2010年01月20日

世界で最も厄介な隣人

中国人が「世界で最も厄介な隣人」であるってのは面白い表現である。

それ、なにせ事実だもんね。だって香港人の奥さんと20数年一緒に生活していると、ほんとによく分かる。日本人は個人では絶対に中国人に勝てない、ははは(笑)。

「はは、オタクだけですよ、それはオタクの家庭内の力関係だけですよ」と言われそうだけど、実際に思う、うちの奥さんがもし敵側に回ったらって。

それこそ、ほんとに大変だよ、あの人怒らせたら。勘のよさ、芯の強さ、いつまで経っても絶対に忘れない記憶力、反撃力、どこを取っても日本人の僕に勝ち目はない。

けど幸運なことに彼女はぼくの奥さんになってくれて、子供が二人できて幸せな家庭で毎日楽しく過ごせてるのは、こりゃやっぱり彼女の力である。

僕が大変だったとき、彼女がいつも一緒にいて一緒に考えて悩んでくれたから今の僕がある。

そんな風に中国と日本が一衣帯水で生きていけないものか。

逆に考えて欲しい。中国と日本が地理的に離れる事が出来るのか?ユーラシア大陸で大地震でも起きて日本が沈まないままにそのまま東に流されてハワイくらいまで行けば縁も切れるだろうが、どう考えてもその前に日本が沈むだろう。

つまり、物理的に日本と中国の距離が変わらない以上、彼らといかに友好的に付き合っていくかの方が大事だってこと。

人口が10倍で人々が下品で野蛮でうるさくて嘘つきでずるくて、そりゃ文句を言えばきりがない。けどその彼らが21世紀は間違いなく世界のトップに躍り出るのだ。

10億人の消費人口があり毎年10%近い経済成長をしており、同じ漢字文化を共有しており同じ肌をしている隣人が隣にいるのだ。何故積極的に出て行って彼らと手を組もうとしないか。

てか、逆に考えて彼らを敵に回して何か良い事があるのか?米国が日本を永遠に救ってくれるってか?あり得んし。

米国は間違いなくキリスト教的発想であり欧州的発想であり、そこに「東洋の島国を何の見返りもなしに助ける騎士道精神」なんてこれっぽちもないってこと。

そう考えれば超大国の狭間にある日本が採るべき立場は、二つの国家と同時に仲良くしてくことではないんか。

はっきり言えば戦後の日本は60年以上、米国と言う吸血鬼に一方的に血を吸い続けられてきたようなものである。

米国と言う吸血鬼に首にかみつかれて毎年「思いやり予算」だけでなく様々な形で米軍を負担している日本。

米国産の牛肉や小麦を買わされて米や魚を食べなくなった日本人は、自らその食体系変化を選んだと思いますか?

食料メジャーが日本を消費大国と位置づけていかにたくさんのMadeinAmericaを買わせてきたかは、元メジャーの暴露本を見ればすぐ分かるとおりだ。

彼らは世界中に自国の食料を売るために様々な政治工作を行う。その相手が、叩き潰したばかりの日本なら、そんなもん簡単に押し付け出来る。

敗戦後、日本は航空技術を米軍から奪い取られた。制空権を最も重要とする米国からすれば日本にその技術を残す事はご法度だったからだ。

最近やっと三菱がMRJと言うジェット機を作る事が出来たのは、制空権がすでに最先端でなくなったからだ。

最先端は常に米国が押さえる、二番目の技術は日本が開発してくれれば、それを米国が生かしてボーイング社に提供してください、これが現実である。

上品な顔で日本の根元から吸血をする米国がいる中、そこに中国と言う最近強くなった隣人が来た。

ならばここで日本が自立する為には、中国との距離を近くするのが当然だ。その為に小沢さんが中国に行くのも当然だろう。逆に言えば、今の日本の政治家で中国と対等に張り合える人は小沢さん以外にいるのか?

去年の総選挙で民主党が勝った。これは本当に大変なことだ。しかしこれは戦後60年の決着を付けるべき千載一遇の機会である。


今彼ら民主党がやっているのは米国一辺倒であった日本を中立に戻す為の「揺り戻し」である。もちろん行き過ぎれば問題だ。けどそれは4年に1回の選挙で国民が訂正すれば良い。数日前にも書いたが、次はまた河野太郎総裁率いる自民党にやらせれば良い。

そうやって国家に2大政党が出来上がり安定して政治が動くようになれば、それこそ国民の一番希望するところである。

そして国民の期待と信頼を受けた政治家が、官僚に対して「事務作業」を指示すれば良いだけだ。これが本来の国家の姿である。

世界で最も厄介な隣人、それは中国人である。しかし、だからこそ逆に言えば日本にとって大きな機会となるのだ。彼らと手を組んで世界の中心になっていけば良いのだ。

今ならまだ中国と対等に組める。10年後は、誰にも分からないが間違いなく今より立場は悪くなっていく。

だからここで開国するのか、それとも他国との取引をやめて鎖国するのか?国民自らが今考えるときなのだ。


tom_eastwind at 19:06│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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