2005年11月13日

「やっぱり変だよ日本の営業」 宋文洲

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文化大革命で追放された両親を持ち、克己勉励して日本へ国費留学。北海道大学大学院で約10年学び、卒業寸前に天安門事件が勃発。中国に戻る時期をずらして、その間にシュミレーションソフトを作ったところ、13億円売れた。その後顧客管理ソフト(CRM)を構築し、外国人留学生出身として初めて2001年にマザーズ上場。

 

 

 

ソフト自体は、僕がプロではないので口出し出来ないが、その概念はよく理解出来る。日本企業はIT武装したとよく言うが、実態は相も変らぬ御用聞き営業で、足で稼ぐとか精神論とか、馬鹿な事をやっている。

 

日本に営業に行くと、昼間から喫茶店でタバコ吸いながら漫画読んでるサラリーマンを、よく見かける。情けない限りだ。

 

この本はそんな日本の営業を問題視して、解決方法を提案している。非常によく売れているこの本は、トヨタの前社長も絶賛!との事だ。

 

当然の事だが、営業は実は数値化出来る部分が多い。営業効率とは、突き詰めれば費用対効果だが、その中で特に社員管理=時間管理は、完全に管理が出来るものである。しかし、どれもこれも、自分で本気になってやれば当然思いつくような事ばかりである。

 

 

◎出社する前に今日やる事を整理しているか?

◎出社してまず何をしているか?

◎アポ取りで、相手の住所や連絡先、話す内容は整理しているか?

◎今日のテーマを相手が理解しているか?

◎移動の時間を利用して書類整理をしているか?

◎報告作成に無駄な時間を取っていないか?

◎一日の成果や進捗状況をデータに入れてるか?

◎営業データを共有出来ているか?

 

僕が時間管理の勉強をしたのは、もう20年くらい前だ。ラーキンという学者の「時間管理の法則」という本があって、そこでも同じように時間の有効な使い方を教えてくれた。

 

パソコンのない時代だから、棒グラフなんぞを使って鉛筆で資料作りをしていたが、結局紙と鉛筆がキーボードと画面に変わっただけだ。教えている内容は、何の違いもない。

 

腕の良い中国人ビジネスマンに、分りきった事を商売にされた、ちぇ、うまくやりやがったなこいつ!って感じ。やられた日本人、情けなし。

 

この本、本日よりtom文庫に並びます。

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tom_eastwind at 14:51│Comments(0)TrackBack(0) 最近読んだ本  

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