2011年02月08日

官費で海外旅行ですかい!

『若手英語教員 米に半年派遣 −「内向き」打破、教える側から 「生きた言葉」指導力向上、文科省など 』

「英語を教える日本人教員の力量を高めようと、文部科学省と外務省は来年度から、2030代の若手教員100人を米国の大学に半年間派遣する事業を始める。英語の効果的な教え方を学ぶほか、ホームステイを通じてコミュニケーション能力磨く。日本人留学生の減少が問題になる中、教員が率先して海外に飛び出し、若者の「内向き志向」の打破につなげたい考えだ。」

 

ほうほう。政府民主党は自分たちを支える自治労や日教組を喜ばせるために今回は何と全額公費で半年の海外旅行をご招待ですか!

 

この事業にかかる費用は5億円、それによって得られる利益は日教組に参加している組合員の喜び。

 

まったくバカな話である。

 

ぼくは留学の仕事については十数年の経験があるしこれは旅行業の派生ビジネスであるからまさにぼくの業務範囲内の話であるからよくわかるが、よっくもまあ民主党政府、次回で敗退確定しているからってんで、今のうちに出来るだけたくさん余禄を獲得しておくつもりだな。

 

それにしても、20歳過ぎた人間が半年海外で生活して、それで「生きた英語」が出来るわけないだろ〜が!ましてや英語での指導力?笑わせるな、人生で楽をしようと役人を選んだ無気力な連中がどうやって指導をするのか?

 

この事業計画、当初は1000名を1年留学とか言ってたらしいが、さすがにそれやったらお手盛りがバレバレだからと人数や期間を短くしたのだろうが、いったんこういう流れを作れば、今回は政府が全額出してってことだから次は自治体にも出させるようにして役人合法海外旅行を拡大しようと計画しているのだろう。

 

そうやって日教組大海外旅行の出来上がりである。費用?もちろん全額税金ですよ。

 

10年くらい前かな、ぼくは大学卒業の条件に一年の海外生活を組み入れろと言ったことがある。

 

大学が4年制度なんてのは誰かが決めた規則なんだからそれを社会の変動に合わせて5年にすればよいこと。

 

大学在学中に一年間海外で過ごして、その費用の一部を政府が負担する、そして外から見た日本がどうなのか、本来の日本とはどうあるべきか、そういう事を考えながら英語の勉強もしてもらえばよい。

 

けれどそんな事を日本の留学会社に話をするとせせら笑われて「現実的ではないですね〜」だってさ。「だって日本政府はそんなこと考えてませんから」。それが今は全然違った形で税金で役人に海外旅行させようってんだから、まったくふざけんなである。

 

半年の留学の間も役人の給料は保障されているわけであり、こんな美味しい話はないわな。

 

国を変えようと思えば明治時代に国費で留学した若者たちのような人々に国家として投資をしなければいけない。今の時代であれば大学在学中に一年の海外生活をさせることは費用対効果を考えれば十分に効果が大きい。

 

外国で英語が通じないつらい思いをして、日本食レストランでアルバイトをして仕事の苦しさを学び、日本がどれだけ恵まれた国かを理解したうえで、じゃあ日本をどうしようかって考えるのが本筋ではないか。

 

なのにこれはまさに換骨奪胎である。はっきり言えば「生きた英語」なんて大学卒業して役人社会に入って一生首にならない生活を保障された人間が学ぶことなんて不可能。だって苦労を知らないし知りたくないんだから。

 

生きた英語が何を意味するのか?それは生き残るための英語だ。一生を保障されている人間がなぜ努力をするか?やらなくてもよい努力をすると思うか?

 

しないって、絶対。だって、公務員を選んだその時点で彼らは人生に安定を求めているのだから、つまり楽をして飯を食える道を選んでいるのに今さら苦労して「生き残るための英語」なんて学ぶわけがない。

 

もし役人の言う「生きた英語」が、米国人にHow are you ? と話しかけられてI’m fine thank you と返すことを意味するのならそれは日本の学校で十分に学べる。これは技術であるからわざわざ留学しなくても学べる。

 

生きた英語が日常の生活会話ではなくビジネスで使う英語を意味するなら半年の留学でも全く無意味。何故ならビジネス英語はまず日本語でビジネスを理解している必要があるけど学校の先生がどうやってビジネスの基礎知識を持つことが出来るか?

 

彼らは税金を使うことだけ学んでいるのであり金を生み出すことなど全く理解できない。母国語の日本語でさえ理解出来てないことをどうやって英語で理解しようというのだ。

 

生きた英語が生き残る英語を意味するのであれば、留学に参加する教師は一旦退職して給料をなしにして海外で生き残るためにどうするのかを考えさせるべきだ。しかしもちろんそんなことはあり得ない、何故なら彼らは給料を保障されてるから海外旅行に行くのだ。

 

では半年の留学で学べることってなんだ?それは日教組が権力を持つことがどれほど素晴らしいかを学ぶことだけだ。



tom_eastwind at 11:59│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | 日本ニュース

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