2010年04月02日

イースター初日

イースター初日

今日はイエスキリストが死んだ日とされている。でもって3日後に復活してこれでイースターの終了である。

つまりキリストは死んでいないのだ。

そしてもう一つ。

救世軍の創立者ウイリアム・ブースの言葉に「聖書は、読め、信ぜよ、従え、そして勝て」というのがある。まさにこれこそキリスト教の基本であろう。

つまり聖書に書いているキリストの復活は信じなさいと言ってるのだ。

実際にキリスト教原理主義者は聖書に書いていることを一字一句信じているわけで、だからこそ今でも米国の地方に行けばダーウィンの進化論は神様とエデンの園を否定しているからってんで教科書に掲載しないとか授業で教えないといった状況が発生している。

ところが同時に、聖書ってのは3世紀から5世紀にかけて創作された「本」であると言うのも、誰だってウィキで調べてみれば分かる事実である。

つまり当時の支配者が武力だけでなく宗教も利用して国民を制御するために原始キリスト教が全く新しく(換骨奪胎とも言う)「創造」されたのも事実である。もちろんその過程では支配者に都合のいいようにキリストの話を作り替えている。

皆さんはトム・ハンクスの最近の映画「天使と悪魔」とか「ダヴィンチコード」を見てお気づきだったと思うが、主人公の教授が教会で神に仕える人々たちと議論になり「わたしは科学者として神を信じない」と苦しげに言い切る場面がある。

米国ではキリストを信じない白人はそれだけ心に引け目があるという意味だろう。他に宗教があるとかならまだ許せるが、キリスト教自体を否定するような科学者なんて!と言うところだろう。

または映画を作る際にバチカンの許可が必要で、そこでむりやっこダンブラウンが妥協して付け加えたせりふなのかもしれない。

いずれにしても面白いのは、世界で一番強いとか賢いとか思い込んでる米国人が、そのよって立つ宗教であるキリスト教に関しては「何も考えずに、疑問を持たずに」信じて従うってのだから北朝鮮のことをどうこう言ってられないんじゃないか。

法廷の証言とかでも聖書に手を載せて「わたしゃ嘘は言いませんよ」と宣言するわけだが、その聖書自体が偽造、とまではいかなくてもキリストが本来考えた目的とは全く違ったことの為に「創作」されたのだから、それをそのまま信じるってのもどうかな(笑)と思ったりする。

日本で生活をしてたら気付かないキリスト教の問題、ある意味運よく西洋社会でキリスト教を信じる人々が造った社会で彼らの無意識の行動の底にあるものが見えてきて、学ぶものとしては大変勉強になる。日本にいたら気付かなかったろうな。

結局世界の人々の平等とか調和を真っ先にぶち壊して混沌の世界に放り込んで、皆が争う状態にして自分だけが漁夫の利を得るシステムにしたのがキリスト教だとすれば、徳川家康もびっくりな程の見事な世界統治法だと言える。

イースター初日。皆さんは「キリストは死んでない」って言われて「ほう、そうなんだ」と思えるほど幸せな金曜日を過ごしていますか(笑)。


tom_eastwind at 00:10│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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