2009年08月06日

新聞とか

「新聞・雑誌メディアは公共性、信頼性に優れ、高い知識・教養レベルを持つ大人のメディア」だとさ。

 

こんな事を東海大学文学部広報メディア学科教授である小泉真人氏が書いている。

 

日経ビジネスの広告欄で書いているのだから当然これは広告であり、自分が信じているかどうかは別にして商売として書くのだから気にする必要もない。

 

けど、なんかな〜。

 

例えば鉄道が蒸気機関車から電動ディーゼル車に変わったのに、あいも変わらず手持ち無沙汰でディーゼル車に乗り続ける釜焚き職人のような気がする。

 

可哀相な気がするけど、商売だから仕方ないのだろう。下手にメディア学科なんてコースを選んで既存メディアと仲良くなってしまったもんだから、自分の思っていないことを言わないといけなくなる。

 

公共性がなく政府の御用メディアに成り下がり、信頼性も全くない。教科書の嘘を暗記するのみで、自分で考えるという知識のかけらもないコピーマシンが道徳も教養も持ち合わせていない学生時代を経てやっと就職した先で何とか首を切られないようにしがみ付いてるだけの人々の塊が現在の日刊新聞やテレビ局の実態である。

 

「環境に優しく」ってんなら、下らん雑誌など印刷するな。印刷会社は一体どれだけ資源を無駄にしているのか考えたことがあるのだろうか。

 

要するに自分たちが印刷しているものはとても賢くて立派で社会の役に立つのだから、インドネシアやカナダの森林を丸裸にしてしまっても良いと本気で考えているのだ。

 

テレビ局は電波を使っているが、その電波の使用料の殆どは携帯電話会社が負担しており、テレビ局はほぼただ乗りである。そいつらが国民の共有財産である電波にただ乗りして自分たちだけ高い給料を取っておきながら一般国民や企業を叩くのだから、一体どんな存在価値があるのか。

 

しかしまあ、大学のセンセーを使ってこんな事を宣伝しないといけないって事自体が、すでに終わりの始まりだなと思う。

 

まあ絞首刑の台の上に立ってて足元の椅子が蹴飛ばされるまで、残された時間は決して長くない。それまで頑張って砂場に頭を突っ込んで周囲を見ずに「大丈夫、何もない〜」と自分を安心させてろ。



tom_eastwind at 20:53│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | 日本ニュース

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔