2009年07月17日

Ferg Burger

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今年のクイーンズタウンはよく冷え込んでて雪も多く、街全体がお祭り気分である。

 

有名なFergBurgerではあいも変わらず大行列で白人の若者が中心になって、手に持ったビールで顔を真っ赤にしながらグループごとに大声で笑い楽しんでる。

 

ファーグバーガーを食べたことがあるが、ここまで行列をしてどんちゃん騒ぎするほど特別に美味いか?

 

けどまあこれは東洋人のセンスの問題であろうからあんまり気にしても仕方ない。

 

僕はどうしても食べ物のソースが持った手の間から滴り落ちたり具がバンの間から転げ落ちるような作りもどうかと個人的には思う。けど要するに美観が違うんだからそこを突っ込んでも仕方ない。

 

それに味の感覚は民族によって違うのだから彼らが楽しければそれで良い。濃い目の味付けでBBQソースが入ってればそれだけで喜ぶわけなんだから日本人が何にでも醤油を使うのと同じかもしれない。

 

あ、かと言ってファーグの評価が低いのではないですよ、Mac等に比べればダントツで美味しいし、第一注文が入ってから目の前で焼かれる自分オリジナルのバーガーを見るのも楽しい。

 

10ドル前後でお腹が膨れて、何よりも国民食ですからね。そんな国民食でありながら高い評価を得ているのはこりゃ立派です。

 

毎日食べるし旅先でも食べるし観光地でも食べるうどんやカレーがどれほど美味しいかと白人に聞かれても「うまいもんはうまい」としか応えようがないかも。

 

なのでクイーンズタウンに行く機会があってもしこの店の行列がない時間帯(昼過ぎから夕方前)だったら一度はトライしてみれば良いのでは。

 

けど、多くのお店が挑戦しては失敗するこの街においては最近数年の中で超ヒットと言える。

 

味、雰囲気、サービス、場所、そして評判。こういうのがいくつもの変数として組み合わさった結果で成功したのだろけど、数学者がこういうのを数値化して「絶対儲かるレストラン作り理論」なんて発表したら、ノーベル平和賞を取れるかもしれない。

 

 



tom_eastwind at 23:15│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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