2008年04月24日

顔面に蹴り!

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ぼこ!

 

やった!見事におでこにヒザ蹴りが入った。

 

土曜日の午後、ホテルのビジネスラウンジでお客様と個人面談をしていたら、いきなりすごい場面が目に飛び込んできた。

 

 

お綺麗な衣装をまとった母親がちっちゃな子供をラウンジの中で走り回らせて放置した挙句、その子がトレイにコップをたくさん積んで運んでたラウンジコンシェルジェ君の右ひざに、見事に衝突。

 

2〜3歳の子供って軽いから足音もしないし、大人の視界にも入らないから、柱の影に隠れてしまうと全然見えない。そこから急に飛び出すのだから、コンシェルジェ、避けようもないまま右ひざでバッコーン!お子様、見事にカウンターを喰らって、そのままふわーっと一瞬浮き上がって、今まで隠れてた柱に後頭部激突。

 

幸いコンシェルジェは持っていたトレイを落とさずに済んで、ガキの頭に割れたガラスコップ落とさずによかったのだが、近くで「お茶にしようかな〜、ジュースにしようかな〜、ね^だーりん、どうする〜?」ってな馬鹿ずらさらしてたお綺麗なお洋服の若い母親、子供の突然の割れるような泣き声に振り返り、スッパびっくりしたように振り返った。

 

最近は週末に都内のラウンジ付のホテルに泊まる若い家族が増えている。

 

所謂勝ち組階級が、世間の喧騒から離れてちょっとリッチに過ごそうという事だろう。

  

ROKUMEIKAN平成貴族がお互いに集まってホテルのラウンジをそうやって利用するのも、今の格差社会の中ではありだし、おカネを使う事で経済は回るのだから良いと思う。

 

そのこと自体は、明治時代の日本人が頑張って伸びようとして鹿鳴館に通ったようなものだ。ただ明治時代は鹿鳴館に子供を連れてくることはなかったと思うけどね。

 

 

ホテルとしても当初は外国からやってくる大手企業の役員から部長クラスを狙ってあえて通常の客室を潰して作ったラウンジだが、意外と違う使い方をされて、それでお客が入るなら、それもまた良しだろう。

 

日本と西洋のホテルの客室料金設定は対照的。例えばオークランドだと週末に客が入らないから割引をする。東京だと週末は貴族が来るからわざと1万円くらい高く設定する。

 

白人は、週末は家族と過ごしたいのだ。だから週中で仕事をして週末には出来るだけ帰国するような日程を作る。そこに平日は自宅に帰り、週末だけちょいとリッチに過ごしたい平成貴族を突っ込めば、上手いこと客室も回転する。

 

だから、週末に仕方なく残ってラウンジで仕事をしているビジネスマンにとって、家族と過ごせない上に他所のガキがピーピーギャーギャーやられると、すっかり労働意欲を無くして、テーブルの上のパンとジュースだけ取って自分の部屋に戻るのだ。

 

こういう場面はホテルのラウンジに限らず、最近の公共の場所で、ほんっとよく見かける。親が全然子供を見てないのだ。一体何を考えているのだろう。

 

KAZOKURANRAN20年くらい昔はどうだったかな?あの頃は親が子供を叱ってた記憶がある。ぶつかった子供に注意して、ぶつけられた人に子供の母親がお詫びしていた記憶がある。

 

 

第一、公共の場で、特に料理なんかを運んでるレストランで子供が歩くとどれだけ危険か、分かりきったことだ。

 

こうするとこうなる、つまり簡単な想像力と、次にどうなるって考えることが出来れば、いずれガキの頭に熱湯かけられて一生残る傷がつくってのも想像出来る。

 

そんな事も考え付かないのが親をやってるんだから、全く持ってガキがガキを生んでるようなものだ。何が悪くて何が良いか分からないから、叱らないおや、叱れないおや、何を叱ってよいか分からないおや。

 

BUSどっちが悪いかなんて、普通の常識があれば分かる。片方は完全に信号無視の前方不注意の飛び出しである。信号守ってきちんと走ってた人間には何の過失もない。

 

ところが今の時代では、親が子供を怒らずに相手を怒る。「何で注意してないんですか!子供なんですよ!」

 

この彼女の名誉の為に言っておけば、ぶつけられたコンシェルジェ君に対して「あら、すみません」と言葉を発するだけの常識はかろうじてあった。ただ、自分の子供には何も怒らずに、「お〜、痛かったね、きをつけようね」と痛い顔面とおでこをさするだけ。

 

でもね、でもね、ちがうだろうが!気をつけるのはあんたでしょうが。

 

広い場所で子供に走るなと言ったって聞かないのは「猫の前にまたたび」だ。所詮無理なこと。だからきちんと親が付いてあげて、暴れそうになれば人の迷惑のかからない所に連れていき、子供に少しづつ「公共の場所でやって良い事悪い事」を教えるのが親の仕事。

 

ぶつけられた相手に母親が謝る、その背中を見て子供が「あ、私、悪いことしたんだ」と学んでいく。それが教育。

 

このお父さん、静かなラウンジの中で、周囲の静けさにどれだけ迷惑をかけているかも考えずに大声でぎゃんぎゃん泣いてる子供に近寄って「xxちゃん、どうしたの?」と聞いてる。

 

これも、最近よく見かける勝ち組のような、DG(あれは騙されジェネレーションって意味の自虐か?・後述)って刺繍の入ってる高級ジーンズにエリの高い白シャツ、もちろん素肌にネックレスはお決まりのアイテム、スーツ生地のような柔らかそうな高級ジャケットに先の尖った鰐皮のような茶色の革靴といったいでたちの兄ちゃん。

 

KAGIKKO脳みそには子供の頃にお母さんからもらった500円玉でいつも塾帰りに買って食べてたコンビニおにぎりとかの化学調味料添加物がたっぷり残留しているのではないか。

 

 

奥様「あのね、このこがぶつかっちゃったの」

旦那「ふーん、そうなんだ、xxちゃん、もう痛くないよ〜」だってさ。

 

おいおい奥さん、自分の不注意は棚上げですか?

おいおい旦那さん、ぶつかった相手の事は聞かないんですか?

 

てか君ら二人、子供を叱ろうよ!自分をもっと反省しようよ!

 

ここから騙されジェネレーションの呟きが始まる。

 

「でも、そんな事を言っても、僕らが子供の頃は鍵っ子で、忙しい父親なんて会う事もなかったし、母親は自分の面子の為の子供の受験受験で目の色変えてたから、まともに両親の愛なんて受けてない。だから僕らはこの子を、こんなちっちゃい時からお休みの日はちゃんと一緒に外出して、色んなものを見せてあげるようにしてるんですよ。家族を大事にしてるんですよ」

 

何だか、そういう言い分が聞こえてきそうな気がする・・・・。

 

RUNN GAKI 1でもやっぱり駄目。

 

負の遺産はどこかで断ち切ることが必要だけど、切っちゃいけないものまで切ってはいけない・・・・あ、そか、彼らは公衆道徳とか最初から学んでないから、切るも何もない、最初から知らないんだ・・・。

 

 

親も子供も、両人に悪気がないだけに、こりゃやばいっすね、こりゃ。

 

RUN GAKI 2ちなみに添付の写真の2枚、下のほうにちっちゃく写ってる子供は、コンシェルジェ君にヒザ蹴り喰らって大泣きした子の30分後くらいの写真です。またもカメラに捕らえられないくらい勢いよく駆け回ってます。

 

どうよ?



tom_eastwind at 00:30│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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