2006年11月30日
今年もワークビザから永住権へ。
先週末から、あちこちから朗報が届く。
今年もまた、移民局の技能移民部門の申請数調整だろう、ワークビザ保持者に対して「永住権申請しませんか?」の招待状が出回り始めている。
旅行会社で4年、ワークビザで働いているが、学歴も日本の職歴もない状態で、英語もIELTS6.5が取れてない日本人。
そんな彼に対して移民局から「永住権申請してみませんか?あなたなら取れますよ」という手紙が届いたのだ。
2年前にもそんな事があった。移民法のルール変更により技能移民の申請数が大幅に減った為(5万人の枠に対して2万5千人程度の申込)、その時にワークビザで働いていた人に急遽、「永住権取りませんか?」と、ばら撒きをやったのだ。
そう言えば今年も、アジア系の移民不足だという話が、後半になって出てきている。投資家ビザのルールも緩和されるという話も出てきている。
これは推測だが、経済の活性化の為に空港や高速道路を作っているが、その資金がそろそろ不足し始めていて、その資金をアジア系移民に求めてるのかもしれない。キーウィとしても、実績としてアジア人が持ってくる金の大きさは理解している。いくら英国移民が増えても、彼らはお金を持ってこないからね。
さて、学歴も英語力も職歴もない日本人が、招待状が来たからと言って申請出来るのか?てゆ〜か、申請しても永住権が取得出来るのか?
僕の今までの経験で言えばYES
移民局から手紙が来た時点で、無犯罪証明と健康診断さえOKならば、英語能力は「長い事NZで働いているから英語が出来る」と見なされるし、職歴にしても「NZですでに数年働いているから立派な職歴」だし、学歴がなくても「実際にNZに貢献しているから」と、移民局は判断してくれる。
移民局は、彼らが作ったルールをどう運用しようと、彼らの問題だから、それが公平かどうかという問題は関係無いという理屈なのだ。
このあたり、整合性を気にする日本人からすると、理屈としてはどうかと思うかもしれなしが、これで永住権が取れる人からすれば、そんな机上の整合性よりも自分の生活の方が大事だから、もらえるものならもらいたいとなる。
米国でも、永住権を抽選でばら撒きしている訳だから、理屈よりも現実が優先する。
年末にかけて色んなサプライズが出るよと弁護士が言ってたが、いよいよクリスマスのシーズンという事だろう。
写真は、淡いピンク色の花を咲かせている木。名前は不明。