2005年12月07日

女は泡よ。

ca7a09b5.jpg

昨日観た映画は、久し振りに「カジノ」。ロバート・デ・ニーロ主演、シャロン・ストーンとジョー・ペッシが脇を固め、途中からは何とジェームスウッドも参加するという豪華作品だ。監督はマーティンスコセッシ。3時間の大作だが、何回見ても面白い。

 

 

銃と言う暴力装置とカジノという大衆向けの魅力を併せ持ったロバートは、イタリアンマフィアの中で次第に力をつけていく。しかしユダヤ人である為イタリア人マフィアの中枢には行けず、常にマフィアの幹部であるジョー・ペッシが後ろを固めていなければ戦っていけない。

 

カジノ運営に心力を尽くしながら、仕事の合間に見かけた奔放な悪女シャロンストーンに「はまって」いくロバートデニーロの演技が良い。

 

時代背景も良く出来てて、ラスベガスのカジノが砂漠のど真ん中のフラミンゴから始まり、1970年代まではマフィアの資金源であった様子が良く描かれている。

 

愛してる女に裏切られながらも、何とか一生懸命、女を取り戻そう、きちんとした表の生活を送ろうとするロバートと、どこまでも過去の男を追いかけて金を貢ぐシャロン。そして、女を振り向かせては、また逃げていく男。おいかけごっこだ。

 

「男なんてシャボン玉、きつく抱いたら、こわれて消えた」

 

山下久美子の名曲「バスルームから愛をこめて」の1フレーズだ。まだテープレコーダーが全盛だった時代、僕と同じ大分出身の彼女の歌を聴いていた。

 

映画は次々と展開を見せながら、ラスベガス自体がイタリアンマフィアの資金源から、最後には健全な大手企業の支配による現在のような「ディズニーランド化」していくまでを描いている。

 

シャロンが死ぬまで愛しつづけた男。おんなが泡なのか、男が泡なのか。

 

「だけど ほんとに好きだったの バスルームから愛をこめて」

 

人気blogランキング

 



tom_eastwind at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) 最近観た映画 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔