2009年01月26日

新年快楽!

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今日も快晴のオークランド、奥さんが朝早くからあちこちの友達に電話をしまくり、相手が出る度に嬉しそうに「新年快楽!」とやってる。

 

そう、今日は中国の新年なのだ。

 

 

旧暦で生活をしてる中国人社会では、今日は一年の中で最も晴れやかで賑やかで大事な日である。

 

日頃はクリスマスのバーゲンやクリスマスパーティをやったりする彼らだけど中国4千年の歴史は体に刻まれているようで、香港では旧正月前後の賑わいがクリスマスの10倍くらいの雰囲気だったのを覚えてる。

 

何よりこの期間の親戚巡りがすごい。日頃はめったに会わない親戚の自宅を訪問するのだけど、多くの人が家族と一緒に町に繰り出してバスに乗りあちこちの親戚に顔を出すのだ。

 

それも特に予定を立てずにいきなり相手を訪れるのだから、肝心の相手も親戚に顔出しをするために外出しているなんて当たり前。まだケータイ電話がそれほど出回ってなかったのでミスマッチが多かったものだ。

 

計画性ないな〜、予め関係者全員で予定作ればいいのにと思ったものだが、万事計画を作って失敗する日本人と、万事行き当たりばったりで失敗する香港人と、どっちもどっちかなと思い直した記憶がある。

 

ただまあこの日だけは香港の殺伐とした雰囲気が一転変わってのんびりした家庭モードに切り替わるので、これだけは西洋人や日本から派遣された駐在員には理解不能だったようだ。

 

いつも無愛想で笑顔の一つも見せない香港人に嫌気が差した英国人が「君、いくら払ったら笑顔を見せるんだよ?」と言ったことがあるとか、それほど普段の香港人は愛想がないし金を使わない。

 

それが家族と一緒にいるといつもにこにこ、お正月のお年玉はバンバン気前良く振りまく。

 

このギャップは香港人の中で香港人として生活しなければ絶対に理解出来ない現象なので日頃香港人をうまく使いこなせない駐在員から「おい、どうやったら香港人を笑わせられるんだ?」と良く尋ねられたものだ。

 

広義の中国人のうち大陸中国は共産党支配の影響で昔からの伝統的な文化(特に漢字!簡体語)がかなり破壊されたけど、香港はその反対に世界の中で最も中国伝統文化を残しているのではないかと思われる。

 

台湾は蒋介石が戦争に負けてやってきた寄せ集め集団ともともとの地元民族の複合国家だしシンガポールはマレー、インドなどを含む複合人種国家だ。

 

彼らに比較すれば香港も複合ではあるが基本的に漢民族の複合なので伝統的中国人であると言える。潮州、客家、福建、上海、広州など様々な個性を持つ人々が集まってはいるが、上から下まで生粋の中国人だと言える。

 

特に大事な相違点は、香港の多くの人は自由を愛して商売がdaisukiで共産党から逃げてきた人々だから伝統を大事にするし共産党のように文字をぶっ壊すことは絶対にしない。

 

今日は昼からどこかでパーティがあるようで、奥さんはお呼ばれでそちらに顔を出していたが、午後自宅に戻ってくると今度は香港の親戚に電話しまくり。

 

香港とニュージーランドでは時差が5時間あるので、午後に電話すると丁度良いのだが・・・まあ今月の電話代の請求は見ないようにしよう。

 

それから子供たちを連れてまたもお出かけ。今度は中国市場だそうだ。

 

今晩は中国の伝統料理が食卓に並びそうだ。

 



tom_eastwind at 14:59│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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