2010年01月29日

金利据え置き

[ウェリントン 28日 ロイター] ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は28日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを予想通り過去最低の2.5%に据え置いた。据え置きは6回連続。

 ロイターの調査では、エコノミスト20人全員が据え置きを予想していた。

 中銀はまた、年央あたりの利上げを視野に入れていることを再確認した。

 景気回復の勢いが増す中、インフレは抑制されているとしつつ、家計は慎重で、世界経済の見通しは依然としてまだら模様だと指摘。ボラード総裁は「経済がわれわれの12月の予測に沿って引き続き回復した場合、2010年半ばごろに刺激策を解除し始めると予期するだろう」と述べた。

 金利据え置きに対する金融市場の反応は限定的で、ニュージーランドドルは中銀の声明発表直後に対米ドルでいったん上昇した後、10ポイント程度下落。その後、ほぼ変わらずの0.7050米ドル近辺に落ち着いている。

 ニュージーランドの最近の経済指標は、比較的緩やかなインフレ圧力、住宅市場のゆっくりとした回復、小売売上高の増加、消費者信頼感の改善など、すべてが同国経済の段階的な回復を示唆している。

ロイターより。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-13568420100127

これで何が分かるかって事もないけど、ニュージーランドは今回の金融危機ではあまり大きな被害を受けてない。

以前も書いたが英米金融界が金融工学を駆使してジェット機で空に向って飛び立ったとき、ニュージーランド金融界は馬車で旅をしていたのだ。

その後ジェット機は空高く舞い上がりそのまま大爆発、北半球では大変な騒ぎになったが、南半球では
「なんだから北半球で飛行機、墜ちたみたいよ」
「あらま大変。おっと、うちの庭のお花の手入れしなくちゃね」
てな感じだった。

今年半ばには金利上昇が始まる。そうするとまた不動産売買が動きだす。実はすでに去年後半から不動産現場では水面下の動きが出ている。不動産価格の下落が止まり、地域によっては上昇を始めたのだ。

オークランドは現在140万人が住んでいる。あと10年くらいで200万人に増加する。この60万人は確実に住宅が必要となる。

つまり今でも割高と思われている不動産価格だが、これからは更に上昇していくって事だ。

10年後に向けた長期投資として不動産投資を考えてる人が多い。とくにキャピタルゲインタックスがないのがポイント。だから数日前も書いたけど、JohKey首相がキャピタルゲインタックスを採用する予定は当分ないだろう。

だってニュージーランドの投資対象は基本的に定期預金か不動産であり、それ以外の投資対象はあまりない。そんな中で不動産課税してしまうと、投資対象が銀行などに偏るか、それとも海外投資家からすれば「魅力ないからやめた」ってことになる。

ニュージーランドにとって一番良い方法は、今までとおり「うまくいってるときは政府は口を出さない」であろう。

法治社会で治安が良くて食料が豊富で人々が優しければ、21世紀は自然と世界から人々が集まってくる。世の中の自然の流れを壊すな、それは政治家の皆さんはよく理解しているようです。


tom_eastwind at 09:26│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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