2007年06月14日

歯医者

8f522039.jpg

やっぱり高いな〜、歯医者。

 

今日は半年に1回の定期健診だったが、先生が15分ほど診てくれたが、針を歯茎に押し込んでぐいぐいやって「お〜、問題なし、次は9ヵ月後で大丈夫だよ」の言葉を貰うだけで、お支払いは110ドル。

 

いやいや、分かっちゃいるけど、やっぱり高い。今の日本は歯科治療が保険きくので良いけれど、日本の健康保険にも年金にも、何も入ってない僕はニュージーランドの医療制度と個人で入ってる保険で対応するしかない。

 

そして僕の保険では歯科治療はカバーされてないので、毎回全額自腹なのだ。

 

有難いことに、家族は皆、歯がしっかりしており、竜馬君も歯磨きをしているので、当面歯科治療は必要ない。

 

ただ、みゆきが今、歯科矯正をやっているので、これは自腹。大体2年くらいかけてやるのだが、2年間の分割払いとは言え、合計すれば7千ドルくらいになるので、こりゃ大変。

 

キーウィ、ってか、西洋人は歯並びをすごく大事にするし、日常でも歯に対するケアは徹底している。やっぱり肉食人種なのかな、太古の時代から肉を噛み千切る習慣を持った人々は、魚や葉っぱを食ってきた僕らと違うのかな、歯歯歯。

 

これから移住を考える人、とにかく歯には注意して欲しい。やばそうな所があれば、保険のきく日本ですべて治療しておく事。

 

ただでさえ生活費が上昇して、もはや日本並みの生活費が必要なニュージーランドで、移住したばかりの人は決して高い給料は取れない。そんな中で虫歯の治療!なんてなったら、地獄で閻魔大王に遭った気分になる事、請け合いだ。

 

僕も40数年使ってきた歯が流石にガタが来た時に抜いたが、一本2千ドル!抜くだけだよ、抜くだけ。おまけに抜いた所を結んでた糸がほどけて、翌日は口の中が血だらけ、おそらく胃袋にもかなりの血液が流入したのではないか?

 

まさしく地獄で閻魔に遭って、その後にエイリアンとプレデターの戦いに巻き込まれて血だらけになったようなものだ。

 

翌日、土曜日にもかかわらず歯医者さんが出勤してくれて(勿論5歳くらいの子供連れ)、普段着のまま治療してくれて、何とか血液ドバ!は収まったが、全く、踏んだり蹴ったりだった。

 

今もその歯医者に通っているが、客筋を見ると、皆さん高級住宅街にお住みの上品そうな方ばかり。1年以上通っているが、アジア人は僕以外見たことがない。

 

丁寧だし、上品にやってくれてるので、とりあえず文句はない。手術のあとの糸結びの失敗くらい、可愛いもんさ。はは、人間だもんね、失敗くらいあるさ。

 

病院に連れてきた自分の子供に「大丈夫、お父さん、すぐ終わるからさ、ちょっと待っててね」って言われても気にしない。すぐ終わるような手術で失敗かい!なんて怒ったら、ニュージーランドでは生きていけない。

 

それにしても、強くなければ生きていけないニュージーランドだが、金がなければ、生きていけないとも言えるな。

 

くれぐれも、歯の治療は日本でどうぞ。

 

写真はダグラスウォーターズって言う、Periodontistからの請求書。

 

 

人気ブログランキングへ



tom_eastwind at 00:27│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔