2009年04月29日

自己変革 満州

「東条には思想も意見もない。思想のない者とは意見の対立もない」

 

昭和21年3月に戦勝国側の検事が出張尋問した時の石原莞爾の言葉。

 

そうなんだよね、これなんだよね。一人でうんうんと頷きながら本を読んでると家族が不思議そうな顔をする。

 

普通、本を読んでるときは言葉を発しないのだけど、いっや〜戦前の満州ネタはすごいぞ。

 

実は移民とか移住のベースってこの時に既に出来上がっていたんだね。

 

戦争に負けて日本は島国に押し込められたけど、実は元々は世界に雄飛出来る民族だったのではないか。

 

大きな明後日の夢を描く石原莞爾と、明日の米びつの残量を確認する東条。その間で仲を取り持つ甘粕。

 

今まで僕の頭にあった甘粕の印象がすっかり変わった一冊である。てかこれ、無茶苦茶大きい。甘粕の立ち位置ってそこだったのか!

 

満州って大きな国造りであり、それがほんの数名の力で行われたってとこに日本の特殊性があるのかな。

 

それも権力側によって行われた大変革である。普通の西洋社会なら民衆が権力に対して戦うのに対して、日本では明治維新もそうだけど常に権力者の側から自己変革を起こしてきたと言う歴史がある。

 

自己変革は思想も意見もない奴には出来ない。けど思想や意見があっても実務が出来ないと自己変革は出来ない。

 

両方をバランスよく持っていないと変革は出来ない。出来てるか?・・・自己反省の日々だぞ。



tom_eastwind at 18:57│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | 移住相談

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