2008年03月01日

札幌 医療の崩壊

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2008.2.27 13:55

改善なければ2次救急撤退/札幌市に産婦人科医会通告

 

 札幌市産婦人科医会(遠藤一行会長)が先月中旬、産婦人科の救急医療について札幌市に対し負担軽減策をとるよう求め、具体策が示されない場合には、重症患者を担当する2次救急から撤退すると申し出ていたことが27日、分かった。

 

 輪番で2次救急を担当する各病院の負担が重くなっているため。同医会は、市の夜間急病センターに産婦人科を設置するよう市側に要求。具体的な改善案が出ない場合には9月の撤退も辞さないとしており、市側は3月中に医師や市民による協議会を設置し、負担軽減策を検討する考えだ。

 

 土日や夜間などの救急医療体制は(1)軽症者を診る初期救急(2)初期救急医療機関から転送されてくる重症患者を担当する2次救急(3)より重症の患者を24時間受け入れる3次救急−の3つに分かれている。

 

 産婦人科医の減少などの影響を受け、同市では4年前に14カ所あった2次救急を引き受ける病院が9カ所に減少。9病院は平日夜間の初期救急にも当たっているため、担当医から「慢性的な人手不足で、これ以上は2次救急を分担できない」との声が上がっていた。

 

***勝手抜粋終了***

 

札幌の医療だけではない。日本全国で同じ問題が発生している。医療が仁術であるためには、医療関係者が安心して働ける環境作りが欠かせない。その意味で医療は算術も必要である。

 

てか、元々医療とは誰でも平等に受けられるはずの「ヒポクラテス」だったのが、医療を資本主義の中に組み込んで、そこで儲ける仕組みを作ってしまったのは資本主義を択んだ国民と政府である。

 

ややこしい事は置いといて、(てか、ややこしい事を言うと頭が痛くなる人がいるので)問題点は何かを簡単に整理すれば

 

1・儲かる仕事があると聞いて医者を択んだ。

2・ところが医療では、建築などと違って、作り間違ったからもっぺんやりますという事がきかないので、万が一失敗した場合、患者は死ぬ。

3・以前はそれでも、医者は人の命を救う為に、「難しいけどやってみよう」と言う気持ちになった。何故ならそこには、患者からの信頼があり、成功するにせよ失敗するにせよ、努力に対して正当な報酬が用意されたし、社会的にも尊敬されたから、努力して失敗しても訴えられることはなかった。

 

4・ところが今の時代は、下手に難しい患者を診て、ましてや夜中に送り込まれる、今までの問診履歴も分からないような緊急患者を診て、一生懸命努力しても結果が失敗であれば、医療過誤で訴えられる。

 

5・おまけに厚労省が医療に対する報酬もガンガン減らしている。

 

6・最後のおまけは、患者が妙な智恵を付けて、医療過誤とは言えないようなケースでも平気で訴えてくる。

 

そんな中で誰が一体、苦労ばかり多くて、もし訴えられたら一生懸命勉強した身に付けた医療免許まで取り消しされるような緊急患者を受けるものか。

 

こんなの、当たり前の理屈だ。責任ばかり多くて権限または利益が少ない、そんな仕事を誰がやるかい。おまけにこの仕事、失敗した場合の危険度がでかすぎ。何十年真面目にやってても、一発で免許取り消しだ。

 

なのに今回は、札幌の役所は「ねえ、やってよ」と言う。だったらお前がカネ出すのか?または、絶対に訴えられないと言う保証を出すのか?

 

どっちもないまま、おまけに貰える報酬も少ない。誰がやるか、ばーか。

 

そこで困るのは、当然であるが一般住民である。ただこの場合、住民に責任がないと言えるのか?

 

一体誰が、北海道の政治家を択んだのだ?一体誰が、医者を医療過誤で濫訴したのだ?一体誰が、自分の事ばかり考えて全体の調和を考えなかったのか?医者も人間である。努力した結果のミスさえも訴えられるようであれば、誰も努力なんかせずに、「ヤバイのは全部放置!」となるでしょ。

 

今の医療の崩壊は、決して官僚だけの問題ではない。官僚の独走を黙認した政治家の問題であり、そんな政治家を択んだ国民の問題だ。

 

今までは、このような問題は、あふぉなマスコミが一部の被害者を叩いて、どっかの養鶏農家の老人夫婦の首を攣らせて、あふぉな一般国民には痛みのない状態で終わっていた。

 

ところが今回は、ホストクラブの兄ちゃんのようなマスコミが一部官僚を叩いてホストクラブの客である一般無能国民をお笑いの渦に巻き込み、その場でシャンパン一気!で喜ばせてた無責任図式が変わり、そのシャンパンが客の膝の上に飛び散り始めているのである。

 

無責任にマスコミに乗っかって医者の医療過誤をぎゃんぎゃん騒ぎ、権利権利と訴えてたあふぉな大衆に対して、遂に被差別者が声をあげ始めたのだ。

 

「わかった、もういいよ、お前ら、俺たち医者を嫌いなんだろ、訴えたいんだろ、じゃあもお、いいよ、俺はめんどい患者を診ないよ。だって、安月給で責任だけ重くて、訴えられた免許も取り上げでしょ、だったら、そんな緊急医療なんてしね〜よ」

 

さ、医者のストライキだ。こうなったらどうする?札幌の人たちよ、どうする?

 

自分たちで、安心出来る医療機関を作るか?その医者が頑張って治療したけど治せなかった場合は訴えないって、言えるか?

 

やります!背に腹は変えられません、緊急医療を受けてくれる病院を作ります!

 

だったら、そういうなら、実は今の仕組みの中でも出来るのだ。今の仕組みの中で、一生懸命やる医者は、たとえ失敗しても許す、努力に見合うお金を払う、以前の日本に戻す、そうすれば、すべて収まるのだ。

 

え?以前の日本って?じゃあ、いつ日本は変わったんですか?

 

変えたのは政府。変えさせた一番の原因は財政赤字。財政赤字を作ったのはばら撒き政治をやった政治家。その政治家に一票を投じて、「おらがむら」だけの利益を考えたのが、くそったれ有権者だ。結局、自分で自分の首を絞めた結果として、医者の反乱が起こったのだ。

 

勘違いの権利ばかり要求して、国民としての義務を果たそうとしなかった連中が、実はこのようあな問題の根底に横たわってる。

 

結局、民主主義は参加者に大きな費用の支払いを求めているのだ。そんな事も知らずに権利ばかり考えて民主主義に参加するくらいなら、北朝鮮で生活をして欲しいものだ。

 

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tom_eastwind at 09:34│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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