2005年09月21日

信用を、違う角度から見てみる。

a282dc0c.jpg

今日から当社のナンバー2が2週間の休暇だ。いつもは全部任せきってる小切手の署名とかも、自分でやる必要あり。

普通の会社なら当たり前の事だが、普通でない当社は、各部門のマネージャーが小切手を発行して、会社全体の部分は2番さんが発行。

時々他の会社の人に聞かれる。

Q「それで問題ないのですか?」

A「何が問題ですか?」

Q「いやその、事故とか?」

A「心配するという事は信用してないって事だし、事故が起これば採用したのは僕ですから、責任は僕が取る、という事ですよ」

A「それと、いちいち伝票をチェックする時間と、事故の起こる確率及び金額を比較考量すれば、調べる時間を使って営業した方がましです」

会社の経理は非常に重要だ。でも、組織の中にいれば、例え銀行のように徹底的に事故が起こらない仕組を作っても、やはり事故は発生する。

任せきりは良くない。怠慢を生むし、経理を軽く考えてしまう。でも、すべての部門をチェックしだしたらきりがない。

どうせなら、最低限の銀行残高チェックとか毎月一回の支払い内容チェックのみで、後は社員を信用して任せよう。

仕組で防止するのではなく、採用方法と社員教育で防止しよう。それが僕の望む人間集団だ。

だからと言ってPLやBSをおろそかにしないでね、皆さん。これは社会人としての常識の話ですからね!

あ、そうそう、先週PLとBSの時に掲載した写真の女性二人は、当社で最も良くPLやBSの大事さを分っているスタッフです。分ってないスタッフと勘違いしてるそこの君、反省反省!



tom_eastwind at 12:25│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔