2006年01月27日

男たちの大和

実は僕は大の映画好きで、高校生の頃から休みの日は4本くらい「はしご観」していた。監督、俳優、撮影、舞台装置など別に5点評価を作成していた。

 

最近はすっかり忙しくて、映画を観るのは飛行機の中限定だったが、今日はたまたま東京で時間が空いたので、観たかった日本映画を2本「はしご観」した。

 

最初の一本は「男たちの大和」。以前から観たいと思ってた映画だ。

 

渋谷東映7階で10:00から観る。平日だし、朝早いのでがら空きからと思ったら、これが思ったより入ってて、通路側の席はほぼ全部埋まっていた。

 

さて映画。久々の日本映画だが、スケールの大きさだけでなく、今の日本人に対するメッセージ性の強い作品だった。結果的には「超二重丸」、日本人なら是非とも今観てもらいたい出来上がりになっていた。

 

渡哲也、林隆三、仲代達也等の実力俳優も映画を引き締めているが、それよりもこの映画は中村獅童の眼力が、この作品に更に凄みを与えているのだ。

 

映画の出来上がりの8割は監督の腕だという。監督の佐藤純爾は今までも名作を作って来た日本の誇りとする監督の一人だが、今回は何よりもタイミングが良い。

 

日本と言う国が「第二の終戦=バブルの崩壊」で米国に負けたが、「失われた10年」を過ぎて、やっと自信を持ち直し始め、これからは、日本人は日本人らしく生きていこう、間違った精神論じゃなく、技術と団結力で日本を良くしていこう、そう言うメッセージが伝わってきた。

 

人は誰の為に死ねるか?戦争で特攻をした人々の死は、無意味ではなかった。これから来る素晴らしい未来の為に自分の命を捧げ、この戦争にけりをつけて、早く次の時代にバトンを渡そうとしたのだ。

 

そして第二次世界大戦に対して全面的に無思考的に「日本が悪かった」と思っている政治的幼稚園児にも、それなりのメッセージを送っている。

 

何故日本は戦ったのか?何故日本は負けたのか?これから日本はどうするべきか?戦後60周年を記念して作られた、現在の日本人に対するメッセージ。「起きろ、目を覚ませ、日本人を思い出せ」と言ってる映画と言っても過言ではないだろう。

 

それにしても中村獅童の眼力は凄い。かなり惚れた。

 

 

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tom_eastwind at 02:02│Comments(0)TrackBack(0) 最近観た映画 

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