2010年05月30日

Homeward Bound

0be16ebb.jpg何でどんべえ?

東京の滞在先は説明会参加者の皆さんはご存知のように、それなりに良いホテルである。部屋も広くて綺麗だ。部屋の窓からは左手に六本木ヒルズ、東京タワーが見えるし右側にはレインボーブリッジも見られるので夜ともなると東京の街の光が最高の景色を作ってくれる。

けど何故かぼくはそんな広い部屋の真ん中でユニクロで買った部屋着を着て床に座り込んで「どんべー」を食ってる。

今回の出張も間もなく14日目だ。こうなると一番やばいのがいつもの生活パターン(9時就寝6時起床)が壊れてしまうってことだろう。

海外移動を繰り返して現地でお客様と会議をしたり会食をしたりしているけど、これが一個一個結構重いネタである。何せ人の海外引越しと言えば簡単だけど、生活の拠点を根こそぎ異国の地に移すわけで、そこでの生活、学校、収入、などなど考える事が山ほどある。

そこで食事後にやり残した仕事をホテルのバーで片付けってことになるのだが、これで結局遅い時間まで居座る事になり眠れなくなる。

けどまあ普段の出張よりは疲れが少ないかな、今回は。普段だったら出張半ばから体調不良になってしまうのだけど、今回はおよそ8割がた済ませた後に疲れが来てる。

でもってそんな時はついつい朝起きるのが遅くなり、結局胃袋も重いので朝ごはんを食べないままに昼頃までぼやっとしている。でもってお昼ご飯がどんべーとなる。

てか、だったら普通に近くの満龍ラーメンもあるじゃん。大体ホテルの中にレストランなんていっぱいあるんだしって言われそうだけど部屋から出るのが嫌だな〜って感じで、じゃあホテルなんだからルームサービスでうどんもカレーもあるんだけど、何だかルームサービスってのは僕にとって贅沢な気がするのでどうしても頼み辛い。

そんなもん気にするなって言われそうだけど、そんなどうでも良い事が気になって、結局床に座り込んで“どんべー”になってしまうのだ。

今日はどんべーきつねそば。オークランドで食うどんべーはツユが液体状なのだけど、東京で食うどんべーは何故か昔の粉形式である。どんべーは東日本と西日本で味が違うといわれてて、ぼくが普段オークランドで食ってるどんべーはおそらく西日本から輸入されたどんべーなんだろな、粉の奴はやっぱり味が濃いな。

なんてことを思いながらどんべーを食ってる。

ただ一つ言えることは、毎日毎日一人でいると結局ナンだ?ホームシックかどんべーシックか?に罹ってしまうし、どんな立派な食事よりもうちを思い出させてくれる、自分の原点に戻れる、そういうどんべーの方がずっと体に良いってことだろう。全くインスタント世代のソウルフードだなって思う。

サイモンとガーファンクルの歌に”Homeward Bound” というのがある。
旅から旅を重ねていくギター弾きが駅のホームで次の電車を待ちながらふと、家に帰りたいなって思う歌。
“Homeward bound I wish shall home”

今日は説明会本番だ。これさえ終わらせれば僕もHomewardBound、もう一がんばりで明日の飛行機に乗ってオークランドへ戻れる。


tom_eastwind at 10:59│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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