2006年08月24日

国家試験

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今トライしているコースは、日本で言えば宅建なんちゃらにあたるのかな、よく分らないが、ニュージーランドで不動産に関する各種サービスを提供するには、この免許がないと、支障が出るようだ。

Real Estate Sales Person ?  という、要するに不動産の仕事をするならこの免許を取りなさいと言われているやつだ。

簡単と聞いていたが、これが結構難関。日本のやり方で試験や授業を受けてた僕からすれば、話の進め方が理解不能。

簡単なテストにしても、とにかく設問自体が、答えが何通りも出るような内容で、それでいて答えは一つにしなさいと、先生が言う。

でも、他の生徒から「それっておかしくない?だってこの質問だと、答えは三通りあるよ」って言われると、「あ、そうね、でも私はこうやってるから」と。。。。

あのさ、あんた、先生なんでしょ、しっかりしようよ。君の意見を聞きに来たのではなくて、法律及び実態を聞きに来たのだ。コース全体で16万円くらいお金がかかるのだから、お願い、あんたの気持ちを語らずに、事実を教えてよ。

おまけにこっちは、先生からのまともな質問もひねくれて答えるタイプなので、今回の講師からは相当嫌われている様子。初日は結構質問に答えてもらったが、二日目からは、明らかに避けている様子。やっぱり、もちょっと普通の性格だったら、人に好かれたのになって後悔する事も、ちび〜っとあり。でもま、今更性格は変更不可。

それでも言いたい。「おいおい、不動産業者は紳士淑女であるべきだって、あなた教えているよね。その授業の最中に、好き嫌いを出すのかい?」

おばさんさあ、仕事なんだから、しっかり教えてよね。自分がどうやって不動産を売っているかって言う話を聞きに来たんじゃなくて、ルールがどうなっているのかを聞きに来たんだよ。

「不動産の契約成立後に、原本2通は双方の弁護士に、それ以外に3通の複写を取って、売主、買主、不動産会社が保管するのが決まり!」と講師が言うと、ある生徒が聞く。

「それって、どこに書いてます?法律によれば、複写の必要はないとなってますよ」ショーンと言う、二枚目30半ば、BMWの7を転がしてる色男が反論。

「でも、私は3通取っているから、これが正しいの」 講師が言う。ちなみに彼女は40代後半だけど、線が細い。

「て〜ことは、法律上は2通の原本でOKだけど、あなたは3通取ってるという事だ、そうですね?その上で、コピーを取った方が良いと言ってるんですね?」

そういうショーンの後押しをするように、現役の50歳不動産デベロッパー(彼は今のライセンスが切れて、再取得に来ている)が、「おいおい、契約署名後にコピーなんてもらった事ないぜ、この仕事、もう20年近くしてるけど、そんな現実、どこにあるのよ?」なんて言ってる。

「だって、契約書の原本に署名した時点ですべては効力を発揮しているので、それ以降にコピーを見ようがどうしようが、意味ないじゃん!」

この時点で、講師、かなり自信喪失しているはずだが、それでも強気。

「いいえ、こうすべきなんです、だって私は10年以上こうやっているのです!」

ナルほど、やっと今、意味が分かった。何故ニュージーランドのテレビやマスコミで一番批判される業種が不動産業者なのかを。

他にも、突っ込みどころ満載のコースですが、そのうちゆっくりと書きます。ちなみにこの講師、現役の不動産セールスマネージャーです。おいおい、政府の方に御伺いしたいけど、君ら本気で消費者を守りたいの?

少なくとも、購入客の為に商売をする不動産、って考えは、NZでは基本的にありえないというのがよく分ったコースです。

まだまだ、これから伸びる世界ですね。だって、お客様の事を考えずに成立している業種ですからね。たぶん、後5年でこの業界、変わるだろうな。

自分自身が不動産の売買手続とかに関わる積りはないし、あくまでも僕らの仕事の延長としての情報提供に徹する事に決めてるし、その為の勉強と思ってますが、それにしても、キーウィの不動産におけるコンプライアンアスは、少し甘いかもって思います。

不動産売買を10年やってるベテランの話を聞いても、結局お金を払う人の気持ちは全く無視。これじゃあ、消費者から文句を言われても当然かなと思う業界。

さて、口直し。

写真は、うちの竜馬君、9歳。NZでも香港でも自閉症に認定されて、現在も養護学校に、週4日通ってます。でも、かわいいっすよ。

これだけで分る、いかに医者が馬鹿かって。子供を統計に当てはめてしか考えられない医者って、本当に可哀想。

しっかり子供一人一人の顔を見ましょうね。子供に大事なのは一体何かって事を考えましょうね。

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tom_eastwind at 00:12│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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