2010年07月11日
CoCo壱番
日曜日:名古屋での仕事を終わらせて、やっと日曜のお昼に名古屋駅地下のCoCo壱番でとんかつカレーを食う事が出来た、ほ。これで暫くは胃袋が安定しそうだ。
それにしてもCoCo壱番が特別美味しいわけではない。狭くてちっちゃい丸椅子でカウンターに坐らされてカツカレーにコーラ一杯で1千円だ。
東京のホテルのレストランで食べるステーキカレーの方が味の完成度はずっと上であるし値段だってCoCo壱番の2倍程度の2千円。サービスや雰囲気を考えれば“アリ”である。
それでも街角のカレーチェーンに行くのは、やはりその場所が持つ独特の空気、女子高生が行列待ちしながら「ねえねえ、何食べる?」とか、ぶすっとした中年男性がアルバイトの女の子にメニューを渡されて「おれは何でも知っている、トッピングとご飯の量と辛さと福神付けの黄金率を知っているのだ、君、アルバイトだろ、いつからCoCo壱で働いているのだ?」みたいな眼でじろっと睨む。
地下街では日曜と言うこともあり、店の前にはたくさんの人々がベビーカーを押し合ったりおばあちゃんの手を取って歩いてたり、とにかく賑やかである。
結局こういう猥雑さがいかにも人間が生きてます、生きて活動していますって空気を感じさせる。これはどんな立派なホテルの美味しいカレーのスパイスにも勝る最高のスパイスである。
そういえば昨晩もまた禁断の「真夜中に肉うどんネギなし生卵入り」を食べてしまった。昨日は時間が不規則だったので昼過ぎのひつまぶしを頂いてから一旦ホテルに戻って部屋に入った瞬間、ほんとに頭がくらくらし出してそのままベッドイン。
またも浅くて楽しい夢を繰り返したり、恐怖のゾンビー追っかけごっこをやったりしながら眼が覚めたら体中びっしょりで夜の9時過ぎ。
すでにオークランドを出て14日間、この間立て続けに面談とか説明会とかを繰り返したり、今やっている新しい企画「スカイハイ」を進めてみたり、要するに脳みそがぎゃーって言ってるんだなってのがよく分かる。
耳から垂れた脳みそを押し戻して夜の10時から錦3丁目に出て、数杯水割りを飲んだらもうどこも閉店時間。全然酔ってはないがそれほど飲みたいって気持ちではなくお腹が空いてて、これじゃ眠れんなと思い24時間やってるカウンターだけのうどんやに飛び込んで上記のうどんを食べたのだ。
けどさ、ここでも何と言うか、猥雑ナンだけど何となく温かい空気が流れていた。店の中というよりも、土曜の夜に街に繰り出してきた少し赤ら顔の若者が楽しそうに3人、5人、8人とかで固まっていて、ちょっとその中で空気を共有しているんだけど、近くを他の同じようなグループが通り過ぎると一瞬眼が合ったりする、軽い酔っ払い同士の緊張感(笑)。
あったよな〜、そんなこと。
真夜中過ぎの錦では客引きもそれほどうるさくはない。これ以上は客も来ねーかな、今日はそろそろ上がりかな、そんな雰囲気で道端に立っており、横をのんびりと通り過ぎる僕に声をかけようともしない(相手にされてないしけた親父?)。
名古屋に住んでいる人は名古屋の景気が悪いというけど、土曜の夜にこれだけ人が街を歩いてて、何を贅沢おっしゃいますかと言う感じ。
人が歩き人が空気を吸って人が人とつるんで店に入って真夜中に熱い湯気の出る肉うどんをすすって、おお、このてんぷら、バカウマっすとか。うーん、こういうのがいいんだよな。
さあ東京に行こう。仕事だ。
それにしてもCoCo壱番が特別美味しいわけではない。狭くてちっちゃい丸椅子でカウンターに坐らされてカツカレーにコーラ一杯で1千円だ。
東京のホテルのレストランで食べるステーキカレーの方が味の完成度はずっと上であるし値段だってCoCo壱番の2倍程度の2千円。サービスや雰囲気を考えれば“アリ”である。
それでも街角のカレーチェーンに行くのは、やはりその場所が持つ独特の空気、女子高生が行列待ちしながら「ねえねえ、何食べる?」とか、ぶすっとした中年男性がアルバイトの女の子にメニューを渡されて「おれは何でも知っている、トッピングとご飯の量と辛さと福神付けの黄金率を知っているのだ、君、アルバイトだろ、いつからCoCo壱で働いているのだ?」みたいな眼でじろっと睨む。
地下街では日曜と言うこともあり、店の前にはたくさんの人々がベビーカーを押し合ったりおばあちゃんの手を取って歩いてたり、とにかく賑やかである。
結局こういう猥雑さがいかにも人間が生きてます、生きて活動していますって空気を感じさせる。これはどんな立派なホテルの美味しいカレーのスパイスにも勝る最高のスパイスである。
そういえば昨晩もまた禁断の「真夜中に肉うどんネギなし生卵入り」を食べてしまった。昨日は時間が不規則だったので昼過ぎのひつまぶしを頂いてから一旦ホテルに戻って部屋に入った瞬間、ほんとに頭がくらくらし出してそのままベッドイン。
またも浅くて楽しい夢を繰り返したり、恐怖のゾンビー追っかけごっこをやったりしながら眼が覚めたら体中びっしょりで夜の9時過ぎ。
すでにオークランドを出て14日間、この間立て続けに面談とか説明会とかを繰り返したり、今やっている新しい企画「スカイハイ」を進めてみたり、要するに脳みそがぎゃーって言ってるんだなってのがよく分かる。
耳から垂れた脳みそを押し戻して夜の10時から錦3丁目に出て、数杯水割りを飲んだらもうどこも閉店時間。全然酔ってはないがそれほど飲みたいって気持ちではなくお腹が空いてて、これじゃ眠れんなと思い24時間やってるカウンターだけのうどんやに飛び込んで上記のうどんを食べたのだ。
けどさ、ここでも何と言うか、猥雑ナンだけど何となく温かい空気が流れていた。店の中というよりも、土曜の夜に街に繰り出してきた少し赤ら顔の若者が楽しそうに3人、5人、8人とかで固まっていて、ちょっとその中で空気を共有しているんだけど、近くを他の同じようなグループが通り過ぎると一瞬眼が合ったりする、軽い酔っ払い同士の緊張感(笑)。
あったよな〜、そんなこと。
真夜中過ぎの錦では客引きもそれほどうるさくはない。これ以上は客も来ねーかな、今日はそろそろ上がりかな、そんな雰囲気で道端に立っており、横をのんびりと通り過ぎる僕に声をかけようともしない(相手にされてないしけた親父?)。
名古屋に住んでいる人は名古屋の景気が悪いというけど、土曜の夜にこれだけ人が街を歩いてて、何を贅沢おっしゃいますかと言う感じ。
人が歩き人が空気を吸って人が人とつるんで店に入って真夜中に熱い湯気の出る肉うどんをすすって、おお、このてんぷら、バカウマっすとか。うーん、こういうのがいいんだよな。
さあ東京に行こう。仕事だ。