2010年10月07日

移住会社

先週木曜日にオークランドに戻り、金曜日は朝から続けて3件の会議、月曜日は朝から4件くらいミーティングをこなしてこれだけでかなりの量だが、火曜日からお客様の訪問があり準備とアテンドでばたばた。

今週のお客様はマカオ、シンガポール、マニラからと多彩で、彼らの国で今後の移住受け入れに向けた取り組みを検討する為に実際にニュージーランドで移住のワンストップサービスを提供している当社が普段東京で行っているセミナーの受講及びビジネスモデルの勉強をしてもらう。

やはり彼らは自国でいろんなビジネスを展開しているので飲み込みは早く早速自国でのビジネス展開を考えていたが、その時に出てくる疑問や質問はやはり日本での対応をどのようにすれば良いのかって事だ。

「え?そんな事日本で出来るんだ〜」から「え、そんな事日本でやってもいいんですか?」まで様々な「目からうろこ」が続いたようだが、実際に出来る。

ぼくがビジネスを開始するときは必ず専門書を読み込んで両国の法律を読み込んで両国の弁護士や会計士に確認を取り僕の解釈でいけるかどうかを確認する。

つまり思いつきや感情だけで進めているわけではなく、常にどのような状況であろうがこちらに論拠があるようにして進める。

ただちょっと違うのは、法律や習慣を学ぶ際にそれをどう解釈するかの部分だ。

例えば手元にあるA4サイズの紙を取り出す。そして最初に皆に聞く。「これはどんな形ですか?」すると誰も当然のように「長方形です」と答える。次にこの紙を筒のように丸めて円形の側を見せて「今はどうですか?」と聞くと、皆納得したように「丸です」と言う。

これは法律でもビジネス習慣でも同じで、どのようなものであれ見方を変えたり視点を変えたり考え方を少しずらせば随分と色んな解釈が出来る。

ここで当然のような質問が出てくる。「なんで御社のビジネスの方法を他社にセミナーするんですか、そんな事したらお客が他国に流れるじゃないですか?」

このあたりも実は解釈の違いである。普通の人はビジネスをする時にどうやったら儲かるかを考える。けれど僕はそれよりもまず「このビジネスは本当に社会に役立つか?」を考える。

つまり移住と言う作業は日本人の為になるのかどうか、である。そして突き詰めて考えれば間違いなく日本人が世界に雄飛する為に世界中に受け皿がある事は移住を希望する人々にとって朗報である。

ならば当社がこのビジネスを継続していけば自然と他国でも同じようなビジネス、つまり移住会社が出来上がるだろう。

けれどその時にその会社がどっかの馬鹿たれオーストラリアにある日系不動産企業のように日本でがんがんセミナーやって不動産売りたさに甘い事やきれいごとばかり言って、不動産売った後は知りませんなんて事で騙されて不動産買わされた日本人が「やっぱり海外は怖いよね」なんて事になってしまったら、海外移住そのものが疑わしい商売と思われてしまう。

それなら当社が持つノウハウを公開して、アジア各国で移住会社の展開を考えている人々にニュージーランド標準を学んでもらい、移住したお客様と10年以上の付き合いをしてもらいたいと思う。それが結果的に業界全体の信用度を高める事になるからだ。

こうやってアジアの仲間が少しづつ増えて来て彼らが「海外移住なんてちょっと大きな引越しですよ、楽しいですよ海外生活は♪」と言ってくれるようになれば、ぼくもうれしい。そうすれば日本人にとって世界が自分の庭になるのだ。日本政府の一部政治家と官僚を守るためだけの無意味な規制から逃れて自由に自分の好きな場所で生活する事が出来るのだ。

ぼくにとってはとりあえずニュージーランドで目指すのは移住5万人計画である。まずはこれを5年くらいで成功させたい。



tom_eastwind at 19:31│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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