2007年01月21日

新年会

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新年会

 

金曜日は久し振りに仲間内の飲み会。新年会とも言うが、要するに飲む理由付けだ。会社とは全く関係なく、お互いわいわいがやがやと言いたい事言って騒ぎまくる飲み会だ。

 

ちょうどこの日は、朝から6件ほど打ち合わせが入っており、結構ばたばたな一日だったが、きっちりと時間内で片付けて、他の人よりも早く「出勤」。

 

それにしても、仕事があるから呑める。やる事があるから楽しい。

 

このメンバーの飲み会は、大体が最近の個人的状況説明から入る。つまり、最近付き合ってる彼氏がどうしたとか、彼女がどうしたとか、誰と誰が仲良しとか、そういう、実にしょ〜もないネタを、松本じゃないけど、すべらないように話す。

 

何せ突っ込みのきついメンバーなので、半端なネタではすぐに「いじられる。」のだ。

 

そのうちに周囲の人まで巻き込みながら、わいわいがやがやとやっていく。一定の線を越えずに素人さんを「いじる」時は、結構気も使うが、それなりに反応を見ていると楽しい。お酒が入って来ると、時々「すべる」。

 

そんな時の全員からの口撃は、凄まじいものがある。まさにお互いのプライドを賭けた戦いだ。

 

行きつけのバーに皆で顔を出すが、正月明けなのか、イマイチ客足がぱっとしない。この国ではクリスマスまでは賑やかだが、年明けになると急に客足が引ける。1月はスクールホリデイと言う事もあり、道路を走る車も少ないし、レストランもヒマだ。

 

まあ、ニュージーランドに来る日本人は、基本的に家族第一だし、ストレスもたまらないので、あまり呑みに出る理由もないのだろうが、韓国人や中国人のお客がバーの客の3分の2くらいだ。

 

彼ら「アジア人」からすれば、勿論彼らの言葉で飲める店もあるのだが、やはり日本のバーに行くという事が一つのステータスになるのか、それとも彼らの同国人のお店が、あまりにストレートなサービス過ぎて、それを好まないのか、もしくはちっちゃなコミュニティなので、知合いに会いたくないということか。

 

お店の賑わいは、本当に水商売ってなもので、流れがある。オークランドでは山水も含めて4軒ほど呑める場所があるが、大体半年単位で客の流れが変化する。旬と言うのか、とにかくこの流れってのは、人=スタッフの動向に影響されてる気がする。

 

お店は所詮人であり、どれだけハコが良くても客は入らない。壁に掛けてる絵が綺麗だからと呑みに来る人はいないし、ソファがゆっくり座れるからなんてのも理由にならない。やっぱり働いているスタッフ次第だ。

 

でも、日本と比較すると、まだまだ様々な点で「進化の速度」が遅いなって感じがする。経営者の判断なのだろうが、バーで今時演歌がかかっているのは、かなりのリスクではないか?

 

日本の「バー」や「スナック」と言うのは、世界でも珍しい存在で、酒屋で買えば5ドルのビールが、何でお店に座って呑めば10ドルするのか、多くのキーウィは理解出来ない。例え横にお酒を注いでくれる女性がいても、それはそれ、ビールの値段に変化があることとは関連付け出来ない。

 

だからどのお店も、キーウィが飛び込みでやってくると、まず料金説明をする。そこでほぼ99%の客がそのまま出て行く。最後の1%は、「そんな料金設定はおかしい!」と怒る。おいおい、呑みもしないのに、文句だけ言うなよって感じだ。

 

そんなこんなで、楽しい金曜日の夜を過ごす。さて、来週から日本だ。一ヶ月の独身生活も、これにて終了。

 

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tom_eastwind at 11:19│Comments(1)TrackBack(0) 僕の青春 

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この記事へのコメント

1. Posted by Tiger-May   2007年01月21日 13:52
ほんと、ほんと。今時「スナック」などに行くのは、いったいどういうお方だろうと思う。
日本でもそんなのはせいぜい30年も前の話ではなかろうか??
多分、今スナックで働くお姉さんは、自分のお客を持っていて、っ携帯をカウンターの上に置き、客にせっせと電話する。一人きたら閉店まで逃がさない。言葉巧みに2万くらいは落とさせるLOL
お客が取れない子はクビ。
30代くらいのお兄さん方は、よく飲むから男同士で行くときは居酒屋チェーン店みたいな所を好む。
一品は300円〜500円の安心価格だ。
お酒を注いでくれる人など不要。

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