2009年05月30日

大安吉日

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タクシー。

 

仕事で恵比寿から南麻布へ。どうも誰かがアポイントの3時と13時の区別できてなかったみたい。だから24時間制でアポ確認すればよいのに〜。未だ持って12時間制でしか頭が活動していないのか??

 

結局お客様は13:00から僕を1時間30分待って、あまりに来ないからと帰ってしまってた。他のスタッフの方に資料を渡して説明して、ぼくはとっととその会社を退散。次回の日本訪問の際にお会いするってことでこの件終了。

 

まったく〜とか何とか思いながらタクシーで来た道を戻る。三の橋交差点でタクシーを拾って三叉路を左、明治通りを天現寺交差点を右に曲がり〜の。

 

ホテルの名前を告げると30代半ばの運転手さんが「あ、あそこって確か去年オーナーが変わりましたよね」だって。口(良くご存知ですね)、心(株でもやってるのかな?)

 

そういえば去年、それまでのオーナーだったモルガンスタンレーがシンガポール系のファンドに売却したって話を聞いたことがある。

 

そんなこんなを話していると、今度はタクシーの営業時間の話をしてきた。

 

「いやね、ここ最近急に会社から営業時間を守って残業しないようにって指示が来てですね、昔みたいに水揚げが上がらない時はちょっと余分に走るって事も出来なくなって、困ってますよ」

 

どうも国交省がタクシーの営業時間規制をかけてきたようで、大手のタクシー会社は「行政指導」をそのまま受け入れて現場の運転手は大変なようだ。

 

どうもイメージとしては、東京都の初乗り料金値上げをさせた代わりに一台あたりの営業時間を短くすることでタクシー業界に新人運転手が入りやすくする計画ではないか。

 

お客の総量が変わらなければ一人当たりの労働時間が短縮されることで新たに雇用が生まれる。

 

これは経営者にも都合が良いらしい。タクシーの台数が増えると一台当たりの売上は減るものの、現場のタクシー運転手を管理する例えば配車係とか経営者の給料は運転手と言う分母が増えるので良いようだ。

 

けど勿論限界売上ってのがあってあまり増えすぎると今度は運転手自体が飯が食えなくなって「やーめた」となる。だから生かさず殺さずの台数増加と言うことになるんだろう。

 

けどまあ経営者のそのあたりの配慮よりも雇用を考えてタクシー業界に「ワークシェアリング」を導入した国交省の方が更に一枚賢いかな。

 

ホテルに着くとロビーは大変な騒ぎ。今日は大安吉日で壁に飾ってある「本日のイベントご案内」の上から下まで結婚式で埋まりそうな騒ぎである。

 

ホテルのスタッフなのか結婚式にタキシードを着てるお客なのか区別もつかない男性陣、そして花嫁衣裳を着た女性とそれを取り囲む女性予備軍及び経験者軍。

 

つまり美しき誤解の悲劇にまだ気づいてない人々の花嫁に対する賛美するようなうっとりとした微笑と、美しい誤解に気づいた人の「誰も失敗しないと気づかないのよね」という諦めに似た慈愛に富む微笑とが交差する場所。

 

6月はJuneBrideってわけでもないんだろうが、雨降りの季節に屋外結婚式もやばいので必然的にホテル、それも山手線から雨に降られずに移動できる場所ってので、限られるんだろうね。

 

華やかなロビーやバブル期に作られた豪華なゆったりした階段で記念写真を撮る人々を背中に、とりあえず僕は今日一日の仕事を終わらせたことを確認して、少しゆったりする。

 

雨の東京、それもまたよし。美しき誤解、それもよし。人生はそれの繰り返しなんだから。2分の希望と8分の失望。「あ〜あ」なんて思わずに今日を楽しく生きましょう。

 

写真は恵比寿ガーデンプレイスで回っている風車。風力発電の宣伝か?けど、綺麗でした。



tom_eastwind at 20:16│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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