2016年08月

2016年08月31日

トランプ現象

米国からの移住の問い合わせが増えている。昨日あるキーウィの仕事仲間から突然電話があり「おいTom、お前誰か米国人に対応している移住エージェント知ってるか?」との事。

 

彼はデベロッパーでありビザは出来ない。更に一番肝心な移住全体を取りまとめる移住工程表を作ることも出来ない。

 

ビザは弁護士以外いないよね、けど移住工程表は手続き的には大体こうだよと時系列的に説明して、ところで何でその人がニュージーランドなんだろうね?と聴くと「トランプだよ」との事。

 

これも冗談でなくトランプ現象であろうか、米国人がトランプが大統領になった後の米国を嫌っている。いや、大統領にならなくてもこれだけ支持を集めたのは米国民の多くの本音を語っているからだ。

 

そしてその本音はある米国人にとっては心地よくないものだ。メキシコ人やイスラム教徒への差別、米国は自由な国ではあるし誰もが自由を主張出来るがそれが多数派になった時は法律によって他の人々の自由を制限することも出来る。

 

そうなってしまった米国に住む価値はない、そう考える人々が行動を起こしているのだろう。

 

そんな話をしながら隣の机ではスタッフが自宅の庭で採れた甘い人参の話を写真を見せながらわいわいと楽しそうに皆と話してた。この街は平和なものである。

 

この国の人口はいよいよ469万人である。一昔前は300万人、最近は400万人国家と言ってたが500万人国家になる日も近い。



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2016年08月30日

桜の花の下で

僕の通勤道沿いに桜並木どおりがある。ここが数日前から桜を咲かせるようになり「おー、もうすぐ春だな」と感じさせる。

 

テレビでも「明日から春です!」と言ってて、でもって今日クイーンストリートを歩く人の半袖姿の多いこと、本当に春である。

 

オークランドの桜は1900年代初頭にニュージーランドにやって来た。

 

当時NZでは農業近代化委員会があってこのメンバーが世界中の果物や野菜を調査してNZの土壌に合うかどうかテストしていた。そして日本から梨やリンゴと共にやって来たのが桜である。

 

農業近代化委員会の調査の目的は北半球で作られる作物の端境期が何時でもしNZで育てれば北半球で新鮮な作物として売れるのではないかと考えたことである。

 

この考えは成功してNZは北半球の端境期に食料を送ってみたり、また北半球各国にNZ産食料として広げることに成功した。

 

農業近代化委員会がその後マッセイ大学となり今でも農業に強い大学である。ちなみにマッセイとは当時農業近代化を図った首相の名前。

 

そして食べ物ではない桜はオークランドでは街路樹や公園の桜として人々の目を楽しませ花見の時期には桜の木の下で色んな国籍の人々がそれぞれ賑わっている。

 

桜の季節のお花見が100年経った今外国でも行われている。楽しい事である。



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2016年08月29日

積極人生

僕が「積極人生」の中村天風を学んでいることをご存知のお客様から天風の新刊を頂いた。今回は漫画バージョンである。お釈迦様でも漫画になる時代だし天風の教えが少しでも裾野が広がれば良いと思う。

 

今回の漫画編は天風の若い頃からインドで行を身に付けるまでの物語で途中戦争を挟んでいるから男性でも楽しく読める。

 

そう言えば以前こんな人がいた。話の弾みで僕が天風の存在を知っていると言うとその人本当にびっくりしたような顔で「何であなたが知ってんの?」である。

 

その人からすれば天風は自分ひとりだけが知っている大切なものだったのかも知れないが天風の教えは宗教ではないので皆が知っている方が良いだろうに、彼女の生まれ故郷とかぶさったのか変な話になった。

 

天風は何も難しいことは言ってない。人生を積極的に生きようぜという事だ。

 

その為にまず言葉である。自分が何か話す時の言葉を選ぶ時は否定や消極ではなく積極前向きな言葉選びにしなさいという事だ。

 

例えば日本の台風10号が観測史上初めてのような動きをしているとの事。これを「まあやだわ」ではなく「おお、素晴らしい。また一つ新しいことを学べたぞ、人生はこれだから楽しい!」である。

 

これは一つの極端な例であるが積極的な言葉を使う事でその言葉が実在意識に好影響を与えそれが潜在意識にも同様の効果を与えるから明るい方向に進んでいけるという事だ。

 

例えばあなたの人生の目の前に松竹梅の分かれ道があるとする。あなたは分かれ道の存在を知らないけれど積極的に生きていれば気づかないうちに明るく笑って松の道を歩いている。

 

そして一日一日を積極思考で生きる。「今日も何もなかった、つまんねー」ではなく「今日も一日無事で何もなくて良かったー」と思う事。

 

これは言葉ではなく思考であるがこれも実在意識と潜在意識に同時に働きかける。前向き積極思考をすることが自分の人生の気分を良くする。気分を良くすることでそれが態度に現れ何をするのも楽しくなる。

 

何でもない簡単なことだし今日から開始することが出来るし効果は少なくとも僕にはある。

 

もう少し書けば天風の教えの元はインド哲学ヨガであり天風は日本人として初めてヨガを日本に持って帰ったので、ヨガと聴けば耳がピンと立つ人もいるだろう。

 

天風の教えの一部は僕が今勉強している中国の易経の一部に繋がるところがある。易経の場合は天人相関説で未来は変わるとしている。ただ易経では積極人生という言葉は使われない。

 

そして天風の場合は「本を読め」ではなく「読んで実行しよう」と言っている。読めば間に合うような話ではない。自分のこれからの人生を決めるのは自分である。



tom_eastwind at 14:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月28日

共謀罪国会へ

安倍首相は強い日本を作り国家が社会を監視出来る仕組みが大事だと知っている。それはおじいちゃんの現役の時代から学んでいることだ。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201608/CK2016082702000147.html

 

国家社会主義、国家全体主義と言っても良いがこの思想の根本は市民はバカだから賢い一部官僚がちゃんと社会全体を見張る必要があるという発想だ。監視社会である。

 

市民に自由にやれせたら何やるか分からない、なのでバカが出て来てバカなことやりそうだとなれば事前に察知して逮捕する。その為の通報制度も導入されるだろう。

 

この思想も一つの国家統制の体制でありおじいちゃんの時代に使われていたわけで間違った思想ではない、国家統制という視点からすれば。

 

要するに国民をどう言った対象として把握するかである。国民を社会生産の為の奴隷と把握していれば国家社会主義は理解されやすい。

 

国民は優秀な官僚が作った道をひたすら黙って歩く。その道が正しいのか他に道はないのかなど疑問を感じたりしてはいけない。小学校の頃からひたすら先生のいうことが正しいと信じることが大事である。ダメはダメ、自分で考えることをしてはいけない。

 

こうやって金太郎飴のような子供たちが社会に参加して社会構造に疑問を持たず真面目に労働して文句を言わず夜中まで働き国家発展に力を尽くし自宅では健全な家族で年を取れば自分の貯金で生活してあんまり病院にも行かず周囲に迷惑かけず最後は自宅の布団でピンピンコロリ。

 

このような姿が官僚の望む国民である。だから官僚の作った道を歩くほうが楽な国民にとって国家社会主義は「それほどわるくない」である。自分の置かれた社会的立場を容認すれば良いだけだからだ。

 

ただこの制度、唯一問題がある。それは「失敗を知らない優秀な官僚は必ず失敗する」という事実だ。

 

第二次世界大戦で日本をぼろぼろにしたのは日清戦争以来負け知らずの優秀な軍部官僚でありバブル崩壊を止められなかったのも戦後の右肩成長だけを経験した優秀な財務官僚である。

 

なので国家社会主義をやる時は50年に1回くらいの時期で大きくコケる。そしてコケない事が前提だからコケたらどうするという対策がないので「ひでえしくじり」になるって事だ。

 

但し「ひでえしくじり」をやっても官僚に影響は出ることはない。その時「派手なとばっちり」を喰らうのは国民だけという事になっているからだ。

 

戦争で死ぬのは一般兵士でありバブル崩壊で行方不明になったり射殺されたりするのは民間の銀行員であり財務官僚が行方不明になったり撃ち殺されたりすることはない。

 

つまり官僚からすれば国民相手のゲームのようなものである。「いいか、硬貨の表が出れば俺の勝ち、裏が出ればお前の負けだ」。



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2016年08月27日

鮨の文化

ノースショアの公立高校でエスニック料理をテーマにして各国が自国の料理を作ることになった。

 

日本人としては普通に「寿司」である。ところがこれに韓国人グループが抗議した。「寿司は韓国発祥である」から鮨を作るのは韓国である。

 

どういうことか?

 

どうやら戦時中に日本人が韓国の海苔巻き「キムパブ」を真似て作ったのが今の寿司、だから起源は韓国だとの主張。

 

阿呆か。寿司は1800年代の江戸で発明された早鮨でありそれは各種文献に載っている。戦時中に作った鮨が江戸時代にタイムトリップすることはあり得ない。これが歴史的事実である。

 

何で日本人グループはその場で抗議をしなかったのだろう?これで「はいそうですね、鮨は韓国ですね」と認めてしまえば次から鮨は日本食ではなくなるよ。

 

少なくともその場で「ではあなた方の言う鮨とは何だ?そしてそれが韓国起源と言える理由は?証拠は?」と要求すべきであろう。

 

まさか米を使った料理がすべて韓国起源とでも言うのか?そしたら中国との整合性はどうするのか?

 

料理は進化して変化する。稲作がアジアで広がり日本では魚の保存食としてなれ寿司や押し寿司が出来た。この時点ですでに鮨は日本原産でありその後酢飯の上に魚を乗せる早鮨が出来て江戸文化として定着した。

 

日本人が日本の歴史を勉強するのはいつのことだろうか。



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2016年08月26日

中国4000年の精神

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朝鮮中央通信(KCNA)は25日、最高指導者の金正恩・朝鮮労働党委員長が、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を監督し、実験は「最大級の成功」をおさめ、北朝鮮が核兵器能力で第一級についたと宣言した、と伝えた。

http://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-idJPKCN10Z2VI

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「中国人の民度は4000年前と同じ」

中国は南シナ海の岩礁を埋め立て軍事基地を建設し、東シナ海にも公船を伴う漁船200隻を進出させている。この“侵略”はいま、思い立ったのではなく19922月に発表した「領海法」に書いてある。「台湾およびそこに含まれる釣魚島(尖閣諸島の中国名称)、東沙群島、西沙群島、中沙群島、南沙群島、さらにその他一切の中華人民共和国に属する島嶼を包括する」。

http://blogos.com/article/188007/

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北朝鮮の跳ね返りぶりも益々増長している。怖いのはミサイルよりもそれを発射する金正恩である。常識の通じない跳ねっ返りはいつ何をやるか分からない。ミサイルの射程を少しづつ日本に近づけ少しずつ自分の行動範囲を広げていく。こうやって少しづつ距離を縮めて日本の反応を観ているのだ。

 

けどこの「距離」でミサイルが次に能登半島沖に落とされたらどうするのだろう?人が死んでないからいいじゃないかとでも言うか。

 

そんなことはあり得ないわけで国家と国境を守るためどこかの時点で防衛行動を取る必要が出てくる。

 

そうなると日本は海上自衛隊と航空自衛隊の出動となる。お互い相手の領土に入らない状態で戦う?実際に戦いが始まれば相手はそんな常識ないから日本の一番弱い場所を攻撃してくる事になる。

 

その時に日本軍は本土防衛戦争が必要となる。国土と国民を守れるか?

 

「宣戦布告」は1998年麻生幾によって書かれた北朝鮮危機を扱う小説である。映画化もされたので是非とも映画版をご覧になって頂きたい。自衛隊員がたった一瞬の判断で弾丸を食らってぶっ倒れる場面がどんなものかまさによく分かる。

 

相手によっては「引くこと」は負けることを意味する。

 

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中国が本気で動き出すのは彼らにとっては既定路線である。「中国人の民度は4000年前と同じ」このタイトルはちょっときついが当たらずしも遠からずで思わず笑ってしまった。

 

ただ文字が読めないだけで民度が低いはちょっときついかも。読めなくても人生を理解する人がいるわけで、僕ならこのタイトルは「中国人の精神は4000年前と同じ」とするだろう。

 

とにかく彼らには人間の公平や平等が存在しない。俺より上か下か、ただそれだけである。

 

中国の地方都市で共産党幹部の子供が賑わっているカラオケバーで店員を強姦したり朝の通勤バスの中で強姦したり大学で学生はねてもう一回ひくとか、彼らは共産党幹部の息子、だから「俺より下なら一切文句を言うな」の文化なのだ。

 

さて実際に中国人の識字率は戦前は低かった。文字を読めない人が殆どであった。江戸時代の日本人が寺小屋で文字を学んでいたのとは雲泥の差である。

 

明治維新後横浜の港で客待ちをしている人力車引きがキセルをくわえて新聞を読んでいるのを観てびっくりしたのは中国からやって来た西洋人である。

 

「リキショーが文字を読んでる!」中国とは全く違う景色がそこにあったからだ。

 

さて現実問題として現在の共産主義中国とは非常に危険な存在であり下手をすると沖縄まで取られる。何故なら中南海が揉めているからだ。習近平が軍隊をまだ抑え込めてないから軍部の勝手な判断で海上行動を取る可能性がある。

 

だからこそ日本としては初動が肝要でありその為の戦いが発生する。

 

ここで一番大事なのは「俺たちは戦ってでも自分の海を守るぞ」としっかり主張することだ。中国人は相手が何もしなければどんどんつけこんでくる。この4000年にわたる中国人の精神をよく理解して対応すべきだ。

 

全く中国人は「のきを貸したら母屋をとられた」ような存在である。それはチベット、蒙古、中国の周辺諸国を観ればすぐ分かる。

 

中国人の本能は「世界は歴史的に中国のもの」と訴えているのだから戦後に出来た国際公法など理解しようとしない。

 

土地は広げる。何故なら2千年前の中国は世界を支配する超大国だったのだから、その当時の朝貢国はすべて中国の支配する土地である。自分のものを取り返すのに何が問題なのか?

 

こういう発想が平気で本気で出来るのが4000年続く中国人の精神なのである。

 

今のようなテレンパレンな対応では益々中国に踏み込まれるだけである。



tom_eastwind at 10:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月25日

ゆでガエル

日経ビジネス2016,08.15合併号で「どうした50代!君たちはゆでガエルだ」特集。ゆでガエル世代とは団塊の世代のすぐ下、団塊ジュニアの上に位置する1957年から1966年生まれだと日経ビジネスが新しい基準を作った。

 

ゆでガエル世代、きついなー、そう思いつつ読んでみると内容は厳しいながら的確だ、何せ自分の世代の話なのだからよく分かる。

 

50代のすぐ上は競争力たくましい団塊世代であり自分たちは少数民族、発言権もなく大学闘争も直接経験せず平和なままに社会デビュー。

 

その後すぐにバブルがやって来て仕事も充実したけど恋も充実した。合コン、ユーミンを聴きながら山へ、サザンを聴きながら海へ行ったものだ(僕ではない、一般的な話である)。

 

ところがバブルが崩壊して1995年の阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、1997年の山一證券破綻、2000ITバブル崩壊、2008年リーマン・ショック、2011年東日本大震災などが起こり社会がおかしくなってきた。

 

「あれ?こんなはずじゃなかったぞ」先輩から話に聴いていた会社員人生と今自分が歩いてる人生が違う・・・そう気付いた時でも飛び出すという発想はなかなか出なかったと思う。

 

「我々は『バラ色の未来』が嘘になってしまった最初の世代でもある。」

 

作家真山仁(54歳)の言葉だ。彼は同時に50代に対して「若い世代に対してごめんねもうバラ色の未来はないかもしれないし、頑張っても報われない社会かもしれない。でも、これ以上悪くならないようにやってみるよ」」と伝えろと訴える。

 

そして「50代が実際に出向や左遷や役職定年などで10回こける姿を見せれば若い世代はそれが5回で済む、そうやって捨て石となれ」とも訴える。

 

これもきつい話である。しかし現実的には真山仁の指摘する通りなのだ。状況は確実に悪くなる。その時に人間としてどう対応するか。

 

今のうちに心構えをしっかり持て、少なくともネガティブなままでいては自分がどんどん惨めになるだけだ。これも本当にその通りである。

 

会社が悪い時代が悪いと言ってもどうしようもない、そういう時代に生まれたのだから。少なくとも中東やアフリカの50代はもっと苦労している。

 

食べ物、寝る場所、着るものがあるという大前提がすでに「恵まれている」のだから、自分たちが今何が出来るか、今から考えておくことだ。



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2016年08月24日

狐狩りが始まった

大陸中国人ビル・ルーは43ミリオンドル(約40億円)のカネを持って2001年に入国、2002年に永住権、2007年には国籍取得。

 

しかしビルの持って来たカネは中国で賄賂などで作った黒いカネであった。

 

ビルは習近平がNZで捕まえたかった狐の一匹である。すでに財産は凍結されこれから裁判が行われるが資産はおそらく没収、NZと中国で半分づつになるだろう。

 

そしてこれからも狐狩りは続く。



tom_eastwind at 14:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月23日

ニュージーランドは天国じゃないんだ

いつも言うことだけどNZのオークランド“だから”“だったら”安全だと思わないで欲しい。オークランドは広い。南北に長く地域による治安はほんとに街ごとに違う。

 

更に日本に住んでいる人には少し理解しずらいけど通り安全そうな地域でも一本隔てただけで治安が悪くなる。

 

今回の暴力事件はノースショアの夜のノースコートショッピングセンター内のレストランで起こった。

 

https://www.tvnz.co.nz/one-news/new-zealand/chinese-dont-feel-safe-video-fight-outside-auckland-restaurant-illustrates-their-fears?autoPlay=5093552768001

 

この地域はノースショアなので基本的に良い地区であるがそれでも治安の悪いところはある。ノースコートはそこに当たる。

 

10年前はそうでもなかったし僕も良く買い物に来てたけど今は昼間に駐車場に車を駐めるのも注意が必要なくらいだ。昼間から汚れたグループが車を乗り回したり騒いだりしている。車の窓ガラスが割られても警察は相手にしてくれない。

 

この事件は昨晩中国人経営レストランにマオリまたはアイランダーの薄汚れたグループが店に入り食い物を寄越せと言い出したところから始まる。

 

実はこの薄汚れたグループはノースコートショッピングセンターをよくうろちょろしている。そしてこの店にも何度か表を通りかかって嬌声を上げたりしていたのだ。

 

昨晩はグループの一人の酔っ払った女が店に入り「食い物くれ!」と言い出したから店主の女性が追いだそうとしてこれが二人の喧嘩になった。それを見たグループが騒ぎ出し店側からも近くの仲間も外に出て集団格闘になった。

 

店主は殴られ擦り傷を作られ病院へ。事件を起こしたグループは警察に逮捕された。

 

しかし問題はこれからである。今までは声だけの言い合いだったのが殴り合いにエスカレートしたのだ。そうなると不良集団は強い。店は動くことは出来ない客商売だが不良集団は何時でも店を狙える。そして次はもっと派手に喧嘩をしてやれ!となる。

 

元々彼らは仕事もなくやることもないから昼間から人のいる場所でうろちょろしているだけだ。喧嘩になれば楽しい、そういう連中である。失うものがないから強い。店は壊され客は逃げ、失うものばかりである。

 

うろちょろするだけは警察も取り締まれないからセンターで警備員を雇っているがそれも時間帯や広い地域を管理するには手が足りない。

 

このショッピングセンターは数年前に買い物帰りの女性がカバンを奪われそうになり更に止めようとした白人女性が刺殺される事件があった。

 

ニュージーランド移住の一つに治安が良いというのがあるけど、どこでも無条件に良いと言うわけではない。NZは天国ではないのだ、かと言って地獄でもない。日本に比べればまだマシというだけだって事をしっかり理解して欲しい。



tom_eastwind at 11:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月22日

安倍マリオ首相登場

リオ五輪の閉会式に安倍首相が特別参加、マリオの格好で日本の宣伝を行った。

http://www.sankei.com/rio2016/news/160822/rio1608220031-n1.html

 

安倍首相としても予想以上に健闘したオリンピック強化日本選手に大満足だろう、ちょっとサプライズで日本国民の目を選手から首相に引き寄せる。これらは広告代理店が良く仕込んだ仕事だろう、政治も宣伝である。

 

そりゃそうだ、何故なら国民の目が皆オリンピックに惹きつけられるわけでそこに我が国家の首相である安倍首相が現れれば嬉しくないものは少数であろう。

 

有り難いことである。そうなると国民は国家経済とか目が行かない。関係ない。

これから暫くはオリンピックで人々が賑わうわけで安倍首相はまた時間稼ぎが出来る。

 

その間に国民に先回りして物価上昇2%に至る道筋を示したいものだろう。

 

ただ、気持ちは分かるが今のように世界中で不況と好況が入り混じり二極化が拡大化される中でテレビではオリンピック特集、ラブストーリ、デパートでは高級時計、けど自分の財布を開いてみるとあんまりお金ないって現実に気づく。

 

そしてその「お金ない」に入るのが10人のうち8人くらいではないか。そして物価はこの8人の手取り額で形成されるから物価が上昇することはない。

 

いや勿論上昇させることは出来る、輸入石油価格が上昇すれば一発だ。しかしこれは8人に対してスタグフレーションに追い込むことになる。給料が上がらない中での物価上昇である。

 

なのでここは政府主導で物価上昇とスタグフレーションを起こさないために政府がすべての企業に対して「最低賃金上昇」と「10年間毎年賃金を必ず2.5%上げる」としてしまえば良い。これは自由主義の否定ではあるが元々安倍首相のやりたいのは全体社会主義なのだから早めにやるのもありだろう。

 

企業からすれば自由経済の日本でそんなのあり得ない、給与決定権は会社にありと主張するだろう。けれど日本のすべての会社の頂点に立つのは日本株式会社、官僚である。そこから発する命令に逆らえる会社も国民もいない。

 

安倍首相が官僚に対して「2%よろしくー」と訴えて「相身互いの貸し借り」的に官僚も「やっていいですよ、厚労省あたりで法案書きます」となるだろう。

 

オリンピックは無事に終わり小池知事は東京に戻りオリンピック予算削減とか言うけどそこは政府から別途予算が付いていつの間にかオリンピック予算の話はマスコミからは立ち消えになる。

 

そして迎える2017年からはオリンピック色を全面に出した企画だ。有名選手の練習が観られるツアー、選手とジュニアチームが同じプールで泳ぐ、とにかく国民の視野をオリンピック一色にすること。

 

その間物価は上がったり下がったりするけど国民からすれば「オリンピックが来る!」のだから楽しい。平成オリンピック音頭で踊っていれば良い。

 

政治に要求されるものの一つは国民がどんなに苦しい時でも夢と希望を与える能力である。その意味で奇しくも安倍首相は良い場所にいて良いブレーンに恵まれている。



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2016年08月21日

白血病

原発事故後の被爆で労災認定、元作業員が白血病。二人目

http://www.asahi.com/articles/ASJ8N24TJJ8NUBQU003.html

 

経産省は原発再稼動ありきで活動している。

 

戦前の日本のエネルギー政策は石油ありきであった。米国と関係が悪くなり石油が送られないとなると米国との強調ではなく他で石油を取るために南方に進出、太平洋戦争を始めて関係ないところに陣地広げて最後にボロ負けした。

 

当時の本を読むと無謀な作戦に対して高級参謀が「いや、自分はどうかと思ったが言える空気ではなかった」と発言している。とにかく精神論、兵の武器も食料の補充もまともに考えずに送り込み不沈艦と呼ばれた戦艦は出し渋り戦争末期に撃沈された。どこが不沈艦だ。

 

例えばインパール作戦などは食料補給は現地調達、実行時期がずれて雨季に入りアラカン山脈は普通では越えることが出来ないような状態であったにも関わらずその場の雰囲気で「決めたから行け」である。

 

そこで多くの兵は精一杯頑張って例えば大砲であれば分解して兵士が持ち何とか山脈を越えて山脈を越えたがそこで英国軍に打ち破られて敗走、途中多くの餓死者がアラカン山脈に朽ちていった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/インパール作戦

 

まさに高級な阿呆である。状況が分かってても発言しない。なら何故会議に参加したのか?

 

空気を読む日本人、それが結果的に陸軍大学を主席で卒業したような高級軍部にまで浸透して周囲との調和が先になり「あいつが言うんなら一回やらせてやるか」と戦争の現実から目をそらして破滅を迎えることになったのだ。まさに高級な超高級な阿呆集団である。

 

戦後のエネルギー政策に大きな影響を与えた一つがオイルショックであろう。自前の資源を持たない日本はどうあるべきか?何時迄も中東資源に頼っていられない。

 

そこで経済産業省のエリート達が考えだしたのが原発とウランの再利用である。ウランさえあればこれがグルグル回って永遠にエネルギーが作られる。

 

これを日本の田舎に作ろう、そこから東京に電気を送れば日本は資源確保が出来る!ここまでは「やったー!」である。

 

そこで政府は田舎に向けて原発安全キャンペーンを日本中で行った。「原発は安全ですよ、ほら、どこそこ大学のセンセイも安全と言ってる、信用出来るでしょ、だってあんた、大学のセンセイだよ!」

 

原発を受け入れれば周辺施設の整備も電力会社がやってくれる、発電所の仕事も生まれる。田舎にとっては有り難いばかりである、何てよい話ではないか。

 

唯一の問題は原子力発電所というのはモノでありモノが壊れないという保障はどこにも無いということだ。

 

壊れたらどうするのかと言うと「いや、壊れないから大丈夫」しか言わない。いや、モノはいつか壊れますよね、そう言っても「壊れません」で終わり。

 

設計図上では壊れないと言っても人間が管理するのだ、どこかでミスが起こって壊れたら?「いや、壊れない構造になってますから」

 

つまり官僚が決めた壊れない安全政策ありきであり現実に壊れるかどうかは別の話なのだ。壊れる可能性を認めた瞬間原発誘致は出来なくなる。

 

「でもモノだから一応40年使ったら壊れないけど廃炉にしましょう」。当時の官僚からすれば40年先ってのは自分が退官した後の更に相当先、おそらく自分が死んだ後の話である。だったらそれは後輩が考えれば良い。

 

ところが実際はどうであったか、福島原子力発電所というモノは壊れた。米国など現実主義で動く国では「モノは壊れる」という事実を前提に計画を作る。そして状況が変化すれば変化対応すれば良い。

 

米国人が日本の会議に参加して意味不明になるのはこういう現実主義をトップが理解してもそこは「空気を読んで」優秀な大学を優秀な成績で卒業した仲間内で忖度(そんたく)して足して二で割ったような現実にあり得ん対応をしてしまうわけだ。

 

何故ならそこにあるのは日本の最高学府を卒業した大先輩達が「やる」と決めた計画なのだからそれは絶対に正しいのだ。その後状況がどう変化しようと「やる」のだ、そうでなければ大先輩達の考えを否定することになる。経産相に間違いはない。

 

日本人が一番苦手なのが決断で更に苦手なのが変化対応である。これは役人も一般人も変わらない。経産相の場合でも何も変わらない。そして彼らは法律も予算も政治も握っているから意見が「通る」のだ。それが正しいか?当然だ、先輩が作ったんだから。

 

こうやって日本はいつも大事な所で状況変化に目をつぶり取り戻しの出来ない事になるまでやってしまい、不沈艦は撃沈され安全な原発は吹っ飛んだのだ。

 

しかしだからと言ってそれは原発事故が起こるまでは政府の安全神話を何の疑問も持たず信じこんで無知蒙昧に堕した人々が事故が起こった後に騒ぐのを完全に正当化するものでもない。



tom_eastwind at 08:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月20日

黄色いステッカー

土曜日の朝シティの南行き高速道路にはいつも数台の車が黄色いステッカーを貼って駐めている。今朝も同様に並んでいた。

 

これは金曜日の夜にシティで酒を飲んで南に帰ろうとした人々が警察に捕まりステッカーを貼られて車を置いて帰らされることになったケースだ。

 

飲酒運転は1990年代後半まではそれほどうるさくなかった。タクシーの台数も限定されておりシティで夕食を楽しんで自宅に帰るような普通の人々は飲んでもほどほどにしており事故に繋がることはなかった。

 

ところが1990年代後半になりシティが栄えてKロードあたりに様々ないかがわしい商売が繁盛するようになるとその話を聴きつけた地方の若者が仲間と車に乗りあわせてシティに出てくるようになった。平均年齢20歳である。

 

当時の地方の若者は親が経営する牧場を手伝ったりしていたが何より娯楽がない。せいぜい仕事終わりに同級生と集まるパブでビールを飲むくらいであった。

 

そんな彼らにオークランドシティの話は当然魅力的であった。木曜日にもらった週給を握りしめて金曜日のシティに繰り出してくる。そして仲間と飲み踊り派手に騒いで酔っ払った後に南の街に戻るのだが途中でハンドル操作を間違って次々と事故が起こった。

 

この当時オークランドから南へ下る高速道路の脇には本当にあちこちに十字架が建てられたものだった。中には一箇所に十字架が3本、これは一台の車で3人が亡くなったという意味である。親としてもやりきれないであろう。

 

そのような状況をやばしと考えた警察が高速道路入り口付近で飲酒検査を行うようになった。それが現在まで続き特にここ1年はゼロトーレンス(情けなし)でビシバシとやられている。

 

おかげで1990年代後半のような事故は随分減ったがその代わりシティで食事を楽しんで帰る大人たちも捕まるようになった。

 

大人からすればえらい迷惑な話である。今までは問題なかったのが突然問題になるわけだし実際に交通事故の殆どは25歳以下であるのだ。

 

しかし警察の言うことも当然至極な話で今ではどこのレストランもタクシー会社の電話番号を用意している。またグループで来る時は運転手は飲まないとか、又は運転手はアルコールフリーのビールを飲むとか対応を考える必要がある。

 

さてここからは日本人でワークビザや旅行条件付きの永住権保持者が注意すべき点だが、ニュージーランドに滞在する外国人が何らかの法律を犯した場合滞在ビザは取り消されることがある。

 

だから友達同士で外で飲むにしても飲酒運転は十分に注意することである。

 

頑張って永住権が取れたと言っても最初の2年間はお試し期間であり2年の間に飲酒運転にかぎらず何かの犯罪や事故を起こした場合、旅行条件なしの永住権は発給されず、つまり滞在資格がなくなる可能性がある。

 

この点十分注意してくれぐれも飲酒運転だけはやめて欲しい。どうしても飲みたければアサヒのノンアルコールビールにしよう。



tom_eastwind at 15:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月19日

結婚の証明

最近の日本人の永住権申請時にパートナーが外される事がよくある。日本的に結婚して夫婦でどちらか一人がニュージーランドに来て、例えば起業家ビザを取得して3年後に永住権を申請する。

 

するとNZ移民局はこの場合相方とずっと一緒に住んでないからパートナーと見做しませんとなる事がある。

 

日本の結婚制度とか単身赴任が普通とかはあくまでも日本の常識でNZでは非常識となる。

 

何故ならNZには戸籍が存在しないしだって好きだったら一緒にいるでしょ、何で一緒にいないの?もう好きじゃないからでしょ。それをパートナーに入れることは出来ませんとなる。

 

それに好きなんだったらNZに来た時にパートナー申請すればよいでしょくらいの感覚である。勿論これが通るかどうかは別問題。

 

これは今後日本から単身でやってくる人たちに是非とも知っておいてもらいたい情報である。

 

婚姻証明は3ヶ月以内に発行されたものと認識されており10年前の戸籍謄本は通用しない。殆どの場合、夫婦の結婚式の写真、旅行の写真、手紙のやり取り、共同名義口座など「実態」として夫婦であることを証明する必要がある。

 

それで担当官が納得出来なければ更に追加書類として実態として夫婦であることを証明する書類を出すことになる。

 

いつも言うことだけどこの国は世界中からやって来る移民を相手にしている。特にインドや中国からの申請はとんでもないものがザクザクしている。

 

その為だろうが最近移民局がマニュアルを変更したようで特に婚姻証明は日本で生まれ育った人々には「何で!」と思う事もある。しかしそれが現実であり日本の常識はNZでは通用しないのが現状である。

 

「そこに愛はあるのか!」証明の難しいものの一つであろう。

 



tom_eastwind at 07:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月18日

オリンピック精神

今ニュージーランドで話題になっているオリンピック記事がある。陸上女子5,000メートル走で起こった転倒事故、その後の米国選手とキーウィ選手の行動に米国とキーウィは「これこそ本当のオリンピックだ」と喜んでいる。

 

この記事はハフィントン・ポストが写真付きで詳細を書いているので是非とも読んで頂きたい。

 

http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/17/olympic-runners-crashed-together-willed-each-other_n_11577216.html

 

金を取るだけがオリンピックじゃない、本当に心温まる嬉しくなる出来事であった。そして記事の最後の一行、これがまた本当に素晴らしくて、透明な気持ちで嬉しくなれる。



tom_eastwind at 18:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月17日

街の変化 タクシー

先週のカサドールはマオリ語ではありません、英語を話す狩猟の好きな白人が考えた店名でしょうね。それからウェリントン。明るくてカフェ文化が発達しててこじんまりした成長真っ最中の良い街です。

 

さて、オークランドのシティでは最近「流し」のタクシーが出て来るようになった。これも街の変化であろう。

 

15年ほど前のシティのタクシーの案内は「タクシースタンドでしか停まってません」であった。北半球の都会のような流しタクシーはなかったのだ。

 

それが流しタクシーに慣れている北半球の人々がシティにやって来て街を空車で走るタクシーを見つけて普通に手を挙げて拾うようになり、それならタクシー運転手も「流してみよう」となったのだろう。まだまだ見かける機会は少ないけど変化である。

 

「タクシーは電話で配車するもの又はタクシースタンドに行く」が常識であった従来のキーウィからすると「ふ〜ん」である。

 

オークランドのシティで働く人々は自分たちの常識が最新版と思っているけどいざ流しのタクシーが出るようになれば彼らも「流し文化」に近づくのだろうか。

 

そう言えば10年以上昔タクシーの乗り方の話をした事がある。

 

「タクシーに一人で乗る時はどこに座りますか?」普通の日本人であれば後部座席であろう。

 

しかしキーウィビジネスパーソンは習慣として助手席に座る。なので逆に「もし白人が一人で後部座席に座ってれば米国人か豪州人です」と説明してた。

 

え?と思うかもしれないけど、ではあなたが友達の車に乗る時に後部座席に座りますか?

 

キーウィはタクシー運転手も乗客も社会を構築する仲間であり平等である。社会の中でそれぞれが与えられた立場で仕事をしている。

 

だからお金を払う払わないじゃなくてその前に人として対等で平等、友達なのだから助手席に座るのである。

 

その背景にはこの国の国民皆平等という歴史的背景がある。この国が英国の植民地として始まった当初、この国は社会主義国家として様々な法律が作られた。

 

その背景には当時の宗主国である英国の階級社会、労働搾取、無教育等を観ていた英国からの集団移民が「僕らの国では誰もが平等だ。階級を作らず労働者を守り義務教育で子供を育てる」という革新的な考えがあった。

 

1870年代後半からは鉄道整備と冷凍輸送船が出来た事でニュージーランドで作られた豚肉、羊肉、牛肉などが英国に送られるようになり経済は成長した。

 

こうした時代背景を後ろにリチャード・セドン首相(18931906)の時代やその前後には世界初の女性の参政権、不在地主税(小作人を使って儲けることを許さない)、老齢年金の導入、(医療と教育はすでに無料)等など弱者や労働者側に立った視点で政策を取り入れていった。

 

これがあるからこの国では今も労働者と経営者が平等の立場にあるのだ。

 

このような社会政策を通じてこの国では人々はみな平等であると国民の意識が定着した。大手企業の社長もタクシーの運転手も皆平等な労働者である。皆自分の決まった仕事をして社会に貢献するのだから社長も運転手も平等である。だからタクシーは助手席に乗る。

 

そうやって出来上がった文化であるがこの十数年の人口増加、タクシー運転手の移民化(主にインドや中東)で今までの文化が次第に形を変えていくようになっている。街の変化をこうやって観ていると本当に時代を感じる。



tom_eastwind at 10:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月16日

賞味期限

オークランドで日本の日清カップヌードルを食べたい時はジャパンマートで買う事にしている。現在はシティにも店があり会社から歩いて5分の場所と近い。

 

値段からすれば中国製のカップヌードルの方が半額程度とずっと安いのだがやはり味や保管状態が違うので買うのは日本製としている。

 

お店には色んなメーカーの製品がある。その中で日清カップヌードルはブランド名もあるのだろう4ドル50セント。今の為替レートで350円くらいだ。

 

他にもニュータッチの田舎うどんカップ麺が3ドル50セント(270円)。棚に置いてあるカップ麺は大体3ドル50セントから高いのは7ドル(560円)の家系豪華カップラーメンまである。

 

日本で買う日清カップヌードルは165円前後だし今の日本の価格破壊からすれば信じられない高い値段だろう。

 

だが何せ海外で売るのだ、為替の影響が大きい。仕入れる時に円安なら良いが円高だと仕入れも考えるだろう。

 

ましてや南太平洋を渡って来るのだから輸送費もかかるわけでこういう値段になるのも理解出来る。

 

シティのジャパンマートではキーウィやアジア人がしょっちゅう買い物している。日本語読めないキーウィがカウンターで「コレなんだ?」と聴いているがこれ高いと文句を言ってる人はいないようだ。

 

特にアジア人からすれば安心して買い物出来る日本製品であるから価格はあまり問わないようである。

 

そしてこの店、常に「賞味期限切れ」の棚がありいつもお菓子やラーメンが並んでいる。

 

「賞味」の期限なので期限切れても食べられるのは日本人としては理解出来る。僕もこの棚でスタッフ向けのお菓子を買ってる。

 

例えば先日買った棚にある賞味期限切れの岩塚製菓ソフト豆餅12枚入りが3ドル40セントで売られてた。元値は6ドル80セントだから半額、お店からすると悩む値付けだろう。

 

このお菓子は2016331日製造で2016728日が賞味期限。たった4ヶ月ですか。日本から船で運ばれて棚に並ぶまで約1ヶ月半くらいだろうから大体賞味期限は残り2ヶ月程度である。うわ、2ヶ月経ったら終わり、けれど棚の欠品は出せない。きつい短期勝負ですな。

 

例えば香港製の日清カップヌードルや出前一丁は賞味期限1年である。こうなると中国製の食材が缶詰レベルとすれば日本の食材を扱うのは生魚を扱うようなものだろう。



tom_eastwind at 14:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月15日

私が一番きれいだった時

***

わたしが一番きれいだったとき


街々はがらがらと崩れていって


とんでもないところから


青空なんかが見えたりした

 

わたしが一番きれいだったとき

まわりの人達が沢山死んだ

工場で 海で 名もない島で

わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

 

わたしが一番きれいだったとき

誰もやさしい贈り物を捧げてはくれなかった

男たちは挙手の礼しか知らなくて

きれいな眼差だけを残し皆(みな)発っていった

 

わたしが一番きれいだったとき

わたしの頭はからっぽで

わたしの心はかたくなで

手足ばかりが栗色に光った

 

わたしが一番きれいだったとき

わたしの国は戦争で負けた

そんな馬鹿なことってあるものか

ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた

=茨木のり子

***

 

戦争が終わった時、どれだけの大人が現実から目をそらしていた事に気付いただろうか?

 

昨日まで鬼畜米英と叫び同胞を痛めつけたばかもの共はどれだけ自分の馬鹿さ加減に気付いただろうか。

 

それともそんな事さえも何も考えずに「今日からお上が代わったよ」と言われればひたすら「へへー、何でもお申し付け下さい米国様」となったのが殆どだろうか。

 

どこまでも矜持のない大人の話である。品格のないバカの話である。大人は小娘に笑われてバカにされたわけだ。

 

そして大人の多くが過去を反省せず戦争などなかったかのように態度を豹変させて真っ先に驚いたのが感受性のある子供たちだっただろう。

 

戦時中ニューギニアでは派遣時期で違うけど大体12万人くらいが送り込まれて戦後生きて日本の土を踏んだのは5千人、5%である。ほぼ奇跡的に生還した父親は戦争のことは殆ど語らなかった。

 

父親が遺した当時の覚書の中に日本軍が逃亡する最中に大きな川を渡る場面がある。「おおい!一人鰐に引き込まれたぞ!」

 

オーウェンスタンレー山脈は4mの高さでこの山脈に登り反対側に降りるのは夏装備の兵隊では寒さでやられる。多くの兵隊は山を渡りきれずに凍死した。

 

さらにどこまで行っても食料がなく飢餓地獄に陥り道端には飢え死にした兵隊が屍を晒した。

 

すべては当時の大日本帝国大本営のとんでもない戦争指導が起こした悲劇であった。

 

ニューギニアの脱出を実際に体験した父親から僕が生まれたわけだがもし終戦が71年前の今日でなくあと1年続いてたら父親は南方で戦死していたかもしれない。そうなれば僕は生まれてなかった。

 

今日は日本敗戦の日である。



tom_eastwind at 13:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月14日

IKEA

今日はグレンフィールドショッピングセンターに行く。ここは以前は中流階級の利用者が多かったのだが中流が消えた最近はちょっと上流狙いでテナントを入れているようだ。

 

ダイアモンドがショッピングセンターの中で店頭に飾られているのは強盗が来ない事が前提であろう。

 

いつものようにカウントダウンの前に車を駐めて中に入ると韓国人経営の持ち帰り寿司屋がある。ここで今日は店頭に写真付きで新しいメニューが出てた。

 

RAMEN。8ドル。写真から袋麺と分かるが玉子一個乗っかってるのでこの値段か?それでも興味があるのでマイルド味を注文して5分待ってお店の向かいのベンチに座って食べてみた。

 

これがまさに袋麺。白いプラスチック容器とパカっとした蓋に入って出て来た料理を観るとまさに縮れ麺のインスタントラーメンそのものである。この容器は持ち帰りを想定しているのだろうか。

 

この麺とスープは韓国ラーメンをそのまま使っているようで香港のような「スープは自家製」ではない。今のこの店の売上ではそれは望むべくもないだろう。

 

美味しいかどうか。少なくとも三分の二は食べた。しかしこれをRAMENと看板するか。そうは言っても日本人だってイタリアンやフレンチを思い切り変化させているから文句も言えない。

 

それにしてもインスタントラーメン、本当に世界に普及している。東洋水産さん日清食品さん有難うございますだ。

 

食事後にモールを歩いていると新しくIKEAが出来てた。しかし何故か「並行輸入」とか「スウェーデン製」とかが表に出ててふむむという感じ。

 

NZに来た日本人からすればユニクロとかIKEAとか色んな店に出て来て欲しいわけだが実際には出て来ていない。

 

流通業界からすればNZの市場はあまりに小さくて一気大量展開が出来ないからそれも当然であろう。

 

この店もIKEAと書いた看板は一つだけで後はすべて「スウェーデン製」である。あまり周囲を刺激したくないのか。

 

IKEAの店の10m先にあるのがWAREHOUSEだ。文字通り倉庫でありNZの巨大小売企業である。それと同時にNZのクラブ階級のメンバーでもある。

 

政治の話だけどオークランドやウェリントンにはいくつも閉鎖的なクラブがあり政治の大きな方向性と各メンバーの利害関係調整はここで行われる。

 

うちのオフィスから歩いて5分の坂道の上にも蔦の絡まる歴史あるクラブがあり朝ご飯時間に政府の高級車が停っている。

 

こういう場所で話し合うのはNZ既存企業の利益確保でありWAREHOUSEの同業他社が出てこられては困る。なので法律を「少し」いじって外国資本が簡単に出てこれないようにする。

 

NZは自由主義であり誰でもビジネスに参加出来る、既存のビジネスを侵さない限り。

 

この国の閉鎖性は日本の村社会と同様である。IKEAがこれからどう展開するか分からないが田舎の良い点も悪い点も持ち合わせてるのが今のNZだろう。

 

Glenfield shopping centre



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2016年08月13日

CAZADOR

今日は最近人気のカサドールに行く。シティから南へKFCを抜けてドミニオンストリートの中華街をほぼ通りこした所にあるこの店は一軒家の作りで周囲の雰囲気に調和している。

 

630分に予約して入ったら広めのお店はほぼ満席。白壁には鹿や鴨や各種野生動物の剥製が並んでいる。

 

そう、ここはニュージーランドの狩猟で集まったゲームと呼ばれる肉を主に扱う珍しいお店なのだ。

 

家族経営との事だがテーブルに案内するスタッフや料理の説明をするスタッフなどきびきびとしていて気持ち良い。そして何より食事をしているお客が気持ちよさそうな顔をした人ばかりである。

 

血色良い顔で大声で笑い次々と料理を平らげていくその雰囲気はこちらが観ていて気持よくなるくらいだ。

 

今日は肉が中心なので最初から赤ワイン、お店の人にお勧めを出してもらうとこれがセントラルオタゴのakitu。 当然のように美味しい、ほんとにここ10年のセントラルオタゴワインの成長はすごい。

 

ところで名前、日本語かとも思ったが後で調べたらマオリ語のサミットという意味だった。

 

ワインを飲みつつアンティパストでパンを出してもらうがこれがワインが進む美味しさだ。少し固めに焼かれたパンに中東風の塩赤いペーストを使っている。

 

前菜ではオックステールスープ。これも塩味が効いて美味い。そして何より料理を出すタイミングをきちんと観てテーブルを片付けてくれるスタッフが有り難い。ここまで働くキーウィがたくさんいるのは職場教育が徹底しているのだろう。

 

続いてメインであるがこの店に来ればやはり野生動物料理であり雉を注文しておいた。

 

前菜終了後しばらくして出て来た雉料理はスープベースで色んな豆を使い香辛料もしっかり使い、それでいながら肉の味がしっかりしっとりと料理の中にあり実に美味い。肉の部首も使い分けているようで皮も楽しめた。

 

その頃になると先に来ていた8人ぐらいの2グループが出ていきすぐにテーブルが片付けられて次の8人2グループが手に手にグラスを持って賑やかにやって来た。これまた血色の良い人々である。

 

土曜日の夜、何とも賑やかな事になったこの店でデザートの時に出されたダージリン茶が日本の急須と器を使ってたにはちょっとびっくり嬉しくもある。

 

この店の雰囲気、サービス、味、ここはもう一度来たいお店である。



tom_eastwind at 13:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月12日

IS生みの親

トランプ氏がまたも派手な花火を打ち上げた。

 

http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN10N28Z.html

 

これは新聞によってすこしずつ表現が違っている。上記は朝日新聞で「ISの台頭を許した」とあるし他の新聞ではクリントンがISの生みの親だと書かれている。

 

どこの新聞社もISが米国発のテロ組織であることが表面化すればこれはとんでもない政治問題になることを恐れて後で自分にとばっちりがかからないように戦々恐々としながら記事にしているのだろう。

 

しかし歴史的にイスラム組織に武器と弾薬と資金を提供していたのは間違いなく米国である。

 

元々は1978年のソ連のアフガニスタン侵攻に始まる長い話である。

 

ソ連の侵攻の是非は別問題として当時のアフガニスタンはソ連の同盟国家であった。その国家を治安維持するため=イスラム教の台頭を抑えこむためにソ連の軍隊が送り込まれたのだ。

 

当時ソ連は西側との冷戦の真っ最中であり一時的にブレジネフによる緊張緩和(デタント)が図られたがそれもこの戦争で潰された。

 

短期決戦で片付くはずの戦争が長期化していくと、ソ連が敵であれば敵の敵は味方である。つまり米国にとってイスラム組織は味方であり彼らに武器と弾薬を提供した。これは映画ランボー3「怒りのアフガン」を観ても分かる。当時のイスラム軍は米国の援助を受けていたのだ。

 

この時アフガニスタンに作られた軍事組織がオサマ・ビンラディン率いるアルカイーダであり米国による支援のもとソ連と戦った。

 

1989年ゴルバチョフのソ連撤退までには15千人のロシア兵が死亡した。そしてイスラム軍が勝利したのである。ところがここからイスラム内部で内部分裂が起こり内戦が発生した。

 

この時に出て来たのがタリバン運動である。イスラム教学生運動が主体だった彼らは内戦を勝ち抜き優勢になった。その間資金援助を行ったのが米国である。

 

結果的に1996年から200111月頃までアフガニスタンをほぼ支配することが出来た。

 

つまり大雑把に言えば歴史的に1978年から1996年頃までタリバンを含むイスラム組織は米国から常になんらかの軍事援助を受けていたのだ。

 

ここまでが歴史的な話で近代においては2001911日テロの反撃「自衛的戦争」で米軍はテロを一時的には米国が軍事援助していたアルカイーダの仕業と決め付けアフガニスタンをまた崩壊させた。そこで生まれたのがアルカイーダからの分派、現在のISである。

 

中東のカラー革命を後押しする米国が反政府組織(イスラム組織)に資金援助や軍事援助を行い世俗的政権が倒された。

 

しかしなかなか倒れない政権がある。シリアのアサドだ。

 

米国が崩壊させたイラクで力を付けたのがISであり米国はシリアのアサド政権を何としても倒したい、そこでISに協力して2013年ころシリアへ参戦させた。

 

1993年に大統領に就任したのがビル・クリントンであり彼がアルカイーダを含むイスラム組織を援助していたことを考えればアルカイーダから派生したイスラム教過激派であるISを創りだしたのも大きく括ればクリントンと言える。

 

また小さく括ればIS戦闘地帯で米軍がISに武器を供与しているという話もある。これは米側輸送機が武器を「間違って」IS支配地域に落としたという事だ。これであれば現大統領のオバマもISの協力者となる。

 

トランプが選挙戦に出て優秀なスタッフがあちこちでクリントン叩きのネタを集めているのだろうが、イスラム組織と全く関係ないトランプであれば声を大にして言える。

 

ISを創ったのはクリントン、協力者はオバマ」。

 

但しオバマの為に言っておくと彼は議会と対決して軍産複合体とも戦っていかねばならない立場であり軍産複合体が何かやってもオバマに話が伝わってない事はごく普通にあるだろうし駆け引きとして時には軍産複合体の主張を受け入れるしかない事もあるだろう。

 

ISは唾棄すべき過激派テロリストである。しかし米国内の一部組織は歴史的に、例えば中南米でもCIAを使った革命援助がある。もともと道徳心が一般社会の基準と違うのだ。

 

ISを使えばシリアを潰せる。何故シリアを潰す?ボスがそういうからだ。ならば米国兵を一人も殺されずに済む地元の殺人集団を使ってしまえとなる。

 

ISが砂漠で西洋人の首をいくつ切っても戦争の死者に比べれば大した数ではない、そんな危険な所に行くのが間違いだ。

 

これが現実の政治であり米国は内部的には右手のやってる事を左手が知らないような状態も普通に起こる。

 

ただそれを今回のトランプのように大声でその点を指摘することは誰にも出来なかった。トランプ氏が今まで政治活動を行っていなかったから言えることだ。

 

この問題、トランプとしては何時でも使える鉄砲のようなものだ。



tom_eastwind at 12:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月11日

地球は狭くなりました

オリンピックNZラグビーまさかの2連敗。今回は相手がイギリスと云えどこれはまずい。NZ国民は現在怒りの真っ最中である。100年以上の努力で築いた地位をあっと言う間に失ったとの事。

 

日本の内村航平の場面も出てて鉄棒の大技やってた。NZの午後6時のテレビで普通に観てる。

 

オリンピックはお祭りのように賑やかに進んでいるがそこから約18,000キロメーター離れたベトナムでは南シナ海にロケット発射装置を配置することになった。射程150kmでベトナムが領有を主張する中国が海洋進出している島々にロケット弾を撃ち込める。

 

ベトナムから約1,800km離れたフィリピンでは「中国は仲裁裁判所の決定に従え!」と声を大にしているが、そんなもん中国相手には何の役にも立たない。そして今の大統領は親中と言われている。こうなると中国包囲網のど真ん中に穴が空くようなものだ。

 

フィリピンから3,000km離れた日本の岸田外相が今日フィリピンを訪問しているが日本としては中国の封じ込めでありその為にはフィリピンを味方につけてフィリピンの軍備を整える為の協力しかない。

 

そこで日本の武器供与が可能になる。日本も武器輸出3原則を条件付き認可にしている。または日本が資金援助をしてベトナムのようにイスラエルから最新のロケットを買うことも出来る。

 

いずれにしてもフィリピンを日本側に付ける事は必要だ。その為の交渉だがすでに巡視艇を数隻送っており「日本の巡視船は良いですよー」と宣伝している。ここは何としても味方に付けておきたい相手国である。

 

リオデジャネイロではお祭り気分でオリンピックを楽しみ南シナ海では緊張が続く。そんなニュースを日本から9,252km離れた平和なオークランドで観ている。

 

「地球は狭くなりました」はオフコースが1973年に発表した歌だが小田和正だってその頃は携帯電話もパソコンもインターネットも知らなかったと思う。

 

1973年でも飛行機が飛んで狭くなりましたと歌ってるんだけどこうやってオークランドで生活をしているとそれから40年経ってもまだまだ地球が狭くなっていくのを感じる。

 

ニュージーランドも今は東京からオークランドが約11時間だが10年のうちに飛行機の高速化が進み6時間くらいで移動出来るようになる。



tom_eastwind at 15:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月10日

リオ・オリンピックNZラグビーセブンス

ニュージーランドの今朝のニュースでNZ代表セブンスが負けたとの大ニュース。国民からは「何だこりゃ!がっかり」のコメントの連続である。

 

そりゃそうだろう、負けた相手が格下の日本なんだから。ソニー・ウィリアムズを送り込んで「お、本腰ではないか」と思ってたのに、日本に揺さぶられっぱなしとのこと。

 

そうは言っても殆ど同点のままだからなんて言い訳は通用しない。負けは負けなのだ。日本チームに対する意見は「うん、日本はよく頑張った」であり悔し紛れに文句を言うお国柄ではない。

 

しかし負けた身内に対しては厳しい。そりゃそうだリオまで応援に行ってたキーウィ応援団からすれば「ほんとにがっかり」とのコメントの連発である。

 

しかし底抜けに明るいキーウィだから「よっしゃ、次行こう!」って気持ちになっているのだろう。

 

この国のスポーツへの関心は非常に高く、ちっちゃい子供の頃からヨット、乗馬、ラグビーなど様々なスポーツを学校でも家庭でも普通に教える。だからだろう、体が覚えているから動きが良いのだと思う。

 

人口400万人のこの国で今回どれだけメダルが取れるか分からないがとにかく楽しんで勝つという事が徹底されているのは良いことである。

 

そして日本は昨日に引き続きニュースに出たことになる。天皇とラグビー。キーウィに対して好印象になる明るくて良い話題で良かった。



tom_eastwind at 14:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月09日

東京アイスクリーム

今日の東京の気温は37度。こんな日に外出すればアイスクリームになって溶けてしまいそうだ。実際に37度ってお風呂で例えれば微温浴、つまり外を歩くとは湯船の中を歩くようなものか。

 

数年前に移住した方の理由が「東京は暑くてやってらんない」だった。カフカ的だけどこれもありだろう。

 

日本全国で熱中症で倒れる方が発生しているが普通の体温が36度の人々に37度、岐阜県多治見では39度、こうなると熱いお風呂に放り込まれたようなものか。

 

こんな温度で外回り営業の人々はどうするのだろう?てかどうしようもなく汗をかき水を飲みの繰り返ししかないだろう。お昼ごはんは冷えたざる蕎麦とか冷麺だろうか。

 

こんな時に思う、ユニクロが新しい下着を作る。外気が何度でも常に36度を維持する。いずれ出来るだろう、何せ人間は思いついてからたった100年もかからずに宇宙服を作って人間を月に送るようになったのだから。

 

今のニュージーランドは寒い。今日も昼間で12度だ。夜は4度。北島の中心部では大雪で停電発生、これから2週間は停電が続きそうだ。こういうインフラはまだ弱い。

 

タウポやホークス・ベイでは大雪で電気が止まり学校はお休み。どちらの街もオークランドから南東に300kmほど下ったところにある。

 

クイーンズタウンはマイナス5度だけどスキーリゾートで冬装備の出来てる街だから雪に困ることはない。

 

そんな田舎のニュージーランドで今日のTVONENHKの午後6時のニュースのようなもの)を観ていたら日本の天皇のニュースをやってた。

 

昭和天皇の時代の白黒ビデオから今上天皇の今回の「お気持ち」映像を写してた。NZからすれば他国の「エンペラー」は敬うべしであろう。アナウンサーは特にコメントとしてエンペラーが「生前退位」を希望しているとの事を言ってた。

 

わざわざ遠く離れた日本の天皇のニュースをやってもらえるのは素直に有り難い。

 

ただニュースの中で昭和天皇をそのまま「エンペラーヒロヒト」今上天皇を「エンペラーアキヒト」と呼んでたのは、なるほどこれが外から観た天皇なんだな、象徴天皇でありながらも各個人にきちんと名前を付けて呼ぶ事が当然という認識なんだなって感じた。



tom_eastwind at 08:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月08日

気が晴れる

今日は寒い。昼でも12度だから今晩は4度位に下がるのではないか。午後3時に車のエンジンをかけて外気表示が13度と出て僕は「おい、上がれ」とパネルをトントンと叩いたらいきなり12度に下がった。今年一番の寒さかもしれない。

 

などと言ってると東京にお住まいの方たちには「ふざけんな!冬は雪、夏は猛暑で生活している俺たちをなめてんのか!12度なんて可愛いもんだ、夏の35度、やってみるか!」と言われるかもしれない。

 

ところで月曜日の朝に来たメイルで気が滅入る。

 

洒落にもならない、笑うしかない。この、自分の言いたい事だけ言ってこちらの質問には答えずこちらから送ったメールは読まず、すでにメールに書いてある内容をまた聴いてくる。

 

普段皆さんはどういう風に生活をしているのだろうか。サウンド・オブ・サイレンスにこんなフレーズがある。

And in the naked light I saw

Ten thousand people, maybe more

People talking without speaking

People hearing without listening

People writing songs that voices never share

 

会話の基本であるやり取りくらいは変化がないだろうと思っていたがこれも昭和の古い思い込みなのかもしれない。

 

とにかく聴きたいことだけ聴いたらその後は無視。あるスタッフによれば「そんなもんですよ」とバッサリ。

 

そっかー。日本がいくら世知辛い世の中になったとは言え人に何かを尋ねれば必ず答えがあり「はい、分かりました」の一言があるだろうと思ってる自分がずれているのかもしれない。

 

けどそんな事考える時間もいきなりなくなった。

 

リオ・デ・ジャネイロオリンピック2日目でニュージーランドの選手ナタリー・ルーニーがライフル競技(クレイ射撃)で銀を取った。

 

かと思えば自由形400mで金メダルを取った豪州選手が銀メダルの中国選手について「あいつはドーピングやってるんだろ」これで中国ネットは大炎上。実際にこの中国選手はドーピングで一時期試合参加が出来なかった。

 

賑やかなオリンピックである。ニュースではオリンピック主催側の閣僚がチンピラグループに襲われて同行していた私服警官が相手を撃ち殺して残りは逃げたとか。

 

何だかオリンピックのニュースを観ていると自分が如何に小さい社会で考えているのかって思った。

 

さあそうなればどんなメールが来ても「気が晴れる」である。空に向かって両手を広げよう。



tom_eastwind at 20:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月07日

荒れる尖閣諸島

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【北京時事】沖縄県・尖閣諸島周辺に中国海警局の公船7隻と漁船約230隻が航行しているのが確認された問題で、中国外務省の華春瑩副報道局長は6日、談話を出し、「中国側は関係海域の事態を適切にコントロールする措置を取っている」と強調。その上で「日本が冷静に現在の事態に対応し、情勢の緊張と複雑化を招くいかなる行動も取らず、ともに海域の安定に建設的な努力を行う」よう求めた。

 公船とともに多数の漁船が尖閣周辺に集まるのは異例。中国の強引な海洋進出に批判を強める日本をけん制するとともに、領有権に関して既成事実を積み重ねる狙いがあるとみられる。

 華副局長は尖閣諸島について「中国固有の領土」であり、周辺海域を含め「争うことのできない主権を有する」と従来の主張を繰り返した。 

http://news.biglobe.ne.jp/international/0806/jj_160806_1687078555.html

[時事通信社]

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国境問題は世界中どこでも起こっている。第二次世界大戦後でもキプロス紛争があり人が死に今でもギリシャとトルコはいがみ合っている。

 

日本は戦後幸いな事に国境問題で人が死ぬことはなかった。何故なら隣国に対してお互いに「控えめ」にしていたからだ。

 

ところがここ数年の中国の動きは明らかに「動揺とハネっかえり」である。海洋進出はまだ早いと小平に言われたにも関わらず調子に乗って手を出してしまったものだからこれに中国解放軍も「いけいけ九段線!」となり止められなくなった。

 

何か中国のこのあたり戦前の帝国日本軍を思い浮かべることが出来る。やばいと分かってるのにやってしまう、数値的にOUTなのに牟田口のやったインパール作戦などを喚起する。

 

習近平としては解放軍も制御する必要がありその為に解放軍に対してガス抜き的なある程度の譲歩も必要であるが、それは国内問題なら良いが国際問題ではそれでは済まない。

 

南シナ海ですでに一触即発なのに尖閣諸島でこんなデモをやるってのは明らかに中国政府の動揺である。

 

世界周知の場で自国の主張が否定されこうなるとどうすれば良いのか?後ろに引けば習近平倒閣、前に行けば地域限定戦争である。

 

戦争って戦後の日本人にはピンとこないかもしれないが上述したキプロス紛争だけでなく英国から遠く離れたフォークランド紛争、東南アジア各地域で戦われているのが世界の現実である。

 

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日本が冷静に現在の事態に対応し、情勢の緊張と複雑化を招くいかなる行動も取らず、ともに海域の安定に建設的な努力を行う

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要するに黙って股開けってか?ふざけんのもいい加減にしろである。これは誰もが同様の気持ちを持つだろう。そして日本国民の側から政府に対して「何を弱腰でやってるんだ!」となる。

 

このような行動が次第に世論を構築して尖閣諸島に地上部隊の派兵を行うことになる。そこから限定的戦争が始まる。

 

限定戦争で船同士の戦いならまだしもよい。問題は尖閣諸島で日本軍が陣地を作っても中国からすればミサイル一発で潰せるって事だ。しかし日本からは撃ち返せない、何故なら相手は中国国内から発射しているからだ。

 

「そりゃおかしい、ならば中国内のミサイル基地を先制攻撃すべきだ」事ここに至ると国際戦争である。ミサイル撃ち込まれた土地がすべての中国人は理屈抜きに燃え上がって限定戦争ではすまなくなる。

 

商売がどうかとか後先どうかとか関係なく中国2000年の歴史や古文書を持ちだして「東南アジアはすべてオレのものジャー!」と叫びだして一気に戦線拡大する。この、中国人の切れ方の一線は現場で経験していないと分からない。

 

今はまだ切れてない、動揺しているだけだ。「お前がだまっているなら静かに土地を奪う」であるが、相手が日本でそれが通用すると思っているのは解放軍北部の人々だけであろう。

 

日本人にとってもいよいよ戦後最初の外国との直接戦闘が尖閣諸島になりそうだ。



tom_eastwind at 18:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月06日

うどんパーティ

今日は会員の皆さんにお集まり頂いて「うどんパーティ」を楽しむ。昼前に三々五々集まり一品持ち寄りのワインと料理でまずは乾杯。

 

早速頂いた手作り料理にワインが良く合う。てかこれお酒飲む人用の料理ですね。

 

立食形式なので広い食事会場ではすぐにあちこちでお客様同士の会話が弾む。皆さん価値観が近いからある意味安心して話が出来る。

 

日本で自分の街でこんな事言ったらやばいっしょみたいな事でも、この場所なら話が出来る。

 

メインコースは山盛りの天ぷらに手打ちうどんで皆さん満足して頂いた様子。その後は椅子を集めて大きな食卓を囲んで皆で色んな話をする。妬み嫉み恨み一切なしで明日の事を話す会話の何と気持ちの良いことか。

 

このパーティ会場はシティから車で40分程度の郊外にあるB&Bなのだけど、ここ初めて来た日本人は大体びっくりする。

 

その自然の豊かさ、気の流れ、更にオーナーが導入した露天檜風呂には誰もが喜ぶ。マッサージもありここで一晩過ごせば本当にリラックス出来る。

 

食事は徹底的に自然派でNZを訪れる方がまさに希望する内容である。

 

パーティが終わったのは夕方で皆さん三々五々引き上げていった。運転手役の皆さんは飲めなくて残念、次回ですね。

 

それにしてもこの会員向けの企画は年に5〜6回やってるが、春は桜の花見とか季節に応じたネタで組んでいるがやはりお題目は会員様同士の交流である。参加した皆さんが喜んで頂いてこそである。

 

パーティも無事終了して、さあ次は何を企画するか。取り敢えず明日考えよう。



tom_eastwind at 14:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月05日

情報商材

最近ニュージーランドにおかしな連中が入り始めている。情報弱者向けにネットで「おれは毎年1億円を5年続けて稼いでる!その秘密は!」詳しくは商材買ってねを売る連中である。

 

彼らは表面的には若くて大成功して半分リタイアメントみたいに好きな時に好きな場所に行ける、みたいのを売りにしている。だもんで東南アジアを一通り回った後はニュージーランドの不動産を観てこれも客引きのネタにしておこうということだろう。

 

彼らの発信している内容はきちんと読めばすぐに「あ、C級お馬鹿」と分かるのだけど高校時代までに読書の経験がなかった大学卒業者には素直に心のなかに飛び込んで「世の中そんな美味い話はない」という大原則を忘れさせてしまうようだ。

 

事実は彼らは情報弱者から得たカネで海外旅行しているわけであり買った方からすれば江戸から続く「おおいたち」である。

 

「さあさあ寄ってらっしゃい観てらっしゃい!世にも珍しいおおいたちでございますよー!これはもう観なきゃ損ですよー!」江戸時代の縁日では様々な見世物小屋が並んでいたがそのうちの一つがおおいたち。

 

「そっかそっか、そんな珍しい物があるんなら是非観ておこう」ってんで入り口で入場料払って中に入ると、そこにあるのは大きな板に血糊が吹きかけてあるだけ。

 

おおいたちで笑えるうちはまだ良いのだけど、最近この情報商材をやってる連中の中には「振り込め詐欺」のOBが流れ込んでいる模様。

 

入れ子や出し子をしているうちに客を騙す要領が分かり情報商材ビジネスに鞍替えした連中が情報弱者である若者に上手い口上で一攫千金の夢を観させて入場料を払わせる。

 

いざ買っていよいよ入ってみるとそこにあるのは

*携帯電話の月額をゼロにする絶対の方法!=携帯電話を解約すること。

*一ヶ月で300万円稼ぐ絶対の方法!=1億円の資金を用意して株投資すること。

などなど結局江戸時代から続く「おおいたち」に若者は今も騙され続けて彼らが払ったお金がオークランド行きのビジネスクラスになるわけだ。

 

こういう連中は必ずつるんで派手な格好してヴィトンを見せびらかして「俺たち〜!成功者!」みたいな空気を醸し出しているがひと目観れば中身が空っぽ穴のが分かる。

 

平和なオークランドにこういう輩が来るようになったのはあまりうれしい話ではない。商売するなら他所の土地でやってくれって感じである。



tom_eastwind at 14:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月04日

カツカレー

今日は駄話です。

 

殆どの日本人はカレーを大好きであろう。ここで「殆ど」と一般論で書くと必ず出てくるのが「けどさ、あたしの友達はカレー食べなくて〜」と例外持ち出して喜ぶ連中。知ってるっちゅうに。

 

何で一般論話している時に例外持ちだしてその場の雰囲気で「あたし勝ち!」みたいなバカがいるが本当に学校時代に日本語学んだのか?まあそれは置いといて一般論。

 

僕が行きつけのお店でお昼によく注文するのがカツカレーだ。カツカレーライスではない。どう違うか?ライスがあるかないかの違いである。

 

例えば以前よく言われた自由民主党と民主党の違い、みたいなものだ。どう違う?民主党には自由がない。

 

昨日書いたけど僕は糖質制限で総量規制をしており基本的にカツカレーを食べる時はご飯なし、つまりカツのカレーソースかけになる。お腹がすいたなって思う時はご飯も食べるけど100g程度だ。

 

一日に人間の必要な糖質は体格や体質によって違うと思うけど僕の場合は食べる時でも一日100g程度である。

 

あれ?話がそれた。今日は糖質制限の話ではない。日本のカレーの食べ方の話である。

 

僕は昔からカレーに醤油をかける派である。お店で出してるカレーはソース味でこれはすごく美味しいのだけど、何か塩味が欲しくて醤油をかける時がある。

 

するとそれを観てたある日本人ワーホリウエイトレスさん、もうびっくりである。まるで見てはならないものを見たように恥ずかしげに顔をそらしてドキドキする感じ。

 

何故なら彼女の生まれた街ではカレーの食べ方も決まっておりそこに醤油をかけるなどあり得ないのだ。

 

何故あり得ないのか?それはもう「ならぬものはならぬ」でありこれはもう理屈や栄養学ではなくその街を支配している考え方なのだから「あり得ない」のだ。カレーにはソース、そう決まっている村社会なのだ。

 

つまり街の決まりがすべてでありそれ以外は認めないあり得ない、まさに空気の支配する街なのである。

 

この事で周りに聴いてみると東北から東京まではカレーにソースをかけるのは以前は一般的、関東では何もかけずそのまま食べるのも一般的、けど醤油をかけるのはあり得んである。

 

うーむそうか困ったものだと思いある人に話を聴いた。「カレーに醤油ってないですか?」するとその答が「ふじさわしゅうへん」おお、神奈川では醤油かけるのか、おー、良いではないか。

 

でもって「すごいねふじさわしゅうへん」って言うと「違う!耳かっぽじってよく聴きやがれ、藤沢周平だ!」。

 

彼は東北出身でしょっぱいものが好きでカレーに醤油をかけていたようだ。彼がカレーに醤油をかける事が出来たのも故郷を離れることが出来たからだろうか。

 

僕は山形に住むのは辛いかもしれない。



tom_eastwind at 14:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月03日

糖質制限について

時々他人から糖質制限についてまるで「宗教やってるんですか?」のようにぎくしゃくと質問される「糖質制限、やってるんですか?」。

 

と聴かれるのではまとめてお答えしておくと。

 

やってますよ普通に。別に宗教じゃなし何か勧誘されたわけでもなくネットと本で内容を読んで理屈が分かり興味が出て実行してみてもう2年以上かな継続しています。そして体調がそれ以前と比べて圧倒的に良いのは事実である。

 

具体的には消化器系が非常に調子よく動いてくれる。以前のようなダラダラ感がなくなった。毎日のトイレも欠かさず行ける。内臓に負担感がない。体が軽い。

 

そして何より二日酔いがなくなった。これには僕もびっくりした。ネットで検索して「二日酔いなくなりますよ」と書かれていたが話半分であった。ところが自分がやってみると本当になくなり仕事出来る時間が増えたのが嬉しかった。

 

他にもメリットはある。糖質制限の具体的な方法は検索すればいくらでも出てくるが、ポイントは何時でも開始出来るし合わないと思ったら即日やめることが出来る。誰に相談も不要という事だ。

 

そんな事言ってると今度は「糖質制限ってやり過ぎると病気に〜」って、そりゃ何でもそうです糖質制限に限らずです。ダイエットのやり過ぎで拒食症になるようなものです。

 

糖質制限がヘンテコなように思われているのは「日本人が米も麺も食べない?そんなの日本人じゃない!」みたいな感情論があるのだろうか。ただし僕は米も麺も食べる。糖質の総量規制をしているだけだ。なので「米も麺も食べない」のではない。

 

ただそれ以上に糖質制限に対して大きな偏見があるのは日本糖尿病学会からの攻撃によるものが大きい。何故なら糖質制限という簡単かつ薬不要な健康方法が広まってしまえば製薬会社の作った薬が売れなくなるからだ。

 

製薬会社が厚労省と組んでメタボ診断なんてのを始めたのは別に国民の健康云々よりも糖尿病の薬を売りたいからだ。糖尿病の薬飲んで居酒屋でビールと日本酒飲んでれば何時まで経っても病気なおらず「お薬出しておきますね」となる。

 

これでいっちょあがり!の筈が何故か数年前から糖質制限という民間の健康維持法が広まってきた。やばい!危機感を持った製薬会社が糖尿病学会の先生に何かごにょごにょと伝えるとこの先生がテレビに出たり週刊誌の特集記事を書いたりする事になる。

 

「こんな民間伝承のような話は全然効果がない」とか「やめれば倍太り」とか「病気になった例がこれだけ御座います」とか。そこで一般の方々は「現役の医師がテレビで言うんだから間違いない!」。何せ医師とテレビのコンビは絶対の真実である。

 

個人がどのような健康維持をするかは個人の問題であるが、ニュージーランドで納税はするけど全然病院のお世話になることもなく生活をしていると病院通い大好きな人々には「その前にもっとやれる事あるだろ」って言いたくなる。

 

細くはあるが痩せてない健康生活を続けていきたい。



tom_eastwind at 11:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月02日

バルカンレーン2

昨日今日とバルカンレーンで昼食。賑やかな通りのここの客層はビジネスパーソンである事が特徴だ。

 

今日はざっけないフレンチレストランでAll Day Breakfast(全日朝食)を食べる。おー、これは美味い。2軒続けて失敗の後だったので普通の味が美味しくなるのがオークランドの笑える点の一つだ。

 

隣のテーブルではガタイの良いビジネスマン二人が書類を広げてボールペン振り回して出て来たサラダを食いながらなんかの建設計画の青写真作りをやっているようだ。

 

シティで次々と地下鉄工事やビル建設工事が始まり郊外では政府主導(ハウジングNZ)で居住者用住宅、小さいものは数百軒単位から将来は大きな街を作る企画が既に動いており、ほんと活気がある。

 

今日も食事の後に弁護士にちょっと呼ばれて西オークランドの開発案件についてコメントを求められる。西は10年前から見たら信じられないくらい発達している。

 

高速道路が新しく出来て既存の道路は拡張してそれまで何もない山だったところに数百軒単位で家が建っている。

 

ここも勢いのある地域だ。北オークランドに比べると価格は少し低めなのでシティで働くビジネスパーソンが主な対象だ。

 

彼らは頭金が貯まったら住宅購入申請をハウジングNZに行って予め銀行の審査もOKもらっているので物件が出たらすぐ動けるので買いやすい。

 

このあたりの2~3ベッドルームが大体60万ドルから70万ドル。初めて家を買える人のローンの上限である。

 

と言うか最初から政府主導でハウジングNZが銀行と打ち合わせしながらビジネスパーソンがいくらなら払えるかを計算して、そこから逆算して住宅販売価格を決める。

 

政府がやるのは土地を住宅用地に変更すること、水や電気のインフラ整備と区割りである。それからデベロッパーを呼んで適宜土地を分けていく。

 

デベロッパーは建設業者と組んでささっと家を建ててハウジングNZの名簿に並んでいる人達にささっと売る。

 

銀行が最終的にローン承認してデベロッパーにお金が振り込まれればビジネスは終了。

 

まことに簡単なビジネスモデルである。売れる価格から逆算してすべてを作っているから売れて当然だ。更に政府の土地を提供することで販売価格を通常より2割程度安く設定しているも特徴だ。

 

持ち主は4年間は売ることが出来ないけど4年経てば売れる。その時の2割分の利益とキャピタルゲインは本人のものである。これで次の住宅を買うための資金が用意出来る。

 

人口の急激な増加による居住用住宅の不足、その対策として政府と民間が共同して土地開発をして売る。

 

今後オークランドの急激な発展はその後様々な問題を生み出すであろう。だがそれは北半球のどこの大都市も経験した事でありオークランド市役所は北半球の大都市の失敗をお手本に新しい地図を描いているから問題は最小限に抑えられるだろうと期待している。



tom_eastwind at 08:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

2016年08月01日

バルカンレーン

クイーンストリートと交差するように出来たバルカンレーン通りは1800年代後半から英国からの移民がオークランドに到着して船を降りて最初に尋ねる場所、宿屋であった。

 

英国から約70日かけてやって来た人々にまず必要な物はお風呂と寝る場所と食事である。バルカンレーンでは当時数軒の宿屋があり旅人に必要なサービスを提供していた。

 

当時の宿屋は1階がバーになっておりそこでジンを注文してくいっと引っ掛けて部屋の鍵を受け取って2階の自分の部屋に行く。ジンでなくてもラムもある。

 

荷物を置いたら子どもや奥さんとまずはバーで食事である。英国伝統の食事に美味しいも美味しくないもない。

 

イングリッシュ・ブレックファーストもキーウィブレックファーストも食べる方からすれば同じであり「火を通した」だけの食い物である。塩コショウはご自分で。

 

そんな宿屋の中でも今でもバーレストランとして人気なのが「バー・オキシデンタル」である。今では宿泊は提供していないが2階部分を見上げれば当時の雰囲気が分かる。

 

そんな中今日は市場調査の仕事でバルカンレーンのレストランで食事をすることになった。一軒目は「一体どんなもん出してんだ」と疑問の回転すしレストラン。

 

この店はそれこそ20年近く前に日本人が経営していた時によくお邪魔したものだ。料理人が作る料理は美味かった。

 

当時は近畿日本ツーリストの支店長がここで良く夕食と酒を楽しんでおり僕も時々テーブルが一緒になった。彼は元々名古屋出身で声が大きくて元気の良い親父である。

 

その当時福岡の球団と名古屋の球団が日本一の座をかけて試合をするって事で特に支店長は名古屋出身なので盛り上がっていた。

 

そこで僕が「今回は都会を破って地方都市同士の試合、凄いですねー」と褒めると「なんだこらー、名古屋が日本の中心じゃー」と怒られた。ある意味可愛い話である。

 

さてカウンターに座って回ってくるネタを観てまずは白身さかなを取る。食べる・・。違うな。これは魚を切っただけであり料理ではない。

 

次に鉄火細巻きを食べようと思うけどサーモンの色を観てやめた。それからもずいぶんと面白いもの、例えば小型チヂミ、揚げた何だか中身の分からないもの。

 

こりゃムリだ、これは日本食と言ってるけど全く日本食の態をなしてない。一皿で店を出た僕は次に道路向かいのレストランに入る。ランチタイムであるが客は1人だけ、テーブルはすべてバー仕様のハイカウンター。

 

それでもまあいいや、出て来たメニューを観て一番分かりやすいステーキを注文する。ミディアムレア。10分ほどして出て来た料理は昔懐かし草履ステーキであった。

 

おー、今の時代もまだこれ出している店があるんだ、ある意味びっくりである。

 

草履ステーキとは1990年代まではニュージーランドでは一般的に提供されておりどんな焼き方で注文してもガチガチに焼かれてそのまま草履として履けるぞという冗談だった。

 

付け合せの芋フライ、ブロッコリ、どちらも「さあ食え。新鮮だぞ」である。半分ほど残して店を出たが今日の2軒はまじ失敗であった。けどそれも調査の目的。



tom_eastwind at 22:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌