2009年06月14日

馬で走りながら花を観る、馬を下りて花を観る

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馬で走りながら花を観る、馬を下りて花を観る。

 

元々は中国の諺だったと聞いてる。それを誰かが日本語に翻訳して、その本を偶然読んだ僕の頭の中に残っていた。トウショウヘイだったか?

 

 

日本とシドニーの出張の間が短かったので、頭の中ではこの3週間が一本の棒線のように繋がっている。

 

馬で走りながら花を観る。これは出張中の印象。会社全体を見回すには丁度良いのだが、移動や会議やなんやかやが一つに固まってて、分解してゆっくり見るヒマがない。

 

とにかく一つの事を落ち着いて考える暇がない。出張だから仕方ないのだけど、全体像は見えてもその細部をどうするかと考えてられない。

 

そう言えばオフロードラリーとかは一台の車に二人が乗り込んでいる。一人は運転に専念してもう一人はナビゲーションをするって奴。

 

子供の頃は何故二人必要なのか分からなかったけど、出張も同じで一人で全部管理しながら準備、面談、その後のまとめ等など、出来る人には良いのだろうが僕の場合どう見ても効率的に悪い。

 

つまり移動中に細かいことをいちいち聞かれても応えるだけの準備もなければ余裕もないし状況の把握は出来ないのだ。

 

もうこうなると、下手に連絡を取るのが弊害になる。こっちは何しろ馬に乗って走っている最中なのに、野辺に咲いてるちっちゃな花の育て方を聞かれても、応えてるヒマもない。

 

今回のシドニー出張が終了して何かの弾みで頭のスイッチが切り替わると「馬から下りた」状態になり、細かいものが見えてくる。この弾みって、ほんとに何が弾みになるか分からない。機内でEDカードを記入した瞬間?飛行機を降りた瞬間?空港ターミナルを出た瞬間?毎回違う。

 

けど、切り替わった瞬間、それまでピンクと思ってた花が赤かったりしているのが分かる。全体図が細部まで見えてくる。

 

今回はそうやって改めて細部を見ると「ナンじゃ!」と言う状態。こりゃ当面は自分で全部仕切っていかんとやばいな。

 

これから先一月くらいは長期出張の予定はないので会社内部で腰を据えて、まだ手付かずの案件や、ずれが発生している分を訂正する作業だ。



tom_eastwind at 13:24│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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