2009年01月29日

米を研ぐ

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研磨と言う言葉がある。Sharpenと言う英語がこれに当てはまるようだ。意味は鋭くするってことになる。

 

研ぐって、米を鋭くするの??

 

 

 

米の形は普通の日本人なら誰でも知っているし、ぼくも米を食べたことはある。けど米を鋭くするなんて考えたこともなかったぞ。

 

今日はお客様と話をする中で米を研ぐと言う言葉を使われて、かなり新鮮な驚きだった。

 

ご飯を炊く時は米を研ぐ。それは米と米をすり合わせて表面のヌカを取る事で、それによって味も香りも良くなるとの事。

 

ほ〜。

 

何故ならだって自分の頭の中には辞書機能として「研ぐ」って言い方はあるのだけど、実際の作業では「洗って」いたからだ。そう、うちでは米を洗う。結婚してからずっと、米は「洗って」いたのだ。

 

奥さんのお母さんと10年同居しており、そのお母さんがいつも米をざるに入れて水道水でちゃちゃっとすすいで、そのまま電気釜に放り込んでたのを観てて、奥さんも同じようにやってるのを見てたから、僕の最近20年の生活においては、やっぱり米は「洗う」ものだった。

 

「ヌカ臭いんですよ、よく洗わないと」

おお、あの匂いのことか。

 

またも食に関して学ぶことあり。

 

そしてもひとつ学んだこと。それは昨日のブログを読んで頂いた方から、「NZにもイクラが存在する」ってのを教えていただいたこと。

 

NZRegal社が販売しているようで、スーパーで買えるとのこと。味は決して日本人には納得出来ないそうだけど、一応イクラにする技術はあるようだ。

 

その後その話をイクラのプロに聞くと「あれはね、筋子をほぐす時の処理のバランスがすんごい難しい職人技なんですよ。あれが出来る職人は年収1億円くらいありますよ」と言われた。

 

イクラ一つをとっても奥が深い食ビジネスです。

 

てか、米くらい研ぎ方を知っておけって話ですね、、はは、今から変わります。

 

・・・けど、香港出身の奥さんは納得するかな〜。

 

写真は僕の大好きな「海鮮茶漬け」です。このメニュー、僕以外の誰も注文しないようです・・・美味しいのにな。



tom_eastwind at 18:28│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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