2011年11月01日

最高の失業者対策→除染作業

東電と言う日本の超一流企業から直接失業者向けに資産の再配分が行われる。これってすごくない(笑)?


今までは儲かってきた企業が溜めこんだ内部留保を給与として支払えとか税金として徴収しろとかいろんな意見があったけど、今回の除染作業は実に素晴らしい失業者対策である。何せまず、除染作業ってのはがれきを取り除くだけの肉体労働だから大学卒などの資格が不要、中年だから放射線にまみれてもよしって命知らずであればだれでも出来るし現時点では科学的に見て作業者が中年であれば肉体的に大きな影響があるとは見られない。


日本では特別な能力がなければ一旦失業したら家族離散と青いテント生活と言うダブル不幸しかないわけでそう考えれば中高年に影響の少ないと言われている放射能なんてなんのその、行きます福島除染作業!ってなるわけだ。


除染にかかる費用が2兆円とも3兆円とも言われているがこれを失業対策と考えればどうだろうか?一人に一か月30万円x3年くらいを東電が支払ったとしても(みなさんなりに試算してみてください、びっくりしますよ〜)くらいの雇用が生まれる。


彼らは2年くらいかけて建設業の現場作業を学びユンボを使い重機を使いコマツと共に世界に飛び立ち建設現場を渡り歩くのだ!世界はすでに70億人の人口を抱えるようになり建設業は世界でますます必要とされる。そんなときに世界最高の技術を持つ日本の建設会社と日本人熟練労働者が世界に派遣されればと考えればどうだろうか?失業者対策と同時に職業訓練としても使えるではないか!

「狭い日本にゃ住みあきた、ぼくも行くから君も来い」、まさにこの機会を思いっきり利用して世界に出るのだ!「


池田信夫氏は「除染作業?そんな下らんムダ金があるなら他に使え!、」と怒っているが彼は経済学者と言う立場からの発言であり、今生きている人間よりも経済的合理性を求めるわけなのだから当然の発言と言えるしその意見は経済合理性と言う視点から非常に学ぶものがある。しかし政治的に見た場合、これを失業者対策と考えれば違う結論が出るのも当然であろう。


もちろん人足の送り込みで中抜きをする会社(新日鉄とか)もあるが、それでも雇用は生まれるし除染作業は東電の積み上げた資産で直接支払われるのだから、少なくとも政府による再配分ではないので普通の労働者全体(役人除く)の取り分は増加する。


役人もバカばかりではないわけだし東電負担による除染作業であれば失業者対策になるし結果的に東電を税金で助けるにしてもそれは再配分による失業者対策であり、どちらにしても悪い話とはならない。


もし最初からこの「落としどころ」を狙ったのであれば役人もあっぱれ。真相は当面やぶの中であろうがどちらにしても結果的には面白い答が出たものだと思う。出来ればこの作業を請け負う企業に対して最初から条件として彼らの費用負担でがれきの取り除きだけでなく夜間授業で建設業の基本を教えてみてもよいだろう。発想さえ変えればどのような状況もプラスに出来る。



tom_eastwind at 07:39│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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