2006年08月08日
これって絶対リッチだよね。
リフトパス一日券、大人が76ドル。
スキーレンタルセットが50ドル程度。
ホテル一泊185ドル。
つまり、家族4人でスキーをすると、一日で600ドル程度かかるわけだ。これに往復交通費や食事代を考えれば、一泊二日で1000ドル程度はかかっているという事。これだけ見れば随分高額なお遊びだ。
ところが先週のワカパパスキー場は、家族や若いグループで苗場状態。という事は、一体いくらの売上じゃい!?と考えたりするけど、もっと思ったのは、今のオークランドではこの程度の支出はそれほど大変ではないという現実だ。
オークランドは景気が良いし、物価の上昇よりも給料の上昇の方が早い為、市民の可処分所得が確実に増えている。去年の政府資料では平均的な男性の年収が3万3千ドルと言われていたが、すでに今年は4万ドルを超しているのではないかと思う。
これからの移住説明会では、平均収入を4万ドルと説明した方が良いな。
そう言えば先月行ったマウントハットスキー場でも、実にたくさんのキーウィ家族がスキーを楽しんでいたな〜。
ワカパパスキー場の麓にはシャトートンガリロというお城のような素敵なホテルがあるが、ここも週末はほぼ満室。あの〜、一泊500ドルくらいするんですけど、それで満室ですか?って感じ。
数年前までは、スキーは欧州から来たお金持ちの趣味として捉えられていたが、最近ではすっかりキーウィの生活に溶け込んで、リフト代やホテルでの夕食でさえ、キーウィにとっては楽しい支出になっているのだろう。
勿論1000ドルが大金!と思っている人たちもたくさんいるが、間違いなく高額所得者が増加しているのを、スキーをしながら実感してしまった。
写真は、雪山をコース間違えて引き返す途中に坂を登っているドラゴンボール竜馬。がりがりと山を登ってくる姿は、ほんとパワフル。