2009年02月26日

購読者様

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田中宇のメルマガは欠かさず読んでいる。

 

彼の示す世界情勢の「基本にまずイスラエルを置く」と言う姿勢は僕も全く同感。

 

 

イスラエルが良い悪いではなく、その時世界で一番パワーを持っているのが誰か、そしてそのパワーバランスがどうなるかを知っておく必要はあるからだ。

 

パワーバランスに人種別特性(商売の仕方とかも含めて)をベースに置いて、そこを起点として自民族がどういう方向に行けば一番世界と自分の為に良いかがある程度見えてくる。

 

そうすれば今、日本のメディアでしょっちゅう出てくる郵政やかんぽなんて、答えはそれほど難しくはない。

 

世の中を逆から、つまり個人から見るからテレビや新聞に振り回されたり間違って見えたり勘違いしたりするだけで、根っこのところから見ていけば大体の場合テレビや新聞の嘘に気づくし、ガセネタもすぐ分かる。

 

山の麓から景色を眺めるのと山の頂上から360度の景色を眺める違いみたいなものだと思う。

 

そのメルマガが4月から半分有料になるとの事。

 

今まで年間52本の無料記事を書いてたのだけど、最近は執筆速度も上がったので品質は下げずに(つまり無料はそのままで)執筆速度の上がった分が有料になる。

 

ということは今まで読んでた読者には何の問題もなく、追加で更に読みたい場合はお金を払うと言う選択肢だから、充分納得出来る。

 

実際に経済ニュースであれば最新ネタを本にして出版するまで一ヶ月以上かかるわけで、一旦印刷した文字になるとデータ訂正も出来ない。

 

だからニュースはネットと親和性が高いのだけど、それだけ質の良いものを有料で買うのだから何も問題はない。

 

新聞やテレビの崩壊がいよいよ近づくにつれ、メディアの将来がどうなるのかが多くのジャーナリストにとっても気になるところだろう。

 

けど答えは既に出ている。既存の新聞は情報伝達手段としては残るだろうが、その内容はまったく別の人々が作成するようになる。

 

そこでは質の高い記事が販売されて、例えばインターネット上で時事問題が噂のように広まった時に読者が「そうか、じゃあロイターではどう書いているんだろう、あそこの記事なら信用出来る」となる。

 

簡単に言えば今の出版社と作家の関係である。出版社はあくまでも編集と製作と流通を手掛けるだけで、読者は出版社ではなく作家の名前で本を買う。

 

これが日常に行われるようになる。この時点で警察発表の横一列記事しか書けないジャーナリストの生命は終わり。

 

こうなるとインターネット配信している田中宇のような読み応えのある経済政治記事は、お金を払っても読みたいとなる。

 

広告ではどうしても広告主に対しておもねる部分が出てくるので、記事の内容に自信がある不偏不党を目指すジャーナリストならば当然自分の記事の有料化を目指すだろう。それは本を売ることと同じだからだ。本は媒体、記事は内容。媒体が本でも電気でもOK。

 

その意味で今回の有料化記事も「そうだよね、当然お金払います」と僕も納得した。早速手続きをする予定だ。一ヶ月500円であれだけ優良な記事を読めるなら安いものだ。

 

と、ここまでは納得したんだけど、後半の「有料で読みたい人向け」の文章を読むと少し違和感があった。

 

それは、彼が使っていた「購読者様」と言う表現。

 

これって誰のこと?表現としてどうなんだろう。まだ現在有料化されてないんだから、現時点では購読者はいない。

 

これが個人の姓の後ろにつける佐藤「様」や鈴木「様」ならしっくりくるし、これを英語にしてMrSatoでも問題ない。

 

けどMr Readersとはならないよね。この違和感。

 

早速英語Nativeさんに聞いてみた。するとやはりReadersに対してMrが付くハズがないとのこと。

 

じゃあ日本語の購読者「様」の「様」に当たる英語は?

 

答はありません。

 

それは、答がないという意味ではなく、様にあたる英語はないとの事。

 

敬語として使うならば、

To my dearest Reader’s

Your honor Reader’s

Valued Reader’s

などがあるそうだけど、様にぴったり適合する英語は、やっぱりない。

 

例外的に米国ではMrPresidentってのはあるし、英国では肩たたきをされた偉いおじさんや歌の上手なイギリス人ならSirなんて呼ぶ。

 

後は相手の名前が分からない場合に呼びかけの言葉としては、Hey Mister がある。哀しみレストランですな、古。

 

じゃあこうすれば↓

購読希望者へ⇒たかぴーですな。学校のセンセーみたい。

購読者君⇒上からですな。

購読者様へ⇒悪くはない。

購読者諸君!⇒右翼じゃんか。

購読者の皆様⇒これが一番しっくりかな。

 

どうでも良いとは言え、思わずつっかえてしまった。

 

閑話休題、これからは有料ブログが増えていくだろうから、やっとメディアもまともな方向に進むのではないかと思う。あとは時間の問題だ。

 

田中宇のウェブサイトは↓です。

 

 http://tanakanews.com/

 



tom_eastwind at 00:48│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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