2007年07月10日
痛風その2
早速という訳ではないが、禁酒初夜は痛風のサイトを検索する。
GOUTという病気は、元々欧州やアジアの貴族などがかかってた贅沢病で、日本で目立つようになったのは1960年代以降で、現在は50万人程度の病人がいる。
男性が99%近くを占める病気である。
足の親指の関節に、ある日突然、万力で締め付けられるような激痛を感じる。ニュージーランドでは痛みの大様=The king of Pain と言われる所以である。
病気の原因は普通の人間の体内にあるプリン体。
プリン体が尿酸となるのだが、この尿酸が血液中に増えすぎると、ナトリウムと塩の結晶(クリスタル!このことか〜)となり、この針状の結晶が関節に沈着する。そこで関節を針で刺すように攻撃するのだが、この時白血球が防御に回る。
この時の戦いと、針ちくちくと、最後には白血球が負けて、またも針が関節をちくちくするのが激痛の原因である。ふむふむ、なるほど。
このプリン体が含まれる料理や飲み物を大量に摂取するからやばい。つまり暴飲暴食。
それに、ビールはプリン体を、他のアルコールの数倍以上含んでいるから、ビールの飲みすぎは命取り。ちなみに蒸留酒、ウイスキーは殆ど含まれておらず、焼酎はゼロだ。
そして定番のタバコ、ストレス、運動不足、こんなのが重なって、プリン体を排泄(排尿)する力がなくなって発病する。
なるほど、だからニュージーランドの病院で貰ったパンフレットには、痛風はニュージーランドの中年にはごく普通の病気くらいに書いてるのか。
でも、ちょっと待て。僕は、間違っても暴飲暴食はしない。食事は小鳥の餌くらいで、スキーなどの運動をした後以外は、食事量はとても少ない。ダイエット中の16歳の少女並みだ。
でもって、炭酸飲料は殆ど飲まず、お茶、水、ウーロン茶が殆どだ。だから、常に水分を吸収してトイレにもしょっちゅう行ってる。
タバコは勿論吸わない。運動は好きだし、よく歩く。ストレス?どっかにあるはずなのだが、最近すっかりご無沙汰。
おまけに痛くなったのが右手首で、痛いと言っても「風が吹いただけで痛い」わけではない。触らなければ大丈夫だし、今日は続けて2件ブログを書いているから、推して知るべしだ。
てーことは、アルコール以外は至って健康的な生活をしている僕が、それでも今回の痛風を起こしたのは、やっぱりウイスキーしかないな〜。
確かにここ3〜4ヶ月、体が無茶苦茶調子良くて、体重管理、健康管理、精神管理などなど、すべてにバランスが取れているから、お酒を飲んでも、自宅で飲むときはボトルの半分くらいはすぐに呑んでしまう。
それに自宅で飲むと、殆ど酔わない。最近は奥さんとも「何だか俺、飲む量増えたよね〜、その割りに酔わないよね〜」と話してたばかりだった。
要するに、いかにウイスキーがプリン体少なくても、アルコール自体がプリンの生育を進める効果があり、どれほど健康的でも、さすがに毎晩のアルコールが限度を越すと、神様も警告!てな事ですね。
痛風は足に出るはずが、僕の場合は珍しく右手首の関節でしょ。
これって、僕が右利きで、この手を使って水割りをがんがん作ってるから、やはり神様の警告ですな。あんまり調子に乗るんじゃないよって。
ところで痛風、これは広東語では「とんふぉん」と発音する。うちの会社はイーストウィンド、東の風で、やっぱり広東語では「とんふぉん」に非常に近い発音になる。とんふぉんの社長がとんふぉんになってりゃ世話ないね。
禁酒初夜、たまには早く寝よう。
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この記事へのコメント
彼の好きな歌のひとつにStingのField od the goldがあります。
それに出てくるのはwest wind です。関係ないかぁ〜〜
私はなんだかしつこい貧血に悩まされています。
薬を飲んだのは、まだ今朝だけ。2週間は飲まないと効果が出ないみたい。
その後も2〜6ヶ月飲む、と書いてありました。
私も自分が貧血になるとは思いもよらなかったので・・・。
健康には気をつけましょう。
私の場合は「再生不良性悪性金欠」とでも名づけましょうか。