2006年06月19日

会議中の電話

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会議中の電話

 

最近気になる事がある。それは会議中に外線からの電話を取る人。

 

例えば取引先のオフィスの応接ソファで打ち合わせをしていて、結構詰めに入っている時に、取引先の机の上の電話がなると、「ちょっとすみません」と電話を取る為に立ち上がる人。

 

これで、それまで盛り上がっていた話し合いが急にしらけてしまい、元の雰囲気に戻るまで時間がかかる。ひどい時は、それまでの話が吹っ飛んでしまったりする。

 

社内の会議中でも携帯電話がなると電話を取る人。そしてそのまま話しながら席を外すと、それまでのまとまりかけていた雰囲気が壊れてしまう。最後にはだらけた雰囲気になり、全員の時間を無駄にしてしまう。

 

これじゃ、何の為に集まったのか、意味がない。話し合いや会議とは、全員が場の雰囲気を作って話をまとめる事にある。それが、お互いに話をしないで他の電話を取るのであれば、会議など無意味だ。勝手にメールを送りあっていれば良い。

 

そしてどちらの言い訳にも共通しているのが「お客様からの電話かもしれない」から、会議より優先するという発想だ。おいおい、お客様かどうかも分らないのに電話を取るのか?

 

もしかしたらテレアポのセールスかもしれないぞ。大体、そこまでお客様熱心であれば、トイレにいる時は防音設備付きの電話を持つのか?シャワー中でも取れる電話を持つのか?

 

誰でも電話を取る時間がない時はある。また、電話をかけた方でも、相手の状況も分らないまま「何で電話にでんわ!」と怒る人もいないだろう。てゆ〜か、そんな事で怒ったら、その方があふぉ〜でしょうが。取引に値しない人でしょ〜が。

 

お客様は神様だと言う教条主義に染まった頭脳が電話鳥に走るのだろう。それも、中途半端な教条主義だ。だって、デートの最中に電話は取らないし、要するに他人の前で、僕は忙しい、仕事をしているという格好つけだけじゃないのか?

 

考えて欲しい。電話で後でも話せる内容と、今目前で行われている話し合いと、どっちが大事だろう。勿論会議の雰囲気を壊す為に電話を取るなら分る。え、そういう事だったの??はは、しかし、こちらはわざわざ時間を作って出向いているのだ。

 

お互いに時間を決めて会う以上、誰からか分らない電話を取ると言う行為は、お互いの約束を尊重している態度とは思えないのだ。

 

勿論業種によってもいろいろあるだろうが、少なくとも僕が経験する限りでは、

「誰からか分らない」

「用件も分からない」

「緊急度も分らない」

ような電話と、

「目前にいる」

「誰か分っている」

「用件も分かっている」

「緊急度も分っている」

相手よりも、何も分らない電話を優先するとは、約束に対して失礼ではなかろうか。

 

これ、ちなみに、日本人だけではありません。キーウィでもシンガポーリアンでも香港人でも中国人でもドバイ人でも米国人でもユダヤ人でも、全く国籍に関係ありません。

 

要するに、人種の問題ではなく、個人個人のビジネスに対する姿勢の問題なのだ。何が大事か分かっていれば、電話に出るべき時と、出てはいけない時の区別がつくはずなのだ。ちびーっと、寂しいな。

 

それでも、どうしても電話を取りたい時は、少なくともそこにいる客を喜ばせるために、両手の平で頭の上に三角形を作って、それを前方にいる怪獣向けてぶつけるように投げてから「じゅわっき!」と言って電話を取って欲しいな。

 

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tom_eastwind at 23:09│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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