2008年08月17日

オリンピックを何気なく見て

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オリンピックを何気なく見てる。

 

オリンピックはどうもあまり興味がないけど、積極的に否定もしてないので、たまたまテレビをつけて、その時の画面がオリンピックだったからってんで、ぼんやりと体操を見た。

 

しかしまあ、どこの国も次から次へと凄い技を思いついては繰り出してくる。お国の声援を受けてますから、いくら「参加することに意義があり」なんて言っても、やっぱり勝ちたいよね。

 

個人同士の祭典とはいえ、最終的には国家の支援を受けて参加しているし、これで金メダルがたくさん取れれば、そりゃあ国家としてもうれしいわな。

 

でも、本当に勝ちたいんだったら、西洋人のやり方を真似ればよいのにといつも思うのは僕だけか?

 

どういう事?って言うと、簡単に言えば自分に有利になるように、ゲームのルールを変えるのだ。

 

例えば冬のオリンピックのジャンプ競技で日本チームが一時期強かったことがある。その時は、ゲームのルール内で日本勢が色々と考えて、V字型で飛ぶこととスキー板の長さで飛距離を出したのだが、そうなるとオリンピック委員会、速攻でルール変更をして、小柄な日本人に不利になるようにスキー板の長さの規定を変更したのだ。

 

勿論それからはジャンプ競技で日本が勝てなくなった。

 

最近では新型水着を着た北島選手が金メダルを取ったが、あの件はまさに分かり易いルール変更だ。

 

ある英国のメーカーがオリンピックルール違反の水着を作った。そしてオリンピック開催ぎりぎりになってオリンピック委員会が水泳競技の水着に関する規定を変更した。するとこの会社すかさず、変更された規定に合った自社の(元々はルール違反の)水着を世界中で発表して「新水着発売!驚異的な速さ!」とやったわけだ。

 

実際にその素材を使って競技した選手は次々と新記録を出してしまったので、日本オリンピック委員会も仕方なくその水着を着用することを認めたのだが、そりゃそうだ、そんなもん馬に興奮剤を打って走らせれば一時的に早くなるのは当然。

 

日本の水着メーカーも、時間さえあれば同じような素材の水着は作れる。しかし、そんなもん作っても、その時点ではルール違反なんだから作るわけがない。

 

ましてやオリンピック委員会の決定と発表が、どう見ても他の水着メーカーが開発出来ないぎりぎりの時期なのだから、こりゃもうどうしようもない。

 

ね、簡単でしょ、こうやって上同士がつるめば、下はどうしようもないのだ。

 

こういうゲームのルールを変更するってのは、白人、特に英国系の最も得意とする戦略だ。日本人は真面目だから、すぐに相手のルールに付き合って苦労する。そして苦労して一番になったと思ったら、またもルール変更だ。

 

だから、日本が本来やるべきなのは、ルールを作る側に回ることで、相手のルールで戦うことではない。

 

捕鯨問題でも同じで、あんなもん、鯨を実際に食うかどうかは別として、何でわざわざ捕鯨委員会に所属して無益な議論をしているのか、意味不明。欧州のどこかの国のようにとっとと退会して、自分なりに資源を守りながら鯨を獲ればよいのだ。

 

大体40年前は、学校給食でも普通に鯨を食ってた。戦前の日本は魚が中心だった。それがいつの間にか牛肉を食べるようになった。

 

ほんと、いつの間にか、だよね。誰かに強制されたわけでもないのに、いつの間にか食べるようになった。これを専門用語で、広告宣伝と言う(笑)。

 

そういうのを作るのが得意なのが、日本では電通だし西洋ではヤング&ルビカムとかがあるけど、彼らの広告宣伝と言うのはチョコレートのデザインだけじゃなくて、国民全体を肉食に誘導するという技もあるのだ。

 

その牛肉の流通の殆どをコントロールしているのが米国にあるカーギル社だ。

 

この会社はパパブッシュが役員をしていることでも有名だったが、世界中の食料に関わっており、尚且つ株式上場してない同族会社なので、その実態を知ることはとても難しい。ただ、食糧問題が出てくると必ずこの会社が裏で動いている。

 

バイオエタノールを使おうと言い出したのはブッシュで、その為に世界中で穀物の値段が上昇した。誰が儲けるのだ?

 

一事が万事こんなもので、結局はルールを作り情報を制するものが一番強い。

 

オリンピックだって、結局は勝ちたい連中が自分に有利なようにルールを変更する。日本みたいに純情な連中は、何も考えずに試合に参加して一生懸命頑張るけど、主流にはなれない。

 

そういえばバレーボールでもそういう事があったと、ある人から聞いた。

 

バレーのルールでは、背が高い人間の方が有利に出来ている。てか、以前はそうではなかったのだが、やっぱり勝ちたい国としては、自分たちの平均身長が日本人より高いのだから、身長が高い奴が勝てるようにルール変更をしたいのだろう。

 

この次にルール変更をするとなれば、肥満の多い米国人に有利なように、バレーボールではジャンプを認めないとか、日本人がパンチのあるボールを打ち込んだら「不公平だ、紳士的ではない」と審判がその選手を退場させるとか、みたいなことがあるかもしれない。

 

ルールと情報操作を得意とするのは、元々英国のお国芸だ。欧州の一番端っこにあるちっちゃな国としては、欧州の大国に勝つために、国を挙げて情報戦を仕掛けていった。世界で最初に国家が運営する情報部を作ったのも英国だ。これはMI6と呼ばれる、007が所属するところですな。

 

つまり英国は、体力や国力で劣る分を情報でカバーするということを世界で最初に思いついた国で、その情報力を生かして19世紀から世界のトップクラスの国になり、今も米国とつるみながらスポーツから食料、そして戦争までも「情報操作」と「ルールつくり」で支配しているのだ。

 

だから、オリンピックをいくら見てもしらけた気持ちになる僕=(自分の都合でルールを変えておいて平等なんてのたまう連中と付き合いきれない僕)としては、早いとこアジアを中心とした、名前はなんでもよい、例えばアジアンピックとかペキンピックでもペキンダックでもよいので、同じ価値観で競技が出来る人同士だけでゲームをやってもらいたい気持ちだ。

 



tom_eastwind at 13:59│Comments(1)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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この記事へのコメント

1. Posted by 黄金羊   2008年08月17日 23:05
はじめまして
最近からですが、ブログ興味深く読ませていただいております。
ルール変更のパターンは、F1でも聞いたことがあります。
ホンダが勝ちすぎて、排気量規制したり、ターボ禁止にしたりと変えたとか。
オリンピックで気になるのは、特に日本のお家芸とかつて言われた柔道。
外国人選手の技などみていると、レスリングと何が違うの?
と言いたくなってしまうような技ばかり目立ってしまいます。
美しくないなぁと・・・
その他野球もサッカーも各国の最高の選手がでないで、
メダル争いっていうのにも違和感バリバリです。
スポーツにお金や利権が絡んだらおかしくなるのかなぁ、と感じるこの頃です。

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