2010年05月18日

オークランドの欠陥住宅

NZdaisukiで下記の記事を読むことが出来る。

★記事全文★
水漏住宅物件の修繕費に関して、一軒につき国と地方が25%ずつ負担するという総括案の提案を、政府は発表した。住宅のオーナーは50%を支払うが、政府保証の銀行ローンを受けることもできる。

補助総括案は、水漏住宅物件の所有者にとっての経済的な救助策になる、とKey首相は話している。

以前の提案では、政府負担は10%であった。今回は、地方政権がこの案に賛同する場合に限り、提案改修を進める。

この提案を進めた場合、今後5年の間にかかる政府の費用は10億ドルを超える見積もりとなる。

被害住宅のオーナーは、この費用補助を受けるか、あるいは現在の論争を引き続き行うかの選択をすることになる。

オークランド市長John Banksは、地方政権がこの政府の申し出に賛成することを確信しており、すでに他の市長とも会話を交わしている。オークランド市にとっても、政府と同額の10億ドルの費用がかかるというのが、Banks氏の見積もりである。

ウェリントン市長Kerry Prendergastも、この補助総括案には基本的には賛同しており、政府にとっては最高のオファーだということを認めている。Prendergast 氏は、ウェリントンでは被害物件と見なされる約4000件のうち200件は解決済みとされるが、 1億2000万ドルから、2億4000万ドルと見積もっている。
★全文終了★

http://www.nzdaisuki.com/


住宅問題については4〜5年前から「欠陥住宅」であることはちょっと建築知識のある人なら分かっていたことだ。とくに僕が日本から来た建設関係に従事するお客様と視察をすると、彼らは本当にびっくりした顔で「ええ!こんなので家?アパート?」と言ってたのを思い出す。

日本では新築住宅が欠陥なんてのは考えられないが、こちらの建築市場やキーウィの仕事に関する専門性のなさを考えれば必然的に「そうなるでしょ」って感じだ。

それでも一軒家はまだまし。何故なら土地が残っているからそこに価値がある。ニュージーランドでは購入した一軒家の場合、大体半額が土地の評価額である。

けれどアパートの場合は土地が付いておらず、建物が欠陥だった場合はレントに出す事も出来ず、購入金額全額を丸損とするか、購入金額と同じくらいのオカネを払って再度作り直すかと言う悲惨な事になる。

更に問題なのは、ちっちゃなアパートだと日本のマンション管理組合みたいなものがないから、全体で修理すべき欠陥をある人は「おら知らねえ」と言ってしまえば法律的に強制執行も出来ないしだれがオカネを払うのだってことになる。

オークランドの不動産市場は確かに景気が戻り始めているけど、あいも変わらず欠陥住宅問題は後を引いてるのが現状だ。


tom_eastwind at 03:22│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | NZの不動産および起業

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