2009年01月02日

滑り納めと初滑り

4c77b29d.JPG

 

大掃除を終わらせてすっきりした自宅、大晦日の夜は12時丁度に家族で年越しそばを食べて過ごす。

 

りょうまはいつものごとく「お父さん、何で真夜中に麺を食べるの?」と聞く。

 

僕は月見そば。家族はかけそば。使った麺はスーパーで売ってる一袋1ドルの即席めん、家族一緒は実に楽しい。

 

一年を振り返りながら来る年を考える。

 

そして元旦も初すべり。

 

ん?元旦も?ニュージーランドは夏だよね?

 

そうなんです。実は大晦日のお昼には家族でスキーに行き、あんまり楽しかったのでもう一回ということで元旦もスキーに出掛けたのです。

 

実はオークランドから北に車で20分ほどのSilverdaleという場所に屋内人工スキー場があり、あることは知ってたんだけど今まで行ったことがなかったので、奥さんがクイーンズタウンで買ったまままだ使ってないブーツの試しということであまり期待もせずに行ってきた。

 

結論からすればすんごい楽しめた。どうせニュージーランドなんだから大したことないんだろうなと思ってたのが良かったみたいで、結局5時間くらい滑りまくった。

 

コース自体は初級者でも楽しめるし、ジャンプ台があちこちにあるので飛ぶことも出来る。大きなターンだと5回も回れば終わりだけど、結構スピードも出せる。

 

何よりいいのは、斜面に石がない。風が吹かない。雪も降らない。ゴーグルもサングラスも不要ってこと。

 

屋内スキー場なんだから当然なんだけど、僕としてはニュージーランド独特の自然のままの屋外スキー場、つまり斜面は岩石が飛び出して風が吹けば山が閉鎖になるほどの大風、雪が降れば横殴りに吹き付けてきて、ゴーグル使っても前が見えなくなるほどの環境でスキーをしてたので、「おお、屋内スキー場ってもの、こりゃ良いものだ」と思えてきた。

 

リフト料金は54ドル、レンタルが24ドル程度で時間制限なしなので、お昼の12時から夜の9時まで遊べる。勿論カフェもあるので休憩も出来る。

 

あんまり楽しかったので翌日、つまり元旦もまたスキーに出かけてきたのだけど、結果的に、こりゃはまりそう。

 

だってオークランドから車で20分も走ればスキーが出来るんだから、やりたいことさえしっかり絞り込んでおけば、十分に楽しめる。

 

例えばジャンプを練習するぞって目標を決めれば、コースが短い分だけすいすいとバーで登れて短時間で練習が出来る。

 

エッジを立てて回る練習なら、それも問題なし。実際にインストラクターが練習がてらショートターンの練習してたり、10台の若者がボードやスキーで高く飛んで2回転とかしてた。すんげえな。

 

ここのカフェも良い。カフェの前面が大きな窓になってて、コースの一番上からリフト乗り場まで全部見渡せる。食べ物は・・・・NZでは普通だ。

 

途中でコーヒー休憩したりお昼はピザ食べたりしながら正月スキーを楽しむ人々を眺める。

 

面白いのが、欧州か南米か知らないけど英語圏以外の家族連れも目立ってたこと。雰囲気からして移住してきたって感じではないので、オークランドで駐在生活しているのかな。

 

目立つのがどこでも同じだけどルールを守らない大陸中国人。ペタペタのビニールサンダルに襟が汚れて黄ばんだTシャツ、突き出た腹に半ズボン。

 

リフト切符を買う順番も守らずカフェでは他人が坐っているところに平気で座り込み、周りの迷惑を考えずに大声で騒ぎまくっている。一体いつになったらマナーを覚えるのやら。

 

滑ってる人はレンタルスキーが殆どだけど、道具の良し悪しを考えるような本格的な斜面ではないし、気になる少数の人は自分の道具を持ってきてる。そうじゃない人はキャーキャー笑いながら斜面で転んだりそりで滑ったりするんだから、全然問題なし。

 

屋内の温度はマイナス5度。スキー手袋をつけても手がかじかむくらい。ところが外は真夏のかんかん照りの25度。合計で30度の温度差を楽しんできました。



tom_eastwind at 11:12│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔