2011年05月01日

こども留学


今日も天気が悪く、買い物する為にハーバーブリッジを渡った昼頃には強風、ワイテマタ湾に白波が立っていた。夕方頃にはそれに大雨が加わり、今晩はまた停電かな、ローソクの場所を確認しておかなくちゃ。



福島県飯館村で東電が住民説明会を開いたが怒号の飛び交う集会になったようだ。



怒鳴って問題が解決するならいくらでも怒鳴ればいい。しかしどんなに怒鳴っても状況は変わらないのだ。ならばその状況で何が最上かを判断すべきだろう。



「誠意を見せろ!」とか「社長を出せ!」とか言うけど、誠意って何だ?金よこせって怒鳴ってるのか?社長が出席して、それで何か変わるのか?



加害者に対して被害者意識で感情論で怒鳴ったところで何が変わるものではない。それより今出来るのは何なのか?



せっかくだからこれを機会に新しい街づくりをするのだ。今までと同じ場所に同じ家を建てるなんて感情論的発想はやめよう。



どうだろう、原発による計画的避難区域の人々は、国内に避難先がないなんて後ろ向きの発想ではなく、これを機会に子供たち全員を1年くらい海外留学させればよい。その費用は東電から出させればよい。



留学させたくても金がないしな〜なんて思ってた親御さんからすれば、今回は東電の費用で留学出来るのだ、せっかくの機会だ、同じ学校の友達達と海外留学をさせるのだ。子供たちに広い世界や明るい将来を見せてあげるのだ。



行く先はもちろん原発のないオーストラリアやニュージーランドだ(笑)。ここで商売っ気を出しては良くないが、カナダ、イギリス、米国、オーストラリア、ニュージーランドの英語五か国圏で原発がないのはニュージーランドとオーストラリア(正確に言えば原子炉は研究用に存在する)だけなのも事実だ。



日本の本州程度のちっちゃな島国だしカラオケもパチンコもないけど、ないというなら原発もないし凶悪犯罪もない。人々は何よりも家族と生活を大事にしている。



もちろん停電もよく起こるけどそれを「電機はどうなった〜!」といちいち怒るのではなく「こんばんはキャンドルナイトだね♪」と楽しく受け入れる心の余裕がある。こんなこともあるよねって笑って過ごせる人間らしい生活がある。



狭い日本に住んでいるとなかなか見る事の出来ない生活を体験して、狭い日本に住んでいると思いもつかないような発想が出来るようになる。そんな子供たちをこれからの東北の未来のかなめに出来る良い機会なのだ。



多くの子供たちを海外に出して見分を広め英語力を身に付けさせ東北を中心にして海外から様々な受け入れが出来る環境を作るのだ。



一人で行くなら不安もあるだろうが、クラス全員で行けば怖くもない。小学生程度なら一年の留学でかなり英語力が身に付く。日本で必要な授業があれば先生が同行して放課後に教えてあげればよい。



どんな大変な事態でも生きていればそこから必ず何かを得ることが出来る。前向きに生きてみよう。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



tom_eastwind at 17:44│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔