2008年08月16日

さらば財務省

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「さらば財務省」高橋洋一

 

実に読みやすく、理論明快。頭の良い奴がそのまま言いたいことを言うとこうなるのか、そんな感じ。

 

内容は思いっきり日本の政治の内幕に突っ込んでるのに、さらっとした書き方なので、実に分かり易い。

 

こんな本を出しても殺されない日本ってのが、今回の一番のびっくりかもしれない。

 

時の本なので、2年後に読むよりは今読んでおいたほうが絶対に臨場感があって面白い。

 

日本の政治だって基本の理屈に戻せば実に簡単なのに簡単にはいかない。それはすべて「しがらみ」と「利権」の問題。

 

でも国家運営とは国家の為に運営することで、それは国民がどれだけ幸せになれるかであって、個人同士の「しがらみ」や、特定団体の「利権」で国が動くようでは、そりゃもう革命起こせ!って言いたくなるよね。

 

彼がどのような性格なのか知らないし、この本しかデータがないけど、かなり割り切った考えの出来る優秀なシステムエンジニアって感じがする。

 

こういう人が日本にいて、日本のことを考えてくれるってのを政府は感謝すべきではないかな。ただ、文章全体からすれば、この人は、ある日突然秤のバランスが外側に傾けば、すぐに米国あたりの海外へ移住するタイプではないかと感じた。

 

だからこそ、こういう人物が日本を離れないでいけるように政府は努力すべきなのだが、とりあえず現在の結果としては、「さらば財務省」である。次に出る本の表題は「さらば日本」か?

 

 さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白



tom_eastwind at 12:45│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | 最近読んだ本 

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