2005年09月28日

お茶する?

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日本にあってNZにないもの。それは勤務時間中の「お茶でも行きますか?」だ。

何の事って、皆さん、普段外部の方(取引先とかお客様)や社内でも打ち合わせがあれば、結構オフィスの近くのカフェに行くでしょ、あれですあれ。

NZに来て仕事してて、何が良いかって言うと、実は「お茶不要」という点。

キーウィは、とにかく仕事を早く終わらせようとするのか、勤務時間中に無駄な時間を作らない。(手が遅いと言うのは別の問題だ)

ランチでもテイクアウェイを自分の机で食って済ませるなど当たり前。お客が来たらオフィスの応接室で対応。いちいち誰かがお茶持ってきたりしない。欲しければ、応接室の中にあるサーバーでお茶を作る。

だから女性社員がお茶を汲んだりするのはあり得ない。これは別に男女平等という問題ではなく、単純に人件費の費用対効果を考えた結果だ。高い給料を払ってるのに、お茶なんかで時間取られたら、そりゃ経営者も怒るわい。

でもって、お客が来たからとかで外に出れば、移動の時間、注文する時間、飲む時間、仕事の話をする時間、お金を支払う時間、会社に戻る時間と、次々と無駄な時間が発生する。

これが日本なら、お茶でも飲んで情報収集となるのだろうが、その点NZではパワーブレックファースト、ビジネスランチという習慣で対応している。日頃10分でランチを終わらせるのが、ビジネスランチではワインを飲みながら2時間かけてゆっくり仕事の話をする。

要するに、NZではオンとオフの区別が明確なのだ。繰り返して言うが、キーウィの生産性が高いと言ってるのではない、あくまでもオンとオフが明確と言ってるだけだ。

日本では結局、社会全体が残業を前提として「仕事は夜やればいいや、どうせ残業だもん」という発想があるからではないか?

勤務時間が決まっていて、時給で給料が発生しているなら、残りの判断要素は費用対効果だ。決めれらた時間を効率的に利用してもらい、出来るだけ高い生産性を求めるのが本来の考え方である。

残業してもお金を払わないという考え方や、皆が帰るまで帰れないという社会習慣がある限り、日本の「お茶」制度は続くのだろうが、日本もいつの日かNZみたいに、オンとオフが区別出来る時代が来て欲しい。

最後に一つ。いくら残業が前提だからと言って、昼食後に喫茶店に移動してスポーツ新聞や漫画を読んでいるサラリーマン諸君、それだけは止めて☆い。自分の人生を無駄にせず、30分でも良いから何か身に付く事を勉強するなり、キーウィみたいにジョギングでもして欲しい。

 

 

 

 



tom_eastwind at 14:24│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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