2018年08月

2018年08月31日

中華文明




近い将来中国人観光ツアーがロサンゼルスに入国する前の機内で添乗員から常にこんな注意をされることがあるだろう。

 

「ここは米国です。殆どの人は中国語を話せません。多くの人は海辺では半裸で歩いています。けれどそれは文明が発達してないわけではありません、彼らは彼らなりの文明を持っているのです。なので相手が中国語を話さないからと言って馬鹿にしないで下さい」

 

1700年代に西欧で産業革命が起こるまで世界のGDPの三分の2は中國とインドだった。多くの発明は紀元前の中国から始まり中國から世界に広がった。

 

例えば火薬、羅針盤、紙と活版印刷は中国の発明である。火薬が発明されたからこそ銃や大砲が作られた。羅針盤があるからこそ大海に乗りだせた。紙が出来るまで西洋では羊皮紙やパピルスに頼ってたわけだから文化の大変貌である。

 

特に西洋がローマ帝国が崩壊して中央政府や中央国家がないまま泥で作った家や貧しい生活を送っていた時代、中国は西洋から観れば東洋の巨人であった。

 

シルクロードは誰もが知っている言葉だが、それは中国の文明が西洋に送られた事を意味する。絹、茶、陶器、西洋では小国が戦争ばかりしている時に東洋から余裕のようにこういう商品が送られて来て、受け取る方からすれば「中国はすごい!」であったし、これはその後14世紀まで続いた。

 

その後中国は西洋との取引を次第に止めるようになったが(このあたりをまともに書くと日本の幕末史より長くなるので割愛)それでも1800年代まではまだ「強い国」と思われてた。

 

そこに英国がアヘンを持ち込み挙げ句の果てに戦争を仕掛けると、実は中国が張子の虎とわかりそこに明朝の弱体化を観た列強各国は北京に大使館を置き中国と対等の交渉をするようになった。

 

中国からすればえらい迷惑である。今まで鎖国して寝てたのが、ある日突然白人が勝手にドアを開けてやって来てアヘンを売り戦争を仕掛ける。

 

おまけにキリスト教の布教の自由と言う名の下に田舎の街に教会を作りキリスト教徒でなければ薬は売らんとかとにかく徹底的に教会の美名の下に農村支配を図ったのだ。

 

本当に一方的な話だ。挙句の果てに義和団の乱が起こり遂に清朝はその後長年の歴史を閉じる。

 

世界史から観ればなんてことない話だが当事者である中国からすれば世界最大の文明国でありながら後発国であり文化や文明を教えた国から勝手に攻め込まれた「ふざけた話」でありメンツを大事にする中国としては「何時かは取り返す!」と考えた。

 

その先発が小平である。日本の新幹線に乗り松下電器を訪問してその文明の高さに感激して「まずはここらから学ぼう」としてその後中国内に経済特区を作った。

 

しかし小平からすれば経済特区は夢の実現のための一つでしかない。彼が目指したのは世界の王者である中国を取り戻すことである。

 

すべての国が中国に朝貢をして中国は彼らに返礼をする、そういう世界を取り戻したい、それが小平の夢であり今の習近平に引き継がれている。

 

つまり彼らは失われた財産の取り返しだけでなく、長い歴史の中で中国が失った「世界一」と言うメンツを追いかけているのだ。

 

中国人のメンツのうるささは本当に半端ではない。日本人だってメンツがと思うだろうが彼らの社会に入っていけば、喧嘩の際にお互いの名を名乗り怒鳴り合い最後には人数集めて殺すまでいく。

 

数年前まで僕は中国に対する懐疑派だったが、習近平が倒されても次に出てくる人物が中国世界イチというメンツを持っている以上、誰が出てきてもねずみたたき、国是は変わらない。

 

12億人を相手にいちいち一匹づつネズミたたきやってもきりがない、高校生の喧嘩じゃないんだし相手が欲しいのはメンツは取り返す、これだけなんだから形の上で返せばよい。

 

そして早いうちに中国海洋支配権を抑えることが出来る日本主導の「東洋の真珠」があるうちに日本にとって平等な取引が出来るように、攻防両方で構えた対応をすべきだろう。でないと時間だけ経てば中国に不平等に飲み込まれるだけだ。

 

しかしまあここまで「面子」にこだわるのは「Bee Bip High School」的である。山田くんが言ってた、あいつとは友達になっておこうって。



tom_eastwind at 20:28|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月30日

右手首に激痛

 



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週間ほど前から体調が良くなく、いや理由は分かってて真夜中までの仕事とここ数ヶ月プールにも通っておらず、段々めしが喉を通らなくなる。仕事→運動不足→食事→体力減少、筋肉劣化である。

 

こういう時はよたよたと会社に行くより朝から自宅で仕事をするほうが良い。

だもんでここ3週間は自宅勤務を入れてた。

 

ところが先週の月曜日あたりから今度は右手首に激痛が走る。指一本動かすだけで脳みそにズキーン!と来る。しかしこちらはパソコン使ってのビジネスだから何とか無理やり痛くないように入力するが、やはり痛い。

 

仕事量を控えて右手首を使わない作業を考えたり。けどまあこれは多分神様が「少し休め、そしてもっと食え」と言ってるのだろう。

 

幸い万年筆の紙はカバンに入れてるからと考えてふと笑った。万年筆、持てるの?

 

ブログはしばらく速度落とします。あと3週間も経てばもう大丈夫かとは思います。



tom_eastwind at 08:13|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月29日

かんかんのう、きゅうれんすー




何だかまた馬鹿な話だけど、障害者の法定雇用率を満たすために死者を参入したり強度近眼の職員を参入させたり、日本は公務員が率先して法律を無視する。そのくせ民間には法律守れという。まったく法治国家ではないな。

 

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236401

 

自分の都合の良いときは「法律ですから〜」とさらっと言っておきながら事柄が自分の省庁に関わると「過去の先輩からの申し送り」で死人を障害者に入れたりする。

 

何だか最初に感じたのが落語の「らくだ」である。江戸時代の長屋を舞台にしてラクダという渾名の男が死んだ。そこにやって来た仲間が「どうするかね、こりゃ」てんで、まずは長屋の主に「香典代わりに酒と食い物モッテコイ」と言う。

 

すると何とこのラクダ、入居した日から家賃を払ってない。なのに泥棒に追い銭が出来るかよ!と怒る。

 

すると仲間が開き直って「じゃあこの死体でかんかんのう」をやるぞと意気込む。大家はそんな事出来るもんかと開き直って「やれや!」

 

そこで仲間はらくだの死体を担いで浄瑠璃のように死体を踊らせる。その時の歌の歌詞が「かんかんのう〜きゅうれんす〜」である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/らくだ_(落語)
 

このカンカン踊りにびっくりした大家は酒と料理を用意させる。その後も噺が続く大作であるが、要するに無理が通れば道理が引っ込む、長いものと先輩からの申し送りが法律より優先、けど一般市民が暴力行為に出れば役所は弱いという事実である。

 

じゃあ役所に死体持っていってカンカン踊りさせるかって話である。

 

考えてみれば日教組、総評、同和、在日と様々な「カンカン踊り」出来る団体なら無理が通る。しかし一般市民はカンカン踊りが出来ないので法律をそのまま押し付けられる。

 

今回は誰か行政機関の建物の入口でカンカン踊りやらないかな。



tom_eastwind at 23:04|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月28日

外国人不動産購入制限法制化




いよいよニュージーランドでも正式な法律としてNZ非居住者の不動産購入制限が導入された。ここで日本人ビジネスマンは必ず抜け穴探しをするがNZではやらない方が良い。王道の真ん中を歩くやり方でないと後で追跡される可能性がある。

 

ここが日本のやり方と違うところで、日本は入り口で規制をかけて入り口さえ乗り切ればOKというところがあるけど、NZは入り口規制を抜けても後から調査が入り、その時に「悪いやり方」と思われるとその方が大変だ。

 

 

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外国人の不動産購入規制に関する法律がついに成立

 

外国人による住宅購入を大きく規制する法案が、最後の国会審議を通過し(63賛成57反対)、最終手続きであるRoyal assetを先週22日に終えて、正式に法律となりました。(Overseas Investment Amendment Act 2018)

もともとの法律であるOverseas Investment Act 2005は、都市部以外にある5ヘクタールの以上の土地や、特定の島の土地、歴史的に重要な土地などをSensitive landと定め、外国人の購入を制限するものです。今回の法律によりそのSensitive landの中に、「residential land」が加わることになります。

これにより今後は、観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザ、ワークビザ保有者の購入は規制され、永住権保持者、市民権保持者のみがOverseas Investment Office から許可を得ることなく購入をすることができます。また自由貿易協定の関係で、オーストラリア人とシンガポール人は対象となっていません。(ちなみにLand Information New Zealand のレポートによると、201710月から12月の間に行われた1599件の外国人による不動産購入のうち、最も多かったのは中国人の480(30%)、次に多かったのがオーストラリア人の384(24%)でした。)

施行日は20181022日です。
つまり、1022日の施行日までに行われた不動産取引は、この新しい法律が適用されません。例えば、ローンが組めることを条件として施行日前に不動産売買契約を交わした後(conditional)、施行後にローンを組むことができ(unconditonal)、決済日が1か月後である場合、OIOの許可は必要ありません。

施行後もいくつか例外規定があり、たとえば20戸以上のアパートメントなどの開発にかかる住宅の完成前の購入は、外国人であっても行うことができる(ただし住むことはできない)等、いくらか制限の緩和がされています。

 

法律が成立した一方で、最新の統計情報によると、外国人による不動産購入は全国で3%と少なく、規制をすることによる不動産価格下落はあまりないのではとする見方もあります。また、建築許可のプロセスを早める、建築労働者の確保、LVR規制のファーストホームバイヤー向けの緩和等、この法律の改定よりも他にできることはあるのでは、という意見もあります。

今後10年間で手頃な価格の住宅を10万戸建設するKiwibuildも動き出しており、申し込みも始まっています。また、State houseと呼ばれる政府が家賃を保証する低所得者向けの住宅も2022年までさらに6400戸建築することも発表されました。建築許可も現在の年間約約3万件から5年後には4万件以上に増えると推定されており、今後どう不動産マーケットが変化していくのか、引き続き注目する必要があります。

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上記は当社のメルマガ記事だが、メルマガ取ってない人向けに情報提供。



tom_eastwind at 22:28|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月27日

出国カードがなくなる





今年11月からニュージーランドを出国する際の手書きのカードが不要になる。そりゃそうだろう、パスポートがこれだけ電子化されてしまえばデータは電磁的に回収可能だ。

 

それにNZ入国時ならいろいろと調べることも必要だが今からNZから出ていきますって人を相手に時間と労力を使ってカードを書いてもらっても意味はない。

 

オークランド空港出発口で一番多い質問は「すみません、ボールペン貸してください」である。今後これがなくなるだけで空港職員の手間も省けるというものだ。



tom_eastwind at 22:13|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月26日

住む場所




ニュージーランドでは労働党政権になって新しい目玉政策としてホームレスに住居を提供すると言ってるが、それは国民党の手法と全く同様である。ただ対象が少し違っている。国民党時代はファーストホームバイヤー向けが中心でありホームレス対策としてはハウジングNZに格安の住宅を提供することであっt.

 

労働党政権がやるのは住宅関連の公共事業を「ホームレスに住む場所を」と訴えているがホームレスの殆どはマオリやアイランダーである。彼らは元々自分たちの田舎に住む場所があった。

 

彼らが急激にシティに増えたのも、要するに自分の村じゃあやることがねえ、シティに行って乞食をすれば金になると覚えたし友達出来るし炊き出しもある、おまけに何だか賑やかじゃねーか、そんな事からである。

 

だから彼らに住宅を提供しても意味はない。昼間は乞食をやりに街に出てくるのだから。なので以前市議会で提案があったように乞食にカネを渡したら、渡したほうが罰金払うと言う仕組み等もっと現実的な案を導入することだ。

 

だからここで考えるべきことはシティのホームレス対策とファーストホームバイヤーを混同しないことである。ホームレスはシティに立ち入り禁止とか、彼らに住む場所を与えるが一日8時間の労働と自分の居住地から出てはいけないとかである。

 

なので本来あるべき姿は国民党時代のようにまずファーストホームバイヤーに低価格住宅を売ることだ。今まさにうちがやってることが社会貢献であり一般国民の希望である。



tom_eastwind at 19:36|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月25日

消費税




こればかりは困ったもので、消費税を上げた年は確実に経済が沈む。国民に対して直接税金取っておいて、その代わりに子供の教育費を安くしますとか子供が

いない人々には関係ない。防災対策にあてますと言っても緊急国家予算でやればよいと思われる。

 

要するに取る方と出す方の認識がずれているのだ。普通に考えれば一個の財布から税金取ってそれを国民に再配分するわけだから、消費税が10%になろうと国民には大きな問題ではない。いやだったら住民税とか他の名目で取っても良いのだから。

 

世界では消費税が主流である。企業の税金を安くすることで自分の街に誘致する。これで雇用が生まれる。雇用された人々がお金を遣って政府がそこから消費税を取る。

 

ニュージーランドの消費税はすでに15%である。これ以外の税金としてはPAYEがあるがこれは源泉徴収税であり平均15%程度である。これで医療、教育、年金など社会保障を賄っている。

 

日本のように細目を作って「これは税金ではなく社会保障費です」とか「地方税です」とか言うが、要するにすべては税金である。所得税は低いと言いつつ合計でたっぷり支払っているのは日本の方なのだ。

 

そしてNZでは消費税は内税であるから日頃の買い物をする時に15%の痛みを感じることがないので消費者感覚としては「手頃な税金」と言う感触がある。なので選挙時の争点になることもない。要するに政府が財布から持っていくけどそれはきちんと再配分されている納得感があるからだ。

 

日本で消費税が上がると経済が沈むのは単純に国民が経済馬鹿だからだ。これが消費税ではなく他の項目で少しづつ間接的に取っていけば皆さん喜んで支払う、国民の義務でしょって。

 

ところが政府が直接個人の財布に手を突っ込む消費税にすると国民はいきなり消費者になって「大変だ!」となる。

 

これがおかしいのだ。個人の財布からどのような名目で税金を取ろうと結局国家予算は税収で賄われているのだから。

 

じゃあ介護保険導入時に国民は反対したか?消費税の時だけワーワー言うのは所詮脊髄反射でしかない、これが政府が「民は由らしむべし知らしむべからず」で国民にきちんとした「お金の勉強」を施さなかったことで起こっている弊害である。

 

まさに政府が国民を馬鹿にした状態で消費税をあげようとして国民に脊髄反射されると言う「天につば吐けば」となっている。



tom_eastwind at 16:14|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月24日

テナント規制が変わる




ニュージーランドではテナントの権利がすごく弱い。家賃が突然上がっても抗議出来ない。言われた金額を払うか、出ていくかである。

 

またオーナーが退去通知をすれば期限は一ヶ月ちょいくらいで次の家を見つけて引っ越すしかない。

 

これは日本では考えられないがNZでは何の理由がなくてもテナントは強制退去させられる。

 

なので今回の改正で労働党はテナントの権利を守るために新しい規則を導入することにした。
これはとにかく住宅不足が原因である。
 

1・家賃の値上げに上限をかける。

2・退去通知後90日までに退去すれば良い。

3・理由なき退去通知はだめ。

とやるようだ。いかにも労働党らしい。

 

日本で生活をして来た者からすると「当然じゃない?」となるが今までのNZではこれが通ってきた。

 

しかしこの法改正でNZでは全く違う問題がある。それが「悪いテナント」である。

 

テナントって分かってるのに家の中でふざけて壁を蹴飛ばして穴を空けてみたりキッチン周りは油べたべた、庭の掃除もせずとにかくオーナーからすれば自分の家の価値が落ちる。

 

でもって修理費払えって言っても「ボンドを払ったんだ、カネ返せ!」と、全く会話が成立しない。

 

日本ではテナントが強いから一旦入居させると退去が難しい。だから入居の際に十分な背景調査を行うか、または短期貸出という形を取る必要がある。

NZもルールが変われば今後はテナントの質と背景調査が必要になるだろう。



tom_eastwind at 15:36|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月23日

本は2度読む




僕は小学生の頃から文庫本を読み漁りで文字通り「ずいぶんたくさんの」本を読んだ。会社の会議室も壁一面が本で埋まっているが、これは殆どがオークランドに来てから集めたものだ。

 

最初の頃はホテルの近くにある大手書店に行って面白そうなのを10冊位まとめ買いしていた。しかしAmazonをチェックしてみるとまさに山程ある。そして日本のAmazonは書籍であれば殆どがニュージーランドに郵送可能である。

 

またNZに送れない品物の場合は一旦都内のホテルに送ってもらい部屋でスーツケースに移し替えていた。なので何時の間にか壁一面が本になったのである。

 

本には面白いことに一回目に読んだ本の印象と二回目に読んだ印象がずいぶん違う場合がある。僕にとって毎回違う印象と学びになったのは五味川純平の「人間の条件」である。実はこの本は日本から持ってきた数少ない本である。

 

古い体裁だし戦後すぐに書かれたので文字も小さい。これが6冊シリーズになってて様々な場面を観せてくれるのだけど、これが読むたびに印象が変わるのだ。

 

最初に読んだのが小学校の時で作品としての面白さを楽しんだのだが、1年経って読み返すと今度は本の細部に目が行くようになった。

 

超エリート大企業である満州鉄道で働く主人公の梶が冒頭で雪道を歩きながら恋人と話す場面、鉱山で起こった事件では何とか中国人労働者を救おうとする場面、戦場では日本陸軍の理不尽さを描く。

 

とくに軍隊と一緒に行動する売春宿の実態も詳しく描かれる。その部分を読めばいわゆる「慰安婦問題」なんてありえない事が分かる。

 

この本は年に一回くらい読んでたから毎回違う角度が観えてきて面白い。それと言うのもおそらく僕が学校や社会で1年間で学んだことで違う角度から読むことが出来るからなのだろう。おかげでこの本は僕にとって一種の試金石になった。去年と同じ角度でしか読めなければ成長していない証拠だからだ。

 

だから最近2年は読んでない。というのも、そろそろ学び尽くしたかなと感じるようになったからだ。勿論内容もしっかりしており、だから拾い読みするには良いが6冊通読はもういいかなって感じだ。

 

そんな感じで、自分が興味を持った一冊は2度読みした方がよいと思う。何が良いか分からなければ中國の古典であろう。

 

司馬遼太郎も良いのだけど、いきなりあれを読むと司馬遼太郎の世界に入ってしまい歴史的事実から「ずれて」しまい「司馬の世界」に入ってしまうからだ。

 

最初から「これは事実ではない」と割り切って考えつつ読むなら楽しいし学ぶものがあるのだがそれなしに読むとやばい作品である、それだけ魅力的な本なのだが。

 

いずれにしても本の2度読みは自分自身の学びの場として役に立つ。



tom_eastwind at 15:28|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月22日

拷問?研修?




時速300kmで走る新幹線の真下に潜り込む。JR西が作業員の精神教育でやっている。

 

https://mainichi.jp/articles/20180824/k00/00e/040/305000c#cxrecs_s

 

全くやれやれである。戦前の日本の精神教育のようだな。それとも選ばれた人だけが拷問として入れられてるのか、そこはこの記事では分からない。国鉄からJRに移管するときも相当に揉め事があったが当時は国鉄と組合の戦いだったから拷問もあったと思う。

 

しかし今の時代、これだけ法整備がされているのによく思いつくな。もしかしてJR西の幹部が若い頃に拷問されたので今になって仕返ししているのかもしれない。しかし拷問なら明確に犯罪だし研修なら「お前ら本気?」である。

1970年代の学生運動による総括殺人、浅間山荘における警察官射殺、それに比べれば楽だろーとでも
言いたいのか。

日本のJRにはまだ極左が残っている。中曽根政権時のように、
安倍首相が東だけでなく、他の極左にも何かしてくれんかな。


 



tom_eastwind at 00:29|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月21日

通話料4割減らす





何だか突然菅長官が公演の際に発表したのだが、国民共有の財産である電波って、じゃあテレビ局は今までいくら払っていたの?

 

戦後のこの電波利権こそ最も大きな問題であり電波利用権は明らかに不公平である。携帯電話会社は自分たちの本来負担額より大きな額を払ってきた。

 

なのに今回突然こんな事言いだしたのは楽天から何か言ってきたのか、それとも持論なのか、それともテレビ局に「何か言ってよー」と言われたのか、いずれにしても現時点では発言の真意は不明である。

 

もしかしたら菅長官がいろんなところから上がってくる「陳情」を受けて、わざとこんなロケット花火を打ち上げたのかもしれない。

 

ほんとに、日本の政治は魑魅魍魎である。

 



tom_eastwind at 00:11|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月20日

KiwiBuildー10万戸の住宅を建設へ






これからますます不動産需要が急増するぞ。だって普通に働いているサラリーパーソンが家を買えない。日本に住む日本人ではごく普通と思うだろうし、第一ニュージーランドの住宅需要を知らないから不動産価格上昇って「え?あれってもう20年前に終わったんでしょ」って、それは日本の話しでここはNZ.

 

僕がどうこう書くよりも数字で明確に出ているので観てもらった方が良い。

 

*****

現在のニュージーランドは、増え続ける人口に対して、住宅供給が全く追いついていません。住宅価格に関しても、初めて住宅購入をしたいFirst home buyerにとって、到底購入できるような価格ではありません。

そこで労働党政権は、2028年までの10年間で10万戸の手ごろな価格の住宅を、20億ドルを投じて、供給することを決定しました。これをKiwiBuildと言います。

住宅の建設は、20196月までに1000戸、次の20206月までの1年間で5000戸、20216月までの1年間に1万戸、それ以降は12000戸を2028年まで毎年建設を行う予定です。少なくとも5万戸はオークランドで建設が行われる予定です。

購入を希望する人は登録をする必要があります。
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のニュース(719)によれば、717日までの登録者数は、オークランドが最も多く22,891人、次いでウェリントンで7,176人、タウランガ4344人、ハミルトン4335人、クライスとチャーチ3176人と続きます(複数の地域を選択することが可能)

登録の要件としては、
・永住権、市民権を有している
・住宅購入が初めてであること
・少なくとも3年は居住する意思があること
・収入が独身の場合に年間$120,000、夫婦などの場合は$180,000を超えないこと
が挙げられています。
登録後は、住宅の完成に近づくと審査が行われ、これを通過すると、抽選を受ける機会を得ます。そして、平等に行われる抽選に選ばれれば、購入のプロセスに進むことができます。

建設される住宅価格は、地域によって異なります。例えば、オークランドとクイーンズタウンでは、1ベッドルームで$500,0002ベッドルームで$600,003ベッドルーム以上で$650,000を上限としています。ちなみに現在のオークランドの住宅価格の中間値は$850,000(20186)であり、安く供給がなされる予定であることが分かります。

現在KiwiBuildの進行状況としては、例えば、オークランドから車で南に50分ほど離れたManurewaの近くのPapakuraという地域で30戸の住宅の建設が行われています。そのうちの18戸は今年20188月の完成を目指しており、残りは年内を目処に進められています。最終的には、24ヘクタールの土地に600戸の住宅が建設される予定です。
価格は2ベッドルームの家が$499,0003ベッドルームで$579,000,4ベッドルームで$649,000と予想されています。
またMt AlbertにあるUnitecのキャンパスがある土地29.3ヘクタールを、政府は住宅開発のために購入をしています。

1991
年当時、40歳以下のうちの約半分の人が自分の住宅を所有していましたが、現在ではおよそ4分の1の人しかマイホームを持っていません。Housing and Urban Development の大臣も述べていますが、10年という長期のこの計画には、土地の確保、労働力の確保、建設許可の迅速さ、開発の期間等、チャレンジすべき点は多々ありますが、住宅不足解消は重要な課題であり、そのためにもうまく進めていってほしいと思います。 

<参考>
https://www.labour.org.nz/kiwibuild
http://www.mbie.govt.nz/info-services/kiwibuild/work-programme
https://www.stuff.co.nz/national/politics/105600684/aucklanders-dominate-kiwibuild-registration-numbers
https://www.nzherald.co.nz/business/news/article.cfm?c_id=3&objectid=12082766
https://www.interest.co.nz/charts/real-estate/median-price-reinz 

*****

 

現在のオークランドは深刻な住宅不足である。



tom_eastwind at 00:10|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月19日

断捨離






どうも断捨離を捨てる事だけと理解している人がいるが、あの概念は良いものを選ぶ、不要なものを捨てるである。

 

だからゴミ掃除ではなく今自分の目の前にあるものが自分にとって必要か、また同じような性能であれば自分が使いたいのはどっちなのか?

 

そうやって自分の本当に欲しいものだけを残す。これは人間関係も同様ではないかと思うが断捨離の断は決断にも繋がり、決断して不要なものを捨て、最後に自分の人生に影響を与えない人であればこちらから離れる。

 

そうやって簡単な人生にしてしまえば人間の背中に羽根が生えて空に飛べそうになる。

 

あんまり難しい話ではない。そう言えば随分前に15人くらいの日本人中年団体が来てた。「何やってるんすか?」と聴くと「半日断食!」と嬉しそうに言うが、そんなもんでわざわざ本を出版して仲間を集めてもシティで食べてたらあまり意味ないと思うし。

 

どうせ断食するならやり方が〜と思うのだが、相手はお客様なので余計な事は言えない。ツアーの最後に聞き耳立ててると、どうもこれ誰か一人を仲間に入れるためのグループツアーだなって思った。

 

それに比べれば断捨離は日本人全体に柔らかく伝わっており、後は正確な意味が拡大されるとよいと思う。



tom_eastwind at 23:47|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月18日

およがせ釣り




いつも観るNZ掲示板サイト「お助け掲示板」がある。ここは普段は普通に「どこでサーモン安いですか?」なんだけど2日前に立ったタイトルが「およがせ釣り」。

 

うお!いよいよここでも出るもんが出たか、そう思って開くと、

 

***

泳がせ釣りはCornwallisなどウェストでするイメージがあるんですがOrakei桟橋やDevonportサイドでも出来るのでしょうか?
もし出来るようでしたら仕掛けなどアドバイスの方をよろしくお願いします。

***

 

なんじゃ、染まっているのは俺の方だったか。もっとニュージーランド生活を楽しまなきゃ。



tom_eastwind at 22:56|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月17日

社内面談




この日も面談で頭を使う。今日は社内会議室だが面談する方がお客様なので社外会議。何か間違ってるか?面談、で良いのか?

 

ぼくは昭和の日本からニュージーランドに来たので平成終わりの今の日本人と会話すると言葉上手く伝わらないかも。

 

今回も投資案件で、どうすれば自分に一番有利かを知りたい、けどこの国では一回こっきりの客は「食い物」である。銀行も証券会社も投資会社も、自分が如何に短期で最大の利益を出せるかだけを考える。

 

だもんでまずは僕のようなお客様の側に立ってその方のために長期取引が出来る会社を紹介することになる。そりゃそうだ、銀行だって証券会社だってうちとは長期取引をしているわけでうちの先のお客様を喜ばせてくれればまた次のお客様を呼んでくれる。

 

僕は面談の内容によってどことどこの会社を組み立てる事がこのお客様の一番かを考える。どんな人も得意不得意がある。だからそれを読み取って何を望むかを聴き込んで最適解を作ることにしている。

 

それにしてもこの組立はお客様が自分の欲しい状態の優先順位がはっきりしていないと組み立てても途中で壊れる。だから話をお伺いしながらこちらから様々な角度で針を突いたりモリを見せたりしながらお客様の優先順位を整理する。本当にここが一番重要な場面である。

 

でもって会議が終了する頃には自分の頭がパンパンになっているのが分かる。こういう時はとにかくパソコンを閉じて目を閉じてゆっくりと考える。冷水器がすぐ近くにあるので水を少しづつ飲む。

 

それからポートフォリオを頭の中で作る。この方の現在のポートフォリオはどうなっているのか、契約時点で解約時期変更可能か利率の交渉可能か、追加で入れる商品は何が良いか、こういう事を考えてればそれだけで一日が終わってしまう。何せ選択肢が多いのだ。

 

そして最適解はあくまでも現時点のものであり必要に応じて組み換えもする。

そんな作業ばかりだな、だから運動する時間もなく食事をする気持ちにもならずである。



tom_eastwind at 22:31|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月16日

ガリガリ君



日本は猛暑のようで、東京あたりはもう熱帯になったのではないかという感じだ。しかし東京都心のビルは熱帯仕様になってないからもろに暑くなる。そしてこれから先も暑くなることはあれ、気温が下がることはないだろう。

 

オークランドの冬は15度前後でちょっとひんやりする。夏場で25度くらいが上限だろう。

 

これは世界中で同時に起こっているようで、要するに地球の温暖化である。昔の熱帯と言えば赤道直下で亜熱帯が沖縄くらい。東京は温帯と考えていた。

 

ところが温暖化は赤道から北と南に向けて気温を高めていってる。だから食料の産地も変化する。以前は採れてたものが以前採れなかったものが出てくる。今までバナナと言えばフィリピンバナナだったが今後は東京ばな奈になるかも。

 

結局太古の昔から地球人はそうやって地球と折り合いをつけながら生活をしてきた。逆らっても勝ち目ないし。

 

だから砂漠に住むなら50度の気温にクーラーなしで生活出来るようにする。

 

つまり今までのようにクーラーや冷蔵庫で自宅を地球制御してやろうという西洋的な発想ではもう無理、これから先の気候変動には個人が体質を変化させる必要がある。

 

気候変動は時間をかけて行う自然界運動なので今のうちに10年先の気候を考えてやれることをやってみればどうだろ。真夏の太陽の下でガリガリ君を食べたいならこのままこの街に住むのも楽しいかもしれない。



tom_eastwind at 21:29|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月15日

働き方改革




今回日本政府としては「副業・兼業の促進」を推し進めているがついこの前やった「花の金曜日」なんてもう消えたよね。

 

政府は民間企業で働いたことがないんだから視点がずれるのは当然だ。

 

大体副業ってどこまでを指すのか?じゃあ兼業は?

 

元々地方では半農半旅ってのがあって、要するに地元の旅行会社に勤務はするけど周囲はすべて田んぼで田植えや稲刈りの季節は旅行業はお休みになるのが普通だった。

 

副業ってなんだ?今でも昼間OLして夜キャバクラで働く女性がいるけど、そんな事会社に言わないでしょ。

 

すでに副業・兼業は本人たちの裁量で行われている。勿論大企業では社員は朝から晩まで働け!だから副業・兼業というのは正業の会社に対して「あり得ない」話なのである。

 

こういう田植えや稲刈りやキャバクラと正社員を同様の指針で縛ってしまえば、逆に弊害が出る。

 

田んぼの季節に働く若者がいない、正社員の部長さんたちが大好きなキャバクラに良い子が入店出来なくなる。

 

働き方改革であれば、やはりまず雇用の流動化である。ここを緩めずして他のことをやっても、根っこの「止めさせる権利」が規制されれば人材の流動化は起きない。

 

なのでまず裁判所が作った解雇ルールを停止して止める人には政府が専門教育を提供する体制を作ることだ。



tom_eastwind at 19:16|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月14日

蹴飛ばす自動車




今日はお客様同行で外出。会社のバンで外に出て久々に香港チックだなと思いつつ相手の店に入ると内部はずいぶん小奇麗で先入観念が吹っ飛ぶ。

 

必要な書類を提出して相手に今までの経緯を説明しつつオフィスの中を失礼にならないようにちょい観する。

 

その後お客様を自宅まで当社スタッフが送ったのが、帰社予定時刻を回っても帰って来ない。何やってるんだろ、けどまあ今日は外出はこの一件だけだからいいやと思ってたら予定時刻を1時間過ぎて帰ってきて「バンが壊れました」だと。

 

さっきまで円滑に動いてたのに電気系統で何かがスポッと外れたのかもしれない。けどお客様を送った後の故障だったんで「不幸中の幸い」と思う。

 

しっかしまあ最近の車はコンピューターと電気で作られているのはよく分かる。

 

僕が今乗ってる車は1998年製だから、調子が悪くなるとすり減った感じがする。いきなり頓死というのはないが、ここまで来ると最近はトランクのヒンジが弱っていてトランクに食料品などを入れてると、トランクのでかい蓋が重力に抵抗出来ずぼくの後頭部を直撃する。

 

痛た!自分の車なので文句を言う相手もいないから最近は十分な予防措置、つまり長い傘を縦にしてヒンジにするって方法だ。

 

それから運転席のドアノブが緩んでいる。ドア自体はしっかり閉まっているのだがノブがゆるゆるして降りる時にこいつを引っ張ると「もう半分開いてます」状態。

 

けど僕がニュージーランドに初めて来た1988年当時はこういうの、普通だった。

 

僕がある時ミニを買ってワナカに行き用を済ませてクイーンズタウンに戻る途中、何故かでかいバッグパックを抱えたヒッチハイクの青年を拾う。そのすぐ後に今度はクイーンズタウンに行きたい若い白人女性を拾う。

 

こうなると当時のミニの中古車ではさすがにくるしい。計器が回らなくなった。タコメーターがほとんど動かなくなったので僕は左足に履いてあるブーツで蹴飛ばしたらカバーガラスは割れたけどメーターは動くようになった。

 

それを観ていた青年はびっくりしたような顔で「僕をここで下ろしてくれないか」彼は大きな荷物を引っ張り出すと、ほっとしたような顔でまた道路際に座った。女性はケロッとしたもんだ。

 

あの頃ヒッチハイクはごく普通で車を持っている人がライドシェアする。各地のバックパッカーには掲示板に「何日の何時からクイーンズタウンに行くけどガソリンシェアする人いない?」と言う内容だ。

 

今ならインターネットの掲示板でいけるが当時はバックパッカーの掲示板が主な情報交換版だった。携帯電話さえないのだから。

 

今はヒッチハイクをする人が減った。NZは安全だと言われていたがヒッチハイク殺人が頻発するようになるとそうはいかない。移動手段も今では格安のチケットがあるからライドシェアする必要はない。

 

そして車はどんどん良くなった。今どき蹴飛ばして走る車なんてもうないよね。

 

今日はお盆中日。古き事を思い出しつつ過ごす。



tom_eastwind at 18:45|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月13日

個人面談

今日は朝から個人面談。既に永住権を取得しており日本国籍をどうするか、最近の様子を聴きたいとのこと。

 

そこで今現場で起こっていること、日本政府の方針、NZ政府の方針をお話する。

 

永住権とはあくまでこの国で自由に働き暮らす権利であり移民局は何時でも剥奪出来る。

 

市民権はこの国の国民になるわけで管轄は内務省になる。永住権取得後真面目に5年住めば国籍取得が出来た。

 

しかし以前は3年で良かったのが、ほんとは豪州に行きたい中国人がNZ国籍取得してすぐに豪州に行く「抜け穴」を掘ったものだからNZ政府はその穴を埋めた。中国人による永住権からNZ国籍取得は審査が厳しくなったのだ。

 

更に永住権から市民権にするのに5年かかるようになった。

 

問題はこのルールはNZ政府によって何時でも変更出来るってことだ。日本の法律感覚でやってたら現行の法律に合わせて計画作っている間に法律が変わるなんてざらだ。

 

日本政府としては外国に出る日本人には出国税をかけて「はいさようなら、次は相続税で会いましょうね」である。

 

NZ移民局、NZ内務省、日本政府、いずれも自分の都合の良いように解釈をして説明するから、初めて聴く人は「みんな言うことが違う!」と驚くが、それが国をまたぐという事だ。



tom_eastwind at 17:50|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月12日

お盆

いつも昼食に行くステーキ屋の客は半分以上が白人男性で、とにかくガタイが良くて声が大きくて数名で来店して隣に座られるとこちらの会話が成立しないほどだ。

 

ところがお盆の時期になると何故か日本人家族が目立つ。今回もお盆の時期に一番多かったのが18名の女子高生が先生に連れられてステーキ屋に入ってきたことだ。

 

彼女たちが食べられるステーキサイズではないと思うのでおそらく予め特別メニューを作っていたのだと思う。

 

なんで18名って知ってるのかといえば、そのグループが入ってくる前に店に電話が人数確認してたから。

 

それから子供を連れて来るお母さんもいる。NZの山登りの帰りにオークランドで一泊するのかな、ラフな格好でお店の人に楽しそうにメニューを聴いてた。

 

この店は古くからあり「輸出用の高級牛肉」を使っていると宣伝するように、ステーキが実に柔らかくて美味い。

 

日本から来た人たちもサファリをバスで回るんじゃなくて現地人と直接触れ合う方がよい。



tom_eastwind at 17:31|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月11日

肉吸い







大阪には「肉吸い」と言う食いもんがある。なんばの方で関西芸人に人気だそうだ。

 

肉うどんの麺抜きという、う〜ん、主客転倒な話であるが一度食べてみようと10年程前に家族で訪問した事がある。

 

如何にも下町の食いもんやであるが、無事に注文を終えて店を観ると相席当然って仕組みである。僕らは朝ごはん代わりに早く行ったので座れたけどうどんを食い始める頃は外に15人くらいの行列が出来てた。

 

「肉吸い」はまさに「二日酔い」とか「昨日食いすぎた」と言う人々に最高だ。

 

美味しい出汁と薄切り牛肉と半熟卵が混ざって、こりゃもう飲み物と言っても良いくらいだ。

 

他にも洋服などを売っている商店街があり一軒あたりは狭いのだが商品が山程積まれてて活気がある。

 

ただ驚いたのは店によっては「うちは小売はしてません」と言う札がかかっていることだ。なるほど同じ商店街で小売も出来る店と卸売しかやらない店が並んだいるのだ。なるほど繊維の街だな。

 

江戸時代からの歴史で繊維を扱いその後は東洋のマンチェスターと呼ばれた大阪は1900年代初頭は「大大阪」とも呼ばれたが戦後東京が新幹線、本社移転など様々な方法で東京を経済の中心地とした。

 

中國からの観光客は関西地区を回るのが好きなようだ。品のある東京よりも少し庶民的な大阪は街の空気に自分と近いものを感じるのだろう。

 

大阪は自分たちが普通と思っている場所が中国人にとっては観光地になっている。このままインバウンドが増加してくれれば有り難い。そうすれば大阪のホテルに泊まるときに差別的扱いが減るだろうから。 

tom_eastwind at 14:33|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月10日

消費税




来年は確実に10%になる消費税。これは財務省の計画であり税金の取り方としては「泥棒からも確実に穫れる」税金である。つまり泥棒が金儲けして豪華なレストランで飯を食おうがバーで酒を飲もうがすべてに課税できる素敵な税金だ。

 

ところが日本では導入に時間がかかりおまけに%アップにも時間がかかり、消費税が上がれば確実に消費が減るという現実がある。

 

元々日本は税金が高い。しかしそう意識させないように名目を変えて取り立てる。年金、健康保険、挙句の果てには短期駐在の外国人にも「年金払え!」であるから、これは税金以外の何ものでもない。

 

日本では古くから「民を学ばせない」という治安思想があった。それは今も同様であり、民を馬鹿なままにするという政策である。

 

しかし今回の消費税ではその「馬鹿」がとても分かりやすく理解をして「じゃあ買わない」という選択肢を選ぶ。

 

そうなると政府の目標である物価2%上昇どころかデフレに陥る。てか消費現場ではすでにデフレに落ちている。

 

消費税は良い税金であるが国民をばかにしたままお上の視線で課税すると失敗する。

 

民を馬鹿のままにしていきなり民主主義の消費税では、民は納得しない。



tom_eastwind at 13:45|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月09日

火垂るの墓




野坂昭如は「火垂るの墓」の作者として知られているがデビュー作は「エロ事師たち」である。

 

タイトルだけ見れば「やだ〜!」と思うだろうが、内容は火垂るの墓と同様にしっかりと第三者的な視点から描かれており、下町の人々の生きざまを生々しく書き出している。

 

ブルーフィルムなど今は存在しているのだろうか。1970年代の那覇の「波の上」のバーで観たのが最後である。当時はその足でジャッキーステーキハウスに通ったものだ。あれは米軍支配の沖縄の名残を伝える名店である。戦争には負けたけど、商売では負けないさー、そんな気持ちが野坂昭如とかぶる。

 

彼は作家でもあり作詞家でもあり漫才師でもあり銀座のバーでテーブルの下に潜りこみ女の子の足の間を探す男、ある意味人生を達観した男と言える。

 

この場合「達観」とは人生を諦めるという意味が内包される。

 

彼は小説を書いて出版社に出す際に自分のことを「私は小説家ではありません、売文家です」と言ってたそうだ。

 

売文家、それは本来自分のために書くべき文章を他人に売り渡してカネを稼ぐという卑しい意味になる。

 

しかし野坂昭如の文章は透徹しており、その技術の高さは生半可ではない。むしろ最近出てくる自称「小説家」とか、昔の話で言えば自分の下ネタばかり書く「国境のトンネルを越えたら雪国だった」とかより数段上である。

 

なんで同じエロネタでも片方は小説家と自称し片方は売文家というのか、文学界は時代を越えてまさに摩訶不思議な世界である。

 

野坂昭如の話を持ち出したのは終戦が近くなったからだ。僕は小説の「火垂るの墓」を一度読みそれ以来絶対に読み返さないと決めた。アニメ化されたりしても絶対に観ない。

 

あれほど悲しい物語を透徹した視点で書くことが出来た野坂昭如はすごい。あまりにその視点がきつすぎて一度読んで泣いてしまい二度目も同じだなと分かるから読み返さないと決めた。戦争反対の気持ちが起こるし子供の命を守ろうぜという気持ちも伝わってくる。

 

しかし、多くの人に読んでもらいたい作品である。戦争で負けることの悲惨さ、子供を守れない国家、餓死する子どもたち、こういう現実をしっかりわかった上で戦争するかどうかを語るべきである。



tom_eastwind at 12:22|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月08日

君死にたもうことなかれ





また新しい言葉が出てきた。バツイチならぬボツイチ。つまり連れ合いが没して独身になってシニア婚活をするという話である。

 

これは男性に要望が多いようで女性は女性同士で仲間作りをしているので今更「男など要らん」の様子である。

 

男性の場合何時も奥さんに「風呂、飯、寝る」で会話終了、地域の仲間がいないもんだから、いざ連れ合いが亡くなるとどうしていいか分からない。

 

そこで結婚相談所に登録するわけだがこの市場が成長しているというのは現実である。

 

しかし男性が求めるのは家事炊事をやってくれる女性、シングルの女性からしたら「やっと解放されたのにバカ言ってんじゃないよ」であるからミスマッチが発生する。

 

女性が望むのは豊かな会話と楽しい趣味を過ごす時間であって今更掃除婦に戻る気持ちはない。

 

そこに気づかない男性はミスマッチの典型である。料理洗濯は自分でする、または家政婦を雇う。

 

新しいパートナーとは与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」とか高村光太郎の「レモン哀歌」を一緒に楽しむ、そういう付き合いをすべきである。でないとパートナーが可愛そうだ。



tom_eastwind at 11:29|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月07日

サマータイム

日本ではまたもサマータイムに関する議論が出始めているが、今回は熱中症を避けるためと言う、何とも日本らしいサマータイムである。

 

それにたいしてパソコン業界ではシステム変更が大変でやってられないって事で、これも日本らしい。

 

ニュージーランドでサマータイムが導入されたのは長い夏を有効に楽しめるためである。シティでの仕事が終わってすぐに港の自分のヨットに走っていき、スーツからヨットウェアに着替えて帆を立ててわいてまた湾に出動!

 

要するに暑さ防ぎとかの議論ではなくより楽しく生きる理論としてサマータイムは始まった。

 

またシティの多くの街頭時計はサマータイムが始まっても数日は変わらない。ネットに繋がってないからだ。それでも人々は気にしない。「あ、あの時計が12時ってのは、じゃあ今はx時ね」と分かる鷹揚さがある。

 

だからサマータイムと言ってせーのどん!で時計が時間を巻き戻す必要はない。

 

必要なものであればパソコンも携帯もネット経由で自動的に変更される。

 

僕などこういう事は面倒くさがりなので車の時計もバスルームの時計も変更しない。どうせ半年経ったら元に戻るのだからと考えて「あ、この時計がx時ってことは実際は今は何時だな」と考える。これで十分だと思っている。

 

そんな、サマータイムだからと言ってその仕組に合わせて半年ごとに不要な時計の調整をする必要もないと思う。

 

要するにのんびりとした生活、仕事よりも個人を優先した生活を作り出すためのサマータイムであり、暑ければ休めば良い、時計の切り替えが大変ならやらなきゃ良い、ただそれだけである。



tom_eastwind at 13:51|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月06日

ビジネスホテル

最近のホテル事情では単なる安くて狭いホテルではない第三のホテルが出てきている・

 

手頃な価格で納得出来る部屋の広さでいながら高層階には大浴場があり朝食がしっかりしていて、おお、こら新しい市場だわなと思わせる。

 

その中でもカンデオホテルグループは高い評価を受けており、日経ビジネスが2017年に実施した調査ではビジネスホテルの1位になっている。

 

5000円台で泊まれる東横インで十分、またはカプセルホテルで十分という層ではなく、かと言って一泊3万円以上もするシティホテルは流石に仕事には使えない、そう考えるビジネスマン向けに切り開いたのが15,000円前後というビジネスホテルの宿泊代でシティホテル並のリラックスが出来ると言う点だ。

 

特にこのグループが考えているのが3B(バス・ベッド・ブレックファスト)であるが、このホテルの記事を読みながらふと思い出したのが昭和の時代に最寄り駅から歩いて5分、ビジネスホテルでありながら最上階に大浴場を作り新幹線で出張して来た人々の足腰をほぐす概念を作った福岡のビジネスホテルである。

 

実はこのホテル、仕事でよく利用してて更にオーナーも間接的に知っていた。僕の直接の上司とこのオーナーが仲良く、更に僕の行きつけの麻雀店のオーナーでもあり、時々近いテーブルで打ってた。

 

当時は博多駅が移動することで多くの地主に影響が出た。このオーナーは元々百姓であったが経営の才覚があったのだろう、土地をうまく利用して博多駅周辺に商業ビルやホテルを建てたがどれも上手く行った。

 

百姓と言ってもいざビジネスをするとなれば顧客目線、ある意味どこの業界にも染まっていなかったから成功したのだろう。

 

ビジネスホテルに大浴場を作って、新幹線で移動して出張先を訪問して少ない経費で泊まれる宿を探しているビジネスパーソンに目をつけた。そしてそれは大当たり。このホテルは現在も天然温泉を売り物にして出張族の疲れをほぐしている。

 

そして朝ごはんは出すものの夕食などは近くの美味しいお店を紹介して自前で営業することはやってない。

 

何だかな、顧客視点に立てばどんなビジネスにもブルーオーシャンはあるな、そんな事を思わせる記事だった。



tom_eastwind at 13:42|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月05日

まだ観ぬ君へ

「人間交差点」の作品の一つに当時の不良バイク乗りのカップルが周囲の反対を押し返して結婚して男は真面目な仕事に移り一生懸命バイク配達稼業に専念する。

 

そうこうするうちに子供が出来るが、男はバイク配達の最中に交通事故に巻き込まれ「おれ、死ねねえ」と思いヘルメットを固めて身を丸めるが結局事故車に巻き込まれて死んでしまう。

 

残された女はどうやって生きていくか?

 

ここからが実に清い。当時の時代をよく描いている。周囲の反対を押し切って結婚して、旦那が事故死したんだから独身にもどれと言われても子供を育て一人で生きていく決心をする。

 

まだ観ぬ君へ

 

これが今の時代ならどうだろう。まず暴走族になる若者が少ない。なにせバイクはカネがかかるし着るもの揃えてブンブンやるには時代の違いがある。

 

横浜の大黒パーキングでドリフトやって逮捕されたって記事があったけど、たかがドリフトで逮捕されるんだ。

 

でもって母と子供の二人っきりで生きると言う選択肢も今の日本では大多数とは言えないと思う。もちろんその選択肢を選ぶ人もいるだろうがそれは数から言えば少数であろう。

 

何か、時代ってのは変化するなーって思った。常識って結局今の時代の8割が信じてる決めごとであり真実ではない。時代が変われば常識も変わる。

 

ところが多くの人は時代の変化を理解せず時代に流され「これが常識、正しいのよ、真実よ」と言いまくるが、じゃあ30年前に言ってたことは間違いだったのか?

 

「そんな、常識はずれなことを言われても、おほほほ」と笑われても、じゃあ常識と真実の違いを教えてほしい。



tom_eastwind at 14:14|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月04日

HUMAN

HUMAN」は英国で制作されたSFドラマ、アンドロイドが人間の気持ちを持つとどうなるのか?

 

このテーマは僕も昔から読んでおり、やはり原点はアイザック・アシモフと手塚治虫に行く。

 

てか別に観るつもりはなくてその前のマーク・ウオールバーグの映画「Shooter」を観終わって、さあベッドに行こうかと思った夜の11時から始まったのだ。その始まりが実にドロドロしていて、お、こりゃ面白そうだともう一度ソファに座り直したのである。

 

テーマの展開自体は最初から予想がつくのだけど役者、筋書き、演技、すべてよく出来てて思わずはまって夜の12時まで観てしまった。

 

1時間たっぷり全く手抜きなく観せてくれて、色んなテーマを扱っているんだけど、どれも英国風の「どうしようもない暗さ」が散りばめられている。

 

これが米国で作ったら1999年のロビン・ウィリアムズの「200年の男(Bicentennial man)」の明るさやほのぼのさになるんだろう。

 

けど英国で作られたこの作品はとにかく暗い。最初の場面でどこの国の映画か分からなかったけど、皆が自宅から外に出て車に乗る時点で英国だとわかった。

 

英国っつうのは未来を観て自分個人の将来も理解してその上で暗さに馴染んでいるのかな。

 

でも作品としては非常に良い出来で、これなら米国の人気番組である「ウオーキングデッド」と対比出来る。似たようなテーマでも英国の暗さと米国の明るさだろう。何だか英国の場合、お化け屋敷になってしまう。

 

それから予定していた仕事を開始して結局終わったのが朝の5時である。それから4時間ばかり寝てまた次の仕事にかかる。



tom_eastwind at 13:46|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月03日

新米中秩序

最近は前言撤回することが多いが、その最たるものが習近平の国家運営の安定さであろう。2年前は「だめでしょ」と思っていたのが、状況変化している。

 

何せ外国から英語のニュースだけ観てれば分からないが、習近平は人民に嫌われている多くの役人をひっ捕まえ、中央にいる虎狩りも命がけでやって今では海外に脱出した中国人も「狐狩り」と称して逮捕して人民の評価を得ている。経済も何とかやっている。

 

それであれば安倍首相と習近平って同じではないか?「あまり良くはないけどやることやってるよね、だったら交代させる意味、ないよね」である。

 

NZでもきつねが去年中国政府に呼び出されてNZ弁護士同行で北京に行って「カネは返すから次のNZ行きの飛行機に載せてくれ」と言って取引がまとまった事件もあった。

 

その意味で中国人民からすれば習近平は「やることをやっている」のだ。

 

アジアにおける中國と米国の力が軍事力、経済力、などで比較されているが、今はもうほぼ互角である。

 

ある記者が18年前にワシントンで「21世紀中に中國は米国を抜くかも」と言ったら西側の他国の記者にあざわられたと言う話がある。しかし現在の数字を観ると十分にあり得る、習近平さえ死ななければ。

 

実際に世界の三極化は以前のブログでも書いてきたが、米国は世界の警察から降りると決めたのだ。しかしそんなはちゃめちゃな事をヒラリーにやらせるわけにゃあいかねえ、じゃあ狂犬トランプを送り込むと言うことになったと思う。

 

実際にアジアに送り込まれた狂犬は、北朝鮮と台湾に目を向けている。中國に対する対応策として。

 

トランプは名の通りトランプの名人である。人の顔を観て勝負をかける。おまけに自分が当て馬と理解しているから「親分、ちょっと外に出て、派手にやりまっさー!」というところがある。

 

北朝鮮に対しては直接交渉を行い台湾には実質大使館を建設し、さあどうだ、習近平、お前はどのカードをまくるんだ?と聴いている。

 

つまりカードを持っているのはトランプでありトランプからすれば所詮賭場荒らしだから誰が国際秩序とか言っても知ったことか。在韓国米軍を引き上げて後は中国さん、よろしくである。

 

何だか今になってトランプの戦略の一貫性が観えてきた気がする。

 

要するに彼は殴り込み専門のヤクザで外交ルールなど通じずとにかく自分の国が世界の警察官やめて兵隊引き上げて軍事費削減して昔のちっちゃな、まだイスラエルにも支配されず軍産複合体の地位を落として1960年代のベトナム戦争前の古き良きアメリカを目指しているのではないか。

 

いずれにしても日本はこれ以上米国を頼れない。10年後に中國と向かい合った時に、台湾、フィリピン、シンガポール、インドのような中國を包囲する「真珠の首飾り」を作るのか。

 

中國は長期的に観て怖い。日本などの地方政治にあまり口は出さないが台湾とはどこまでやるのか?

 

全く北半球は毎日見どころ満載である。



tom_eastwind at 20:03|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月02日

マングローブ

マングローブと言う組織が東京にある。一般の人が見る機会はないけどJR東日本労組に100名の幹部がいてそれ以外に800人のシンパがいて彼らがJR東組合を操っている。

 

けどこれは戦後すぐに中國やソ連から帰還した共産主義者の始めた行動であり、それは日本共産党にも続く系列である。

 

戦後の国鉄が民営化する際には、まさに血みどろの戦いになった。当時の組合最大組織は国鉄労働組合、いわゆる国労である。

 

これに対して動労と言う反政府的な戦闘的な組織があったのだが、彼らは当初民営化反対で様々な行動を起こした。これに対して国労はどちらかと言えば現実的な選択をしようとした。

 

ところが動労はいつの間にか政府に寝返り国労が悪者になり、民営化後の就職で大変な目に遭った。

 

寝返った人々や上手く立ち回った一部は「JR革マル」として今もマングローブを通じて組合を操っている。

 

一体なんて古い話なんだ?元をたどれば戦後中國とソ連で駐留された兵隊が洗脳されて日本に帰国した、日本を共産化、少なくても中ソの子分になるようにするために。

 

当時は日本における様々な武装グループが引っ付いたり離れたり最後は殺し合いをしたりするほど仲良しだったので日本政府に対して様々な事件を仕掛けた。しかしそれは1972年のあさま山荘事件をもってほぼ終了した。ここから先は組織が潜って行動するようになる。

 

若松孝二監督の「実録・赤軍連合軍・浅間山への道程」では、この組織が一般的な視点で観た場合どう感じるかをよく描いている。

 

狂気。その一言である。

 

今もJR革マルが東労組を操っているとなると、何をやらかすか分からん。大体マングローブの連中はもう良い年である。もうそろそろお引取り願って良い世代である。

 

最近東京で起きるJR東日本内では2月にポール抜き取りなどの妨害事件が20件だったのが5月に入って210件に急増している。

 

熱暑も極寒もきついけど、肝心のJR東日本のインフラの中にマングローブが生きていると考えれば、東京はもう一つ考える必要があるだろう。



tom_eastwind at 18:42|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

2018年08月01日

高値掴みの罠

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金融庁は銀行29行で3月末時点に投資信託を保有していた顧客の46%が損失を抱えていたと公表した。銀行からは「調査にはすでに投信を売却して利益を出した顧客が含まれていない」と不満の声が上がったが、実態はどうか。米国でよく使われるより精緻な指標で分析しても、やはり相場のムードに流されがちな「高値づかみ」の構図が浮かび上がった。

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毎回こうなんだよな、日本人は日本の銀行を盲信しているけど、銀行がすでに方針を変えて企業への貸付ではなく個人向け融資で利益を得ることに切り替わったことは朝日新聞や読売新聞には書いてない。

 

銀行からすれば販売した時点で手数料が入るわけで後はどうでもよい。眼の前の手数料稼ぎである。日本政府からしても預金から投資にお金が流れるのはよい。

 

多分これは日本の高齢層が保有する約1200兆円の資産が狙いであろう。売った投信を株や債券に回す。次にそれを日銀が買い取り株式やETFへ直接投資する。

 

その先はQEである。要するに株価操作と為替操作をやりつつ日本がどこに落ちるのか観てみようってことだろう。自分たちでは予測できないけど上司に言われたことをきちっとやる。

 

これは城山三郎の「小説日本銀行」でも描かれていたが、優秀な大学を出て日銀に就職した若者はどうしても日銀の方針が理解出来ない。そんなことやったら一般市民は吹っ飛ぶよ。

 

それでも彼は日銀マンとして働いた。ある時ふるさとの親戚家族から電話があり「ねー、日本政府は貯金が良いって言ってるけど、いいかなー?」

 

「やめろ!今は資産切り替えの時期だ!」心ではそう思っても日銀マンとしては例え親戚家族であろうが日銀の方針を貫くしかない、例えそれが家族を裏切ることになろうと。

 

そして案の定親戚家族の持っているお金は単なる紙切れになった。

 

政府というのは何時の時代も理不尽である。例え優秀な大学に入れて日銀に就職しても、そうなると子供はもう日銀マン、親を助けるなんて考えない。

 

政府官僚は殆どが閨閥を狙う、生みの親であろうが使えなければ切る。つまりこの時点で子供の属性は官僚になっているのだ。つまり田舎の親戚家族は切り捨てるのだ。

 

でもってそうなると優秀な官僚は最初から閨閥を作ろうと一流な奥さんと結婚する。でもって生まれた子供は最初から銀のスプーンである。頭脳明晰なお父さんと一流の家系のお母さんで将来は保証されたようなもんだ。

 

こうやって日本の支配層は構築されて幾重にも張られた「血縁」が誰をも永田町と霞が関にがんじがらめにする、周囲の「普通の人々」を放置したまま。

 

今回の発表は金融庁が民間銀行に対して忠告したわけで「消費者保護」であるように見える。しかし本当に消費者保護をしたいなら金融庁が開催する第三者助言会議を民間や個人に対して開き、いくらかでも金融の知識をもたせるべきだろう。

 

実態としては金融庁が銀行に対する圧力を強め銀行合併を進めるための布石であろう。



tom_eastwind at 17:24|PermalinkComments(0) 諸行無常のビジネス日誌