われるわ、早速コンビニで日章旗買って自衛隊基地で出陣式に望む若者に旗を振らなくちゃね」となる。

日本人は流されやすい。空気に捕まって自分で忖度してしまう。その結果として1930年代の日本に戻って出征兵士に「ばんざーい!」とやってしまう事になる。あれ?自衛って何だけってなんて立ち止まって考えることもしない。

今回特に気になるのは動きが早過ぎることだ。どうも背景に米国の影を感じる。「ねー、悪いけどカネがない米軍に代わって中東で日本の陸軍出してもらえないかい?いやいや、形だけでいいんだ、国際的な行動って事にしないと米国だけ突出するとテロられるからだよ」

日本は戦後中東とわりかし良い関係を築いてきた。石油問題があるし中東の人々も日本人に対しては良い印象を持っていたからだ。けれど彼らは今イスラム原理主義によって洗脳されて死霊のはらわたのゾンビーのように何も分からなくなっている。脳が溶けているのだ。

脳が溶けた人々がそこに日本陸上自衛隊を見た時に何をするか?それはテロである。つまり日本はこれから非常に大きな、戻りようのない一歩を踏みだそうとしているのだ。

僕は戦争そのものに何の反対もない。個人レベルで喧嘩というのは時には必要だと思ってる。けれど今回のような米国の仕掛けた方法に乗っかっての軍備再編の危険さは容認の範囲を超えている。

「君死にたもうことなかれ」。与謝野晶子の言葉がこれから5年以内に多くの家族から言葉にならない言葉として発せられる気がする。あくまでも推測ではあるが、海外から見える日本は様々な事象が次第に固まりつつ大きな流れを作っているのが見えている。 

これは安倍首相一人だけの行動ではない、時代の大きな流れだ、その流れは地面に雨が溜まり最初は細い川になり次第に合流して大河となり大きな滝を流れ落ちて滝底にたたきつけられてやがて大海に出て静かになる。大海の水はまたやがて熱せられて空に舞い上がり雲となり地上に雨を降らせて川となり。。。



tom_eastwind at 18:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月12日

まるで日本、Aucklandでお花見です。

今年もコーンウォール公園でお花見パーティ!

 

昨日の日曜日は出張から戻って最初の週末で、会員様36名にお集まり頂き今年で2回めになるお花見パーティ、いやこれが楽しい!

 

ここ、Aucklandなのに日本ですねー、会員皆さんが朝から料理したんだろう美味しい家庭料理を暖かいままに持ってきて11時前後に皆が手料理を三々五々マットの上に広げて、大人はワインを開けて子供は持参したお茶や水を飲んで各家庭の美味しい料理を頂く。

 

これが良いですね、普段は誰もが自分が家で食べてるものが家庭料理と思ってるけど、家庭が10家族あれば10通りの家庭料理があるわけで、お母さんに何の遠慮もなく他の家庭料理を楽しめるわけで子供の舌が肥えますね(笑)。

 

風が少しひんやりする 晴天のAucklandのコーンウォール公園は大勢の花見客が集まってます。二つほど離れてBBQBBQ台持ち込み)やってるキーウィファミリーのグループも30名位か、旦那がキーウィ奥さんが日本人ってパターンで賑やかです(笑)。

 

キーウィも次第に花見文化を楽しむようになりこりゃもう日本文化の輸出ですね。意外と中国人家族が多かったです。彼らもいがみ合い ではなく桜の花の下で日本人と仲良くすればいいのにって 思った。けど来年は席取りが大変そうです(笑)。

 

会員の皆さん約30名でそれぞれ食べ物を持ち寄り約5時間、まるで 日本にいるようなお花見を楽しみました。この間全く英語を使うことなく、てか親同士は日本語、子どもたちは半分以上が子供同士の場合は英語ですね(苦笑)。

 

集まったうちの半分がお子さんで、3歳 から20歳まで賑やかに芝生の上を走り回っておりました。サッカーやってみたり駆けっこやったり、もうキーウィ並に裸足で走り回る子供やまだ裸足に慣れてないこどもは靴履いて走ったり、誰もがAucklandの青空の下で「今を楽しんでる」です。

 

昔読んだ小説の五味川純平の「人間の条件」で主人公が軍隊内で何とか組織を変えようとしているんですが、普段は立派なことを言ってもいざ軍隊内の慰労会で兵隊が持ち芸を披露し始めると主人公はただの群衆の中の一つの黒い頭にしかならず、ここでは僕は全く使いもんにならんなーと実感しつつ久しぶりに家庭料理に舌鼓を味わいつつ楽しく一日を過ごしました。

 

こういう日が毎日続くならなー、けど無理だな、今日だけはお花見、明日はまた戦闘再開だ。



tom_eastwind at 21:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月11日

聖戦テロ

そうは言ってもお菓子はカールではないが、テロ対策として銀行口座開設や資金移動規制の厳しさは今年になって急激に厳しさを増しているのも事実だ。日本でも「僕が行くから君も来い、狭い日本にゃ住み飽きた、イスラム国で解放だ!」なんてはしゃいで逮捕されてる輩がいるわけで、こういうのを餌に使われて一般市民全体への締め付けに使われ、それは数字にも現れている。

 

だから日本からニュージーランドに移住するというテロとは何の関係もない行動でありつつもテロ対策による資金規制にがんじがらめにされる。やられる方からすれば意味不明な調査であるがやる方にはそれなりに合理的な目的がある。

 

テロっていうのはカネがかかる。爆弾一個、カラシニコフ一丁買うにしてもカネがかかる。それが1万人の軍隊を動かすとなれば億単位のカネが必要となる。それを現金で運ぶにしても限度がありどうしても銀行送金を使う必要が出てくる。

 

そこでまずお金儲け編としては日本国内での麻薬販売がある。中東では麻薬が栽培されているのでこれを日本に送り込み中東ルートで販売して現金を手にする。そして例えばだがその現金、例えば5千万円をある日本人に手渡してトルコかギリシャの銀行に送金する。次にこの日本人がその国に渡航して送金した日本円をユーロに両替して引き下ろす。そのままシリアに渡って現金を渡せば作業完了である。

 

これが武器の購入だけならもっと簡単だ。日本で麻薬販売で儲けた金を中国に送金して現金化して解放軍の武器密売部門に渡して後は彼らの軍用機で武器を指定の場所まで運んでもらう。

 

等など、やり方はいくらでもある。そういう「聖戦」にも影響を受けているのが世界からNZへ向けた移住でもある。

 

つい5年前までは単なる南太平洋の小島、ロード・オブ・ザ・リングスの舞台となった観光地であったニュージーランドに急激に北半球からの投資移民が増えているのだ。

 

例えば投資移民でやって来る米国人はほんとにカネがあるので自家用ジェット機でAucklandに飛んできて弁護士事務所に行って銀行口座残高を見せて「ぼくは今からちょっとクイーンズタウンで休暇取ってるよ、君はその間に僕の永住権を取っておいてくれ」である。

 

勿論半分はジョークで書いてるが残り半分は事実である。まさに米国人資産家がカネでビザを買っているのだ。売る方の移民局だって分かってるわけで移民局のデータにはxx年はxx名の投資家ビザを発給してxx万ドルの売上を得ましたと報告書を作成している。ビザが何か神聖なものって考えるのは日本人くらいではないか。

 

投資家ビザの発給数だけで言えば一番多いのは中国人であるが、申請する前に振り落とされる数を別にしても成功率は3割である。2番めが米国で75件申請で成功率8割、58件で永住権が取得できている。

 

ちなみに日本人は世界で4番目に申請が多く18件取得で6件却下。当社で申請した投資家ビザは全員取得しており却下になった件はゼロなのでこの数字を見ると半数以上が当社扱いなのが分る。

 

しかし何で米国人があんな豊かな生活を捨てて南太平洋の小島に移住するのか?それは彼ら一般市民が抱える二つの恐怖である。

 

ひとつはまさにイスラム国がこれから実行しようとしているテロ。どれだけ金があってもいつテロに巻き込まれるか分からない不安。命はカネに代えられない、ニューヨークの高級アパートに住んでいてもそこに爆弾仕掛けれらたら終わりだ。

 

そう考えれば世界で一番テロが起こりにくくて英語が通じて永住権取れるってなればニュージーランドという選択肢が出てくるのは当然だ。

 

この国では英語圏諸国の中で珍しくイスラムや他の宗教に対して全く差別が存在せず中東やアフリカからの難民受入も行っている。

 

考えてみれば良い、自国で殺されそうになった人々が白人国家に受け入れてもらい宗教も認めてもらい食べるものやすむ場所も提供してくれて先に定住した仲間もいる。誰がそんな場所で「聖戦!」なんてテロを起こすだろうか?

 

米国人資産家にとってのもう一つのテロは国家によるテロ、つまり増税による個人資産の没収である。すでに米国人の海外資産に対しては強烈な勢いで捕捉がされており外国に移住するってやっただけで財産没収の出国税、米国人を止めた後(米国籍離脱後)も課税するってとんでもない仕組みである。

 

どっちもテロだが仕掛けてる側からすれば聖戦である。自分は正しいと思ってやってるんだからどうしようもない(苦笑)。

 

考えてみれば米国などは軍産複合体が儲けたい為に世界中で戦争を起こして武器を売りそのうちの一つがオイルメジャーと組んだイラク侵略でありその結果が世界中にテロをバラ撒くことになり米国が攻撃されその為の防衛予算が必要となり国民に納税を要求し国家が疲弊し、そのイスラムテロと軍産複合体の利益搾取の対象となったのが一般市民であり、まさにふんだり蹴ったりな話で、一体どこが「自由な国家」なのか、まったく21世紀は意味不明な時代になったものだ(苦笑)。

 

一つだけ言えるのは今まで日本人は「自分たちは悪くないもんね、だからテロなんてないもんね」と、まだテロに対する恐怖を感じていないが、今回の日本人学生のような連中が出てくるとそうはいかない。これから安倍政権が進む道は明確でありその先にあるのはイスラムとの戦いでありその結果としてのテロ対象である。

 

イスラムとの戦いは1千年前の十字軍時代から続いているが元々はユダヤ教とキリスト教とイスラム教は兄弟宗教であり同じ神を崇めている。ちぇ、日本人には関係ないじゃん。そうは言っても相手がそう思わず「日本だって米国側に立って俺たちに戦争仕掛ける」と考えればそれはテロに繋がる。

 

日本ほどテロに弱い国家はない。国民そのものが「だって俺、悪いことしてないんだから他人から何か悪い事されること、ないもんね」と思い込んでるから防備が甘い。

 

確かに現在のテロは相手を選んで行っている。しかし問題は日本が変質すれば、つまり自衛隊が中東で戦争を始めて日本人の中でも現状の日本に対する不満をテロという行動で解消しようとする輩が現れればそれは必ず日本国内におけるテロに繋がるということだ。そしてそれは間違いなく予兆が見えている。それは日本の二極化と更にその格差の固定化である。革命の本質は極端な経済差別と固定化にある。

 

幸い日本ではイスラムなどの宗教差別は殆ど存在せずコーランが破られれば警察が介入する。コーランを破られれば怒るが国家組織がそれをきちんと犯罪として取り締まるのであれば国家に対する攻撃にはつながらない。

 

ただこれから日本が変質していくので今後は国家警察の取り締まり対象がコーランを破ったものではなくコーランを持っている者に変化していく可能性は高い。

 

今年になって送金規制が厳しくなったり口座開設する度に「米国籍を持ってませんか?」などと聴かれたり全くどこも生臭くなってきた。ただこれが「数年で消える」ような生臭さではなく、更に長く、世界の国境線が変わり世界の支配体制が大きく変化するまでますます異臭が強くなるのは間違いない。



tom_eastwind at 09:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月10日

テロ財産凍結法を閣議決定だと?

まさに「キター!」である。それにしてもテロ財産凍結法と来たか。ある程度は読んでいたが、政府も手回しがいいな、事前にマスコミにリークすることなく国民に意見を求めることなくいきなり閣議決定=法案化であるからその本気度が分るだけに怖い。

 

どこの政府も国際テロ対策という名目で国内資産課税の強化を図っている。これは元々去年のG20で世界中の税金の責任者が集まり(つまり財務省)具体的に自国内の居住者に対してどう財産を捕捉をするかという事が議題であった。つまりテロ対策に名前を借りた自国民への課税強化である。

 

ほんとにテロ対策やりたいなら一番の資金拠出国であるサウジアラビアやイランを叩けば良いことだ、またテロを生み出す一番の原因は米国の横暴であるからそれを止めれば良い。なのに全然関係ない話に持って行って自国民への課税強化なんて、とんでもないとばっちりである。

 

あなたの財産を海外に出させない、国内に縛り付けて様々な名目で増税する。消費税増税、所得税強化、各種社会保障の減額、そうやって国民に一切の個人財産を形成出来ないように課税強化をした上で最終的に相続税を55%以上に増税して基礎控除をゼロにしてすべての財産に対して政府に納めるようにって話だ。

 

親が子供にお金を残そうとする時政府は言う、「子供のために残す?そんなことは親である君が心配する必要はない。政府がうまく使ってやるから、ほら、そこにあるお金、全部政府に納めなさい」である。

 

G20で話したことを元に各国がそれぞれ持ち帰り検討をして次々と法制化されているが今回の「テロ財産凍結法」がいよいよ本丸に向けた第一歩という感じである。大きいのはまだ後に来るが、まずはこれで外堀を埋めることになる。

 

では「この記事はこう読む」久しぶりにやってみよう。

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個人財産凍結法を閣議決定 国際協調で国内取引規制 
個人による海外送金対策強化法も

2014/10/10 12:27

 政府は10日、一般人が日本国内で金融取引などをすることを規制し、政府に逆らう奴は財産の凍結を可能にする新たな法案を閣議決定した。国際社会と協調して、テロと戦う姿勢って名目で個人資産を洗い出して国内に引き止め更に課税をしてお上に楯突く奴はテロリストってことで財産没収が狙い。

 

金融機関による顧客管理を厳格化し、節税対策を強化する個人に対して犯罪的であると指定して収益移転防止法の改正案も閣議決定した。いずれも臨時国会に提出する。

 日本のテロ資金やマネロン対策を巡っては、各国の対策を評価する国際組織、金融活動作業部会(FATF)が6月、日本の法整備が不十分として名指しで批判した事にしているが本当は日本政府が裏から手を回してFATFから名指しで批判してもらい今回の法案成立の根拠とした、出来ゲームである。

高いリスクがあるグレーリスト(アフガニスタンやイラクなど22カ国)に入れられる可能性があったため対応を急いでいたという言い訳は元々テロを生み出した米国や古くは英国の責任問題を全く議論をせずに放置しておくことからして嘘だと分る。誰もテロリストなど考えてない、考えてるのは自国民への課税強化のみである。あ、勿論政府関係者には課税しませんよ、そんな、自分が損をするようなことはやりません(きっぱり)。

 国際テロリスト財産凍結法案は国連安全保障理事会が「国際テロリスト」と指定した人物の国内取引を規制。有価証券や不動産を売買したり、金銭の贈与を受けたりする場合、都道府県公安委員会の許可が必要となると規定するけど実際は安保理指定に関係なく政府に逆らう人間はどんな理由でも付けて国策捜査で適当に事件をでっち上げてその人の財産を狙い撃ちすることが目的だ。

 政府に逆らう人の財産が日本国内に一定以上ある場合、都道府県公安委が一時的に管理できる条項も盛り込んだという実質的強制没収である。ここで注意すべきはこれは何も資産家だけが標的でないってことだ。

 相手のやってることが節税対策と知りながら取引をした個人や団体には都道府県公安委が行政命令を出し、違反を重ねると1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。これはまさに今後税理士や弁護士を相手にたいーほって事である。つまり節税対策を考えるだけでテロリスト、その周りで一緒にいる人間もテロリスト共犯者。

 節税収益移転防止法改正案は金融機関などに対し、口座開設や送金などの取引ごとに節税の疑いがあるかどうか判断し、国に届け出ることを義務付けた。これで金融機関に罰則を適用出来るので免許制の銀行は完全に金融庁の手下となる。国家公安委員会の名前を借りた金融庁が毎年「危険度調査書」を作成し、疑わしい取引の判断材料とする。

 FATFの要請を受けた日本のテロ・マネロン対策では、テロリストへの物品などの提供を禁ずるテロ資金提供処罰法改正案が継続審議中てのは江戸時代の五人組と同様で世界で最も理解不能な「連帯責任」を復活させる。重大犯罪を計画した段階で処罰対象とする共謀罪の創設は見送られているがご心配なく、次でやるから。

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原文にご興味の方は下記を参考にして下さい。それにしても「キター」である。ここから先は政府の法制化との競争である。まだ道はある。門は開けている。しかし後2年ですべてが閉じられる。

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テロ財産凍結法を閣議決定 国際協調へ国内取引規制 
資金洗浄対策強化法も

2014/10/10 12:27

 政府は10日、国際テロリストが日本国内で金融取引などをすることを規制し、財産の凍結を可能にする新たな法案を閣議決定した。国際社会と協調して、テロと戦う姿勢を打ち出すのが狙い。金融機関による顧客管理を厳格化し、マネーロンダリング(資金洗浄)対策を強化する犯罪収益移転防止法の改正案も閣議決定した。いずれも臨時国会に提出する。

 日本のテロ資金やマネロン対策を巡っては、各国の対策を評価する国際組織、金融活動作業部会(FATF)が6月、日本の法整備が不十分として名指しで批判。高いリスクがあるグレーリスト(アフガニスタンやイラクなど22カ国)に入れられる可能性があったため対応を急いでいた。

 国際テロリスト財産凍結法案は国連安全保障理事会が「国際テロリスト」と指定した人物の国内取引を規制。有価証券や不動産を売買したり、金銭の贈与を受けたりする場合、都道府県公安委員会の許可が必要となる。

 テロリストの財産が日本国内に一定以上ある場合、都道府県公安委が一時的に管理できる条項も盛り込んだ。

 相手がテロリストと知りながら、取引をした個人や団体には都道府県公安委が行政命令を出し、違反を重ねると1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。

 犯罪収益移転防止法改正案は金融機関などに対し、口座開設や送金などの取引ごとにマネロンの疑いがあるかどうか判断し、国に届け出ることを義務付けた。国家公安委員会が毎年「危険度調査書」を作成し、疑わしい取引の判断材料とする。

 FATFの要請を受けた日本のテロ・マネロン対策では、テロリストへの物品などの提供を禁ずるテロ資金提供処罰法改正案が継続審議中。重大犯罪を計画した段階で処罰対象とする共謀罪の創設は見送られている。



tom_eastwind at 13:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月09日

ランドバンキング視察

ガーン!この家が68万ドル(約6千万円)で売れるって高すぎやしない???!!!!日本の基準では絶対にあり得んし。

 

出来立てのお家で3ベッドルームで2シャワーバスタブ無し(こっちではシャワーとトイレが同じ場所にあります)なんだけど、作りがかなり雑であり本来はこの地区では総面積に対して建坪が35%と決まりがあって広々としている筈なのに随分狭く感じる。なるほど2階建てにして実質的に建坪を広げてるのか。

 

あらま、よくやるわなと思いつつ、そっか、日本でも似たようなやり方あるなと思いつつ、それでもこの作りでこの値段か?ってびっくり。

 

けれど、でもって地元の不動産屋さんが「人気商品ですよ、グレンフィールドで格安で新築のお家!」ってことで売りに出してどれも3ヶ月以内に完売している。実際に現場に行くと売れたお家の玄関先には早速子供の靴が置かれてあったり、グレンフィールドというシティに近いロケーションの開発は十分に魅力的だってのがよく分かる。

 

そうだろうな、ぼくは日本基準で見てしまうからどうしても品質管理がねーって思ってしまうけど自分が住むのではなく短期で売買を繰り返す投資対象であれば60万ドル代は手頃である。キーウィの若いご夫婦が初めてのマイホーム、一軒目としてローンで購入出来る金額が大体60万ドルまでだから、投資と考えればよく出来てる。

 

デベロッパーは地元の不動産情報を表に出る前に入手して持ち主と話を付けてキャッシュで購入して3ヶ月程度で買いやすい価格帯の新築の家を建てて3ヶ月程度で売却する。これを繰り返して短期で資金を回して高い利回りを得る。よく出来た手法である。

 

オークションに出てくる不動産は平均で80万ドル以上であり若いキーウィ夫婦にはローンをしても手が届かない。けど60万ドルならなんとかいける。ここで買わずに賃貸住宅に住んでても家賃を払い続けるだけだし2年すれば家の値段が安くなるかって考えてもどうもそれはあり得ない。

 

少なくとも2025年まで人口増加を続けるAucklandで後10年も賃貸住宅で家賃払い続けても「出て行くだけのカネ」であり大家にいつ追い出されるか分からない。それなら手の届く60万ドル台でまず自宅を購入してローンを払いマイホームを確保する方が正解だ。買う側の需要をよく理解しているビジネスモデルである。

 

昨日はランドバンキングで稼働中の次期の不動産及び建築中の物件視察。

 

たとえば視察を行った最初のSPV(Special Purpose Vehicle:特別目的会社)開発物件では接した土地二つを入し、すでにリソスコンセンントとビルディングコンセントを取得した状で新たに3軒の家を建てて最初の2軒と合わせて合計5軒の家にして売りに出す。

 

次の現場では元々3軒だった土地と家を地上げして更に7軒家を建てて全部で10軒にして売りに出す。これなどは完璧に地元にコネクションを持ったデベロッパーだからこそ出来る開発物件である。

 

地元との強力な人間関係、優秀な設計事務所による緻密なランドスケーピング、更に自社で抱える約40名の現場でよく働く大工部隊、そして出来た家を意欲的に売ってくれる不動産会社、そういう完璧なチームがあるから工期も正確に守られ買う側に喜ばれ働く側もしっかり報酬を得ることが出来て関係者みなが儲かる、そういうビジネスモデルが出来上がってる。


他にも12,000ほどの大な土地に11の物件を建する画がある。このケスでいうと、土地は格安の70万ドルで入できたが、木々が非常に多いので60万ドルほどの用をかけ大かりな伐を行わなければならないが伐採した木材は売れるわけであり平均販売価格60万ドルx11軒=660万ドル。建築コストを計算しても約6ヶ月で終了させて約40%の利益が確保出来る。

 

勿論これはすべてが上手く行った場合の話であり、もしかして建設途中に火災にあったり(予め火災保険)大工が引抜されたり(給与水準確保)買主がなかったり(割安な価格設定)、いろいろクリアーすべき要件はある。しかし、だからこそハイリターン投資なのである。

 

少なくとも土地と建物がそこにあれば投資家は自分の名前を土地に刻むことが出来る。土地は政府によって保証されており建物は民間保険によって守られ民間保険会社は最終的に政府が資金援助をして助ける。

 

2011年のクライストチャーチ大地震の時も政府が全額補償して保険金支払いで問題になった保険会社を国が投資して救った。ということは何かあっても少なくとも土地と建物があり政府保証があるのでそう考えればローリターンである。

 

しかしこの開発モデルには唯一の欠点がある。それはグレンフィールド地区の高利回りで売れる土地は限られており10年も続くモデルではないという事だ。

 

開発出来る土地が少なくなれば残った土地はデベロッパーの価格競争になり高値掴みをするしかなくそうなると利益は減る。ほんとに今だけの早い者勝ちのビジネスモデルだけどこれは面白いところに目を付けたものである。



tom_eastwind at 17:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月08日

富士の金太郎ベスト10 !

NZの「食べログ」的存在の Localistで オークランドの「ベスト・10 日本食レストラン」に 金太郎が選ばれた。http://www.localist.co.nz/auckland/stories/best-japanese-restaurants-in-auckland-1  

 

その他にはCOCOROや禅が選ばれてるが、この二店が元々和食の名店として知られているのに対し富士の金太郎は居酒屋形式であり開店してまだ一年にしかならないのにAucklandベスト10に選ばれたってのはまさに快挙である!

 

評価では「AucklandCBDの中にありつつもあまり知られてなかった「壁の穴」的存在であったこの場所に富士の金太郎が日本から本格的シェフを連れて開店した」と説明している。

 

やはり何よりも素人ジャパレスではなく現在の日本で磨きに磨かれた精緻な経営技術とそれを運営出来る人材をを持ち込んだ事である。これによって日本食レストラン、居酒屋、寿司屋、どういう形態を取るにせよ日本で磨かれた品質管理基準が世界、少なくともAucklandで通用することが分かった。

 

Aucklandはレストラン出店が近年目立つがまだまだ「なんちゃって」が多い中、居酒屋富士の金太郎の本格的出店が成功したのは、素直にうれしい。

 

今日は本当は今朝行ったランドバンキングの現地視察のネタを書こうと思って準備していた。ランドバンキングの投資先であるノースショアの居住用不動産の建設前、建設中、建設後、売却後の物件を一つ一つ確認して坪建設単価、ロケーション、開発手法、期限順守、様々な点の実現可能性、持続可能性、どこの土地にどのお客様の名前が刻まれているかを確認してきた。

 

けど午後になって富士の金太郎のニュースが入ってきたので、今日はネタの差し替えである。素直にうれしい。



tom_eastwind at 18:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月07日

2014年10月06日 月曜日の仕事

日曜日の午後に自宅に戻り途中のKFCで買ったチキン食べてそのまま寝る。超簡単な生活である。そして月曜日は何もなかったかのように普通に出社していつものように朝会議やってそれからすぐ次の面談に移動。

 

その間もメールはどんどん溜まる訳で1分の時間があればとりあえずメール返信をしておく。

 

交差点で赤信号になりかけたら歩くのをやめて速攻で考え事モードに移行する。ヘタをすると次の青信号を見逃してしまいそうなくらい考える。信号の待ち時間は一つのテーマを考えるのに丁度良い時間である。

 

そんな交差点に時々どうみても普通の人間が赤信号になりかけの交差点を物凄い勢いで走って反対側に渡った瞬間にのんびり歩き出すことの非合理性、中には完全に歩行者信号が赤になってから嬉しそうな顔で物凄い勢いで信号を渡る学生さん。他に注目を集める手段を知らないのか(笑)。そりゃ僕だって余程急ぎの用事があればたまーに走るけど平時にあれやるって、どう考えても合理的ではない。

 

コンピューターとネットが発達を始めた時「これで仕事が楽になる!」と電気屋に騙された人の実に多かったこと。「よっしゃ、当社はCPUを導入して他社を抜くのだ!」と言ってるけどそれ非合理的だよね。

 

だってその他社もあなたの会社に負けたくないから同じ機種を買うんだよ、その結果お互いに更に忙しくなるだけなんだけどなーって思いつつ、まあいいや世の中がCPU社会に変化するのは悪いことではないしそれにネットが乗っかれば社会が完全に変わると思った。そして世の中は変わった。

 

ただ世の中が変わっても変わらないものがある。それは人間同士が生活や仕事をする時の大元に来るのは「お互いの信頼」だって事である。信頼なしには何も進まないしそれはお互いが少しづつ築き上げていくものだ。

 

KFCのチキンだって4個で10ドルだけど値段なりに美味しいし当然期待した味が出てくると思ってる。ところがテイクアウェイの袋から出てきたものが半焼のチキンであればこりゃ駄目っしょ。

 

ここはキーウィ、失敗を許す文化があるので無闇矢鱈に怒っても意味はないけどその時点でそのお店の評価が僕の心の中で下がるのはどうしようもない。

 

オフィスに戻ってお魚ネットの進行状況報告を受けて今後一週間の市場調査や損益分岐点の計算指示をしてデスクに戻り溜まってるメールの返答をががっと書く。またこの日は夕方から日本からのインタビューが入ってたのでとっとと家に帰ってインタビューの準備をしてその後電話で約1時間インタビューを受ける。

 

インタビューが終わればすぐに片手でビーフシチュー食いつつ同時にメール対応して次に今回の出張でやり残した宿題を一つづつ片付けていくと、なんと今日はもうアフターミッドナイト!クラプトンもびっくりな真夜中過ぎまでの仕事になってしまった。

 

まあ仕方ない、昨日の夕方自宅に戻って今朝から出社して面談や打合せをやってその合間のメール処理に宿題処理だから。パソコン叩きつつ「あ、あれもやらなくちゃ」とか思い出してはテキストでメモに残して元の仕事に戻る。今日も生きているんだ、神様に感謝して出来るだけの事を出来るうちにやろう。

 

明日はまた早い、早く寝なくちゃと思いつつ、iTune”Both side Now”を聴きつつもう真夜中過ぎ、まだ仕事は終わらず。



tom_eastwind at 16:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月06日

God loves Tokyo

東京2014/10/04

 

品川に着くともう夕方だ。品川駅の人の流れは良く言えば整然、悪く言えば蟻ん子(苦笑)。けどそうやらないと生きていけない現実がある。

 

定宿にチェックインしてファミマで食料と水買って部屋で風呂に入ってごろんとする。あはは、江戸時代の品川宿と現代の品川と何が違うのか?いつの時代も人間なんてたいして変わらんな、宿に入って足を洗い畳に上がって風呂に入り夕方は飯と晩酌、そのままごろんと寝る。

 

江戸時代も平成の世の中も人間のやってる事なんてまた落語の世界(芝浜)に頭がはいり始めてる。

 

東京の滞在は二日間だが仕事は実質一日だけなので大事なことをぎゅっとまとめて行う。

 

それにしても東京ってのは変な街だ。日本には良い街がたくさんある、例えば金沢とか弘前とか。けど何故か東京がいつも日本で一番発展する。太田道灌の時代までは田舎だったのに、空気の流れが変わったのかな?富士山の噴火と突き合わせれば何か回答があるのか?

 

そんな、しょうもないことを考えつつ今回の出張も何とか無事に終了だ。土曜日の朝、シャワーを浴びてホテルを出て羽田空港から香港経由でAucklandに戻る。自宅に戻ってニュースを見ると、なんと月曜日の朝に東京台風上陸、飛行機が欠航予定とか学校が臨時休校とか、またも入れ違いですか。

 

毎回だけど、ほんと日本という戦場で刀を振り回して戦い、終わった頃にはふーふー言いながら飛行機に乗るって感じだ。これは精神衛生上どうなのかと思うが(苦笑)半分楽しんでる自分がいるからやばし(笑笑)。

 

などとここまで書いてから放置してたので他のネタに追い越されたが月曜日の今日は東京に丁度台風直撃なので台風ネタにしよう。

 

大体において根暗は何でも悪い方向に捉える。台風が来たら嫌だなーって言い雨が降ったら濡れるじゃねーかと文句言い、風が吹いたら寒いじゃねーかと小言いいつつ、じゃあ晴れてりゃいいのかって言うと今度は暑くて仕方ねーという。

 

こーいうーのはどうしようもない訳で「褒めりゃおだてて怒りゃあくさり、殺してしまえば化けて出る」みたいなもんだ。

 

そーじゃなくて、例えば今日の東京なら「おや台風かい、こりゃ丁度良かった、中国から飛んでくる黄砂をはたき落としてくれるぜ、ほら、もっと降れ!」とか「恵みの雨だね、これで草木も一息付けるってもんだ」とかそうやって楽しい視点から見ればそれだけで幸せになる。

 

世の中で起こる事は楽しい事と相場は決まってる。つまり人は心の持ち方次第でいくらでも幸せになれる。それがうまくいかないのは心に迷いがあるからだ。心の迷いとは自分に信念がもてないからだ。自分に信念がもてないとは自分で考えることを放棄したからだ。
 

 午前中の激しい台風が新幹線や飛行機に大きな影響を与えたが、夕方には台風一過の東京には素晴らしい青空が広がっている。空の大掃除、まさに神様は東京を愛してる。



tom_eastwind at 21:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月05日

停電 街の優しさ

Aucklandに戻って来た。昼過ぎの空港は天気予報では曇天との事だったが僕が空港に着いた頃は晴れており「お、今日も傘なし♪」と喜びつつ駐車場に駐めてた車を引っ張りだして自宅に向かう。

 

空港からいつもの道をシティに向かう途中にセルウィン通りって裏道があってそこから高速道路に入ろうと車を進めると、え?Aucklandを東西に繋ぐ幹線道路の交差点で信号が消えてるではないか?!そういやさっきニュースで「停電ですねー」って言ってたのはこの事か。

 

幹線道路は片道3車線の大通りでありこっちは片道2車線であるが、そこはキーウィ手慣れたもので、お互いに交差点に近づくと両方の道路の車の混み具合を見つつ適時停止する。

 

一つの車線で車が停止すると後続の車も隣の車線で停止して両方の車を先に行かせる。適当に走らせたところで次は自分が走りだして両方の車は停止する。

 

こんな事が高速に入るまでの5つくらいの信号で続いた。それにしてもさすがキーウィだな、自分が停まって相手にゆずるタイミングが実に良い。お互いに顔を見合わせてるわけでもないのきちんと肩を並べて譲りあう。

 

90年代のオークランド・シティの約一ヶ月にわたる大停電の時も世界から取材に来た記者が一番びっくりしたのは信号が全部停止しても全く交通渋滞を起こさないAucklandの運転者マナーであったことだ。

 

一番おもしろかったのが、ぼくが交差点右側の車を行かせようとして自分の車を交差点前で停めると、すぐ横を走ってた中国系のおっさん運転手が変な顔しつつ車を止めたことだ。

 

彼もこの現象が何なのかよく分からずにそのまま突っ走ろうと考えていたのだろうが、あれ?どうも違う、ここ中国じゃないよね、なんでこいつここで止まってんの?あれ?やば、一応止めようって考えて停止した。

 

そこで信号が付いてないのに気づいたようでこっちの顔を見ながらニコニコしてた。

 

ようこそAucklandへ♪あなたは今、大陸中国人ではなくチャイニーズキーウィになりましたよ。

 

そう。この街は決して大きな都会でもないし物質は豊かではない。けれど信号が消えても譲り合って交通渋滞が起こらない、心の余裕がある街だ。

 

一週間の出張で4都市を周り機内で一泊してのAuckland到着。忙しかったけどそんな事は言ってられない。また明日から戦争だ。さ、戦うぞ。



tom_eastwind at 14:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月04日

密告

大阪のホテルで午前中にお客様との個人面談を行う。日本では「出られない」人々が大多数であり「出ることが出来る」人々は超少数である。さらに「出ることが出来ても出ない人」がほとんどだ。

 

その後新大阪駅に移動して14:00発の新幹線に乗るとあちこちでビジネスマン同士のお喋りが聴こえる。「おう、今日はこっちー?おれ今から東京だよ。夜の6時から金沢から来たコンサルタントの製品の打ち合わせ、日帰り出張よー!」と楽しそうに喋ってる50代、あ、靴がくたびれてるからそう見えるのかもしれないが本当は40代なのかな。

 

仲間意識の塊・・・。

 

企業戦士とは企業という組織の中で溶解して組織の肉体の一部として生き残ることで初めて安定を感じて異質な他人を排他することで自分の存在を確定させる作業だ。共産主義における「家族でも密告する」事の作業と同様だ。

 

しかしその生き方は人間本来における「家族」のあり方とは違う。家族とは無条件に守り合うものだ。その、守り合う愛がなくなった時に家族は崩壊する。

 

家族の崩壊とは「俺が頑張ってるのにー」と思った瞬間が始まりであろう・・・。新幹線のホームで何かしょうもない事を考えてしまった。

 

皆さんは東ドイツ時代の密告者の事をご存知だろうか?良ければ一度検索してみればと思う。家族を崩壊させる仕組みは本来の共産主義ではない、単なるくそバカの独裁主義であるのがよく分かる。

 

職場にしがみつき夜中まで残業して残業時間の長さを自慢しあうサラリーマンたち。結局可愛いのは自分だけか・・・どうぞご自由に。なんか、早くAucklandに戻りたくなった。



tom_eastwind at 12:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月03日

大阪2011年10月03日

名古屋の仕事を終わらせて夜7時過ぎに大阪に入る。あとは寝るのみ。ホテルにチェックイン後すぐ近くのコンビニでファミチキ2個買ってご立派な部屋でファミチキを食らいつつ暫くニュースを見てごろんと寝る。これが健全な夕食とは思えないが他に食いたいものがないし「ま、いいか」で終わらせる(苦笑)。

 

大阪って街は年に数回訪れるが、あんまり楽しい街ではない。こんな事言うと大阪人に嫌われるかもしれないが、江戸時代から戦前までの活気や活力がない。今の大阪は長い過去に蓄積された利益をゆっくりと食い潰してる状態ではないかと思う。なんか「俺まだ本気出してないもんね」って言い訳じゃないかと思う。グダグダ言わずに本気出せよ。

 

僕は思っている。新幹線が今年50周年との事。この新幹線が走るようになって優秀な人間がストロー効果で東京に出て行って「悲しい色やね」とかboroの「大阪で生まれた女」になったんだと。

 

それは僕の生まれ故郷である九州でも同様で交通網が発達すれば地方が活性化するとか言うけど、それは同時に地方の優秀な人材が都会に流れていくって事だ。大分の人間がトキワのヴィトンでカバンを買わずに福岡の三越?で買うって現実があるし、仕事のない大分ではなく福岡で就職するってこともある。

 

これはニュージーランドも同様でありAuckland大学を卒業した子供たちは更に高みを求めて豪州や英国に行く。交通が便利になるとはそういう事なのだと思う。

 

しかしこのような21世紀現象を利用することも出来る。それは世界が狭くなってAucklandで日常生活を過ごしながら仕事は北半球でするって発想だ。業種にもよるだろうが、何も生まれ育った土地に一生縛り付けられる規則なんてない。

 

自分が生きやすい場所で生きる。働く時は一番労働効率性の良い場所で働く。それでいいんじゃないか。

 

自分の背中に羽根を付けて空に飛び上がる、そういう事ができる時代になった。後は自分の実力次第だ。



tom_eastwind at 12:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月02日

名古屋セミナー 01/10/2014

キーウィが米国人の文句を言う時に「月を先にするな」ってのがある。NZでは日付を書く時、最初が日付で次が月で最後に年が来る。どうせ全部下から書くなら月の場所が違うじゃねーかって話である。

 

さて今度は御嶽山か。2011年の311では僕は名古屋駅にいて博多駅に向かう新幹線ホームでぐらっと来た直後の新幹線で博多に向かった。その後の新幹線はすべて運休。

 

20041001日、香港からの機内情報では木曽御嶽山が噴火して一人が重症くらいだったが空港から市内に向かうニュースでは死者が十数人、ホテルに到着してNHKニュースを見ると死者が続出して大惨事だった事が分る。

 

名古屋に入ったその日に御嶽山か。名古屋に入ったその日にこの記事である。神はぼくに何を見せたいんかな?もっと、まじめに働け−(苦笑)かな。

 

さて昨日は名古屋のホテルでグループ向けの移住セミナーを開催する。約4時間のセミナーでNZの今日を説明して様々な質問を受ける。今回が初回なのでまだセミナー参加者の意識を確認しつつ説明していく。

 

セミナー終了後も場所を変えてお茶を飲みつつ不足した部分の説明を行う。主に海外相続の話だ。つい数年前までは移住といえば自分の希望する海外生活であったが最近はそれにくわえて海外相続、海外資産移動、NZ起業も増えてきてるのを実感する。

 

相続の話が面白いのが僕が企画をした2011年ってのはすぐに売れると思ってたのだけど実際に市場が動き始めたのは2013年前半でやはり誰しも自分が死んだ後の事は考えたくない。けど相続税増税なんて「今目の前の危機」が近づいてるのを肌で感じるといよいよそうはいかない。

 

「おれって一体相続税が発生するんだろうか?発生するっていくらなんだろうか?」と真剣に考え始めてからあっちこっちネットで検索する。いろんなサイトがヒットするけど、どれも国内での節税ばかりで予め国税局が設定した範囲内での「冊の中の羊の群れを追い回す牧羊犬」状態である。

 

今年の流行はやはり「個人資産の世代間移転」を進めて60歳以上が持ってて手放そうとせず使おうともしないお金を優遇税制で子供や孫世代に移転させて経済の活性化を計るという手段だ。

 

これ自体は資産移転に効果がある。特に孫の教育資金の移転はなかなか人気がある。財務省国税局の動機は不純でありながらその手段としては良いと思う。

 

「目的は手段を正当化する」の逆パターンで「動機が不純でも手段が浄化する」ってのか、けどそれなら現在資産を持ってる老人世代が安心して老後を過ごせて「貯金しなくても国が最後の面倒を見てくれるからお金を子供の為に手放そう」と思わせることだ。

 

けどそこがこの「動機が不純」なところで、年金は今後減額していき故意にインフレを起こして政府の負債を減額すると同時に年金世代の負担を増やす、結果的に個人資産を持つ年金世代の資産を政府に献上させようって手口がみえちゃんである。

 

だから見る人が見れば「孫の教育資金の優遇税制」なんて子供だましなのはみえちゃんだ。けど国内節税では他に方法がない。国家という冊の中で羊は牧羊犬の吠えるままに追い回されるしかないのだ。

 

では羊が国家のくびきを逃れて自由に生きるためにはどうすれば良いのか?

 

それは狼に生まれ変わって自立して自分で餌を見つけてどこの国でも生きていけるように国境をまたいでの生活に耐えられる強い自分を作ることだ。その第一歩が「海外に出ること、自分の目で見ること、自分の頭で考えること」なのである。

 

20141001日。初日終了。

 

PS:統計上は年、月、日、住所だと大きい所から書き始める、名前だと氏名の順番に並ぶのがやりやすい。だから英国式でさえ疑問でこいつら統計学を知らんのかって思うが、更になんで米国人は月が先に来るのか?多分ハインラインが「月を売った」からだろう(笑)。お後が宜しいようで(苦笑)。



tom_eastwind at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2014年10月01日

時代

民主主義という胡散臭いシステムはチャーチルも言ったように、人間が造った最も下らない仕組みであるが、少なくともこれ以上にまともな政治システムがない以上仕方なく受け入れるしかない。

 

ぼくは個人的には日本の古代の原始共産主義が良いと思ってる。出来る人ができる事をやり適材適所、皆が手をつないで上向きの平等を目指すのだ。例えば日本の漁村で若者が船に乗ってクジラ漁に出れば奥さん達が網を引き料理の支度をする。

 

子供たちは港の後片付けをして老人は骨を削ってお皿などにして再利用して脂を灯りにして内蔵を漬け込んで保存食にしたり。その間漁で疲れた若者はおばあさんの沸かしてくれた風呂に入り疲れを取る。

 

さあ夕方に慣れば奥さんたちが作ったくじら料理を皆で集まって楽しむ。こうやって村の夜は過ぎていく。

 

だが資本主義が導入され私有権や所有権が認知されている現代では人間に実現不可能な政治システムでなり下手に導入すると民主主義以下の独裁主義「動物農場」を招いてしまう。それはRussiaと中国で歴史的に証明された。

 

ただ日本型民主主義=一部の支配層を除いて国民皆が下向きの平等、つまり皆が競争し合い他人の足を引っ張る結果としてリスクを取った革命的な発展が起こらず昨日と同じ今日を過ごして何も変わらない明日を待ってるだけで他人の努力に目をつけてジロジロ見てちょっとでも失敗するとすぐに批判して誰も幸せでなくなる状態が良いとも思わない。

 

NZも民主主義であり社会にはある程度の競争が存在しつつも基本的に他人は他人だ。他人の領土にいきなり入り込んで価格破壊なんてやるよりもどちらかと言うと誰もやってない事に挑戦する方が好きな下地がある。

 

自分は適性のあう場所で好きな事をする、その為の社会インフラ(高等教育、医療、老齢年金等の社会保障や法整備)は個人が税金を払って公僕である政府が整えるがそこから先は国民の自己責任である。

 

働かずにぶらぶらしていたら食ってはいけるがそれ以上は何も出来ない。自己責任を取ってリスクを背負って新しいビジネスを立ち上げ成功させれば良い車に乗れるし、更に競合がなかなか出てこないから価格競争もなく予定通りの利益が取れる。いずれビジネスに喜びを感じなくなればビジネスを売って何か他の新しいビジネスをやれば良い。

 

そのような、誰にも平等な「働く権利」を保障するのが政府の役目でありNZでは小さい政府を目指している。

 

最近は民主国家が増えて経済的に世界の二極化が進んでおりそれはニュージーランドでも同様であるが政府の舵取りがうまいので極端な落ちこぼれが出てもそれを受け入れる仕組みが機能しているから他国に比べて格差が小さく犯罪が少ない。

 

だから現在のNZの仕組みのほうが同じ民主主義でも「働く人間にはまだましだ」と思っている。働きたくないけど社会保障が欲しいのなら日本に行けば良い、あなたと同じような働きたくない人がたくさんいるから(笑)。

 

共産主義よりは少々ましな民主主義ではあるがそれにリベラルなどの冠が付くと胡散臭くなる。誰よりも賢くて東大法卒で作った大きな政府が国民を領導して豊かな国家にするとか何とか、それで戦争に負けて東京を焼け野原にしてその次はバブルを崩壊させて日本経済を一気に崖から突き落として多くの死者を出した。

 

50年に一回づつ確実に崩壊するそんな政府なんて不要、最小限の事だけやりゃいい、医療と教育と老齢介護だけやって、それ以外の事は民間に任せておけ。確かに受験能力では東大法学部が上だろうが世間で生きていく智慧においては東大に負けない連中は民間にゴロゴロしている。

 

201492921:00香港に到着。ホテルに荷物を置いてコーズウェイベイの行きつけの店に行くと今日は閉店、あれ?お店が面する大通りは大交通網で普段はタクシーやバスでぎっしりなのに今日は若者の座り込みでぎっしり。そっか、おれ「香港占拠」にぶつかったんだ。

 

なんでいつもこんな場面に出くわすんだろうな、ほんと不思議。いつもすぐ隣で歴史的事件が起こって僕は常にその横にいる傍観者である。

 

1997年香港返還後最大の混乱。中流層が消え去って世の中が二極化して若者に残されたものは何もない。若者の失業率は9.1%。今までの香港人であれば政治に対してドライで「政治が抱けるか?政治が食えるか?」と言って距離を置いていた。

 

しかしそれは結局英国統治体制の積極的放任主義だから出来た話であり、中国共産党がやってきて箸の上げ下ろしから賄賂の渡し方までいちいち命令するようになり、やはり政治は「食い物に影響を与える」事に気づいた。

 

世界が二極化する中で世界中の若者から仕事がなくなっていってる。殆どの国家の人々にとって他国と比較する術もないからAucklandでも50代の人々が「ニュージーランドの今の若者は」と嘆くが今回は「世界の今の若者」に直結してるのだ。

 

今回のデモは基本的に政治でもであり就職でもではない。しかし現実は今まで働いてオイッしい部分だけ先に生まれたってだけで50代が取ってしまい、後から生まれた若者が社会に出る頃にはおいしい部分は殆ど残っておらず多くの若者に残された仕事は単純労働やパートタイム等であり何の知的成長も促さない。

 

そこに中国政府が更に香港から自由を奪い中国化しようとしてるのだから、そりゃ香港人もそろそろ切れる。これ以上北京の言いなりになってしまえば広東語禁止や繁体文字の公式利用禁止とかが出てくる。

 

テレビはすでに北京語の番組が増加しており、広東語、繁体字、香港料理、若者の食い物まで奪われれば香港人のアイデンティティが失われてしまう。そういう若者たちの未来への恐怖が時代の変化と北京政府に対して不満を爆発させたのだ。

 

香港に到着したその夜に香港の若者のデモ、若年世代が社会構造の変化による被害者となっている現実、中国共産党の暴力的な支配に対する抵抗。

 

酒を飲み日系企業の最近の様子でも聴こうと思って軽い気持ちで街に出たのに目の前に起こっているのは全然軽くない話。神様は一体何を僕に見せようとしているのか?

 

デモの若者の様子を暫く見てからタクシーでホテルに戻る。ホテルのバーに置いてあるウイスキーボトルで水割りを飲みつつ「ふー、世の中って絶対に昨日と同じ明日はないよね_」と感じつつ、明日の飛行機が早いのでとっととベッドに入った。



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