2009年01月09日

またかよ その2

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今の国会はまるで政治家と官僚が全員揃って、少しでも自分の利益を引っ張り込もうと四方八方から綱引きしている状態で、どっちかが引けばどっちかが引き戻し、そんなことやってるから話が全然前に進まない。

 

給付金が良いか悪いかを別にしても、首相が「やる」と言うと民主党や自民党内部でも「やるな」と言う意見が出る。

 

雇用問題ではついこの間まで非正規労働者の受け入れ先であった製造業が不況で解雇をすると、政府は解雇をするなと言う。

 

こういうのを八方塞がりと言うべきか、とにかく何も決まらない状況が続いている政局である。

 

でも、そうこうしている間にも世界は激しく動いている。日本だけがお互いのエゴで足を引っ張り合って、結局国益を失っている現状は、誠に情けないとしか言いようがない。

 

自分がビジネス上でいつも気をつけるのは、問題の先送りをしないという事である。

 

月曜日の間違った判断は金曜日の正しい判断よりも正しい。これが僕の持論である。理論的にはおかしいだろうけど、経営ってのは理論だけでは把握出来ない様々な要素で動いている。

 

理屈をどういおうが、てかヒマな時にいくらでも理論を振り回しても良いが、いざ戦場となればそんなものは使い物にならない。目の前で発生する様々な問題をどんどん処理することで、勿論失敗も多いけど結果的には先送りよりもましな答が出る。

 

今のように政治をおもちゃにする連中が日本の中心にいるんだから、そりゃ一般庶民も大変だろう。

 

たかが1万2千円とか2万円の定額給付金を全国民に払うために発生する事務作業費用はいくらなのか?

 

総額2兆円を原資とするなら、それをそのまま失業保険の原資に上乗せして失業者向けに1年間の給付をする方が、よほど本当に困った人にお金が回るから世の中のために良いではないかとは、僕の個人的意見。

 

けど何よりいかんのは、誰も何もしないってこと。

 

君は船、民は水と言う古い中国の諺がある。

 

水が凪なら船は安定している。水が荒れた状態だと船は揺れる。だから君は常に民の事を考えろ、そうすれば君も安定するぞって意味。

 

ところが今の日本は、君の泥舟は沈みかけ、民は泥まみれ状態だ。

 

民は君と一緒に沈みたいのか?

 

残された方法・・・総選挙で治療出来るレベルを超してるね、やっぱり霞ヶ関相手の実力デモ行進しかないんじゃないのか。

 

写真はオークランドの夏空と、正月を利用してペンキを塗りなおしたベランダ。ちなみに二日かけてベランダを塗りなおしたのは奥さんとみゆき。男女平等、ですな。

 

 



tom_eastwind at 00:27│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | 日本ニュース

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