2010年01月02日

フランクシナトラ

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スーザンボイルよりもフランクシナトラ

年末という事で奥さんはチャンネルをかちゃかちゃやってたらスーザンボイルが歌ってた。

去年後半にずいぶんと人気が出てCDも売れてよかったねとは思うけど、ちょっと日本人、盛り上がりすぎではないかと思う。

まともに聴いたのはこれが初めてだったのだが、ちらっと歌を聴いてたうちの娘、さらっと一言「フランクシナトラの方がずっとうまいじゃん」って言い捨ててゲームを再開してた。

僕としても似たような感想である。

もちろん下手ではないけれど、今回の人気は歌がうまいって事よりも「あんな女性がこれだけ素晴らしい声を出せるとは思わなかった」と言う「びっくり感」が人気を底支えしているんだろうし、もっと言えば「あいつ、ぶすだよね」と言う優越感が先にあり、歌がうまい彼女を評価することで自分が「弱者にも優しい良い人」と勘違いしているんじゃないかと思ったりもする。

つまり歌そのものに対する評価と言う感じがしないから嫌なのだ。

ニュージーランドではある程度実力がある歌手は大体英国に移って世界に向けて羽ばたいてる。古い歌手ならばキリテカナワだし最近ならウエスティンラだろう。

この二人はCDだけで売れた。とくにウエスティンラなんてどんな顔かどんな姿かなんて関係ない、テレビ広告で聴いた人がびっくりして「あれは誰だ!」と言う形の評価を受けたである。

つまり純粋にその「声」が評価されたのだ。そして同じくらいの実力があってもなかなか評価されずにちっちゃな喫茶店で歌をを歌い続けている歌手もいる。

そんな中でスーザンボイル程度の実力であれだけの評価をされてしまっては、個人的に「ふざけるな」と言う気持ちになる。さらにそれを日本のテレビ局が「上乗せ」して電波に乗せ、電波信仰人種がさらに喜んで最初に書いたような「わたし、良い人〜」と思い込むことを知っている番組制作側のずるさが頭に来る。

まあ元旦からお笑い芸人の顔に泥をひっかけてお茶の間を笑わせようとしているバカ番組が働いている業界なんだから、笑うほうもバカだけど笑わせようとするほうもバカであるので何もいう事はないけど、スーザンボイルを下手と言うわけではないけれど、売れて良かったねとは言いたいけど、う〜ん、なんかこんな流れになってしまうと好きになれない。

そんな時はフランクシナトラでも聴いて古きよき時代を思い出してみたい。あ、もちろんフランクシナトラだってマフィアに支えられた部分はあるのは知ってますよ。それでも彼はエルビスプレスリー並みの実力があり、びっくり感でスターになったのではないのは間違いない事です。





tom_eastwind at 04:29│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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