2009年01月08日

2009年始業

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今日から会社始業。

 

一応日本人らしく、「あけましておめでとう御座います!」と言う言葉が軽く飛び交っていた。

 

1月8日だから、計算してみると年末から15日のお休みだ。

 

クリスマス休暇と言う白人のお休みに日本人のお正月を組み合わせてるのだが、日本で働いている日本人からすれば「何じゃそりゃ!」的な長さだろう。けどこの時期、皆からすればまとめて休めるので日本への里帰りも出来るのだ。

 

毎年この時期には2週間程度の休みを取るのが当社の習慣だが、それは当社に限らず日本人が経営するお店でも1月13日までお休みとかも普通にある。

 

キーウィの会社など、1月17日までお休みなんてのもある。だから今日も高速道路はガラガラ。自宅から会社まで、ドアtoドアで15分だった。

 

そう、つまりニュージーランドでは12月中旬から1月中旬までは「ずっとお休み!」なのだ。

 

自分とこだけが休んでれば周囲から非難の目で見られるだろうが、周囲も休んでいるのだから逆にこっちが会社を開けてても仕事にならない。問い合わせを貰っても調べ先がお休みだからだ。

 

今日は初日とは言え午前中からミーティング、午後はお客様との会議、夕食を一緒にしながら最近の日本の経済状態の話等をする。

 

日本は今本当に幸運なことに円が強い。しかしこれがいつまで続くか、誰にも分からない。今のうちに資産を海外に移転して海外投資をすべきだ、これはかなり多くの経営者の頭の中で考えられている筋書きだ。

 

そうでない経営者は、今日明日の会社運転資金確保のために走り回っている。

 

去年後半からの激動は、経営者をも見事に勝ち組と負け組に峻別してしまった。

 

健全な企業が資金繰りがつかずに倒産するのは、これは本当に悲しい話だ。こういう企業を救う仕組みがないのが社会の金融機能の欠陥だなと思う。

 

思う、って気楽なこと言うなと言われそうだが、実はニュージーランドでは本当に「金融危機はどこ吹く風」みたいな雰囲気なのだ。

 

もちろん影響は出ているけど、元々貧乏な国だけに今更困ることもない。

 

だから今年もいつものように、皆はクリスマス休暇に入って思いっきり休む。国自体がお休みだ。

 

金はなくても心は幸せ、ぼろっちい家にお洒落じゃない服でも、家族で一緒に食卓を囲めて一緒に過ごせれば、それに勝る幸せもないのではないか。

 

ニュージーランドはマインドリッチ、日本はマネーリッチというのは僕が作った造語だけど、北半球の大変さを聞きながら、この国でのんびりと休みを取ってる国民の幸せさを再度感じた。



tom_eastwind at 22:13│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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