2009年07月11日

東京定点

福岡を出て新大阪で会議してその足で品川に向かい新幹線の旅を楽しむ。

 

多くの人からすればこの距離で新幹線なんて「ばかじゃん!」なんだけど、なんでか僕は地上を走る電車の方が好きだ。

 

博多駅から新大阪まで約2時間、でもって新大阪から品川まで2時間半くらい。おうおう、福岡と東京は近くなったではないか、さすが技術の日本、ちゃちゃ!である。

 

そういえば今読んでる満州本でも、新幹線の基本モデルとなる「あじあ号」と言う弾丸列車が出てくる。時速100kmで大連と奉天を結んでいた。

 

大陸に沈む西日を見ながら食堂車でビーフシチュウにパンをひたして食べる風景が、ああ、あの頃の時代って良かったんだろうなって思わせる。

 

今の時代はもちっと進歩しているのか退歩しているのか分からないけど、新幹線では食堂車がなくなった代わりに車内販売でサンドイッチや飲み物が注文出来る。

 

朝飯を豚骨ラーメン、その1時間後に博多駅で皿うどん(堅い餡かけ焼きソバ)を食べただけで新大阪で会議だったのでかなりおなかが空いてて、普段なら食べないカツサンドを注文して、つけ合わせに飲み物を頼む。

 

品川で新幹線を降りてホテルにタクシーで向うと、もうその時点で夜の10時過ぎである。あ〜あ、今回は移動が多いなとか思う。移動って余計なことに神経使うから疲れるのだ。

 

俳優とマネージャーの存在が最近ますます良く分かる。

 

舞台で役者やってる人間はそこに思いっきり集中するから、それ以外の事を考える余裕がないし、第一そんな事を考えてたら役者なんて出来ない。

 

マネージャーだけでは舞台に立てないし、役者だけでは仕事にならない。お互いに助け合いながら生きていかなくては。

 

東京ではいくつか会議をこなして最後に説明会をやって、けど内容が多様性多すぎ。

 

魚の品質管理からIT関連のアービトラージ技術開発、ホリスティックに海外移住、おまけに不動産投資と、とにかく幅が広い。

 

話すだけで精一杯でそれをまとめるのは会議後の静かなバーで形にしていくしかないけど、あ〜あ、一人ではきついのだ。

 

とにかくいろんなところでいろんなものがからんでいるからまったくどうむすべばよいのかあいであがでてくるのだけど、ふい〜って感じ。

 

日本に住んでいる人よりも海外にいる日本人の方が日本の動きが良く見える。岡目八目とはよく言ったもので、いろんな結びつきを思いつくんだけど、何故だか日本人は「いや、それはやりたくない」と言う言葉が出てくる。

 

アイデアが否定されるのは良いのだけど、そういうアイデアを思いつくこと自体が「こいつはおかしい」となると、こりゃきついよな。

 

理論とか合理性で判断すれば答えは明確なのに、それが通らない国が日本だ。こだわりってのかな、仕事がビジネスになっていない。それでいて利益が欲しいというのだから、おいおい芸術家ビジネスマンの皆さん、本当に優先順位をしっかりつけてくださいと言いたい。

 

娘と一緒にホテルで飯を食ってると彼女が一言「日本って、ほんとに世界から隔離されてるよね」

 

日本は日本なんだな、なっとく、である。



tom_eastwind at 01:06│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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