2006年05月04日

若葉の萌える頃 燃えてしまえっちゅうに

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ニュージーランドでは、運転初心者はLマークを付ける。写真の車の後部窓左側にあるサインだ。

 

これ、Learnerという意味で、日本の若葉マークと同じ意味だ。

 

この若葉連中、遅いし方向間違うし、何の為に運転しているのか、理解していると思えない行動を取る事が多い。

 

閑話休題

 

中国人ビジネスマンと会話していると、そのスピードの速さに時々ついていけなくなる事がある。彼らは実に頭の回転が速い。常に最高の利益と最高の速度を追求するというソフト機能を、子供の頃から頭に導入しているのだろう。

 

今日もある中国人ビジネスマンと軽く打ち合わせしたが、彼らと話していると、やはり日本人と交渉している時とスピード感が違う。話が早いしポイントを理解しているし、何よりもビジネスにおける価値観が一致しているから答えも早い。そして、交渉する時は必ずその場で判断権限のある人間がいる。だから答えは即決だ。

 

これが日本人だと、自分が何故仕事をしているか、その目的が理解出来てないから、同じ事を話しても結果が出るまでに一週間以上掛かる。それでもまだぐだぐたと「いや〜それがですね〜」とか、「上司が〜」とか、そんな事になってしまうのがおちだ。挙句の果てに「いや、プランは良いのですが、」とか「それでは食事でもしながら」となり、時間の無駄も夥しい。

 

海外ビジネスの良い点は、その企業が今までがどうだったかよりも、今がどうかを基準に、誰にでも機会が与えられる点だろう。この国でも、NZにある日本の企業と取引する事があるが、日本人相手だと、実にうざい。下らない、仕事と全く関係ない個人的な好き嫌いでこちらの仕事を判断される。愚昧でさえある。馬鹿は、本当に相手にするのがうざい。

 

ビジネスには色んなルールがあるので、日本で商売をする際に日本の習慣を無視する積りはない。だから若葉マークが出てくれば、それなりに相手もしよう。但し、日本の若葉習慣をこの国まで持ち込んで、肩書きだけで商売するような事をする日本人ビジネスマン、お願いだから国に帰ってくれ。

 

そういう役立たずは、香港でも山ほど見て来た。北海道拓殖、長銀、大和、関西系のメーカーにも、あふぉが多かったな〜。でも、あんな上司べったり野郎が国内では出世するんだろうな。だからいつまで経っても日本企業が国際的に強くならないんだろうな。

 

オークランドにも、飛ばされた事にも気付かずに威張ってる日本から派遣された勘違い若葉野郎や、実力がない事を誰に指摘されても「お前が間違ってる」と、妙に自信満々なあふぉ〜が、たくさん転がっている。そのくせ、空元気若葉野郎は、ちょいと突くとすぐにしぼむか逆切れする。誠に始末の悪い連中だ。

 

最近は商品の仕入れに関してはNZ国内の、それもキーウィやアジア系などからが中心だし、サービス提供する先も日本のマトモな個人なので、精神的には非常に安定している。

 

しかし、同じ日本人として、いつまで経っても若葉マークの取れない勘違いサラリーマンを見ていると、いらついてしまう。

 

と言う事で僕は、出来るだけ若葉を避けて、今日も黒々とした中国人と密談でもしよう。ぼそぼそ・・・。

 

 

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5月21日に東京国際フォーラムで、数えて見ればもう、第17回目になるNZ移住説明会を開催します。興味のある方、是非ともお越し下さい。

 



tom_eastwind at 12:26│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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