2011年11月30日

いつか来た道

★記事抜粋開始

反原発の『美味しんぼ』が政府(エネ庁)の反原発世論監視活動の対象に! 

「いたずらに不安をあおる」 

作者の雁屋哲さん 「書いたことは不正確ではない。電力会社に不都合なだけだ。私も漫画の登場人物も実名を明らかにしている。(エネ庁への監視報告で)コネントした〔財団の〕人も実名を明らかにしなさい」!(東京新聞)。

この記事で特に興味深いのは、『美味しんぼ』への監視に言及した部分だ。『ビッグコミックスピリッツ』2009年12月7日号の連載では、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場を扱った。「もし大事故が起こったら最悪の環境破壊です」というセリフ等6点に言及し、「『いたずらに不安をあおる』などとなじった」

 

20111120日の東京新聞で特集が組まれておりそこでは日刊紙の社説から中学生の意見まで情報収集してそれぞれに反論、原発がどれほど安全かを訴えてる。とくに中学生の意見は20091012日だ。「(チェルノブイリのような)恐ろしい過ちを二度と繰り返さない為に太陽光発電に転換」に対して「原発を止めるなら技術の進歩はない。太陽光はあくまで補完エネルギー。幼稚な意見」と反論している。

 

「今年からはなお、新聞や週刊誌を対象とした監視事業は昨年度で終了したが、今年度からはブログやTwitter等、ネットの情報を対象にしているという」

 ★抜粋終了


中坊相手に幼稚な意見!とばさっと切るか普通。きちんと説明しようよ。てかこの投稿が2009年に行われてて2011年に恐ろしい過ちが起こったわけで一体どっちが正解だったんだって事になる。

 

けど何よりも怖いのは政府がいよいよネット監視を始めて特定の情報発信者をリストにしてしまうという点だ。これは日本で生活をしている限り一生付きまとう事になる。

 

政府は一旦入手した情報は長期にわたって秘匿しているし役人は公安とも繋がるので一人の人間の情報すべてが政府により把握され、何かやばい事を発信しようとすればそりゃもう政府の監視、子供がいれば学校にも警察から連絡が行くだろうし大手企業で働いていれば総務担当、役所で働いてれば今は労組が政権持ってるからまだ良いようなものの、労組が政権を失ったら公安が真っ先に叩きに来るだろう。

 

こういう時に一番打たれ強いのは共産党である。何せ戦前に結党して以来何十年も日本警察公安を相手に戦ってきたわけだから。

 

元々戦後に出来た警察組織の公安はその監視対象を共産党と決め打ちしており戦後であっても共産党活動とは非合法活動に近い、てか随分非合法な事もやったわけで日本国内で共産党に入り込んだ公安のスパイもいるかと思えば共産党のシンパが政府の動きを探ってみたりでまさにくんずほぐれつの激烈な戦いがあった。だから戦い慣れているので何やったらやばいけどこうやったら大丈夫みたいな事はよく知っている。しかし一般市民はそんな事知るわけがない。

 

今の共産党は平和路線であるから公安も以前のように見つけ出し次第たいーほ、なんて事はしない。今の公安は国際テロリストや怪しい宗教団体を狙っている。公安も人員削減されたくないから常に敵を作っておく必要があり、その意味で例えば経産省キャリアが東大法学部同期卒業の警察庁公安キャリアに「おい、ちょっと洗ってくれや」と言えばパンツや褌を洗う話でない事など誰でも分かること。

 

「なぬ?お上の言う事に逆らうと?そりゃけしからん、リストを寄越したまえ、調べて前科のある奴とかやばい事をしている奴がいれば速攻で24時間監視だ。隙を見せないけどやばい奴がいればいつものように痴漢に仕立てればいい。どうしてもいう事聞かなけりゃ裏で繋がってる反なんちゃらに電話して沖縄あぽーんしてもらうさ」みたいな事になる。

 

いよいよ日本も余裕がなくなりどん詰まりまで来たようだ。まさにいつか来た道である。



tom_eastwind at 19:57│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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