2010年11月16日

投資の波

e1afc6b6.jpg*記事開始*
「日興アセット、豪・ニュージーランドの運用会社買収 65億円で」
 日興アセットマネジメントは16日、オーストラリアとニュージーランドの運用会社2社の買収を決めたと発表した。

買収金額は8000万オーストラリアドル(約65億円)。2011年2月に傘下に収め、オセアニア地域での投資・運用拠点を確立する。

 買収するのはティンダル・インベストメント・マネジメント(シドニー)とティンダル・インベストメント・マネジメント・ニュージーランド(オークランド)の2社。豪金融機関サンコープ・メットウェイから2社の株式をすべて取得する。2社の運用資産を合わせると255億オーストラリアドル(約2兆円)になる。
〔日経QUICKニュース〕2010/11/16 9:33
*記事終了*

今年の半ばくらいから日本企業とニュージーランド企業、特に金融関係が動いている。中心は日本企業によるオセアニア投資であり、オーストラリアの一部としてニュージーランドも一緒に買っておこうかみたいな感じだろう。

上記以外にも日本の中堅証券会社がニュージーランドのファイナンス会社と提携してNZ国債やトリプルA債を販売しようとしている。

米国で販売された腐れサブプライム商品に比べれば、国債や市債、水道局債などの方が余程堅実でありニュージーランドのインフラでトリプルAであれば安全な投資と言える。

長期的に見て日本円が凋落するのなら、今のうちに外貨預金をすれば良い。外貨預金よりも少し利率を良くしようと思えばインフラ関連の債権を買う方法もある。

意外と知られていないがニュージーランドの金融ルールは北半球に比べてかなり緩い。もちろん最近は昔に比べて厳しくなってはいるものの、それでも北半球に比べればずっと楽だ。

なので日本の金融機関であれば、今ならニュージーランドの金融機関を買収するってのは良い方法だと思うし、日本の個人投資家でも将来的なカントリーリスク分散の為にニュージーランドのインフラ関連の投資はお勧めだ。

日本で生活をしていると、ドルと言えば米ドルを指して、ドルが上がった下がったと毎日ニュースになっているが、ニュージーランドでは当然の如くキーウィドルがドルである。

面白いのは、今の日本のニュースでは円高円高と叫ばれていて80円前後で大変だ〜だけど、為替に詳しい人ならご存知の通りキーウィドルは豪ドルと合わせて対日本円でずっと上昇曲線を描いているのはお分かりだろう。

今の状態がある意味ニュージーランドにとって実体経済に近い為替に近づいているのではないかと肌感覚で思う。

肌感覚の1キーウィドルは85円だ。3年ほど前までは1キーウィドルは100円と感じていたが、日本のデフレの進行が進むに連れて現在では85円と訂正している。

という事は、例えば1キーウィドルが50円の時に100万円分のキーウィドルを買って外貨預金をした人は当時のレートで2万ドルの定期預金を組んだことになる。

1年後に2万ドルで5%の金利が付いて、税引き前で見れば2万1千ドルになる。これを現在の為替で日本円に戻すと、132万3千円。利回り32%!!!

けど何でかな、日本のニュースではニュージーランドは田舎だしちっちゃいから相手にされず、投資で言えば米国とかで福祉制度比較で言えば北欧が比較の対象となるが、実は金利も福祉も非常に優良な環境にある。

まあこんな事書いても、所詮は帯広の豚丼が美味しいですよと東京に住んでる人に言うようなものだ。まあ、無理して振り向いてもらうよりも、旅行に来てもらって本気で好きになってもらった方が良いので、まあこの程度でいいやと思っておこう。


tom_eastwind at 18:43│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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