2006年04月27日

陪審員 Jury

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Jury,と言っても沢田研二ではない。日本ではそろそろ開始しようとしている裁判の陪審員である。

という事で、行ってきました高等裁判所。200名以上の一般市民が集まり、その場で商店街の「がらがら」を回して、担当する裁判の陪審員に任命されます。

一つの裁判に30名程度の人が選ばれ、僕の担当事件は「麻薬の製造及び密売」で去年逮捕された白人男性の裁判。第15号法定に、全員が入廷。

被告が入る前に裁判官が最初にいう言葉が結構刺激的で「私は調整役。判決を下すのは、皆さんです。皆さんは事実のみをしっかり分析して、自分で答えを出して下さい。あなたが裁判官なのです」というセリフ。

そっか、裁判官か、周囲を見ると、皆も結構慎重な顔つきになっている。

被告と弁護人が入廷して、今度は30名の中から「がらがら」を回して更に12名を選ぶ。この時に弁護人は、Juryを拒否する事が出来る。見てると、3名(白人男性1と女性2)が拒否された。真面目そうな3人だったので、弁護人からすれば「やっべ〜、こいつら真面目だからな〜」という気持ちだろう。

結局僕は「がらがら」に当選せず、そのまま傍聴席で半日ほど裁判の行方を眺めていたが、これがなかなか面白い。

そのうち、この件はまとめて書こう。いずれにしても面白いのは、市民が市民を裁くと言う仕組を作っている民主主義の原則だ。う〜む、これは、よく出来てると思った。

 



tom_eastwind at 09:00│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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