2009年07月29日

思えば遠くに来たもんだ

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今日は仕事の関係でニュージーランドでコンサートなどの興行をやっている会社と打ち合わせ。

 

部屋にはAC/DCの弩派手なポスターとか、壁中に色んなコンサートのポスターが貼っていた。

 

けどこういう人たちって、何故かポンソンビーとかパーネルに多い。やっぱりげーじゅつの街なのか?それともシティじゃ煩すぎて創造力が働かないのか。

 

実際ポンソンビーのお洒落なカフェは夕暮れともなるとこういう人たちで一杯だもんね。

 

さて、この会社とは全く面識のない状態であり、まずは何故僕がここにいて貴方と話をしているのかの説明から入る。

 

アジア人向けのショービジネスを考えている。娯楽の少ないオークランドで本場からショーを持ってくれば、オークランドのアジア人人口25万人に対して売れるのではないか?

 

その為には地元の興行会社と組む必要がある。その為にぼくは今ここにいる。

 

もちろんオークランドだけでは予算が赤字になるから当然シドニー等の大都市を組み合わせたツアーが良いとは思う。

 

などなど。たまたま今回の担当者の女性は銀行で長く働いており、アジア人の口座のことは「良く知ってるわよ〜」と、にやっと笑ってた。

 

でもって最後に彼女、「ところで御宅自身は何やなの?」

 

これが最も困る質問。なんでも屋って言うと疑問に思われるが、実際に何でも屋である。今年の5月には教会を借り切ってのクラシックコンサートをやったし、レストランビジネスの売買もやってるし、住宅の修理も請け負っているし、病人が出れば医療通訳もするし、携帯電話のレンタルもやってるし、両替もやってる。

 

最近ではシステム決済取引と言う新しいビジネスや、ニュージーランド農業に関連した仕事もやっている。あ、そうだそうだ、レストランだって経営しているではないか。

 

これに今抱えている未決案件ビジネスだけでもすでに5件ほどあり、これの落としどころを探さねばと考えている。

 

そしてその5件がすべて違う産業なんだから、おれは何やだ?と言うことにもなる。

 

ましてや今ここに坐っているのはアジア人向けのショービジネス、コンサートやショーのプロモーター企画。

 

結局最後に両手を広げて言ったのが、「うち?うちは求められれば水爆からコンサートまで何でも用意、企画手配する会社です(笑)」

 

実はこのせりふ、さいとうたかをが彼の劇画の中で使ってたせりふの改造版で、オリジナルは美女から水爆までである。しかしまさにこの通りとしか言いようがない。

 

結局産業分類とか「あなた何やってるの?」と聞くほうは、それによって相手を分類してどこかのハコに入れたいのは良く分かる。

 

ただ、そういう産業分類は実際にはあまり意味のないような職種も存在する。それがぼくのような職種である。一言で言えば、ニュージーランドに絡むビジネスなら百貨店のように何でも扱いますとなる。

 

百貨店は何やですか?惣菜から絵画まで何でも扱ってますとなる。

 

なので最近は、相手によって自分のどこの部分を切り出すか、予め考えておくようにしている。いろんな面があるけど、どこを見せるかは相手に合わせておかないと、理解してもらえないもんね。

 

ましてや、魚ビジネスの話をしている相手に「いや〜、うちは両替してまして〜」なんて言っても変な顔されるだけだ。

 

それにしても、思えば遠くに来たもんだ。九州の田舎で社会人を始めたときは、日本航空が発行してたニュージーランドの大型ポスターを見ながら「こんな綺麗なところもあるんだな〜、けど一生行くこともないんだろうな」とぼんやりと思っていた。

 

それが今ニュージーランドで生活をしてビジネスをして子供二人はこの国で生まれて教育を受けている。今日なんてアジア人ショービジネスの話である。

 

時代と言う波に乗っていつの間にかこれだけいろんなことをやってるんだなと思う。

 

けど、今日このキーウィの担当者に言って見て気づいたこと。あ、しまった、ニュージーランドには核がないのだ・・・。北朝鮮まで行かなくちゃ。



tom_eastwind at 00:12│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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