2005年12月18日

お客様は神様じゃない!

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お客様は人間です。神様ではありません。日本ではどうも、この点の勘違いが多い。商売とは皆が豊かになる事であり、誰か一人だけが利益を得るものではない。

 

僕は自分の商売をする時にいつも社員全員に言ってる事がある。それは、利益を最初に受取るのはお客様であり、次に取引先に利益を出してもらい、最後に当社が利益を出すのだという事。

 

一般論としては当然だし、しかし個別論となると「ふざけんな、他人の利益までも自分のものにしないと、どうやって商売やるんだ!」となる。

 永田君の描いた絵です。

 

 

しかし僕はそうではないと思う。皆が利益を産めるビジネスモデルを構築する事で,会社は雇用も創出出来るから社会貢献になるのだと思う。

 

お客様第一は当然である。しかし利益を貰わないままにサービスだけを提供していては、商売は成立せず、お客は安定した購入先を失う。

 

取引先が利益を出せなければ、彼らも長期のビジネスが出来ないから、当社から離れていく。それでは長期的な取引は出来ない。

 

だから、皆が利益を配分出来るビジネスモデルが正しいのだ。「でも、そんな事やってたら儲かりません」というのは、子供の意見だ。僕は入社する社員にいつも言ってる事がある。それは、「あなたは社会人として当社の方針を分っているのですよね」という事だ。

 

つまり、顧客や取引先に儲けてもらい、そして当社も利益を取れる仕組、そういう視点で商売が出来ないなら、入社をしないでくれという事だ。今の日本では、Live and let die が普通だから、僕の考え方を理解してもらうのは難しいと思う。

 

だから最初にこの事を徹底して理解してもらいたい。(今日このブログを読んでる社員の皆さん、皆が利益を分配出来るビジネスモデルを作れないなら、もっと自分に合った会社を探してくださいね)

 

その上であえて、顧客は神様ではないと言いたい。

 

神様だけが儲かる仕組は、嫌いだ。社会活動を行う限り、皆が楽しく生きていけるビジネスモデルを構築したい。誰にも公平に利益が出るようにしたい。

 

夜中の2時過ぎに書くと、どうも過激になるな。気をつけようっと。

 

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tom_eastwind at 22:38│Comments(1)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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この記事へのコメント

1. Posted by tom   2005年12月19日 13:53
test??

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